家では、DACとパワーアンプの間にプリアンプ(いわゆる電圧増幅アンプ)を使わずに、オートトランス(トランスの巻き線比を変更することでボリュームを変える)を使ったTVCを入れている。
しかし、DAC内にオートトランスを入れてしまえばTVCはなくても済むし、DACをパワーアンプに直結できる。非常にシンプルな構成だ。
まずは、オートトランスの代わりに東京光音のアッテネーターを使ってみた。普段はセレクターに使っている右側の巨大なツマミをアッテネーターにつなぎボリューム・ツマミとした。
音は、TVCとはやや感じが異なる。TVCの方が圧倒的なリアル感がある。東京光音のアッテネーターも悪くはないが、少しTVCには及ばない。抵抗1本しか通していないがなんとなく抵抗の入ったような音になる。
TVCは改めて凄いと感じる。
TVCには前段にファインメットコアのライントランスTLT1595が入っており、巻き線比が2.5倍なので、電圧も2.5倍に増幅される。次段にはファインメットコアのオートトランスが入っており、巻き線比を変えることで音量を変化させている。
電源、抵抗を1本も使わないので、音は鮮烈そのものだ。やはり抵抗1本でも微妙に音の感じが違う。まあ、オーディオは線材や機器を変えると必ず音が変わるので、東京光音のアッテネーターが悪いのではなく、やっぱり自分はTVCの音が好きだったということだ。
東京光音のアッテネーターの代わりにオートトランスを入れようかとも思うが、TLT1595の増幅も捨てがたいし、オートトランスも入れるとなると流石にDAC内部が手狭になる。
やはり、TVCは別筐体で独立させた方が良いようだ。
2019年1月29日火曜日
2019年1月26日土曜日
AsoyajiDACスタンダード版
ようやくスタンダード版の組み立てができた。タカチのケースよりかなり音が良くなっている。内部結線もクロックには潤工社の同軸ケーブルを止めてゴア線に交換、DACとDAI基板の接続にもゴア線を使った。やはりゴア線の威力は凄い。デュカロンが要らないのではないかと思うほどだ。圧倒的な静けさの中で、リアルで解像度の高い音が力強い。これはこれで、デュカロン版とは違った魅力がある。
写真は、SPDIF版だ。USBに加えてPCM9211のDAIを使い同軸(コアキシャル192kHz)を受けることができる。
写真は、SPDIF版だ。USBに加えてPCM9211のDAIを使い同軸(コアキシャル192kHz)を受けることができる。
MJオーディオフェスティバル
今年も、NDKさんと共同で、第4回MJオーディオフェスティバルに出展することになりました。AsoyajiDACデュカロン版、スタンダード版のデモ演奏を行いますので、是非ともお越しください。
日 時 平成31年3月10日(日)
デモ時間 午前11:00~11:35
午後14:20~14:55
場 所 損保会館(千代田区神田淡路町2-9)
5階502号室
入場料 1,000円
日 時 平成31年3月10日(日)
デモ時間 午前11:00~11:35
午後14:20~14:55
場 所 損保会館(千代田区神田淡路町2-9)
5階502号室
入場料 1,000円
昨年のデモの様子
2019年1月25日金曜日
NeAudio33号に掲載されました
昨年11月のオーディオアクセサリーに続き、音元出版の「NetAudio vol.33」にAsoyajiDACが取り上げられました。オーディオアクセサリーでは土方久明さんの記事で、今回は逆木一さんに記事です。ありがたいことです。
ライターずセレクションでは、土方さんがAsoyajiDACを2019のライターズセレクションに選んでいただきました。土方さんありがとうございました。
2019年1月1日火曜日
謹賀新年
新年明けましておめでとうございます。
昨年は、長い我慢の年でした。1月に起業したものの、ケースの製造にほぼ1年掛り12月中旬になってようやく全てのケース部品が揃いました。
時間が掛かった原因は、アルマイト・梨地加工、鏡面クロムメッキ・バフ研磨など表面処理が製品としてのレベルに届かず、やり直しにつぐやり直しの連続だったからです。如何に表面処理が職人技で難しいものかを思い知りました。
耐える時間ばかりでしたが、良いこともありました。その間に、改めてゴア線の素晴らしさを再確認できたこと、TLT1545という素晴らしいファインメットコアのライントランスに巡り合えたことです。
ただし、昨年の11月に、音元出版のオーディオアクセサリーに取り上げていただき、絶好のチャンスをいただいたにも拘わらず、ケースも届かず、ホームページも無く、定価も販売体制も未定という有様で、せっかくいただいた好機を生かすことができませんでした。
今年こそ、早急に課題をクリアし販売に漕ぎつけたいと思います。できればどこかのショップにも置いてもらえるよう頑張りたいと思います。
よろしくお願いいたします。
平成31年1月1日
ASOYAJIオーディオ 廣瀬
昨年は、長い我慢の年でした。1月に起業したものの、ケースの製造にほぼ1年掛り12月中旬になってようやく全てのケース部品が揃いました。
時間が掛かった原因は、アルマイト・梨地加工、鏡面クロムメッキ・バフ研磨など表面処理が製品としてのレベルに届かず、やり直しにつぐやり直しの連続だったからです。如何に表面処理が職人技で難しいものかを思い知りました。
耐える時間ばかりでしたが、良いこともありました。その間に、改めてゴア線の素晴らしさを再確認できたこと、TLT1545という素晴らしいファインメットコアのライントランスに巡り合えたことです。
ただし、昨年の11月に、音元出版のオーディオアクセサリーに取り上げていただき、絶好のチャンスをいただいたにも拘わらず、ケースも届かず、ホームページも無く、定価も販売体制も未定という有様で、せっかくいただいた好機を生かすことができませんでした。
今年こそ、早急に課題をクリアし販売に漕ぎつけたいと思います。できればどこかのショップにも置いてもらえるよう頑張りたいと思います。
よろしくお願いいたします。
平成31年1月1日
ASOYAJIオーディオ 廣瀬
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