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| Linn Record |
私は、OSの再インストールやアップグレード、CPU・メモリー・HDDの買い換え増設は日常茶飯事でやっているので、DRM付き楽曲の使用には大きな不安があった。そしてそれは起こった。
楽曲を保存していたHDDがクラッシュしたので、別に保存してあった当該HDDのバックアップを新しいHDDに復元した時だった。e-onkyo music でダウンロードしたDRM付き楽曲が、全て再生不能になっていることに気がついた。
以前に何度か再ダウンロードしたことがあり、数回許される再ダウンロードも不能で万事休す。96kHz24bitのアルバムを20枚ほど一気に失ってしまった。顔面蒼白、怒り心頭、精神的なショックは計り知れなかった。金銭的な損害額も甚大だ。
DRMは、お金を払って購入したユーザーより著作権者を優先する。これは正しいが間違っている。著作権を守るばかりでユーザーの利便性を損ねるばかりでは、いずれ音楽産業自体が衰退するのではないかと危惧する。
高音質楽曲の素晴らしさは、音楽愛好者の心を確実に捉え始めている。PCオーディオも急速に広がりを見せている。こうしたユーザーの拡大を背景に、最近、DRMフリーの高音質音楽配信サイトがどんどん出現している。
LinnRecord が有名だが、海外には沢山の高音質音楽配信サイトが立ち上がり、わが国でも、スピーカーのクリプトンが、KRIPTON HQM STORE を開始、e-onkyo music も、海外のサイトと提携することで、DRMフリーの楽曲を配信し始めた。
いずれも、著作権に手足を縛られた大手レコード会社ではなく、マイナーなレーベルで、配信されている主なアーチストや楽曲も、クラシックやジャズなどのDRMフリーに理解のあるアーチストが中心だ。
アップルがiPodでソニーに圧倒的な勝利を収めたのは、誰もが不可能と思っていた人気アーチストの楽曲の配信を、iTunesが始めたからだ。すでにアメリカの HDtracks がジャズやロックを中心に人気アーチストの高音質楽曲の配信を開始している。
iPadのデジタル書籍の配信も問題になっているが、今後、デジタル著作物の利便性は飛躍的に向上する方向に進むだろう。我が国の業界が、欧米に出遅れないことを望みたい。
一方こうした陰で、街のCD屋さんがどんどん閉店している。Amazonが便利すぎるからだ。ロングテール理論を実践し、流通とも提携して、廃盤になったようなCDを翌日に届けてくれる。支払いもネットだ。近い将来、店頭でCDを買うことはなくなるかもしれない。8月に渋谷のHVMが閉店した。
DRM解除
Windows7(Vista) のVirtual PCのXPMODEで、Automate unDRM というソフトで解除可。
●Automate unDRMのダウンロード
http://v8turbo.heteml.jp/download/undrm.zip
●Automate unDRMでのDRM解除はこちら
http://koukokutou-club.com/gyao/drm.html
●VirtualPCの構築はこちら
ダウンロード
http://www.microsoft.com/japan/windows/virtual-pc/download.aspx
インストール方法
http://technet.microsoft.com/ja-jp/windows/dd920318.aspx
①VirtualPC_XPMODE上で、Automate unDRMをインストール、ディスクトップDecriptIt というアイコンができる。
②Windows7(Vista)でダウンロードしたQUEENの楽曲を、VirtualPC_XPMODEのディスクトップにコピーする。
③DecriptIt のアイコンをクリックして起動させて、DRM付きの楽曲を選び Start ボタンを押す。
④WMPが立ち上がり楽曲を読込。コマンドプロンプトの画面が現れ解除開始。
⑤終了すると、ディスクトップにDRMが解除された楽曲ができている。楽曲名の頭には[NoDRM]が追加されている。
XPでの作業をお勧めしない理由。
WindowsXPでも、以下のシステム条件が必要。
システム条件
1.Windows XP SP2 or SP3
2.Windows Media Player 9~10
3.C:\windows\system32\ wmvcore.dll のバージョンが「10.0.0.3702以下」であること
4.C:\Documents and Settings\All Users\DRM\ IndivBox.key のバージョンが「10.0.0.3646以下」であること
(注意)特殊なファイルなので「コントロールパネル - デスクトップの表示とテーマ - フォルダオプション」「ファイルとフォルダの表示」「すべてのファイルとフォルダを表示する」一番下の「保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない(推奨)」のチェックをはずなさいと見れません。
5.WMP更新プログラム「KB891122」と「KB909993」がインストールされていないこと
(注意)確認方法は、Microsoft Update - カスタムインストール - 追加選択(ソフトウェア)「WMDRM 対応 MediaPlayer 用の更新プログラム (KB891122) 」「Windows Media connect 2.0 (KB909993)」 が残っていることを確認
以上、上記条件に合わなければXPの再インストールが必要。WMPも11の場合は10に戻す必要がある(ロールバック)。しかし、日々、Windowsなどを更新している中で、この条件にあうことはまず無理。
Windows7(Vista)であれば、自分の中にWindowsXPの環境を簡単に作ることができる。しかもそのXPは上記の条件全てをクリアしている。
もう一点重要なこと。ONKYOは、楽曲を配信する際に、WMPのバージョンをチェックしており、古いバージョンだとエラーを出してダウンロードに進めないようにしている。環境チェック画面で、WMPの更新をするとダウンロードができるようになるが、これをやるとWMPのバージョンが最新になって、せっかく苦労して作り上げた環境が一瞬にして水泡に帰してしまう。これはマイクロソフトの古いWMPを使わせないようにするための姑息なチェック。
対処策は、楽曲のダウンロードを、別のパソコンで落すしかないが、それでは困るので、Windows7(Vista)の通常モードで楽曲をダウンロードし、(同じ画面上の)VirtualPC(XPMODE)のXPにコピーすればOK。
さらに、WMPは常に自動更新するようになっているので、レジストリを操作して更新しないようにする必要がある。当然、XPの更新も絶対にしてはいけない。
Windows Media Playerの自動更新を停止する方法
・レジストリエディタで下記キーを開く。
KEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\WindowsMediaPlayer
・DWORD値 DisableAutoUpdateのデータを”1”(16進法)にする。
もし「WindowsMediaPlayerキー」がなければ「"新規"」「"キー"」で作成する。
もし「DWORD値DisableAutoUpdate」がなければ「"新規"」「"DWORD値"」 で作成。
システム再起動。WindowsMediaPlaye→ツール→オプションで、自動更新欄がグレーダウンしていればOK。
このソフトを使えばレジストリを操作せずにできる
http://www.forest.impress.co.jp/article/2008/06/30/okiniiri.html
