2011年5月16日月曜日

MPD 0.17.0 へのバージョンアップとチューニングについて

標記について、みずず工房のyoさんのHPの「MPDのチューニング・パッチ(1-5)」で詳しく紹介されています。しかもなんと!素人でも簡単にできるインストール用のバイナリーまで用意されています。yoさんyanさんありがとうございます。

インストール方法
①以下のファイル(mpdinstall.tgz)をダウンロードしUSBメモリにコピーします。
②次にUSBメモリをVoyageMPDを起動しているPCに差し込み、以下のコマンドを打つだけです。コンパイル済みなのであっという間に終わります。

MPD 0.17.0 コンパイル済バイナリとインストール用シェルスクリプト(mpdinstall.tgz) 
* yanさん作チューニングパッチ + yoさん作インストールスクリプト

root@voyage:~# tar zxvf /media/usb0/mpdinstall.tgz
root@voyage:~# ./mpdinstall.sh

なお、usb0の部分は、USB機器の差込状況によって変わるので、dfコマンドで接続番号を確認して、その番号に書き換えてください。確認方法は、以下のとおりです。

root@voyage:~# df

と打つと下図のようにファイルシステムの使用状況が表示されます。ついでに、USBメモリのLinuxが認識する装置名とマウントされているディレクトリーも分かります。
/dev/sdb1がUSBメモリです。/media/usb0にマウントされていることが分かります。もし、どれがUSBメモリか分らないようなら、USB機器を全て抜いてUSBメモリだけを差し込めばusb0になると思います。


これで以下の4点について対応済みとなります。
・ MPD 0.17.0 へのバージョンアップ
・ チューニング
・ /etc/mpd.confへのreal_time オプションの設定
・ ALSAで音が出ない問題の解決

以上です。

詳しくは、みずず工房さんのHPをよく読んでください。
http://kubotayo.web.fc2.com/






追記 ALSAの量子化ビット表示

ALSAではDDC・DACの量子化ビットの対応状況に応じて以下のように表記されます。

16bit対応 ⇒ S16LE (USB1.1オーディオクラスDDC・DAC) 
24bit対応 ⇒ S24LE (USB1.1オーディオクラスDDC・DAC) 
32bit対応 ⇒ S32LE (USB2.0オーディオクラスDDC・DAC) 

192kHz24bitのハイレゾ楽曲を再生するには、USB2.0オーディオクラスへの対応が必要で、S32LEとなっていれば再生可能です。S24LEなら96kHz24bitまでです。

対応状況は以下で確認できます。

root@voyage:~# cat /proc/asound/card0/stream0

なお、card0の部分は以下で確認しておきます。使用しているデバイスが0ならcard0、1ならcard1とします。

root@voyage:~# cat /proc/asound/cards


ALSAで音が出ない問題の解決について、

「MPDビルド時にlibsndfileがインストールされていると、24ビット(S24_3LE)対応のハードでwavファイルが再生できなくなるので、明に–disable-sndfileを設定する必要がある」ということのようです。
従って、S16LE、S32LEと表示されたDDC・DACは問題は発生しません。
問題となるのは、S24LEと表示されたDDC・DACです。–disable-sndfileを設定する必要があるのですが、上記、mpdinstall.tgzで対応済みとのことです。