2014年7月26日土曜日

タンデム基板(8)

タンデム基板(デュアルモノの場合)

PINの半田付け(表面)

パスコンの半田付け(裏面)

接続図 


2014年7月22日火曜日

タンデム基板(7)

DIYINHKのDXIO Proで音出しができた。
FSLEDの出力がUDAと全く同じなので、UDA2の設定そのままで問題なく音がでる。
入力はPCMが44.1KHZ~192KHzだがDSDが64しか入力できないのは残念。
ただし、安いし音もなかなか新鮮な感じでいいと思う。



2014年7月19日土曜日

タンデム基板(6) 音出し成功!!

つまらない半田ミスがあって手こずったが、ようやく音が出た。
まずは、スレーブ無しのマスター基板だけのデュアルモノ。
無事に音が出た。予想以上に良い音だ。

マスター基板 デュアルモノ
 

次に、スレーブ基板を接続して、いよいよ待ちに待ったテストモードだ。
これも無事に音が出た。!ノイズがない!しっかりとした音だ。

このモードは、FN1242AのフルーエンシーのかかったDSDなので、おそらく、この音を聴いた人はかつての新潟精密の関係者の方々以外では、我々が初めてなのではないだろうか。感動!

半導体計測屋さん、大変なご苦労があったと思いますが、本当に感謝です。ありがとうございました。 

マスター基板+スレーブ基板 デュアルモノ



2014年7月13日日曜日

タンデム基板(5)

UDA2基板とのI2S接続
デュアルモノ・シングルの選択
MCLK反転・非反転の選択
MUTE_Hの有効・無効
GNDの接続
ファインメットビーズでの接続例

2014年7月7日月曜日

タンデム基板(4)

I2S入力端子JCCN1に入力されたPCM/DSD信号は、ロジック回路などを通りマルチプレクサ出力端子から出力される。

マルチプレクサ出力端子をFN1242A入力端子であるSV1、SV2に繋ぐ。テストモードで、FN1242AのZEROL、ZERORからDSDが出力される。

マスター基板とスレーブ基板の接続は、OUTSV1同士、OUTSV2同士を繋ぐ。繋ぎ方は基板同士を重ねるならピンソケットとピンヘッダを使う。この時スレーブ基板のOUTSV1、OUTSV2は入力となる。

スレーブ基板のOUTSV1、OUTSV2に入力された信号はOUTSV(丸型)から出力されるので、これを左右のFN1242A入力端子と接続する。

デュアルモノの場合、FN1242A(LEFT)から差動のLP,LM、FN1242A(RIGHT)から差動のRP,RMが出力される。


2014年7月1日火曜日

タンデム基板(2)

JCJP1 MSTJP1 の設定

DDCからFN1242AにPCMを入力するとテストモードからDSD_LとDSD_Rが出てくる。この信号をそのまま別のFN1242Aに入力する際に、DSD_CLKが必要になる。

そこで、DSD_CLKを作る必要があるが、これはDDCから入力したBCLKを使えばできる。DSD128~DSD278までならBCLKを2倍、それ以外はBCLKをそのまま使う。

ただしその為には入力された信号の周波数を知らなければならない。そこで、DDCがLEDで周波数を表示するために用意している信号FS0~FS2を使う。この信号の組み合わせをみれば、入力された信号のサンプリングレート(LRCK)がわかる。これがわかれば、BCLKもMCLKもTESTモードから出てくるDSDの周波数もわかる。

MSTJP1はそのBCLKを2倍にするのかそのまま使うのかを設定する端子だ。

JCJP1はDDCからのMCLKが22MHzか24MHzかを設定する端子だ。この設定をもとに後段のロジック回路で22MHz=H、24MHz=Lが生成され、MCLKと供に後段のジッタークリーナー(Si5317)に渡される。

本件ジッタークリーナー(Si5317)は、MCLKをクリーニングするが、MCLKの周波数に合わせて設定を自動的に変更して、クリーニングする。(ジッタークリーナーについては後日詳細に見ていく)。

MSTJP1もJCJP1も、なぜわざわざユーザーが設定しなければならないのかと言うと、入力された信号の周波数を知る為の信号(F2,F1,F0)がDDSによって異なるからだ。使用するDDCの信号(F2,F1,F0)に従って、ユーザー側で設定してやらなければならないのである。ということなので、周波数を知る信号を出さないDDCは使用できない。



*(Amaneroユーザーのみ)MCLKを逓倍するには、タンデム基板、Amaneroの他にNB3N2302の回路を別途用意する必要あり。3.3V、GND、MCLK入力、2逓倍出力の4本の配線。倍数設定端子を3.3V、GNDに繋ぐことで2倍、4倍の選択ができる。