2014年9月8日月曜日

Raspberry Pi I2S

長くタンデム基板に集中してきたので、すっかり乗り遅れてしまったが、Raspberry Pi I2S直出しDAC直結は凄いらしい。 Raspberry Pi ModelB+ という新しいバージョンが出たらしいが、電源がスイッチングに変わり音質も落ちたらしい(?)ので、古い方のRaspberry Pi ModelBを買ってみた。


さて、OSをどうしようか調べてみると、正規ページから、初心者用や上級者用のLINUXのイメージがダウンロードできるようだ。

しかし、どれがI2Sをサポートしているんだろう。あちこち検索してもよく分らない。I2Sをサポートしていなければ、どこからか必要なモジュールを探してきてコンパイルしなくてはならないのかもしれない。これはちょっと簡単にいきそうもないな。 

いやまて!

volumio ってのもあるぞ。

調べるとvolumioというのはdebian系のlinuxで、I2Sオーディオ用に開発された便利・お手軽OSのようだ。こりゃあいい! 

半導体計測屋さんもvolumioを使っている。よし、これを使ってみよう。先人たちは苦労したようだけれども、この辺りは、後発組の特典かな。

で、SDカードを探すと以前voyageMPDで使った4GBを発見。volumioのイメージをダウンロードし、イメージをDDWinで書き込んで、SDカードをスロットに差し込み、LANを接続、電源コネクターにmicroUSBケーブルを差すと起動しLEDが点滅した。


sshでメインPCからアクセスしてみると、ちゃんと起動している事がわかる。


メインPC上で、Web上のvolumioのページを開く。USBを差しても認識されないので、dfで見るとUSBがマウントされていないし、NASもないので、volumioに標準で用意されているRAM DISK \\volumio\Ramplay に楽曲を放り込んでみた。問題なく再生しているようだ。


が、音が出ない。Raspberry Piに何のデバイスも接続していないので出るはずもないか。USBでDACに繋ぐと音がでるのだろうか。

メニュー プレイバックを見ると、デフォルトがDACオンボードと書いてある。音声出力はALSAのみ表示されている。I2S出力はONになっている。

Raspberry Piが出力するI2Sは、BCLK、LRCK、DATAのみで、MCLKがないらしい。そこで多くの人たちがMCLKの要らないDACを使っているようだ。

しかし、我がタンデム基板は、MCLKがなくとも、基板側でBCLKからMCLKを作ってくれるので、大丈夫。 
(追記:正確には、NB3N2302を使ってBCLKを4倍、8倍してMCLKを作る、ということなので誤解のないように(ぺこり)。

さて、後は、また明日。

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