2014年8月30日土曜日

タンデム基板(16)

全てのサンプリングレートをシームレスに聴く

前回、MCLKを2逓倍してぶっ飛びサウンドを体験したのだが、44.1kHzと48kHzが聴けなくなるのが残念だった。最も楽曲の多いレートが聴けないのでは実用性に欠ける。

そこで、半導体計測屋さんに教えていただいて、NB3N2302の入力をちょっと工夫して、44.1kHzと48kHzならMCLKは1倍、それ以外はMCLKを2逓倍する回路を組んだ。

これで基板上の設定を変えることなく、全てのサンプリングレートをシームレスに聴くことができるようになった。もちろん88.1kHz以上はMCLK2倍のぶっ飛びサウンドだ。





2014年8月24日日曜日

タンデム基板(15)

MCLK 2逓倍に挑戦

マスタクロックを2逓倍にし、PCM88.1kHz、96kHzを入力するとテストモードでDSD256が、PCM176.4kHz、192kHzを入力すると、DSD512が生成される。ただし、MCLKが45Mhzで44.1kHz、48kHzだと1024FSとなりFN1242Aでは限界を超えて音が出ない。つまり、88.2kHz以上のハイレゾのみ再生可能だ。

その音が素晴らしい。逓倍しなくとも素晴らしいのに、逓倍すると更に本当の音に近付いていく感じがする。アナログレコードやテープに負けない感じがする。

うーん。44.1kHzでもMCLK2逓倍が可能なら凄いのに!




2014年8月23日土曜日

タンデム基板(14)

電源を、①5.5V(マスター左アナログ+スレーブ左アナログ)、②5.5V(マスター右アナログ5.5V+スレーブ右アナログ)、③3.3V(マスター左デジタル+スレーブ左デジタル)、④3.3V(マスター右デジタル+スレーブ右デジタル)、⑤3.3V(PLL+マルチプレクサ)の5つに分けてみた。



ここまでタンデム基板をやってきたが、音質についてはあまり書いてこなかった。何故かというと、そもそもタンデム基板は、FN1242Aの前段処理(8倍オーバーサンプリング、フルーエンシー補完、Δ∑変調)後のDSD信号を取り出して(テストモード)、これを更に別のFN1242Aの後段処理(DAC&LPF)を通して聴こうというもので、(これを半導体計測屋さんはタンデムと呼んでいる)、元々1チップで処理していた工程を、2チップで処理するので、どう考えても音質的には劣化するのではないかと思われたからだ。従って、音については、十分に調整をした後に、慎重に感想を述べたいと思っていた。

ここでようやく音質を語れるレベルにまで調整が進んだので、満を持してタンデム基板の音質について感想を述べてみようと思う。

タンデム基板の音の特徴
① ノイズ感が全くなく静けさが際立っている。
② 小さい音でも一音一音がはっきりと立っている。
③ くっきり感があり明確で力強く艶がある。
④ 空間感や余韻も素晴らしい。
⑤ 音が稠密で、抜けたところがなく、曖昧さや滲みもない。
⑥ 音の定位がより明確。
⑦ 音楽を楽しめる。
⑧ まさにFN1242Aの音。

以上。とにかく予想を上回る素晴らしい高音質だ。

 

2014年8月17日日曜日

タンデム基板(13)

デュアルモノなので差動部分をツイストペアにしてみた。一気にノイズっぽさが消えて素晴らしい音になった。うーん。これはかなりの効果がある。これまでで最高の音かも!




2014年8月14日木曜日

タンデム基板(12)

とりあえず1セットをケースに入れた。地に足のついた落ち着いた音になった。


2014年8月7日木曜日

タンデム基板 再頒布開始!

半導体計測屋さんがタンデム基板の再頒布を開始した。

FN1242Aの入手ルートを別途確保されたようで、FN1242Aのチップを持って無い人も応募可能だ。

これが最後のチャンスになると思われるので、是非とも申込んでみて欲しい!

前回よりもタンデム基板の全貌も明らかになってきたので、敷居は低くなっていると思う。


お申し込みはこちらから

「今更1242」 半導体計測屋さんのブログ
http://zx900a.blogspot.jp/


 申込期間

  8月10日(日) 昼12:30 ~ 8月17日(日) 昼12:30 まで


タンデム基板(11)

ジッタークリーナーの調整

BWSELを高精細にすると、うまくロックしないので、ポテンションメーターで調整する。


最初はノイズの塊で全く音が聴こえなくても、ポテンションメーターを回すと、ラジオのチューニングが合った時のように、突然澄み切った音が聴こえてくる場所が見つかる。これがロックした状態だ。

しかし、サンプリングレート毎にロックする場所が異なる為、全てのサンプリングレートでロックする場所を探す必要がある。

まずは、192KHzの曲を再生しポテンションメーターでロックする場所を探す。次に、96KHzでまたロックする場所を探す。それぞれロックする場所が異なるが、再び192KHzを再生しロック場所を探す。次に、48KHzのロック場所を探す。何度か192KHzや96KHzで繰り返す。これでハイレゾ関係は全てロックする場所が見つかる。最後に44.1kHzだが、ハイレゾで見つけたロック場所では、ノイズが出る可能性が高い。その時は、プレーヤーソフトのPLAY、STOPを何度か繰り替えす。そのうちにしっかりとロックする。

これでうまくいかなければ、諦めずに根気強く、上手くいくまでこれを繰り返す。何度かやれば必ず全てのサンプリングレートでロックする場所が見つかる。

ただし、ハイレゾは、ロックするまでに多少時間が掛かる為、サンプリングレートの異なる曲に切替をする際に、「ギューン」とか「バチバチ」などのノイズが入る。

ロックすると素晴らしく澄んだ美しい音になる。これはやめられない!


2014年8月3日日曜日

USBフィルター頒布開始!

世に中のいろいろUSBフィルターなるものあれど、これほど効果を実感できるフィルターは他にあるだろうか?

たくぼんさんの設計図を基に自作して使っているが、これを聴いた誰もがそう感じる。

そのUSBフィルターが、ついにファインメットワールドから頒布されることになった。しかも更にグレードアップして!

これまでのフィルターでも十分に凄かったのだが、より音質が向上しているとのこと。「 ・・・ 濃厚、力強く、極太で、まさにチョークインプットのよう・・・ 」ということでこれはお勧め!

量産できないと思うので、早めに申込むべし!。




新大陸への誘い
http://tackbon.ldblog.jp/archives/52355119.html

ファインメットワールド
http://tackbon.blog.jp/

PCで音楽
http://asoyaji.blogspot.jp/search/label/USB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC

2014年8月2日土曜日

タンデム基板(10)

amaneroでやってみた。これまでamaneroはUDAより音質的にやや劣ると思っていたが、全くそう感じない。これは使える。



必須!
amanero はデフォルトでは、FSLEDがOFFになっているので、必ず、amaneroをUSBケーブルでWindowsPCに繋ぎ、oemtool115のConfigTool.exe を起動、「Enable F0,F1,F2,F3 function」にチェックを入れて「Write Flash」で書き換えすること。


oemtool115は、輸入代理店の株式会社テクソルのHPがわかりやすい。
http://www.tec-sol.com/products/elec/amanero/index.php


2014年8月1日金曜日

タンデム基板(9)

端子の結線













全部で9セットの音出しに成功(この他に3セット)