2016年10月27日木曜日

LightMPD/upnpgwを試す


「デジファイのおと」さん開発の「lightMPD」がUPNPに対応したとのことで、みすず工房のyoさんも紹介していたので早速試してみた。


久し振りのLinuxで、しかも「デジファイのおと」のHPを見ると如何にも難しそう。

使い方として以下の4つが紹介されているが、何がどうなのかよくわからない。

1.スタンドアローンのUPnPレンダラー
2.オーディオ用ネットワークルーター
3.UPnPアダプター
4.イーサーネットの分離

まずは、1.スタンドアローンのUPnPレンダラー でやってみることにした。
ほぼJPLAYStreamerを使ったデュアルモードと同じ構成だ。


とりあえず、NEWALIX(apu1)を引っ張り出してきた。m-SATA SSDを使うのかと思いきやSDカードを使うとのこと。apu1でSDカードが使えることに初めて気が付いた。

4GBのSDカードを用意し、Windows上でイメージを書き込み、パッケージを解凍する。
 apuboot4g.img.xz
 lightmpd-upnpgw-apu1-v1.0.0.zip

次に、Windowsのエディターで以下のファイルを編集する。

/lightMPD/lightmpd.conf
/boot/grub/menu.lst
/mpd.conf

といっても、ほとんどデフォルトでOK。
編集したのは、/lightMPD/lightmpd.conf のIPアドレスだけ。

[network]
        interface=eth0
        address=192.168.11.20
        gateway=192.168.11.1
        netmask=255.255.255.0
        nameserver=192.168.11.1
        domain=mydomain.jp

[ntp]
        server=192.168.11.1
        ntpd=no
        timezone=Asia/Tokyo

楽曲のあるディスクのマウントも不要で、music_directory( "/var/lib/mpd/Music")のリンクも不要のようだ。

ほんとうにこれだけでいいの? と思いながら、apu1をLANケーブルでHUB(WindowsPC=DLNA Controlerと同じHUB)に接続、また、DACにUSBケーブルで接続し、電源を入れる。

WindowsPC上のControlPointにKinskyを使って、roomに「UplightMpd」を選択、Tools-Option-Network-Network Interface で、192.168.11を使っているLANアダプターを選択、Home LibraryでMinimServerを選択。これで設定は終了。


Kinskyで楽曲を選択し再生すると、すんなりと音が出た。

なんと簡単なことか!

作業は全てWindows上だけで完結し、telnetでログインしLinux上で設定する必要もなかった。最初は、難しそうに思えたが、JPLAYのデュアルやvoyageMPDより簡単だった。

そしてその音は、ノイズ感が全くなく、JPLAYより静かでクリアな感じだ。非常にいい。これはVivoMiniとapu1との違いが出ているのだと思う。音質はもうしばらく聴いてからにしたい。

やはり、ディスプレイ出力のないapu1はVivoより遥かにノイズ感がない。うーん。yoさんが再びLINUXに戻ったのも頷けるなあ。


2 件のコメント:

  1. やはり実行されましたね。
    私のほうは、マシンは来たのですが、まだ開封できていないままで、先を越されました。
    簡単そうですね。
    私も早く聴きたくなりました。

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  2. 思ったより簡単でした。
    静音PCを使っておられるので、aup1にしてもそれほど違わないかもしれませんね。

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