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2015年4月23日木曜日

NEWスピーカー

新しいスピーカーが我が家にやってきた。S氏が自作したもので、昨日、届けていただいた。
これまでの後面解放ではなく久々の箱形スピーカーだ。


ウーハーにある仕掛けがあって面白い。驚くほど低域が力強いにも関わらず、床鳴りが全くないのだ。こりゃ凄い。更に低域の空間感までも感じるが、こんなのいままで経験がない。中域は非常にくっきりで解像度が非常に高い。全体に音が後方上の空間に広がり、後面解放かと見まごうばかりだ。

2013年11月2日土曜日

スキャンスピーク4発!

24年8月STEREO付録のスキャンスピーク・ペア(10cm)を4ペア使ってラバーウッドに取り付けたトール型後面解放スピーカーだ。発売からもう1年以上経っているので集めるのに苦労した。

ポンせんべいは、艶のある素晴らしい音だったのだが、やや解像度が甘いところがあった。それが、このスキャンスピークは、解像度が高く音がシャープで美しい。

音の余韻が凄く良く感じられる。楽器の音がより本物に近い。クラシックギターの弦の音がまさにナイロン弦の響きだし、ピアノが本物のようにピーンと張り詰めている。低域がよく出るので、中域も非常に気持ちいい。もちろんぽんせんべい同様、音が後方の上下左右の空間に伸びやかに広がっている。

10cmのフルレンジスピーカーは、たいていはブックシェルフ型の箱に入れるが、これがポンせんべいと同じ後面解放でこれほど凄い音を出すとは思いもよらなかった。これを聴くとスピーカーを箱に入れる必要がないことがはっきりわかる。そして、一度、この箱から解放された自由で伸びやかな音を聴くと元に戻れなくなる。

ポンせんべい同様、これもS氏の発案。相変わらず凄い人だ。板を内側にコの字型にするのがポイントだそうだ。


2011年11月10日木曜日

チャンデバ(2)

PC → FN1242A → FireFaceUC

→ LM3886-4パラパワーアンプ → ぽんせんべい

→ LM3886-2パラパワーアンプ → べリンガーチャンデバ → ライポール・ウーハー


チャンデバで、120Hz以上をカットした。ぽんせんべいはフルレンジ、ライポールの120Hz以上をカットすることで、ぽんせんべいとの音の混濁がなくなり非常にすっきりと聴きやすい音になった。

その効果は一聴してはっきりわかる。S氏の言ったとおり格段に良くなった。高価なコイルを2個買うより、べリンガーのチャンデバ1個でこの効果だから、コストパフォーマンス抜群だ。

うーん。いいね。

チャンデバ

ベリンガーの「 CX2310 Super-X Pro 」。最近、金沢のS氏が絶賛しているチャンデバだ。サウンドハウスで6,980円と格安で手に入る。

ただ、こんなに安いと音質劣化しまくりだろうと思うのだが、ほとんんど劣化がないのだという。ぽんせんべいとウーハー(ライポール)を分離するのにコイルより断然いいとのこと。

ぽんせんべいは、FireFaceUCから直アンプ出しし、ウーハーをチャンデバ経由とした。ハイカットのクロスオーバー周波数は120Hzに設定。



本日は深夜なので音出し確認だけ。明日、じっくり聴いてみたいと思う。

2011年7月2日土曜日

ライポール・ウーハー! 自作!(3)

前回(2)、低域の音量がいま一つと感想を書いたが、その後、ボンドが乾燥し、エージングも進んだのか、昨日あたりから見違えるほど低域が出るようになってきた。JSPウーハーと聴き比べてみたが、音量で確実にJSPを上回っている。


これならダブルにする必要は全くない! 思い残すことなくJSPウーハーを取り替えられる。

今日、HDtracksで配信開始されたイーグルスのホテルカリフォルニア(192kHz,24bit)をダウンロードして聴いてみたが、音全体に厚みがあり特に低域が凄い音量だ。CDの倍くらいの太さがあるように思う。


これをライポールは十分な音量で鳴らしてくれている。これからは、ヤマハポンせんべい+ライポールで行くことに決めた。

7/4 追記

最初聴こえなかったビル・エバンスの「Waltz for Debby」の地下鉄の音がはっきり聴き取れるようになった。超低域は諦めていただけに驚いた!JSPよりはっきりと聴こえる。だんだん良くなってくる。ライポール・ウーハー恐るべし!!

2011年6月28日火曜日

ライポール・ウーハー! 自作!(2)

音のつながり、音場の広がり、しっかりとした定位などあるべき姿から言えば、ライポール・ウーハーは、後面開放のポンせんべいとはベストマッチのウーハーだと思う。

ただし、問題がある。HPにも書かれているとおり、1ユニットでは音圧がやや弱く、大きなボリュームで聴くには、数段積み重ねる必要があるということだ。

実際、我が家のライポールもJSPに比べると少し低域の音が弱い。また超低域もでていないようだ。JSPウーハーで今まで聴こえていた「Waltz For Debby」の「地下鉄の音」が全く聴こえなくなってしまった 。

やはり、低域のボリュームをカバーするには、ライポールを左右ダブルにする必要がありそうだ。

となると、パイオニアの30cmウーハーユニットをもう1セット入手する必要があるが、何分古いスピーカーだから入手は困難だ。

超低域も出ていないので、入手するなら超低域まで出るユニットが良いのだが、そんなのあるかな?

なお、JSPウーハーの力強い低域も捨てがたいものがある。これはこれで素晴らしいスピーカーだと思う。

悩ましい。

2011年6月26日日曜日

ライポール・ウーハー! 自作!

ついにライポール・ウーハーを自作した。ユニットは、本来は「RiPol RBS 512」がベストななのだが「not available」と入手不可能なので、S氏が目を付けたパイオニアの「CS-616」の30cmウーハーをヤフオクで落札しておいた。

箱に使う木材は、いつものラバーウッドだ。非常に硬くしならず見た目も美しい。例によってS氏の作業場と道具を借りて作業をした。

ウーハーユニット パイオニア「CS-616」の30cmウーハー
http://audio-heritage.jp/PIONEER-EXCLUSIVE/speaker/cs-616.html
スピーカーボックスの木材
ラバーウッド(1枚4200mm×500mm×25mmをカット)
・385× 385× 4枚
・385× 155× 4枚
・385× 335× 2枚
・385× 120× 2枚
・385× 110× 2枚

製作風景








完成!!!

さっそくS氏のオーディオルームで、ダブルで聴いてみた。左は、先日S氏が試作で作成したもの。右が今日私が作成したもの。ライポールは、大きな部屋で大音量で聞く場合は、片CHダブルを推奨している。



試作ウーハーだけでもかなり良かったのだが、ダブルになるとさらに中域、高域に力強さと太さが加わり音全体が激変しているのがはっきり分かる。

音場が更に広がり、美しいボーカルが後方やや高い位置から降り注いでくる感じだったものが、真ん中より少し上に降りてきて、低域を含めた定位が驚くほどはっきりしている。

ライポール・ウーハー恐るべし!!!!こんなに音が激変するなんて、しかもこんな小さな筐体なのに!!!二人でにんまりうなずいた。もうJSPウーハーには戻れないぞ!!!

S氏もこれにはかなり満足したようだ。S氏のライポールは試作なので、今後、ダブルを1つの箱で自作することを決意した

私は、これを家に持って帰り、後ろ髪を引かれながらも、ポンせんべいスピーカーからJSPウーハーを外し、ライポール・ウーハーを取り付けた。


音出しをしてみた。うーん。音の繋がりが格段に良くなってすっきりした感じだ。ただし、これまでは、低音が全て前面に出てきていたので、何やら低音の音量が小さい感じがしてしまう。だがよく聴いてみると低音はしっかりと出ている。

エージングが必要なのだろう。最低3~4日は鳴らしてみる必要がありそうだ。明日はバイアンプを試してみる。


ところでこいつはどうしたものか。後面開放でないだけで、低域もよく出るし反応も早く見た目もなかなかのものだ。S氏に引き取ってもらおうかな。

2011年6月23日木曜日

ライポール・ウーハー!

スピーカーは以下の三つに分類されるそうだ。
●モノポールスピーカー:一つの方向に音を出す -> 一般的なスピーカー
●ダイポールスピーカー:二つの方向に音を出す
●トライポールスピーカー:三つの方向に音を出す

ところで下の写真は「ライポールスピーカー」というバッフル板を折り曲げて、前後に音を放射するスピーカーだ。
http://lautsprecher-shop.de/hifi/index_en.htm?/hifi/ripol_en.htm



Yamahaのポンせんべいは後面開放型スピーカーで、音場がスピーカーの後方に形成されるのだが、ウーハーが後面開放でなく前面に出るもののため、低域だけが前面に出てくる感じで繋がりが良くないところが課題だった。要は、後面開放のウーハーがあればいいのだが。

それが、このライポール! 前後に低域を出している。すわっ!ということで、さっそくS氏が30cmウーハーユニットを使って試作品を製作した。

その音が凄いのだ。普通は低域を出すには大容量の箱が必要だが、ライポールはほとんど共鳴箱のないコンパクトなつくりであるにもかかわらず、強烈な低音が放出されるのだ。しかも後方にも放出されているので、後方の音場が見事に繋がっている。しかも30cmウーハーの音で太く余裕がある。

これは、まさに激変で、JSP方式ウーハーを圧倒的に上回っている。これは、つくるしかない! ということで、今度の土日で製作することにした。


2011年2月20日日曜日

YMAHA NSウーハーを使った自作後面開放型スピーカー

友人でオーディオの師匠であるS氏のメインスピーカーは、YAMAHAのNSスピーカーを使った自作後面開放型スピーカーだ。この音、一度聴いたらもう二度とコーン型に戻れないほど次元の違う音が鳴る。



ユニットではなく空間で音楽が鳴っている自然さに惹かれた。これぞ究極のスピーカーではないか。どうしても欲しくなり自作することにした。

まずは、NSスピーカーの確保だが、何せ40年近く前のスピーカーだから、簡単には入手できない。と思っていたところ、待ってましたと言わんばかりに「YMAHA NS-570」が絶妙なタイミングでヤフオクに出ている。競争相手もなく簡単に落札できた。ただし、落札額より送料のほうが高かったが(とほほ)。

NS-570
元々は白、下手な塗装で黒い

NSシリーズは、後面開放型が主流だが、NS-570とNS-550は密閉型で、しかも当時はめずらしいトールボーイだ。

外装をやり直してこのまま使ってもいいかもと思ったが、やはり箱の制約を受けない後面開放型の音が忘れられないし、外装も汚いのでこの箱は諦めることにした。中を開けると、外側とは違って、40年近い歳月がたっているとは思われないほど良い状態でほっとした。

中はとてもきれいだった
38cm×29cm(エッジ含む45cm×35cm)
密閉型に使われる為か、
エッジが幅広のスポンジになっている
状態も非常に良い
JA-3504B
マグネットは超異方性高性能磁石
最大エネルギー積は他のマグネットより25~50%は大きい

下の写真は、我が師匠の自作後面開放型スピーカーのサランネットを外した素顔だ。同じJA-3504Bを使用。下の部分は箱になっており13cmウーハーを仕込んである。JA-3504Bは枠に固定してあるだけで後面はない。これを作成する前の試作用のバッフルが残っているというので、それを使わせていただくことになった。

師匠の自作JA-3504B後面開放型スピーカー

下の写真は、師匠の試作用バッフルに、NS-570から取り出したJA-3504Bを取り付けた私のスピーカー。師匠のものとそっくりだが、下部にウーハーはない。そもそもNSスピーカーは、ウーハーだから低音もしっかりと出るので、小さな部屋では追加のウーハーは必要ない。

私の自作JA-3504B後面開放型スピーカー

もう少し離したいが部屋が狭くこれで精一杯
流石にサランネットがあったほうがよさそう
聴いたことがないほど素晴らしい音だ。ユニットから音が出ていることを全く感じない。音がスピーカーの周りの空間から出てくる感じで、非常に生々しい。低音も驚くほど出ている。朗々と太く鮮明でまさにそこで歌い演奏しているようなライブ感に溢れた音だ。

全ての音が生きており、ナチュラルそのもので、痩せたところ、破綻したところ、きついところ、嫌味なところが一切なく何時までも飽きることなく聴いていたいと感じ、体中が幸福感に包まれる。

丸いコーン型スピーカーの美しいが箱に制約された音とはまるで違うのだ。あらゆる制約から解放され、空間に自由に伸び伸びと広がる自然な音。あらゆる音がエネルギーを失なわずに空間を満たす。そしてその空間の中で、人が歌いドラムが鳴りベースが弾ける。あらゆる楽曲が力強く美しく生々しく蘇る。

この音を聴いてしまうと、コーン型スピーカーが如何に雑みや歪んだ音であるかを思い知らされる。常に何かが足りずどこかが破綻し満足できない音だ。あれこれ策を凝らしても、もぐら叩きのようなもので、捏ね繰り回しているだけで、結局は不満が残る。

これほどの音はかつて聴いたことがない。なぜこれほどのスピーカーが僅か3年で廃れてしまったのだろうか。スピーカーに求められる全てを兼ね備えた完璧なスピーカー。これこそがほんとうのスピーカー。

発売から38年後に初めて出会った幸運に感謝。師匠、こんなスピーカーを教えてくれてありがとうございます。

2011年2月18日金曜日

発砲スチロールのスピーカー YAMAHA NSシリーズ

発砲スチロールのスピーカーユニットがある。そんな馬鹿なと思うが、ほんとうにある。あのYAMAHAが1967年~1973年のわずかな6年間だけ発売していた幻のNSスピーカーだ。




発砲スチロールだよね?
「ぽんせんべい」っていわれてたんだって?
まともな音が出るとは思えないな。

とか言いながら、実際に聴いてみると「ええっ!」と腰を抜かす!

なんで???
どうして???
発砲スチロールからこんな音が出るははずがない!
ほんとにこの発砲スチロールが鳴っているのか????!!!!

どんなに否定しようが「ぽんせんべい」はもの凄い音で鳴っている。
その事実を突き付けられ、しばし呆然とした後、じわじわと驚きと称賛の気持ちに包まれる。

ユニットの存在を感じさせないまさにナチュラルな音(NSはナチュラルサウンドの略)。ユニットではなく空間の中で音が鳴っている。人間の声、弦の響きが非常に生々しいく、まるでそこで演奏しているかのような自然でライブな音だ。

さすがに低音は無理だろうとの思いもあっと言う間に裏切られる。
しっかりと締まった太い低音が空間をどんどん鳴らしている。
音に十分な厚みもある。重過ぎず軽薄でもない。

このユニットは、1956年の「エレクトーン(D-1完成)」や1966年の「エレキギター(SGシリーズ発売)」のアンプに搭載されていたものをオーディ用に転用したもので、独特の形はグランドピアノの形を真似たものらしい。

1967年11月、YAMAHAはNS(ナチュラルサウンド)スピーカ「NS-20・30」を発売し、翌年の1968年に「NSステレオシステム」を発表した。

YAMAHAは日本一の楽器メーカーであったが、エレクトーンやエレキギターで電子楽器の実績を磨き、そこで培った音響技術で、オーディオ業界へ進出したのであろう。

NS-20
ユニットの後ろが前を向く

NSシリーズの基本は後面開放型だ。箱はユニットを保護する為のもので、箱がなくてもしっかりと鳴る。箱を必要としないユニットなのだ。

箱がないので音が部屋の中に伸びやかに広がる。ユニットのエッジが前後に動かないので、ユニットから音がでている感じがしない。ユニットの歪みのようなもの制約感みたいなもの圧迫感のようなものを全く感じない。ほんとうにナチュラルなサウンドだ。スピーカーというよりも楽器といったほうがしっくりくるようなサウンドだ。

しかし、世の常として良いものが売れ生き残るとは限らない。YAMAHAはわずか6年でNSスピーカーの発売を止め、コーン型スピーカーに大転換を図る。

NSスピーカーは、音質的には、その後に発売するコーンユニットに決して負けることはないし、むしろ、YAMAHAの歴史の中でも最高のスピーカーだったのではないかと思うくらいだ。

しかし、何故こんな凄いスピーカーが売れなかったのだろうか。確かに、発砲スチロールだし、見た目も不格好でコーン型に比べるととても美しいとは言えない。そしてなんといってもサイズが大きいのだ。最低でも35cm、最大70~80cmはある。わが国のウサギ小屋に置けるサイズでなかったことが最大の要因かもしれない。世界のスピーカーの主流派コーン型だ。オーディオマニアや評論家も、駆け出しのYAMAHA製品に対する評価は厳しかったのかもしれない。

今や発売から44年が過ぎ、この発砲スチロールユニットは、残り少ないことだろう。ただ材質が発砲スチロールなので経年劣化には強いと思われる。箱もそもそも必要がないので、新しく作り直せばOKだから、比較的再生可能性の高いスピーカーだと思われる。

調べているうちに、このユニットのファンが結構いることを知った。人に知られず秘かにこの高音質を堪能している隠れファン達。だから、ブログに紹介したりすると、ヤフオクの競争相手が増え値段も上がる!黙って静かにしておれ!とお叱りを受けるかもしれない。

できれば、全国的に発砲スチロールファンが増加し、YAMAHAさんも驚いて、ついうっかり発砲スチロールユニットの再生産決定!なんてことにならないものかと淡い夢を抱いているのだが。

でかい。後面開放です。

コーン型に比べると見た目の美しさでは負けます。

状態のいいものです。ハイファイ堂さんで売っています。
http://www.hifido.co.jp/KW%C2%E7%BF%DC%CB%DC%C5%B9/G0202/P0/A10/J/0-20/S0/C10-56062-88065-00/

2010年10月9日土曜日

TAKET-BATPURE



TAKET-BATPUREは、テイクティという会社が開発した、高分子圧電モノモルフフィルターを波上に成形した小さな振動板だ。

これをスピーカーに繋ぐと、高音部の音質が改善し、音の立ち上がりと輪郭が明確になり、深みと響きが良くなる。高インピーダンス(~100kHz)なので、アンプへの負担はほとんどない。

高周波の音を出しているので、ボリュームを上げ近くで聴いても微かに鳴っているのが分かる程度。ペアで5,800円と安い。