2017年7月14日金曜日

ファインメットコア電源トランスで両波整流

両波整流用のファインメット電源トランスが届いた。2次側は、巻き線が5系統出ていて、1系統(3本)の両端は12Vで中点が出ており両波整流で使う。整流後のDCは7.5Vだ。

以前の実験で半波整流の方が音が良いことは実証済みだ。その理由は、恐らく、ブリッジ整流の場合、商用電源の1サイクルで2個のダイオードを通過するが、半波および両波整流は1個しか通過しないからではないかと思われる。

半波でもよかったのだが、2次AC出力の1/4にまで電圧が落ちかなり非効率なので両波とした。両波は、半波+半波で実質半波だ。

AK4497DM DACのトロイダル電源トランスおよびブリッジ用電源基板を両波用に改造したものに全面的に交換した。

早速、音出し。音を出した瞬間にその違いがわかるほどの激変だ。これは凄い! ファインメットコア電源トランスと両波整流はやはり素晴らしい。深夜なので今度の土日に大音量でじっくり確認するとしよう。



2017年7月6日木曜日

9038差動合成専用ライントランス!


待望の特注ESS9038PROの4ch差動合成ライントランス(TLT10410ssWJ)が届いた。

9038DACチップ出力は8chの差動出力であるが、基板内で2chを1chに結線合成し4ch差動となっている。

ライントランスの一次側は、4ch差動出力を受けられるように、3×4=12入力端子が出ている。端子3つで一組(両端と中点)だ。
左右8チャンネルをトランスで差動合成することになる。というかその為に作成した特別なトランスだ。

通常のライントランスと並べた写真が下だ。右が通常のライントランス。

早速、交換。
音だし。
化けた?!

うーん。音が良くなったというより、深みと空間感が恐ろしく向上している。ダイアナクラールの歌う口元がわかるくらいの定位感で圧倒的な実在感だ。深みがあって豊かで非常に心地よい。耳に聴き疲れが感が全くない。AK4497のソリッドで明るく力強い音とは傾向が違って面白い。個人的にはAK4497が好きだが、これは気持ちよくて聴いているうちに眠ってしまう。

やはり9038PROの本来の差動8チェンネル出力をそれぞれトランスで差動合成することで、9038の本来の音を余すことなく聴くことができているのだと思う。

9038をお使いの方は是非ともこのトランスで差動合成されることをお勧めする。

*これにデュカロンのクロックを入れればAK4497+デュカロンと双璧の史上最強のDACになることであろう。

2017年6月30日金曜日

デュカロン切り替え回路

デュカロンは、Stanby機能のないバイポーラ出力が標準だ。NDKさんによれば、Stanbyを付けるとCMOS出力となり精度が落ちるのだという。

もちろん、我が家のデュカロンもバイポーラ出力でStanbyがないので、XMOSのS1,S2信号を受けてデュカロンの45MHzと49MHzを切り替える回路を自作している。

切り替えに使うICはスリーステートバッファで、これまで、74VHC125を使っていたが、今回、より高速な74LVC125(上写真左)に交換してみた。これまでより、より静かに、より滑らかになった感じだ。

また、DAI基板には外部クロック24.576MHz(固定)を入れられるので、デュカロン49.152MHzをD-Type Flip-Flop74LCX74(上写真右)で1/2分周して入れた。やや粗さのあったCDPが驚くほど良い音になった。これは効く。

最近、デュカロンの音が本当に良いと感じる。ファインメットトランスとデュカロンは一生の宝物として大切に使っていきたい。


2017年6月27日火曜日

ESS9038PROのノイズが取れた

やなさんのESS9038PRODM基板のノイズが完全に取れた。これでようやく安定した音楽再生ができるようになった。前回入力電圧を4V→5Vに代えてノイズが取れたと書いたが、それでも時々ノイズが出ていた。

原因は、匿名さんが教えてくれたR2抵抗(47KΩ)だった。これを外すとびっくり。あれほど悩んだノイズが完全に取れた。匿名さんありがとうございます。これでやっとまともに聴けるようになりました。取りあえずの対応だが、早急にインバーターをLVCU04もしくはVHCU04に交換しようと思う。尚、電圧を4Vに戻し、ベタアース接続をファインメットビーズに戻しても全く問題なし。

*(お詫び)その後、再度R2抵抗を元に戻してみましたが、全くノイズのない音がでました。ということで、R2外しは無しとさせていただきます。ノイズが取れた理由は不明です。失礼しました。

以下にノイズのない設定
DSDは、設定が厳しい。ちょっとしたことでノイズがでる。
Clock Gear でMCLK=XINにすると、DSD64、DSD128でほぼノイズはないが、時々DSD64の楽曲によってノイズぽっくなることがある。XIN=1/2であれば大丈夫だ。(我が家のDDCのMCLKが=45MHzと49MHzだからかもしれない。)

DSDは、DPLLをOFF、SyncroModeにするとノイズが酷いので、DPLL1、NormalModeにした。ただし、ジッタクリーナ―がロックするまでの時間のせいか、曲の始まりが僅かに切れる。ジッタクリーナ―をBypassしてもだめだ。

これでようやく音の比較ができるようになった。かなり良い。ESS9038は深みがある感じで、AK4497DMは空間感が抜群で力強い感じか。

それにしてもESS9038PROは、設定が厳しい。十分な情報が公開されていない中で設定しなければならない上に、設定の選択肢が多すぎるしノイズも出すぎだ。

AK4137等のP2Dを使いPCMを全てDSDに変換し、DACにはDSD128入力固定あたりにすればノイズはないので使いやすいかも。




2017年6月22日木曜日

PCI-Expressを使い倒す

友人の今田さんがご自身のブログで、ONボードのUSBポート、LANポート、SATAを使わずに、全て PCI-Eボードに接続すると音質が向上するとの実験結果を報告されている。

http://hyper-pc-audio.blogspot.jp/2017/06/projectm-pcie-x1-to-3x-pcie-x1.html

インテルのチップセットは、Coreiの登場と共にノースブリッジがCPU内部に統合され、それに伴いノースブリッジ直結のPCI-Exressも、CPU直結となっている。

これを使わない手はないというのだ。ソースブリッジを通るUSB、LAN、SATAなどは、PC内部のノイズの影響を受け、音質的には問題がある。

デバイス → ケーブル → 各ポート → ソースブリッジ → バス → CPU(ノースブリッジ)

これをON PCI-Eボードで接続すると経路が一気に短絡する。伝送経路が1つとなることで、高速化される以外に、PCに付き物のノイズの影響も大幅に減ることであろう。

デバイス ON PCI-Eボード → PCI-Eスロット → CPU(ノースブリッジ)

幸い、「USBポート」も「イーサーネットカード」も「SSD」もPCI-Express対応のものが安く売られており種類も豊富だ。

おまけに、1つのPCI-Expressスロットを3分岐するカードもあるとのこと。PCI-Expressスロットの少ないマザーボードには非常に有用だ。

これで、LAN、USB、SSDが全てPCI-Express経由のCPU直結となるので、間違いなく音質には好影響だろう。

これはやってみる価値はありそうだ!

2017年6月19日月曜日

夏の妙高

久々の高原だ。新幹線を降りて、長野駅から妙高高原駅までのローカル線「北しなの線」に乗る。のんびりと車窓から夏の山々を眺めるだけで心が休まる。ローカル線の旅は 楽しい。

しなの鉄道の車内、乗車しているのは、観光の外人さんと地元の方が数人。ドアは手動、エアコンがよく効いていた。

途中の牟礼駅ホーム。夏の気怠い昼下がり。

妙高高原一つ手前の黒姫駅から望む黒姫山。

妙高高原駅終点で下車。車で30分ほどの飯山線飯山駅近くにある「富倉そば本店」に向かった。ヤマゴボウをつなぎに使った10割そばが名物。つるつる触感で絶品。大盛りが300円増しでテンコ盛り、更に、採算度外視、「そば好き」が大好きな親父さんに「そば好き」をアピールできれば追加料金なしの600gも可!ただし、そばというのは、蕎麦湯こそがメインで、そばは蕎麦湯の出がらしらしい!

妙高山。 山頂。

赤倉温泉から見た絶景。手湯、足湯が無料で楽しめる、手や足を入れたとたん「キク―!!!」って感じ。

この後、隣の関温泉で、これまた最高の温泉を楽しむ。疲れが一気に吹き飛びました。



2017年6月6日火曜日

デュカロンの音

AsoyajiDACを購入された方からデュカロン追加の希望があり、DDCに付いているNDK NZ2520SDの45MHzと49MHzを外しデュカロンに取り換えた。3ステートで切り替え回路を作りDDCに入力する。これでDDCのMCLKはデュカロンのクロックとなる。

NDK NZ2520SDは非常に高精度で本当に良い音なのだが、デュカロンに変えるとより繊細でアナログに近い音になる。これを聴くとこれまでの音も実はデジタル的な音だったと気づく。一度、聴いてしまうと手放せない。高価だが現時点で最高のクロックだ。

最近、音楽展などで、様々なメーカーの超弩級の高級装置でデジタル音楽を聴く度に、ここ数年の格段の進歩を感じる。非常にSNがよく静かで素晴らしい音だ。もはやアナログを超えたといっても過言ではないようにも感じる。

しかし、しかしだ、どのメーカーの機器も、美しく磨き抜かれた素晴らしい音なのだけれども、どこかデジタルの殻を被っているような雰囲気を感じてしまう。もちろんこれは自宅のオーディオシステムでも同様だ。

どこかデジタル臭を被っているデジタル音源であるが、これをデュカロンで聴くと、そのデジタルの殻の存在を感じなくなり、自然でアナログ的な音に変わっていることに気が付く。音が激変する訳ではないが、どこか良いのだ。良質なテープの音を聴いたことがあるが、それを聴いているような心地よさ。デュカロンってそんな感じの音だ。