2017年10月12日木曜日

後面開放復活!

ぽんせんべい以来の後面開放スピーカーが復活した。

「さわふじ DP-12G」という30年ほど前に販売されていた平面型フルレンジスピーカーユニットだが、師匠のS氏がネットで発見し送ってくれた。

後方にも音が出るので後面開放型ユニットとしても使うことができる。昨夜、出張のついでに我が家でセッティングも手伝ってもらった。チャンデバの修理が終わったばかりで後面開放の音を聴くにはちょうど良かった。

ウーハー用スピーカーの上にDP-12Gを乗せて、部屋の前後の真ん中、左右の壁際に、かなりの内振りで配置する。

前後の位置調整(位相合わせ)、左右の音量調整、上下の音量調整、スピーカー全体の位置の調整など、繰り返す。

最適な設定が決まると、スピーカーユニットからの音は消え、音像がピタリとスピーカーの向こう側、部屋の正面奥に立上り、部屋の奥側に音の空間が広がる。

この不思議な音像空間は、後面開放を聴いたことのない人には想像もできないだろう。

ヤマハのポンせんべいの時は、低域を出すのが上手くいかず苦労したが、DP-12Gは筐体が小さいのでウーハーの上に置くことができ、ウーハーの低域とのつながりも自然だ。

部屋の後ろに音像ができるので、狭い部屋でも空間を大きく使うことができる。狭いうちにはピッタリのスピーカーだ。ただし、部屋が広いと後方にもっとダイナミックな音像空間の広がりを体験することができる。

尚、今のツイーター用パワーアンプがLM3886シングルなので、この際、LM38864パラ
を新たに作ることにした。

2017年10月8日日曜日

チャンデバ作り直し

いつからだろう。少なくともこの数カ月は、どうにも音がしっくりこない。

位相がずれてる、ノイズが出る、音割れがするといった症状が続く。スピーカーの調整と言うことでいろいろやってきたがどうにも成果が出ない。ツイーターが壊れたのか? 

その間ベルウッドさんやケンリック細井さんの訪問がありいろんな指摘をうけたが改善されない。

結局、ツイーターが逝かれたのだろうと、ツイータもしくは2WAYスピーカーの買い替えを検討したのだが、

最後にと思い、チャンデバを分解し基板の点検をした。すると、入出力端子で接点不良を発見、また、バッファ基板の右チャンネル出力のターミナルブロックの3本のうち1線がゆるゆるな状態であることを発見。

これだ! と前のめりで修理したのだが残念ながらそれでもノイズや音割れがつづく。手持ちの全てのオペアンプをとっかえひっかえしてもだめ、発振するオペアンプもある。

どうもチャンデバが怪しい。ということで、チャンデバを全面的に作り直してみることにした。

うちのマルチは、フルレンジに、高域と低域を軽く乗せているだけなので、現在の12dB/octをより緩やかな6dB/octに変更することにした。

なので回路も非常に単純。結線をしっかりする為に、信号線も電源線もターミナルブロックをやめてXHコネクタを使うことにした。両ウイングを張り出したLH0032が使えるように、上部はオペアンプとカットオフ周波数を変更する為の抵抗のみとして、部品及び配線は全面的に裏面とした。
作製前
新規作成

















新しいチャンデバが完成(まる1日掛かった!)

早速、オペアンプを装着し再生。 一発で音が出た!

ツイーターが綺麗な音で鳴っている。位相のずれもノイズも音割れもない!
おおおおお、これ!これ!これ!この音!やっと元の音が戻ってきた!

結局、ツイーターには何の問題もなかった。やはりチャンデバに問題があったのだ。
以前はいい音でなっていたのだから一体いつからおかしくなったのだろう。
まあ、これでこの数か月悩んできたスピーカに関する問題が全て解決した。

次に、オペアンプが無事かどうか確認した。すると、悲しいことにLH0032が6個中5個がノイズと音割れがする。あー虎の子のLH0032がほぼ全滅とは!チャンデバだけでなくLH0032も壊れていたのだ。

チャンデバの命はオペアンプ。手元にLH0032、MUSE02、OPA627BP他沢山のオペアンプがあるが、LH0032が文句なしに高音質だ。圧倒的なエネルギー感、切れの良さ、スピードこれを聴いたら他は聴けないと思うほどだ。これが逝かれていたとは!絶句。急遽、ebayで10個再調達した。

取り合えず、バッファにMUSE02、ハイパスとローパスにOPA627BPを使った。んんん?
LH0032と遜色のない音がでている。流石、MUSE02とOPA627BPだ。LH0032が来るまでは、しばらくこれでいくことにしよう(もしかしてこのままで行けるかも)。

追記:久しぶりにオペアンプの動向を探ったら、新日本無線から「MUSE03」がでていますね。なんとシングルなのに中に2つのオペアンプが入っているとか。聴いてみたいですね。

2017年9月28日木曜日

デュカロン到着


ようやく届いた。注文から3か月。メーカにも代理店にも在庫はなく、受注生産。しかも、工場で手作り。高価なので沢山の手持ちは難しい中、何とか4個を確保した。

しばらくこれで忙しくなるなあ。




2017年9月26日火曜日

試聴機

試聴機が完成しました。ご興味のある方には貸出をいたします。
*年内の予約が埋まったので、予約受け付けは一旦中止させていただきます。



貸出機概要
・入力端子:USB×1、SPDIF(光×1、同軸×1)
・出力端子:RCAシングルエンド×1
・USBインターフェース:XMOS(XU216 2000MIPS)
・DACチップ:AK4497デュアルモノ
・アナログ出力:ファインメットコア・ライントランス「TLT-1010sswj」で差動合成
・電源は3.3V×5、5V×3全て独立電源

貸出希望の方は、以下の内容を記載の上、メールでご連絡ください。
*貸出期間は原則1週間程度でお願いします。
*往復送料のみご負担ください。

記載内容:住所、氏名、電話番号、携帯番号、今お使いのDAC名
連絡先:asoyaji@gmail.com

◎現在の貸出予約状況(●:予約あり)
●10月6日~12日
●10月13日~19日
●10月20日~26日
●10月27日~11月2日
●11月3日~9日
●11月10日~16日
●11月17日~23日
●11月24日~30日
●12月1日~7日
●12月8日~14日
●12月15日~21日
●12月22日~28日
*一旦受付を中止します。





2017年9月16日土曜日

フルーエンシープレーヤー+デュカロン

フルーエンシープレーヤーのクロックを停止して、DACからデュカロンのクロックを引き出し、フルーエンシープレーヤーに入力した。


これぞ激変。これまで少し焦点の甘かった音が、きりりと締まりソリッドでビビットで恐ろしいくらいの生々しい音に変わり、弱かった低音がズンズン出ている。驚異的な解像度だ。やはりデュカロンは並みのクロックではない。

毎日聴いているデュカロンの音であるが、こうして比べてみると改めてその驚異的な力を思い知る。

デジタル音楽で、SNが高く静かでノイズのない素晴らしい音を再生する機器は多い。しかし、よくよく聴くと、音の粒の焦点が甘く丸いものがほとんどだ。残念だがこれはクロックの精度が低いからだ。

ここがデジタルの肝で、デュカロンのような高精度のクロックを入れると音が粒立ち焦点がはっきりとし上記のようなまるでアナログのような音になる。いやソリッド感から言えばアナログ以上だ。デジタルはやはりクロックが命なのだ。


フルーエンシープレーヤー+AK4497DAC


電源をリニア電源に変えるとよりSNが上がり低域も出るようになった。また、エージング進みどんどん良くなる。

自然さ、やさしさ、艶、言うことなし。まるでアナログのような音、本当に気持ちの良い音。「桜の栞」「みだれ髪」言うことなし。もう止められなくなってずっとこのままいつまでも聴いていたい気分だ。

フルーエンシー補完した楽曲を4497で聴けるとは想像すらしていなかった。フルーエンシー補完ってこんなに良かったのかと改めて感嘆している。

どうしてフルーエンシー補完が受け入れられなかったのか残念でならないが、今こうして、形を変えて復活し手元で聴いていることに感謝感激。半導体計測屋さんありがとう!

外部クロックも入れられるので、デュカロンのクロックを外出しして繋いでみようかと思う。どんな音になるのだろう。期待が膨らむ。

スピーカー調整(7)アルパインの復活

最終とか、最高とか、軽々しく言ってはいけない。スピーカー調整もこれで御終いと思っていたが、その次があった。


スピーカー調整(6)最終は、真空管プリアンプを入れてのものだった。その際、アルパインのツイーターがビビるので取り外し、スピーカー付属のツイーターを使っていた。

しかし、真空管プリアンプを外したらどうだろうと思い、外して聴いてみると何やらノイズっぽく物足りない感じだ。そこで、もう一度、アルパインのツイーターに繋ぎ変えて、「桜の栞」を再生すると、ノイズ感が消え、コーラスが空間に気持ち良く広がり、全然、こっちの方が良い。ビビることも全くない。

結局、真空管プリアンプを外し、アルパインのツイーターを復活させた。やはりプリアンプはなくても良いようだ。また、安いアルパインのツイーターが空間感をより醸し出し非常に良いことも再認識した。

二転、三転、四転、音の調整は奥深い。自作なので自分でいろいろ装置をいじれるが、既製品の方は調整も大変だろうと思う。