しかし時間を少し置いた今日、もう一度、朝からじっくりと聴き比べをしてみて、最初は気が付かなかったDACの違いを感じることができた。むしろ、その違いがよりはっきりしたかもしれない。
TDA-1545Aだが、やはり音の自然さは群を抜いていて、まるで高原のそよ風のような心地よさを感じる。これだけを聴いていると特に問題は感じないのだが、FN1242Aと比べると、メッシュのように粗く音が足りない部分を感じる。しかしふんわりと優しいのでその粗さを感じさせないようだ。
FN1242Aの音は、不思議な音だ。独特の世界がある。まず、音が力強く稠密で濃厚だ。音がくっきりハッキリしている。ボーカルに色艶があり歌が新鮮だ。ピアノの音が力強くこれが本当のピアノの音なのだ!と思わせるほどの感動がある。聴いているとどの楽曲も素晴らしく次に進めなくなる。やはりFN1242Aが一番かも。
FN1242Aの音は、不思議な音だ。独特の世界がある。まず、音が力強く稠密で濃厚だ。音がくっきりハッキリしている。ボーカルに色艶があり歌が新鮮だ。ピアノの音が力強くこれが本当のピアノの音なのだ!と思わせるほどの感動がある。聴いているとどの楽曲も素晴らしく次に進めなくなる。やはりFN1242Aが一番かも。
そして、AK4495Sだが、これも素晴らしい。力強さもあり高域から低域までレンジが広く美しい。ボーカル、ロック、ポップス、ジャズ・・、何でもOKだ。これで聴けばどんな音楽でも楽しませてくれるに違いない。非常に優秀なDACだと思う。
ES9018(BoffaloⅡ)は、引いた感じのスッキリとした音で、感度が高く繊細な音だ。レンジが広く高域から低域まで美しい。これもこれで聴きこんでいくと十分に満足できる音だ。しかし、FN1242Aと比べると明らかに力強さに欠ける。バンド幅の調整もなにもしていないのでやや粗い感じもする。どうもこのDACは追い込めばもっといい音がするのではないかと思わせるところがある。追い込んでいくうちに嵌ってしまうのだ。しかしそれでもほとんどの人が到達できないNo Bandwidth!極秘?要金?
前回、音が高音質化するとどのDACチップも同じ音になるのか?!と思ったのは完全に間違いだったようで、拙速な感想で申し訳ない。
前回、音が高音質化するとどのDACチップも同じ音になるのか?!と思ったのは完全に間違いだったようで、拙速な感想で申し訳ない。
DuCULoNによって、どのDACも凄い音に進化したが、その中でも、結局、一番気に入ったのはやはり FN1242A だった。次にAK4495S、TDA-1545A、ES9018って感じか。ES9018が最低になったのは、単に好みの問題で、追い込んだDACであればもっと凄い音がするのかもしれない。
しかしもはやFN1242Aは手に入らないのだから、選択肢はAK4495SとES9018だろう。機会があれば他のDACもいろいろ聴き比べてみたい。