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2012年9月3日月曜日

Wぽんせんべい

久しぶりにS氏のオーディオルームにお邪魔してきた。以前紹介したが、Wぽんせんべいは凄かった。

  (注意)奥の左右の細長いスピーカーと四角いウーハーはダミーです。

Wぽんせんべいは凄まじかった。音の広がりに加えて厚みが増していた。やや繊細で美しい音であったのが、非常に力強い音に変わっていた。ウーハーはJSP方式。やはり箱の制約を感じる。ライポールの復活も面白いかも。

それにしてもぽんせんべいはもやは絶滅危惧種でヤフオクでもほとんど見かけなくなった。あとどのくらい日本に生息しているのであろうか。



2012年7月24日火曜日

ぽんせんべいW

久々にS氏から最近のオーディオルームの写真が届いた。

なんとヤマハポンせんべいが上下にWになっているぞ!

貴重なJA-3504Bを最近入手したとのことで、状態はかなり良いようだ。

音は「振動板の動きが半分ですむので、解像度が高く、歪感は低く、細かいニュアンスがよりいっそうはっきりした」といった感じ。

でもこれは広いS氏のオーディオルームならではで、狭い我が家では威圧感を感じそう。

でも聴いてみたい!!!



2011年5月4日水曜日

サランネット完成!

自作 後面開放SP(ぽんせんべい)+ウーハーのサランネットがようやく完成です。S氏の作業場と道具を借りて、前のサランネットを利用しつつ、ウーハー用は別途作成しました。やっぱりスピーカーにはサランネットが必要ですね。



2011年3月2日水曜日

自作 サランネット完成しました!

落ち着いた感じになりました。いい感じです。高級感が漂っています(?)

2011年2月26日土曜日

自作 サランネット(2)

今日は、サランネットの枠組みをした。木工の工作をする時は、作業台があると捗るのだろうと思うが、木材のやすりがけだけは外でやり、後はすべて部屋の中でやった。

最初の1個は、ボンドと木ねじで接着したが、次の1個は、左右が多少歪んでいるのでボンドの接着面が真っ直ぐにならずしっかりと接着しない。しかたなく、ボンドと釘で打ち付けた。


後は、サランネットを貼り付けるだけ。今日はここまでにした。

2011年2月25日金曜日

自作 サランネット

いつまでもサランネットなしという訳には行かないので、ホームセンターで、枠木とマグネット、ネットでサランネットを購入。
枠木は、ホワイトパイン。12×30×790を4本、12×30×356を6本。
今度の土日で作業をしよう。
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エッジ修復

NSスピーカーのエッジ(の接着剤)が干乾びてボロボロになっているので、師匠の助言でボンドで修復することにした。北海道のファンテックから「デービーボンド」というのを購入。


エッジにボンドを塗っていくだけ。ただし、透明かと思ったら黒だったので、上手に塗らないと飛び出したりして目立つ。

ちょっとはみだしでこぼこしている


できあがり!
まあ、こんなもんでしょう。

2011年2月23日水曜日

幸福感に浸れるNSスピーカーの音

ついに自作アンプ切替器もはずし、スピーカーケーブルをベルデンからWEに変えた。一段と音が澄んできたように思う。

ところで、NSスピーカーJA-3504Bの再生周波数帯域は60Hz~20000Hzで、最低共振周波数(fo)は60Hzだ。低音は十分に再生可能な仕様だ。

ただし、音の出方は、コーン型スピーカーとNSスピーカーとでははっきりと違う。コーン型スピーカーの低音は、ユニットが前後に振動しその振動が音圧となって「どんどん」と伝わってくる。ただ、音の鳴る範囲はユニットの大きさに限定されうるさくも感じる。一方のNSスピーカーの低音は、ユニットが「どんどん」振動したりユニットの音圧は全く感じないのだが、部屋の空間の中で、まさに生のウッドベースが鳴っているように感じるのだ。

余計なものを取り払う度に音が綺麗になっていく。そして敏感さも増していくように感じる。ケーブルを交換しても音の違いが分かるような敏感さだ。

それにしてもNSスピーカーは、ほんとうに楽曲が蘇り、目の前で演奏しているように感じる。あらゆる音が太く明確で美しくライブ感覚に溢れている。聴いていると飽きることがなくほんとうに幸福感に浸ることができる。


2011年2月20日日曜日

YMAHA NSウーハーを使った自作後面開放型スピーカー

友人でオーディオの師匠であるS氏のメインスピーカーは、YAMAHAのNSスピーカーを使った自作後面開放型スピーカーだ。この音、一度聴いたらもう二度とコーン型に戻れないほど次元の違う音が鳴る。



ユニットではなく空間で音楽が鳴っている自然さに惹かれた。これぞ究極のスピーカーではないか。どうしても欲しくなり自作することにした。

まずは、NSスピーカーの確保だが、何せ40年近く前のスピーカーだから、簡単には入手できない。と思っていたところ、待ってましたと言わんばかりに「YMAHA NS-570」が絶妙なタイミングでヤフオクに出ている。競争相手もなく簡単に落札できた。ただし、落札額より送料のほうが高かったが(とほほ)。

NS-570
元々は白、下手な塗装で黒い

NSシリーズは、後面開放型が主流だが、NS-570とNS-550は密閉型で、しかも当時はめずらしいトールボーイだ。

外装をやり直してこのまま使ってもいいかもと思ったが、やはり箱の制約を受けない後面開放型の音が忘れられないし、外装も汚いのでこの箱は諦めることにした。中を開けると、外側とは違って、40年近い歳月がたっているとは思われないほど良い状態でほっとした。

中はとてもきれいだった
38cm×29cm(エッジ含む45cm×35cm)
密閉型に使われる為か、
エッジが幅広のスポンジになっている
状態も非常に良い
JA-3504B
マグネットは超異方性高性能磁石
最大エネルギー積は他のマグネットより25~50%は大きい

下の写真は、我が師匠の自作後面開放型スピーカーのサランネットを外した素顔だ。同じJA-3504Bを使用。下の部分は箱になっており13cmウーハーを仕込んである。JA-3504Bは枠に固定してあるだけで後面はない。これを作成する前の試作用のバッフルが残っているというので、それを使わせていただくことになった。

師匠の自作JA-3504B後面開放型スピーカー

下の写真は、師匠の試作用バッフルに、NS-570から取り出したJA-3504Bを取り付けた私のスピーカー。師匠のものとそっくりだが、下部にウーハーはない。そもそもNSスピーカーは、ウーハーだから低音もしっかりと出るので、小さな部屋では追加のウーハーは必要ない。

私の自作JA-3504B後面開放型スピーカー

もう少し離したいが部屋が狭くこれで精一杯
流石にサランネットがあったほうがよさそう
聴いたことがないほど素晴らしい音だ。ユニットから音が出ていることを全く感じない。音がスピーカーの周りの空間から出てくる感じで、非常に生々しい。低音も驚くほど出ている。朗々と太く鮮明でまさにそこで歌い演奏しているようなライブ感に溢れた音だ。

全ての音が生きており、ナチュラルそのもので、痩せたところ、破綻したところ、きついところ、嫌味なところが一切なく何時までも飽きることなく聴いていたいと感じ、体中が幸福感に包まれる。

丸いコーン型スピーカーの美しいが箱に制約された音とはまるで違うのだ。あらゆる制約から解放され、空間に自由に伸び伸びと広がる自然な音。あらゆる音がエネルギーを失なわずに空間を満たす。そしてその空間の中で、人が歌いドラムが鳴りベースが弾ける。あらゆる楽曲が力強く美しく生々しく蘇る。

この音を聴いてしまうと、コーン型スピーカーが如何に雑みや歪んだ音であるかを思い知らされる。常に何かが足りずどこかが破綻し満足できない音だ。あれこれ策を凝らしても、もぐら叩きのようなもので、捏ね繰り回しているだけで、結局は不満が残る。

これほどの音はかつて聴いたことがない。なぜこれほどのスピーカーが僅か3年で廃れてしまったのだろうか。スピーカーに求められる全てを兼ね備えた完璧なスピーカー。これこそがほんとうのスピーカー。

発売から38年後に初めて出会った幸運に感謝。師匠、こんなスピーカーを教えてくれてありがとうございます。

2011年2月18日金曜日

発砲スチロールのスピーカー YAMAHA NSシリーズ

発砲スチロールのスピーカーユニットがある。そんな馬鹿なと思うが、ほんとうにある。あのYAMAHAが1967年~1973年のわずかな6年間だけ発売していた幻のNSスピーカーだ。




発砲スチロールだよね?
「ぽんせんべい」っていわれてたんだって?
まともな音が出るとは思えないな。

とか言いながら、実際に聴いてみると「ええっ!」と腰を抜かす!

なんで???
どうして???
発砲スチロールからこんな音が出るははずがない!
ほんとにこの発砲スチロールが鳴っているのか????!!!!

どんなに否定しようが「ぽんせんべい」はもの凄い音で鳴っている。
その事実を突き付けられ、しばし呆然とした後、じわじわと驚きと称賛の気持ちに包まれる。

ユニットの存在を感じさせないまさにナチュラルな音(NSはナチュラルサウンドの略)。ユニットではなく空間の中で音が鳴っている。人間の声、弦の響きが非常に生々しいく、まるでそこで演奏しているかのような自然でライブな音だ。

さすがに低音は無理だろうとの思いもあっと言う間に裏切られる。
しっかりと締まった太い低音が空間をどんどん鳴らしている。
音に十分な厚みもある。重過ぎず軽薄でもない。

このユニットは、1956年の「エレクトーン(D-1完成)」や1966年の「エレキギター(SGシリーズ発売)」のアンプに搭載されていたものをオーディ用に転用したもので、独特の形はグランドピアノの形を真似たものらしい。

1967年11月、YAMAHAはNS(ナチュラルサウンド)スピーカ「NS-20・30」を発売し、翌年の1968年に「NSステレオシステム」を発表した。

YAMAHAは日本一の楽器メーカーであったが、エレクトーンやエレキギターで電子楽器の実績を磨き、そこで培った音響技術で、オーディオ業界へ進出したのであろう。

NS-20
ユニットの後ろが前を向く

NSシリーズの基本は後面開放型だ。箱はユニットを保護する為のもので、箱がなくてもしっかりと鳴る。箱を必要としないユニットなのだ。

箱がないので音が部屋の中に伸びやかに広がる。ユニットのエッジが前後に動かないので、ユニットから音がでている感じがしない。ユニットの歪みのようなもの制約感みたいなもの圧迫感のようなものを全く感じない。ほんとうにナチュラルなサウンドだ。スピーカーというよりも楽器といったほうがしっくりくるようなサウンドだ。

しかし、世の常として良いものが売れ生き残るとは限らない。YAMAHAはわずか6年でNSスピーカーの発売を止め、コーン型スピーカーに大転換を図る。

NSスピーカーは、音質的には、その後に発売するコーンユニットに決して負けることはないし、むしろ、YAMAHAの歴史の中でも最高のスピーカーだったのではないかと思うくらいだ。

しかし、何故こんな凄いスピーカーが売れなかったのだろうか。確かに、発砲スチロールだし、見た目も不格好でコーン型に比べるととても美しいとは言えない。そしてなんといってもサイズが大きいのだ。最低でも35cm、最大70~80cmはある。わが国のウサギ小屋に置けるサイズでなかったことが最大の要因かもしれない。世界のスピーカーの主流派コーン型だ。オーディオマニアや評論家も、駆け出しのYAMAHA製品に対する評価は厳しかったのかもしれない。

今や発売から44年が過ぎ、この発砲スチロールユニットは、残り少ないことだろう。ただ材質が発砲スチロールなので経年劣化には強いと思われる。箱もそもそも必要がないので、新しく作り直せばOKだから、比較的再生可能性の高いスピーカーだと思われる。

調べているうちに、このユニットのファンが結構いることを知った。人に知られず秘かにこの高音質を堪能している隠れファン達。だから、ブログに紹介したりすると、ヤフオクの競争相手が増え値段も上がる!黙って静かにしておれ!とお叱りを受けるかもしれない。

できれば、全国的に発砲スチロールファンが増加し、YAMAHAさんも驚いて、ついうっかり発砲スチロールユニットの再生産決定!なんてことにならないものかと淡い夢を抱いているのだが。

でかい。後面開放です。

コーン型に比べると見た目の美しさでは負けます。

状態のいいものです。ハイファイ堂さんで売っています。
http://www.hifido.co.jp/KW%C2%E7%BF%DC%CB%DC%C5%B9/G0202/P0/A10/J/0-20/S0/C10-56062-88065-00/