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2018年3月25日日曜日

PCオーディオの最新

さて、このタイトルである。これまでPCオーディオについていろいろやってきたが、最新の状況をまとめておこうと思う。
構成は以上で決まりだ。

1.機器の選定

機器のグレード
いずれの機器も技術が進み「小さく安価なであっても」機能的には十分すぎるものを持っているので、通常グレードの安価なもので十分。できる限り5Vモバイルバッテリーで駆動できるものを選ぶ。

ネットワーク
ネットワークは、インターネットには繋がない音楽専用のネットワークとする。家庭のホームネットワークが、192.168.0なら192.168.2を使う。機器同士をHUBもしくはWIFIで繋ぎ、ルーターで同じネットワーク(192.168.2)のIPアドレス(1~255)を付与する。

ルーター
ルーターは、エレコムの小さなルーター「WRH-583YL2-S」(バッテリー駆動)で十分。安いうえに無線(WIFI)も付いているので、タブレットやスマホも使える。

HUB
電源内蔵タイプのHUBの電源は、ほぼスイッチング電源なので、ACアダプター入力(=DC5V入力タイプ)のものを選ぶ。使用時、ACアダプタは使わず変換ケーブルなどを使ってモバイルバッテリー5Vを入力する。
また、浮遊ノイズから保護するために、プラスティックではなくメタル筐体のものを選ぶ。

しかし、有名メーカーの製品はほぼ、ACアダプター(DC入力タイプ)の筐体はプラスティックで、電源内蔵タイプの筐体がメタルだ。直流入力でメタル筐体の製品は見当たらないので、ACアダプター(DC入力タイプ)でプラスチック筐体を選ぶしかないようだが、電源内蔵タイプでメタル筐体のものを選び、簡単な改造(中のスイッチング電源基板を取り外して、代わりにモバイルバッテリー5Vを基板に入力する)で、DC入力かつメタル筐体とすることができる。

改造はこちらを参考に。
http://asoyaji.blogspot.jp/2018/02/blog-post_18.html
http://asoyaji.blogspot.jp/2018/03/blog-post_24.html

RendererPC
ミニPCは、Windows10がインストール済みで5Vバッテリー駆動のものを探す。これも余計なアプリや設定は徹底的に削除・停止して音楽専用にするので、元々余計な機能の付いていないシンプルなものがいい。

MediaServerPC
これは上記と同じPCでOKだが、RaspberryPiでも十分にOKだ。
http://asoyaji.blogspot.jp/2018/03/raspberrypinasnew.html

もちろん、QnapなどNASにMinimserverなどをインストールする方が簡単だ。

レンダラーやメディアサーバーは、電源を入れたら一切操作しない(ディスプレイもキーボードもマウスも接続しない)縁の下の力持ち=黒子になる。

タブレット
有線で繋がったPCを使ってもいいが、やはりWIFIで繋がったタブレット、iPad、スマホ、モバイルPCがお奨めだ。

2.ソフトウエア

ContolPoint
コントロールポイントの画面には、メディアサーバーとレンダラーが表示される。メディアサーバーから楽曲を選択しレンダラーに再生指示をうると、楽曲が再生される。

LINNのKAZOOやKINSKY、AudionetRCPなど、自分の使いやすいものを選ぶ。
ただし、KAZOOはOpenHomeに対応したものしか表示しないので注意。

Renderer
JPLAYはインストールするだけ(シングル)でRendereになる。超簡単。
Foobar2000は、下記のUPNPコンポーネントを使ってRendereにする。
http://www.foobar2000.org/components/view/foo_upnp

MediaServer
PCにUSB-HDDを繋ぎNASにしたもの。市販のNASに、MediaServerソフトをインストールすることでMediaServerとなる。MinimServerが使いやすい。
なおJPLAYはトランスコードを持たないので、メディアサーバーでトランスコードする。


3.小型化とモバイルバッテリーの恩恵

機器が小型化し省エネ対応となり、モバイルバッテリー駆動が可能になった。特にPCは、ついこの間までバカでかいATX電源を使っていた訳で隔世の感がある。

バッテリー化により電源由来のノイズは解消され、ノイズレベルが格段に下がる。SNが上がり見通しが非常に良くなって音の一粒一粒が浮き上がってくる。綺麗な音だが力がないとか高域はいいが低域が今一つなどといた音質面でのマイナスは全くなく、むしろ力強く低域も素晴らしい。

従来の電池や鉛蓄電池などを使わなくとも、モバイルバッテリーが安全かつ手軽に使えるようになってきたことも大きい。

PCオーディオは、機器の小型化とモバイルバッテリー技術の進化の恩恵を最も大きく受けることのできる分野だ。この幸運を使わない手はない。




2013年4月16日火曜日

最新のPCの音

Corei7 3770K ASRock Z77 Extreme6、Windows7 64bit に変えてから、Bug Head にばかり感動していたが、そもそもPCの音そのものも変わっているようだ。

音が相当に安定しているのである。音が太くなり、静けさや透明感が増している。ノイズ感もない。つまり最新のCPUとマザーボードと64bitOSにするだけで十分に音質の向上が望めるのではないだろうか。


静かにピアノを聴きたいときは、Bug HeadよりもFoobar2000やJRMCがいい。

Bug Head の静けさ透明感は驚くべきものがあるが、やはり音量が大きい。少し抑えて静かに聴くには音量の調整が難しい。見た目もグラフィカルなところやデータベース管理も欲しい。

だが、海外の企業にこの権利を売ってしまって、これ以上のアップデートはないとのことなので、非常に残念だ。海外企業はこれを製品化するのだろうか。


2012年7月14日土曜日

理想のPCオーディオ

DSDにのめり込んで思うのが、これまでのPCMの楽曲を全てDSDで聴きたいということだ。

DSDの楽曲には限りがあり、PCMでしか聴けない好きなアーチストの好きなアルバムを聴くことができないからだ。

そこで数ヶ月前に、無謀にも膨大な数のPCMファイルをDSDに変換する作業を開始した。しかし、半分もいかないうちに我が2TBのHDDがあっという間に一杯となり、ニッチもサッチもいかなくなった。

おまけにタイの洪水の後遺症でHDDの価格は高止まりしている。

さて、どうすべきか?

そんな時、目にとまったのがアンドレアス・コッチ氏の作ったプレイバックデザイン社のDAC達だ。これはDAC内でPCMをDSDに変換して聴けるというもので、垂涎もののDACだ。しかし如何せん超高級品。MPD-5は約200万円、MPD-3で100万円もする。

このDACは、コッチ氏が作ったFPGA回路でPCMをDSDに変換している。DSDはPCMと違ってサンプリングしたものではなく1bit2.8224MHzのPDMというフォーマットを使っているので、ノイズを高周波域に追いやってローパスフィルターで高周波ノイズをカットしてやるだけでアナログ変換してくれる。コッチ氏のDACにもいわゆるDACチップは搭載されていない。

要するに、FPGAでのプログラムなのだ。QuteHDのコードのDACも同様にFPGAでDACチップは搭載していない。

この方式だと、楽曲のフォーマットはPCMであろうがDSDであろうが関係ない。PCからUSB経由でPCMでもDSDでも受けて、FPGAを通せばDSDが出てきて、これを、基本的にローパス一発でアナログに変換できる。だから機器構成も非常に簡易になると思われる。

ハード的には200万円や100万円も掛からないと思うのだが、高級なのはFPGAのノウハウ料なのだろうか。

しかし、この流れは、これまでのDACを使ったPCオーディオの流れを大きく変えてしまう可能性がある。ハードは安く簡単に作れるのだ。大量生産して大量販売できればFPGSのノウハウ料なんて軽々と元が取れる。

これをわが国のソニーがなぜやらないのだろう。SACDというメディアに閉じこもっていては、他の進歩的な外人たちに食い荒らされるだけだ。うまくやればアップルにだって対抗できると思う。

ソニーがやらなくてもいずれ第二、第三のコッチ氏が出てくるだろう。ソニーにとっては最後のチャンスではないだろうか。

著作権法の改正で、善良でお金を支払ってSACDを購入している貴重な「個人使用目的の」ユーザーを犯罪者にしてしまう前にやることがあるはずだ。

私にFPGAの開発能力があったら。



本日夜-追記

上記ブログは、今朝書いたものだが、用事で外出して今ほど家に帰ってきて、エレアトさんのブログ
を見ると、なんと、それがすでにそこにあるではないか!

http://fpga.cool.coocan.jp/wordpress/index.php/2012/07/14/dsd25611289612288mhz/

これは凄いことになった。一気に私の夢が実現する。さすが田力さん。ありがとうございます。

さらに、MさんからコメントをいただきFPGAを作っていただけるとのことだ。これも凄い。是非とも作ってくださいお願いします。

これで、膨大なPCMの音源を、DSDで気軽に聴けるようになる。これは凄いことだ。

近いうちにDAC革命が起きるかもしれない。

ソニーさん急がないともう船は出ちゃいますよ。


なんだか今年の春頃には夢のような話だったのが一気に動き出したみたいで夢のようだ。最近のPCオーディオは展開が非常に速くてメーカーさんは付いていくのが大変かも。

ところで、DACチップで音が違うように、FPGAのアルゴリズムが違うと音も違うのだそうだ。DACチップの異なる音を楽しむのと同様、FPGAのアルゴリズムの違いを楽むことができるなんて、何でも音の違いを聴き比べたいオーディオファン向けだ。

2012年4月19日木曜日

BURWEN BOBCAT TR

これは面白そう。PCMの救世主になるかも!

Music TO GO! の佐々木さんは、海外の新鮮な話題をわかりやすい解説付きで紹介してくれるのでほんとうにありがたい。VoyageMPDのDSDネイティブ再生もこちらの情報が最初だ。

今回は、PCMのあの元気一杯だけときつくて聴き疲れする音を音の鮮明度や解像度はそのままに上質の音に変えてしまう魔法のようなソフトウエアの紹介だ。

あのバウエンさんが開発し、マークレビンソンさんが積極的に広めているようだ。元々はハードウエアで実現していたものを、ソフトウエアで実現したもののようで、Windows Media Playerのプラグインとして提供されている。

Music TO GO!
http://vaiopocket.seesaa.net/article/265415559.html

"マークレビンソン氏のBobcatへの賛辞ですが、いかなる価格のCDプレーヤーよりも優れた向上をもたらすと書いています。(佐々木氏)
Burwen Bobcat elevates the quality of CD, and MP3 to be equal to or better than analog and SACD. No CD player at any price can come close to making this improvement. - Mark Levinson"
BURWEN BOBCAT TR
BURWEN BOBCAT TR $109.00
http://www.burwenbobcat.com/BBTB_Download.html


でもなぜWindows Media Player なのか? そんなの誰も使ってないと思うが・・・。しかも、$109はちょっと試してみるには高い。期間限定のお試し版があればいいのに。

というわけで、ポチらないことにした。余裕のある方はどうか試してみてください。