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2019年2月26日火曜日

1545をしゃぶりつくす

これが、現在のうちのシステム構成。

「DACチップ」の「差動アナログ信号出力PIN」から「パワーアンプ」まで、一本の抵抗、コンデンサ、IC、電源も使っていない。

使っているのはファインメットコアのトランスだけ。「DACチップ」が出力する信号の鮮度を保ちながら極力劣化させずに伝送するにはこれしかない。

ただ、せっかくDAC内部に巨大なコアの「1545」を使っているのに、次段「TVC」内の「1595」や「オートトランス」のコアは小さすぎてせっかくの「1545」の力を落としているように感じる。そこで、「TVC」と「パワーアンプ」の間に作ったばかりの「C-1545」を入れてみた。


これは驚いた。ここまで音が変わるとは! 鮮明さとリアルさと力強さが倍になっている。いや、深み、繊細さ、静けさ、・・・全てが倍。 信じられないがこれまでに聴いた中で最高の音かも。聴き慣れた手持ちの音楽が全く別次元の音に聴こえる。

恐らく、「TVC」内の「1595」や「オートトランス」のコアを「1545」と同じコアに変えれば、次の「C-1545」は不要かもしれない。

しかし、「1010」や「1545」は、巻き線比が1:1で電圧増幅効果はないが、「1595」は巻き線比が1:2.5なので電圧を2.5倍に増幅してくれる。「プリアンプ」を使わず「パワーアンプ」直結なのでこのゲインは非常にありがたく手放せない。

少し贅沢だが、「TVC」と「パワーアンプ」の間に「C-1545」を入れるだけで、簡単に既存システムが極上の音に変わるのだから、これは絶対にありだ。

皆さん、どうかこの感動をわが家に聴きに来てください。

(注意)なお、「C-1545」を「DAC」と「TVC」の間に入れると全くダメだった。「1545」同士を繋げてはいけないということなのか。トランスは難しい。



2018年6月17日日曜日

TVC ー プリアンプ考

プリアンプの機能
プリアンプとは何だろう?その主な機能を列記してみた。

①電圧増幅機能:レコードは、音声信号が刻まれた溝の上を針が振動しながらトレースし、この振動を電気信号に変換する。この信号が非常に微弱なために、信号を増幅するアンプ(プリアンプ)が必須である。プリアンプの本来の役割はこの電圧増幅であある。

②フォノイコライザー:レコードは、低域を減衰させ高域を強調して記録されているので、再生時には逆にそれを戻す必要がある。それがフォノイコライザーで、レコードを聴くには必須の機能であり、独立機器もあるが、通常プリアンプに搭載される。

③ボリューム:オーディオシステム全体の音量調節は、プリアンプにおいて、その入力信号の電圧を上下させるのが一般的である。

④セレクター:入力機器のセレクター。

①②はレコード再生には必要な機能であるが、デジタル再生においては、上流からの出力電圧が高いので①は必須ではなく、②のフォノイコライザーは不要である。

デジタル時代の電圧増幅機能
①電圧増幅について、デジタル時代の上流の出力電圧は十分に高いので、レコード時代のように大きく増幅率を上げると逆にゲインが高くなりすぎて、ボリュームを1/3も上げられないといった弊害が生じることがある。

これを避けるために、プリアンプの出力段には抵抗でアッテネーターを組みゲインを下げる仕組みが入っているが、明らかに無駄である。

デジタル音源を再生するには、①電圧増幅はなくても全く問題なく、あっても1~3倍程度で十分だ。

トランスの電圧増幅機能
電圧を増幅するデバイスとして、真空管、トランジスタが最もよく使われるが、トランスにも電圧増幅機能がある。トランスは真空管やトランジスタと違い、電源や周辺回路が不要で、トランス一発で電圧増幅が可能である。

トランスは、1次巻き線と2次巻き線の比がそのまま増幅率となる。例えば、巻き線比が1:2であれば電圧は2倍に増幅される。ただし、巻き線比を大きくするとインピーダンスも巻き線比の2条に比例して増加するので、せいぜい1~3倍程度が良いと思われる。

ノイズ吸収や周波数特性に優れたファインメットコアのトランスを使えば、電源や様々なデバイスや回路が必要な真空管やトランジスタを使うより、はるかに、音質的には有利である。

デジタル時代のプリアンプ=TVC
デジタル時代にふさわしい電圧増幅器こそファインメットコアのトランスであり、このトランスとロータリースイッチを組み合わせたものがTVCだ。

冒頭の写真は、TVC(=トランス・ボリューム・コントローラー)に使うトランス達で、4つとも「さみず音響」寺本氏製造の特注トランス(ファインメットコア)である。

上の二つは「オートトランス」で、ライントランスからの信号を受けて、セイデンのロータリースイッチと組み合わせてトランスの巻き線比を変えることで信号の音量を変化させる(=ボリューム)。

オートトランスからは27本の中間線の端子が出ている。両端が全開で、これをセイデンのロータリースイッチで1つづつ切り替えることにより巻き線比を変更し音量をコントロールする。

通常の抵抗を使ったアッテネーターやボリュームとは異なり、1本の抵抗も使っていない。あくまでもトランスの巻き線比を変えることで信号電圧を変化させる。

更にノイズを吸収する特性も持つファインメットのコアを使うことで、上流からの信号を極力劣化させずパワーアンプへ繋ぐ。

下の二つはライントランス「TLT-1595wwjj」で、巻き線比が1:2.5と入力電圧が2.5倍になり、ちょうど良いプリアンプとなる。

プリアンプの最後の機能が入力信号のセレクターだ。これもセイデンのロータリースイッチを使う。

最高の音質の為に
レコード再生用に作られた従来型のプリアンプには、電源、様々な回路、抵抗やコンデンサやICなどのデバイスが信号線に対して直列で繋がれており、音声劣化の大きな要因になる。

それに比べて「TVC」は、一切の回路、デバイス、電源さえも使わない究極のデバイスである。ファインメットコアのライントランス一発でゲインを稼ぎ、ファインメットコアのオートトランスでボリュームをコントロールする「TVC」は、音質的に最も望ましく、劣化のない鮮度の高い信号がアンプへと送り込まれる。

TVCは、正にデジタル時代のプリアンプなのである。



ASOYAJIオーディオでは、従来型のプリアンプではなく、TVCを新しいデジタル時代のプリアンプとしてお勧めします。
ASOYAJIオーディオでは、「さみず音響」寺本氏と協力しTVCを製造販売していきます。


2016年7月20日水曜日

至高のTVC


これはファインメットトランスTLT1595Jを使ったTVC。丁寧に作られた木の箱に収められている。この箱はマランツ7と全く同じサイズで、なかなかの迫力だ。

DACとプリアンプの間に、このファインメットトランスのTVCを入れると、ほんとうに音が変わる。ボーカルは本来の音に更に近づいた感じがするし、高域もよく出て、低音の迫力が凄い。静かで安定感も抜群だ。(下は、USB-DAC1号機。)

実に素晴らしい。

内部の様子

上の自作TVCと比べてもでかい

2013年12月31日火曜日

トランスのケースを手作り(6)

音出し成功!

おおお、一発で音が出た!よかった。ほっとした。

そして、音が凄い。解像度がグーンと上がった感じがする。ノイズ感が全くない。限りなく透明。ケースに入れるだけでここまで音が良くなるとは思わなかった。底板を銅板にした甲斐もあった。

いやいや素晴らしい、これでしばらくは、また音楽を聴き入ってしまいそう。


2013年12月29日日曜日

トランスのケースを手作り(4)

もう一息!

板は、全てさび取り液でさびを落とす。銅番が驚くほど奇麗に鮮やかになった。プライマーで下塗りをしクリアラッカーで塗装。これで、触っても手に油やシミができない。

また、前後のパネルの箱鳴りは、S氏のアドバイスで、アルミのLアングルをねじで固定し、更にボンドの超強力接着剤「プレミアムハードウルトラ多用途用SU」で接着した。鈍い音はするが軽いタンタンタンという音はしなくなった。

後は地道にエナメル線を半田付けしていくだけ。エナメル線は、トランスの巻線と同じもので、オートトランスとロータリースイッチの間は157mm(素数)に揃えてある。


2013年12月27日金曜日

トランスのケースを手作り(3)

後は天板のみ。ただし、底板の厚さが3mmしかないので、M3ねじの穴が開けられず、正面板と後面板を底板に接続することができなかった。側板のみの接続となったが、叩くとタンタンタンという音がする。困った。


トランスのケースを手作り(2)


タップハンドル、スパイラルタップM3、ドリルダイド4mm、抵当ねじM3-8mm、六角穴付ボルトねじM3-8mm、さび止め、クリアラッカー、プライマー

ドリルガイトを使って穴あけ2.5mm

タップ切り、ドリルガイドを使うと実に簡単にできる!

ねじを入れてみる、OK

出来上がり! 下から

 出来上がり! 上から

2013年12月24日火曜日

トランスのケースを手作り

ほぼ音も落ち着いてきたので、トランスをケースに入れることにした。最初はタカチのSLを使おうと思ったが、底板は銅板がいいというので、思い切ってケースを自作することにした。


使ったのは「秘密基地」さんの銅板とジェラルミン板。秘密基地さんは、アルミ、ジェラルミン、銅など様々な素材を、自由な大きさに切って送ってくれる。随分前に、S氏から紹介されていたのだが、なかなか自作には踏み切れなかった。

注文の仕方は、ちょっと変わっていて、基本の大きさが100mm×100mm(面積10,000)と決まっており厚さで値段が違う。まずは、基本で注文し、備考欄に必要なサイズを記入する。すると、サイズに合わせた料金で再計算したメールが届くという具合。

例えば200mm×100mm(面積20,000)だと、面積が基本の2倍なので料金も2倍になる。そして、驚いたのはその速さ。注文して2日後に届いた。こりゃすごい。

注文通りの大きさに切ってあるので、後は、タップを如何に真っ直ぐにあけるかが鍵となる。8mmの低頭ねじを使うので、底板3mmで5mmの深さのタップをあける。普通のタップしか持ってなかったが、S氏の勧めでスパイラルタップというのを注文した。

さて、正月はゆっくりとケース作りに専念だ。うまくいけば、パワーアンプのケースもこれで行こうと思う。


http://www.rakuten.ne.jp/gold/auc-himitsukichi/