Ⅱ VoyageMPDのインストール手順
1 準備
(1) 前提・確認事項
・USB-DDC,DACなどオーディオデバイスが接続されていること。
・クライアントPCとMPDサーバーPCがLANケーブルでLANに接続されていること。
・クライアントPCにSSHソフト(PuTTYなど)がインストールされていること。
・HDDは内蔵 /dev/sda とし、パーティションは1つ /dev/sda1 とする。
・VoyageMPDのみインストールしマルチブートはしないものとする。
・楽曲はLAN上のNASに置く。楽曲フォルダーの共有名はshareとする。
・IPアドレスは以下の通りとする。
ルータ(デフォルトゲートウエイ) 192.168.0.1
クライアントPC 192.168.0.2
NAS 192.168.0.3
MPDサーバーPC 192.168.0.4
ネットワーク 192.168.0.0
サブネットマスク 255.255.255.0
ブロードキャスト 192.168.0.255
DNSサーバー 192.168.0.1
MPDサーバーPC(これからインストールするPC)での作業
(2) LiveCDからVoyageMPDを起動
① LiveCDの作成
② LiveCDからVoyageMPDを起動する
MPDサーバーPCのCDドライブからLiveCDを起動しメニューでインストール開始。CDのVoyageMPDが立ち上がる。立ち上がったら、
login as: root
password: voyage
と入力しログインする。
IPアドレスがルータから自動取得(DHCP)されているので、それを確認する。
root@voyage:~# ifconfig
でIPアドレスが表示されるので、それを次のPuttyの起動時に使用する。
login as: root
password: voyage
と入力しログインする。
IPアドレスがルータから自動取得(DHCP)されているので、それを確認する。
root@voyage:~# ifconfig
でIPアドレスが表示されるので、それを次のPuttyの起動時に使用する。
クライアントPC(WindowsPCなど)での作業
(3) SSHでインストール作業を開始
PuTTYを起動
PuTTYを起動して、Configurationの画面のHost Nameのところに、先ほど確認したIPアドレスを入力する。Portは22のままでOK。この設定をSaving SessionsでVoyageMPDなどと名前をつけて保存(Save)しておく。次回起動時はLoadすれば設定が出てくる。これでOKを押すと、Puttyの画面に、VoyageMPDを起動したパソコンの画面が映し出される。
最近のvoyageMPD LIVE CDでは、IPアドレスがわからなくても、Host Nameのところに、
voyage.local
と打ち込めば、勝手に接続してくれるので楽になった。
ここでも、login as: root、password: voyage と入力しログインする。以後は、この画面で全てのインストール作業を行っていく。
最近のvoyageMPD LIVE CDでは、IPアドレスがわからなくても、Host Nameのところに、
voyage.local
と打ち込めば、勝手に接続してくれるので楽になった。
ここでも、login as: root、password: voyage と入力しログインする。以後は、この画面で全てのインストール作業を行っていく。
(4) インストール手順のサイトを表示しておく
以降はすべてSSHソフトの画面での作業となる
2 VoyageMPDのインストール
「root@voyage:~#」以下の赤い部分をSSHの画面にコピペして作業を進めていく
(1) インストール用デレクトリーを用意する
root@voyage:~# mkdir /tmp/root /tmp/cf
root@voyage:~# mount -o loop /live/image/live/filesystem.squashfs /tmp/root
*最新バージョンの場合
root@voyage:~# mount -o loop /lib/live/mount/medium/live/filesystem.squashfs /tmp/root
(2) HDDのパーティションを確保する
OSをインストールするには、HDDのパーティションを確保する必要がある。ここでは、以下の2とおりの方法を記載する。(HDDの内容がすべて消える可能性もあるので十分な注意が必要。)
A 既存のパーティションをすべて削除して、新規にパーティションを作成する方法。⇒ ①へ
B パーティションの削除や作成は行わず、既存のパーティションを再フォーマットして再利用する方法。すでに既存のパーティションがあるならこの方法が最も無難。⇒ ③へ
① 接続されているHDD を確認する
root@voyage:/tmp/root# fdisk -l
Device Boot Start End Blocks Id System
/dev/sda1 1 1000 801218
/dev/sda2 1000 2000 801218
Device Boot Start End Blocks Id System
/dev/sda1 1 1000 801218
/dev/sda2 1000 2000 801218
② パーティションの削除・作成
root@voyage:/tmp/root# fdisk /dev/sda
command( m for help) : となってコマンドの入力を促される。
root@voyage:/tmp/root# fdisk /dev/sda
command( m for help) : となってコマンドの入力を促される。
(HDDを全て消しても問題ないことが前提なので、恐れずにやってみよう。)
[コマンド]
---------------------------------------------------------------------
m オプションを見る
p パーティション情報を確認
n 新規パーティション作成
w 反映
d 削除
t システムタイプの変更
---------------------------------------------------------------------
A 既存のパーティションをすべて削除して、新規にパーティションを作成する方法。
既存のパーティションがなければ、すぐに新規作成する。
既存の sda2 を削除する
root@voyage:/tmp/root# fdisk /dev/sda
command (m for help): d *パーティションを削除する
---------------------------------------------------------------------
m オプションを見る
p パーティション情報を確認
n 新規パーティション作成
w 反映
d 削除
t システムタイプの変更
---------------------------------------------------------------------
A 既存のパーティションをすべて削除して、新規にパーティションを作成する方法。
既存のパーティションがなければ、すぐに新規作成する。
既存の sda2 を削除する
root@voyage:/tmp/root# fdisk /dev/sda
command (m for help): d *パーティションを削除する
Partition number (1-2): 2 *削除するパーティションはsda2
command (m for help): w *設定を反映させる
既存の sda1 を削除する
command (m for help): w *設定を反映させる
既存の sda1 を削除する
root@voyage:/tmp/root# fdisk /dev/sda
command (m for help): d *パーティションを削除する
Partition number (1-2): 1 *削除するパーティションはsda1
command (m for help): w *設定を反映させる
新規に sda1 (基本パーティション)を作成する
新規に sda1 (基本パーティション)を作成する
root@voyage:/tmp/root# fdisk /dev/sda
command (m for help): n *パーティションを作成する
command action
l logical (5 or over) *論理パーティションを作るなら l
p primary partition (1-4) *基本パーティションを作るなら p
p *基本パーティションを作るのでPを選択
Partition number (1): 1 *パーティション番号は1
First cylinder (1-2000, default 1): 1
*パーティションの最初のシリンダーを指定する、通常は1、改行でも可。
*パーティションの最初のシリンダーを指定する、通常は1、改行でも可。
Using default value 1
Last cylinder, +cylinders or +size{K,M,G} (1-2000, default 2000): 2000
*HDDを全てsda1の領域にするので2000とする。デフォルトも全てなので
そのまま改行でも可。
パーティションを分割する場合は、その容量を数値で入れる。
+K,+M,+Gでの設定も可(例えば+20Gなら20GBのディスク容量を確保する
意味、これの方が分かりやすい)。
*HDDを全てsda1の領域にするので2000とする。デフォルトも全てなので
そのまま改行でも可。
パーティションを分割する場合は、その容量を数値で入れる。
+K,+M,+Gでの設定も可(例えば+20Gなら20GBのディスク容量を確保する
意味、これの方が分かりやすい)。
Using default value 2000
command (m for help): w 設定を反映させる
command (m for help): w 設定を反映させる
③ パーティションをフォーマットする
フォーマットするパーティションを確認する
Device Boot Start End Blocks Id System
/dev/sda1 1 2000 801218
ext2でフォーマットする
root@voyage:/tmp/root# mkfs.ext2 /dev/sda1
ext2 の設定条件を変更する
root@voyage:/tmp/root# tune2fs -c 0 /dev/sda1
(3) インストール開始ext2 の設定条件を変更する
root@voyage:/tmp/root# tune2fs -c 0 /dev/sda1
root@voyage:/tmp/root# /usr/local/sbin/voyage.update
インストールを開始するとインストーラーがどんどん質問を投げてくる。これに答えていく。ただし、defaultで番号が選択されているので、よければ改行を押して進む。
① 新規かアップデートか?
What would you like to do?
1 – Create new Voyage Linux disk
2 – Update existing Voyage configuration
3 – Exit
(default=1 [Create new Voyage Linux disk]): 改行
② インストールするディレクトリーは?
Where is the Voyage Linux dustribution directory?
(default=/tmp/root): 改行
③6つの 質問メニューがでてくる。(1は上で済み)
What would you like to do?
1 – Specify Distribution Directory
2 – Select Target Profile
3 – Select Target Disk
4 – Select Target Bootstrap Loader
5 – Configure Target Console
6 – Partition and Create Filesystem
(default=2 [Select Target Profile]):改行
2 – Select Target Profile
Please select Voyage profile:
Please select Voyage profile:
1 – 4501
2 – 4511/4521
3 – 4801
4 – 5501
5 – ALIX
6 – Generic PC
7 – Notebook (pcmcia)
8 – WRAP
(default=6 [Generic PC]): 6
3 – Select Target Disk
Partitions information
major minor #blocks name
8 0 58605120 sda
8 1 2048256 sda1 *ここにインストールする
8 2 8192000 sda2
8 3 40957717 sda3
8 4 7404544 sda4
8 16 3915776 sdb
8 17 2048821 sdb1
8 18 1864340 sdb2
7 0 80348 loop0
7 1 80348 loop1
Partitions information
major minor #blocks name
8 0 58605120 sda
8 1 2048256 sda1 *ここにインストールする
8 2 8192000 sda2
8 3 40957717 sda3
8 4 7404544 sda4
8 16 3915776 sdb
8 17 2048821 sdb1
8 18 1864340 sdb2
7 0 80348 loop0
7 1 80348 loop1
Which device accesses the target disk [/dev/hde]? /dev/sda
Which partition should I use on /dev/sdc for the Voyage system [1]? 1
Where can I mount the target disk [/tmp/cf] ? 改行
Where can I mount the target disk [/tmp/cf] ? 改行
4 – Select Target Bootstrap Loader
Which loader do you want (grub or lilo) [grub]? 改行
Which partition is used for bootstrap [1]? 改行
5 – Configure Target Console
Select terminal type:
1 – Serial Terminal
2 – Console Interface
(default=2 [Console Interface]): 改行
6 – Partition and Create Filesystem
What shall I do with your Flash Media?
1 - Partition Flash Media and Create Filesystem
2 - Use Flash Media as-is
(default=1 [Partition Flash Media and Create Filesystem]): 2
7 Copy Distribution to Target
選択結果が表示される。問題なければyで改行。
選択結果が表示される。問題なければyで改行。
Configuration details:
----------------------
Distribution directory: /tmp/root
Disk/Flash Device: /dev/sda
Installation Partition: /dev/sda1
Bootstrap Partition: /dev/sda1
Will be mounted on: /tmp/cf
Target system profile: Generic PC
Target console: standard
Bootstrap installer: grub
Bootstrap partition: /dev/sda1
Distribution directory: /tmp/root
Disk/Flash Device: /dev/sda
Installation Partition: /dev/sda1
Bootstrap Partition: /dev/sda1
Will be mounted on: /tmp/cf
Target system profile: Generic PC
Target console: standard
Bootstrap installer: grub
Bootstrap partition: /dev/sda1
OK to continue (y/n)? y
④ インストールが開始される。
Ready to go ・・・
Copying files ・・・ done
⑤ 質問を終了する
デフォルトで改行。
(default=8 [EXIT]):改行
⑥ root@voyage:/tmp/root#に戻ったら終了
⑦ CD-ROM を取り外して再起動する。
root@voyage:/tmp/root# reboot
3 VoyageMPDの設定
2001/5/18追記 これまでエディターは vi を使う前提で書いてきましたが、このLinux標準のエディターは非常に使い勝手が悪いものでした。
vi に変わる非常に使いやすいエディターを見つけたので、是非これをお使いください。
これ以降の文中の vi と書いたところは jed と読み替えて使ってください。
参照 http://asoyaji.blogspot.com/2011/05/vijed.html
jedのインストール
root@voyage:~# apt-get install jed
jedの使い方
root@voyage:~# jed /etc/mpd.conf
(1) vi の変更を保存できるようコマンド入力
root@voyage:~# remountrw
(2) 日本時刻を設定
root@voyage:~# dpkg-reconfigure tzdata
GUI 画面で Asia → Tokyo を選ぶ
(3) .bashrc の最終行に以下の3行を書き込む
root@voyage:~# vi ./.bashrc
remountrw
/etc/init.d/mpd restart
/etc/init.d/mpd restart
:wq
(4) IP アドレスの固定化
一般の家庭では、ルーターのIPアドレスは、192.168.0.1か192.168.1.1です。
なので、PCのIPアドレスは、192.168.0.2~254、192.168.1.2~254になります。
ルータは、LANに接続するPC等にIPアドレスを自動的に貸与(DHCP機能)するのですが、貸与するIPアドレスの番号が度々か変わってしまうことがあり、そうなると困ることにまります。
そこで、ルーターのDHCP機能を使わずに、手動でIPアドレスを固定設定してしまうと安全です。
DHCPを使わずIPアドレスを手動で固定設定する方法。
root@voyage:~# vi /etc/network/interfaces
なので、PCのIPアドレスは、192.168.0.2~254、192.168.1.2~254になります。
ルータは、LANに接続するPC等にIPアドレスを自動的に貸与(DHCP機能)するのですが、貸与するIPアドレスの番号が度々か変わってしまうことがあり、そうなると困ることにまります。
そこで、ルーターのDHCP機能を使わずに、手動でIPアドレスを固定設定してしまうと安全です。
DHCPを使わずIPアドレスを手動で固定設定する方法。
root@voyage:~# vi /etc/network/interfaces
auto eth0 の以下の部分を書き換える
#iface eth0 inet dhcp *dhcpは使わないので#を付けて無効にする
この下に以下を書き込む
ルーターが192.168.0.1なら
iface eth0 inet static
iface eth0 inet static
address 192.168.0.4 (固定するIPアドレス、他のPCで使っていない番号にすること)
netmask 255.255.255.0
network 192.168.0.0
broadcast 192.168.0.255
gateway 192.168.0.1 (ルーターのIPアドレス)
dns-nameservers 192.168.0.1 (ルーターのIPアドレス)
オンボードのオーディオ・デバイスがあるなら、BIOSで無効にしておく。
BIOSで無効にできるなら以下の作業は不要!
ただし、BIOSでオンボードのオーディオ・デバイスを無効にできないPCもある。その場合、PCを起動するたびにデバイス番号が変わってしまい、そうなると音が出ない。
そこで、デバイス番号が変わらないように固定してしまう。
オーディオ・デバイスの番号を確認する
root@voyage:~# cat /proc/asound/cards
0 [Intel ]: HDA-Intel - HDA Intel
HDA Intel at 0xee240000 irq 17
1 [default ]: USB-Audio - Phase Tech UDIF7
KYODO Phase Tech UDIF7 at usb-0000:00:1d.0-1, full speed
0 はオンボードのオーディオデバイス、1 はUSBのオーディオ・デバイス
デバイス番号を1に固定する
root@voyage:~# vi /etc/modprobe.d/alsa-base.conf
root@voyage:~# vi /etc/mpd.conf
#bind_address "localhost" *これは必ず#を付けること!!
デバイスがUSBだけの場合
(8) ctrl + alt + del で電源オフ
netmask 255.255.255.0
network 192.168.0.0
broadcast 192.168.0.255
gateway 192.168.0.1 (ルーターのIPアドレス)
dns-nameservers 192.168.0.1 (ルーターのIPアドレス)
:wq
ルーターが192.168.1.1なら
iface eth0 inet static
address 192.168.1.4 (固定するIPアドレス、他のPCで使っていない番号にすること)
netmask 255.255.255.0
network 192.168.1.0
broadcast 192.168.1.255
gateway 192.168.1.1 (ルーターのIPアドレス)
dns-nameservers 192.168.1.1 (ルーターのIPアドレス)
ルーターが192.168.1.1なら
iface eth0 inet static
address 192.168.1.4 (固定するIPアドレス、他のPCで使っていない番号にすること)
netmask 255.255.255.0
network 192.168.1.0
broadcast 192.168.1.255
gateway 192.168.1.1 (ルーターのIPアドレス)
dns-nameservers 192.168.1.1 (ルーターのIPアドレス)
:wq
(5) alsa のデバイス番号を固定する
BIOSで無効にできるなら以下の作業は不要!
ただし、BIOSでオンボードのオーディオ・デバイスを無効にできないPCもある。その場合、PCを起動するたびにデバイス番号が変わってしまい、そうなると音が出ない。
そこで、デバイス番号が変わらないように固定してしまう。
オーディオ・デバイスの番号を確認する
root@voyage:~# cat /proc/asound/cards
0 [Intel ]: HDA-Intel - HDA Intel
HDA Intel at 0xee240000 irq 17
1 [default ]: USB-Audio - Phase Tech UDIF7
KYODO Phase Tech UDIF7 at usb-0000:00:1d.0-1, full speed
0 はオンボードのオーディオデバイス、1 はUSBのオーディオ・デバイス
デバイス番号を1に固定する
root@voyage:~# vi /etc/modprobe.d/alsa-base.conf
-2を1に書き換える
変更前 options snd-usb-audio index=-2
変更後 options snd-usb-audio index=1
変更後 options snd-usb-audio index=1
:wq
(6) mpd.conf の設定
MPDの数々の設定は既にmpd.confに書き込まれているので、必要な項目のみ書き換えたり、コメント「#」をつけたり外したりする。#が付くと無効、#を外すと有効になる。
root@voyage:~# vi /etc/mpd.conf
#bind_address "localhost" *これは必ず#を付けること!!
audio_buffer_size "1024" *#を外し各自で数値を調整する
buffer_before_play "30%" *#を外し各自で数値を調整
デバイスがUSBだけの場合
# An example of an ALSA output:
#
audio_output {
type "alsa"
name "My ALSA Device"
device "hw:0,0" # optional
# format "44100:16:2" # optional
# mixer_device "default" # optional
# mixer_control "PCM" # optional
# mixer_index "0" # optional
}
# An example of an ALSA output:
#
audio_output {
type "alsa"
name "My ALSA Device"
device "hw:1,0" # optional *上記設定の1にする
再生ソフトで音量調整する場合は、
mixer_type "software" #を外し有効にする
#
audio_output {
type "alsa"
name "My ALSA Device"
device "hw:0,0" # optional
# format "44100:16:2" # optional
# mixer_device "default" # optional
# mixer_control "PCM" # optional
# mixer_index "0" # optional
}
デバイスを1に固定化した場合
#
audio_output {
type "alsa"
name "My ALSA Device"
device "hw:1,0" # optional *上記設定の1にする
# format "44100:16:2" # optional *#で無効にする
# mixer_device "default" # optional *#で無効にする
# mixer_control "PCM" # optional *#で無効にする
# mixer_index "0" # optional *#で無効にする
}
再生ソフトで音量調整する場合は、
mixer_type "software" #を外し有効にする
再生ソフトで音量調整しない場合は、
mixer_type "disabled" #を外し有効にする
mixer_type "disabled" #を外し有効にする
最終行にも記述されているので#を付けるか外すか確認する
:wq
mpd をリスタート
root@voyage:~# /etc/init.d/mpd restart
(7) 楽曲のあるHDDディレクリーにマウントする
楽曲を再生するには、楽曲を保存してあるHDDをVoyageMPDが認識できるようマウントしておく必要がある。
楽曲は、WindowsPCでリッピング・保存しバックアップしたりと日常的な管理が大事です。
Windowswで楽曲管理しながらVoyageで再生できる利便性を考えると、NASが一番便利でお勧めです。
内蔵HDDは不便なのでお勧めしませんし、USB-HDDも気軽で便利ですが、楽曲管理する際に、一々VoyagePCから外してWindowsPCに繋ぎ換えなければならす不便です。
以下はNASの設定です。
外付USB-HDDなどに楽曲がある場合は以下を参照http://asoyaji.blogspot.com/2011/04/voyagempdhdd.html
fstabにマウントの設定を記述をしておくと、起動時に自動でマウントしてくれる
root@voyage:~# vi /etc/fstab
楽曲は、WindowsPCでリッピング・保存しバックアップしたりと日常的な管理が大事です。
Windowswで楽曲管理しながらVoyageで再生できる利便性を考えると、NASが一番便利でお勧めです。
内蔵HDDは不便なのでお勧めしませんし、USB-HDDも気軽で便利ですが、楽曲管理する際に、一々VoyagePCから外してWindowsPCに繋ぎ換えなければならす不便です。
以下はNASの設定です。
外付USB-HDDなどに楽曲がある場合は以下を参照http://asoyaji.blogspot.com/2011/04/voyagempdhdd.html
fstabにマウントの設定を記述をしておくと、起動時に自動でマウントしてくれる
root@voyage:~# vi /etc/fstab
fstabの最終行に以下の1行を書き込む
//192.168.0.3/xxxx /music cifs username=yyyy,password=zzzz,uid=root,iocharset=utf8 0 0
:wq
--------------------------------------------------------------------------
//192.168.0.3/xxxx (NAS のIP アドレスと共有フォルダ名xxxx、バッファローならshare )
/music (voyage のマウントポイント )
cifs (インターネット経由でファイル共有を可能にするプロトコル)
usersername=yyyy (WindowsPC のユーザー名yyyyを指定)
password=voyage (voyage のパスワード=voyage) *NASのパスワードのようです。無しなら不要です。
uid=root (voyage のユーザー名=root)
iocharset=utf8 (NAS の日本語のディレクトリーやファイル名を表示できるようにする )
-------------------------------------------------------------------------
Voyageのマウントポイントを作成
Voyageのマウントポイントを作成
root@voyage:~# mkdir /music
fstabのマウントを手動で実行(NASの楽曲が /music にマウントされる)
root@voyage:~# mount -a
/musc を /var/lib/mpd/music にリンクする
voyageの音楽データはmpd.confの中で、/var/lib/mpd/music に置くように設定されているので、マウントした /music を更に /var/lib/mpd/music にリンクする。これで楽曲が /var/lib/mpd/music に表示され、VoyageMPDは楽曲を再生できるようになる。
root@voyage:~# ln -s /music /var/lib/mpd/music
root@voyage:~# ln -s /music /var/lib/mpd/music
(8) ctrl + alt + del で電源オフ
root@voyage:~# vi /etc/inittab
変更前 ca:12345:ctrlaltdel:/sbin/shutdown -t1 -a -r now
変更後 ca:12345:ctrlaltdel:/sbin/shutdown -t1 -h now
:wq
以上で全てのインストール・設定作業は終了。
:wq
以上で全てのインストール・設定作業は終了。
4 MPD クライアントソフトのインストール
(1) Windowsで使えるクライアントソフト
・Gmone Music Player
・Music Player Minion
(2)「Music Player Minion」の場合
① インストール
・「Music Player Minion」はFireFox のPlugin として動作するソフト。
・FireFox(http://mozilla.jp/firefox/)のインストールが必要。
・FireFoxを起動し「ツール」「アドオン」「アドオンを入手」検索窓に「Minion」と入力 し、「Minion」が現れたら「FireFox に追加」「今すぐインストール」
・FireFox のメニューに「Minion」ができる
②voyageMPD との接続設定
・「Minion」「Setting」「Manage server」
・Description Voyage MPD
・Host 192.168.0.X
・Port 6600
③ Minion で再生
・FireFox「minion」「Launch Music Olayer Minion」でMinion 起動
・左やや上の「歯車アイコン」「voyageMPD」で接続
・右下に「OK MPD@192.168.0.X:6600」と出る
・フォルダーにNAS の楽曲ディレクトリーが表示される(最初はデータベースを作るのに時間がかかる)
・右側のプレイリストに入った楽曲が再生される
以上
(1) Windowsで使えるクライアントソフト
・Gmone Music Player
・Music Player Minion
(2)「Music Player Minion」の場合
① インストール
・「Music Player Minion」はFireFox のPlugin として動作するソフト。
・FireFox(http://mozilla.jp/firefox/)のインストールが必要。
・FireFoxを起動し「ツール」「アドオン」「アドオンを入手」検索窓に「Minion」と入力 し、「Minion」が現れたら「FireFox に追加」「今すぐインストール」
・FireFox のメニューに「Minion」ができる
②voyageMPD との接続設定
・「Minion」「Setting」「Manage server」
・Description Voyage MPD
・Host 192.168.0.X
・Port 6600
③ Minion で再生
・FireFox「minion」「Launch Music Olayer Minion」でMinion 起動
・左やや上の「歯車アイコン」「voyageMPD」で接続
・右下に「OK MPD@192.168.0.X:6600」と出る
・フォルダーにNAS の楽曲ディレクトリーが表示される(最初はデータベースを作るのに時間がかかる)
・右側のプレイリストに入った楽曲が再生される
以上
このHPを参考にさせていただき、VoyageMPD0.7.5を立ち上げ音出しすることができました。
返信削除大変わかりやすくて本当に助かりました。
ありがとうございました。
1点教えていただきたい事があります。
NAS内の音楽ファイルが見えません、フォルダまでは見えています。音楽ファイルをNASの中でフォルダー分けしています、フォルダ階層も3段階くらいあります。階層の制約や容量など制約があるのでしょうか。
こんな感じです↓
//192.168.1.**/music/jazz/*****(album名)/***.flac
4iocciさん
返信削除VoyageMPD0.75立ち上げおめでとうございます。
私のところではNASのフォルダー5階層も問題なく見えています。特段の制約があるとは聞いていませんが。
asoyajiさん
返信削除お返事ありがとうございます。
NAS側の共有権限の問題でしょうか、少し見直してみます。
ところで、電源ボタンでシャットダウンと行うやり方の記載が削除してありましたが何か不具合があるのでしょうか。
私の環境としては電源ボタンのみでON/OFFできるといいなと思っているのですが・・・
>ところで、電源ボタンでシャットダウンと行うやり方の記載が削除してありましたが何か不具合があるのでしょうか。私の環境としては電源ボタンのみでON/OFFできるといいなと思っているのですが・・・
返信削除はい。私の環境では、以前のバージョンではできたのですが、今はできないのです。しかたなく ctrl+alt+dell で電源オフする方法を書いておきました。
ただし、私は、毎回、ALIX3D2の電源をブチッと切って使っています。まったく問題なく使えています。
asoyajiさん
返信削除お返事ありがとうございました。
私も電源ボタンの設定を試みましたが上手くいかないのshutdownコマンドで落とす方法で暫く使ってみます。
Voyage MPDをインストールにあたり、いろいろなサイトをチェックいたしましたが、貴方様のサイトが一番、参考になりました。
返信削除おかげさまでVoyage MPD 0.8とGmone Music Player 2.0で音出しすることができました。
本当にありがとうございます。
macさん
返信削除VoyageMPDインストール成功おめでとうございます。
LINUX知らない人でもできるように、できるだけ分かりやすくしたつもりですが、そう言って頂くと非常に嬉しいです。
初めまして、Voyage StarterKitを購入し始めたばかりの初心者です。
返信削除windows XP pro sp3で
firefox16.0.2にminion 2.2.0をインストールしてみましたが、
正しいIPアドレスを設定してもServer Not selected Not Connectedと表示され
動きません。エラーコンソールを見ると
時刻: 2012/11/11 22:40:31
エラー: [Exception... "Component returned failure code: 0x80004005 (NS_ERROR_FAILURE) [nsIWebNavigation.sessionHistory]" nsresult: "0x80004005 (NS_ERROR_FAILURE)" location: "JS frame :: chrome://global/content/bindings/browser.xml :: :: line 712" data: no]
ソースファイル: chrome://global/content/bindings/browser.xml
行: 719
と表示されますが、意味がわかりません。
GMPCでは問題なく使えていますが、同様の経験の有る方、または回避方法をご存知の方のアドバイスを頂けたらと思い投稿しました。宜しくお願いいたします。
古事記さん
返信削除記事をメンテしてなかったので恐縮です。
minionはFirefoxは15.0以降は対応していなかったと思います。
>minionはFirefoxは15.0以降は対応していなかったと思います。
削除そうなんですか・・・
では、minionが対応してくれるまでGMPCで行きます。
有難うございます。
初めまして。Voyage MPDをいじり始めて、このサイトに辿り着きました。
返信削除まだDACを入手していないのでシステムは構築途中ですが、うまく行っているようです。
minionにつきまして、最新版がリリースされているようです。
Music Player Minion2 2.2.0というアドオンをFirefox 24.0に組み込んでおります。まだDACがないため、動作につきましては不明です。
夢酔さん
返信削除久しぶりにMPDの書き込みをいただきました。
この世界もどんどん先へ進んでいますが、VoyageMPDは健在です。素晴らしい音を楽しんでください。
minion最新版出てたんですね!朗報ありがとうございます。
まったくチェックしていませんでした。
はじめまして、やまざきと申します。
返信削除こちらの記事等を参考にさせていただき、Voyage MPDを試しました。
しかし上手く音を出すに至りませんでした。
それで、サーバPCをWindowsに戻そうとしたのですが、これも上手くいきません。
Voyage MPDインストール時に、「HDDのパーティションを確保する」の手順において、もともとあったすべてのパーティションを削除し、おそらくすべての領域を使ってパーティションを新規作成しました。
そして、Windowsに戻すにあたって、そのパーティションを削除した状態です。
Windows 7のリカバリディスクを入れて起動しても、画面は真っ暗なままです。
必要な事情があり、素人がよく下調べもせずに手を出し、このような状況になってしまいました。
突然ぶしつけなお願いをして申し訳ありません。
完全に自己責任なのですが、もしこの状態からWindowに戻す有効な手だてをご存知でしたら、ご教授いただけないでしょうか。
お返事をいただけましたら、幸いに思います。
管理人さま
返信削除さきほどコメントを投稿したやまざきと申します。
その後、PCを一度バラしたら、BIOSを起動することができ、Windowsをインストールし直せました。
急ぎの事情があり、焦って質問してしまい、申し訳ありませんでした。
今後は、記事を参考にさせていただいたうえで、疑問を解消してから、慎重に作業するように心がけます。
何から何までぶしつけで申し訳ないのですが…
このコメントと1時間前のコメントは、お目汚しにしかならないと存じますので、削除していただけたら幸いです。
この度は、お騒がせし、お手数をおかけして、本当に申し訳ありませんでした。
やまざきさん
返信削除VoyageMPDですが、ベースであるdebianをはじめどんどんバージョンがアップし設定の方法なども変化しています。ネットワークの設定方法なども新しいバージョンでは変わってしまい、以前の方法ではネットワークに接続できないと思います。
最近は、ほとんどの関心がVolumioに移ってしまい、Linux素人の方がvVoyageMPDをやろうとしても情報がなく、ハードルが高いかもしれません。私もVoyageMPDはすっかりご無沙汰となってしまい情報も更新していません。お役に立てずに申し訳ないです。