2016年7月20日水曜日

至高のTVC


これはファインメットトランスTLT1595Jを使ったTVC。丁寧に作られた木の箱に収められている。この箱はマランツ7と全く同じサイズで、なかなかの迫力だ。

DACとプリアンプの間に、このファインメットトランスのTVCを入れると、ほんとうに音が変わる。ボーカルは本来の音に更に近づいた感じがするし、高域もよく出て、低音の迫力が凄い。静かで安定感も抜群だ。(下は、USB-DAC1号機。)

実に素晴らしい。

内部の様子

上の自作TVCと比べてもでかい

2016年7月19日火曜日

OLED破損



突然、OLEDが発光しなくなった。昨夜まで問題なく発光していたのだから原因がわからない。不思議に思い写真を撮ってみると、ようやくその原因がわかった。

どちらもOLEDを包み込むガラスの下の部分に亀裂が見える。ああこれだ。

ガラスの下の部分は基板から少し浮いていて空間がある。その為、基板をケースに取り付ける際、ネジを締めすぎると基盤とケースのパネルに圧迫されて割れてしまうようだ。

対策として、ネジ留め穴の上に浮いたガラスと同じ高さの緩衝材を入れればいいようだ。

あーあ、2枚も! 気が付かなかった代償は大きい!


2016年7月14日木曜日

USB-DAC 1、2、3号機完成

1号機

2号機

3号機

1号機に続き、2号機、3号機がようやく完成した。

OLED VUmeter も取付(1号機はこれから)。やっぱり有機エレクトロルミネッセンスはグラフィックはいい感じ!

音出しも両方一発で成功。まずはよかった。ほっ。

どちらも本当に静かで素晴らしい音だ。苦労した甲斐があった。
それにしても予想以上にいい音に感じる。この音の良さは何だろう。

① DXIOのマスタークロックが NZ2520SD 45.158Mhz and 49.152Mhz だから?
デュカロンクラスの最高のオシレーターを入れると更に静けさが増し音がきめ細かくなるが、あまりに高価すぎる。同じNDKの安価で小さなこのオシレーターは、デュカロンでなくとも十分な能力を持っていると思う。

② XMOSが最新のxCORE-200で2000mipsだから?
XMOSはCPUのようなものなので、最新の高速チップの方がいいのかも。それにしても768KHzの音源などどこもないので、余裕と考えるしか・・。

③ テシコンのビットパーフェクトドライバーを使っているから?
テシコンは当初からXMOSの標準ドライバーで、ビットパーフェクトだった。

④ 5電源を全て独立供給しているから?
今回は電源にかなり力を入れた。その成果が出たかな。それにしてもケースの半分が電源。

⑤ TPS7A4700を使ったから?
TPS7A4700も今やメジャーな存在だが、このLODの音が嫌だという声もある。でもこれが音質に悪影響を与えていると感じたことは一度もないなあ。

⑥ 電源のコンデンサにPMLCAPを使ったから?
これは気持ちの問題か。

⑦ 電源にエミフルを入れたから?
これは効果ありだと思う。

⑧ 整流ダイオードに、ロームSiC を使ったから?
ダイオードで音の感じが変わることは確か。なかなかいいと思う。

⑨ AK4495が SEQ だから?
AK4495はライントランスと組み合わせると化ける!しかもSEQは厳選された高音質チップ。

⑩ AK4495がデュアルモノ だから?
デュアルモノ且つ電源も独立供給なので、左右の分離、安定感が素晴らしく良い。

⓫ ファインメット・ライン・トランス1010を使っているから?
このUSB-DACは、見た目はシンプルだが最先端のチップ、基板を使い、電源にも資源を投入した。そしてなによりその肝がファインメット・ライン・トランス1010だ。

市販のUSB-DACで出力にライントランスを使っているものはほとんど見かけない。トランスそのものが時代とともに使われなくなり製造されなくなり、ビンテージを除き音質のいいものが少ない。今はどうか知らないが、以前は LINNのネットワークプレーヤーにルンダールが使われていたくらいだ。

トランスは、周波数特性があって周波数によっては音が歪む。癖があって使いにくい。今は、オ
ペアンプが当たり前の時代なのでインピーダンス調整など考える必要もなくなった。

それでも、このファインメット・ライン・トランスは、低域が減衰したり広域がキンキンするということがなく、ほとんどの帯域でほんとうに美しい音を伝えてくれる。非常に優れた周波数特性を持っている。

やはりこのUSB-DACの肝はファインメット・ライン・トランスだ。

2016年7月11日月曜日

USB-DAC2号機、3号機製作中


1号機を聴きながら2台を一度に製作中。なんとかケースに固定した。これから配線だ。

それにしても1号機はいい音だなあ。チョークインプット電源もデュカロンも無しなのに! これはこれでちょっと複雑な気持ち。



2016年7月8日金曜日

DIYINHK OLED


DXIO768KにDIYINHKの「OLED VU meter display」を接続してみた。

最初、全く光らず壊れているのかと思ったが、実はそうではなく、DXIOの電源を入れた状態でつないでいたので光らなかったことにやっと気が付いた。OLEDを初期化するためには、DXIOにつないだ状態で電源を入れなければだめだったようだ。

LEDよりグラフィカルでいい感じだ。VUメーターに加えてサンプリング周波数も表示してくれる。ただし、DSDの時はVUメーターは止まったままで振れない。

気に入ったので、ケースの前面に嵌め込むことにした。(穴あけが・・・)

 


2016年7月6日水曜日

USB-DAC試作機完成

試作機完成


ケース タカチ OS70-32-43SS

DDC
  DXIO768K(DIYINHK)

  ・ XMOSは、最新のxCORE-200(XU216、16core、2000MIPS)が使われている
  ・ 45.158Mhz と 49.152Mhz のクロック(NDK NZ2520SD)で直接駆動
    (デュカロンを直接入力することが可能)
  ・ ドライバーはテシコンのビットパーフェクトドライバー
  ・ PCMは768KHzまで、DSDは512まで(1024も可能)



DAC
  やなさんAK4495SEQデュアルモノDAC

  ・ AK4495の特別高音質バージョンのSEQをデュアルで使用 
  ・ ベタアースのアイソレート部の接続には、ファインメットビーズを使用



差動合成
  ファインメット・ライン・トランス TLT-1010

  ・ OP-AMPを使ったフィルター不使用
  ・ OP-AMPとは比較にならない高音質
  ・ 周波数特性に優れ全ての帯域で歪のない豊かで美しい音が出力される


電源
  ・ やなさん TPS7A4700デュアル電源基板 3枚(6電源供給)
  ・ デジタル3.3V×2、アナログ5.5V×2、電源を全て独立供給するため基板3枚使用
  ・ 整流にはローム SiCショットキーバリアダイオード(600V6A)を使用
  ・ 低ノイズLDOのTPS7A4700を使用
  ・ 1基板で2電源
  ・ 電源トランスは、Nuvotem Talemaのトロイダルトランス
    1次:115 V ac, 230 V ac,2次:2 x 6V ac,電力:30VA




追記 H28.7.7

音出し成功。JPLAY Streamerで再生。デュカロンでもチョークインプット電源でもないが、予想以上のいい音が出ている。これなら自信をもってお勧めできるなあ。ほっ!