BunpeiさんからUSBアイソレーター「intona」をお借りした。ドイツ製で、オーディオ用ではなく医療用のものらしい。アイソレーター(ロジックIC)を使っておらずFPGAで組んだものだそうだ。USB2.0 HiSpeedに対応しているとのこと。 バスパワー駆動で電源不要。
http://intona.eu/en/products
我が家のUSBフィルターと聴き比べをしてみた。
① どちらもなし(PCとDDCを直接USBケーブルで接続)。
良い音。決して悪くない。最近のPCはノイズ少なくUSB転送方式もアイソクロナス方式に変わってから格段に音が良くなった。
しかし、②③と聴き比べてしまうと、音にうるさい尾ひれが纏わりついている感じで、また音のあちこちに穴があいているような粗さを感じる。
② 我が家のUSBフィルター。
一聴くして、音が変わることがはっきりとわかる。①にあったうるさい感じがなくなり音が落ち着く。非常に稠密で滑らかになる。音に艶があり音が光り輝く感じ。ボーカルや弦楽器やピアノはたまらない。
③ 「intona」
②と同様に、①にあったうるさい感じが全くなくなり音が落ち着くが、②よりもバランスが良い感じ。稠密で滑らかだが②のような艶や輝きはない。普通のいい音。重心が少し低い感じ。
④ ダブル
両方つないでみると、色艶と輝きがありながらバランスもよく、両方のいいところ取りといったところだ。
いずれにしても、USBの音は良くなったといっても、こうしたフィルターを付けると断然よくなる。
今回の比較試聴では、我が家のUSBフィルターがかなりの健闘をしていることがわかった。
「intona」は3万円程だそうだが、電源も不要でハッキリと効果も実感できた。