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2011年11月3日木曜日

基板圧着コネクターの作成

基板自作で必ず必要になるのが、基板圧着コネクターだ。これをペンチ手作業でやるのは非常に難しい。また、サイズの合わない圧着工具を使うとピンが崩れて使い物にならなくなる。ちょうど良いサイズのものを使うことが大事だ。

B3B-XH(左) と B3B-PH(右) とそれぞれのピン

圧着工具

XHは1.6mm  PHは1.4mmがぴったり合う


線の先は短めに皮膜を剥ぐ

指先に乗せてピンと線を組み合わせる

 まずはピンの真ん中を力を込めて圧着する

こんな感じになる

 更にピンの下側(皮膜)を圧着する

できあがり

工具があると非常に簡単に綺麗に出来上がる!!!

2011年7月2日土曜日

ライポール・ウーハー! 自作!(3)

前回(2)、低域の音量がいま一つと感想を書いたが、その後、ボンドが乾燥し、エージングも進んだのか、昨日あたりから見違えるほど低域が出るようになってきた。JSPウーハーと聴き比べてみたが、音量で確実にJSPを上回っている。


これならダブルにする必要は全くない! 思い残すことなくJSPウーハーを取り替えられる。

今日、HDtracksで配信開始されたイーグルスのホテルカリフォルニア(192kHz,24bit)をダウンロードして聴いてみたが、音全体に厚みがあり特に低域が凄い音量だ。CDの倍くらいの太さがあるように思う。


これをライポールは十分な音量で鳴らしてくれている。これからは、ヤマハポンせんべい+ライポールで行くことに決めた。

7/4 追記

最初聴こえなかったビル・エバンスの「Waltz for Debby」の地下鉄の音がはっきり聴き取れるようになった。超低域は諦めていただけに驚いた!JSPよりはっきりと聴こえる。だんだん良くなってくる。ライポール・ウーハー恐るべし!!

2011年6月28日火曜日

ライポール・ウーハー! 自作!(2)

音のつながり、音場の広がり、しっかりとした定位などあるべき姿から言えば、ライポール・ウーハーは、後面開放のポンせんべいとはベストマッチのウーハーだと思う。

ただし、問題がある。HPにも書かれているとおり、1ユニットでは音圧がやや弱く、大きなボリュームで聴くには、数段積み重ねる必要があるということだ。

実際、我が家のライポールもJSPに比べると少し低域の音が弱い。また超低域もでていないようだ。JSPウーハーで今まで聴こえていた「Waltz For Debby」の「地下鉄の音」が全く聴こえなくなってしまった 。

やはり、低域のボリュームをカバーするには、ライポールを左右ダブルにする必要がありそうだ。

となると、パイオニアの30cmウーハーユニットをもう1セット入手する必要があるが、何分古いスピーカーだから入手は困難だ。

超低域も出ていないので、入手するなら超低域まで出るユニットが良いのだが、そんなのあるかな?

なお、JSPウーハーの力強い低域も捨てがたいものがある。これはこれで素晴らしいスピーカーだと思う。

悩ましい。

2011年6月26日日曜日

XMOS ジェラルミンケースに格納!

タカチの軽いアルミケースに格納していた「XMOS」をジェラルミンのケースに入れ替えた。なかなかの肉厚で堅牢かつ重量もあり鉛は不要になった。



ライポール・ウーハー! 自作!

ついにライポール・ウーハーを自作した。ユニットは、本来は「RiPol RBS 512」がベストななのだが「not available」と入手不可能なので、S氏が目を付けたパイオニアの「CS-616」の30cmウーハーをヤフオクで落札しておいた。

箱に使う木材は、いつものラバーウッドだ。非常に硬くしならず見た目も美しい。例によってS氏の作業場と道具を借りて作業をした。

ウーハーユニット パイオニア「CS-616」の30cmウーハー
http://audio-heritage.jp/PIONEER-EXCLUSIVE/speaker/cs-616.html
スピーカーボックスの木材
ラバーウッド(1枚4200mm×500mm×25mmをカット)
・385× 385× 4枚
・385× 155× 4枚
・385× 335× 2枚
・385× 120× 2枚
・385× 110× 2枚

製作風景








完成!!!

さっそくS氏のオーディオルームで、ダブルで聴いてみた。左は、先日S氏が試作で作成したもの。右が今日私が作成したもの。ライポールは、大きな部屋で大音量で聞く場合は、片CHダブルを推奨している。



試作ウーハーだけでもかなり良かったのだが、ダブルになるとさらに中域、高域に力強さと太さが加わり音全体が激変しているのがはっきり分かる。

音場が更に広がり、美しいボーカルが後方やや高い位置から降り注いでくる感じだったものが、真ん中より少し上に降りてきて、低域を含めた定位が驚くほどはっきりしている。

ライポール・ウーハー恐るべし!!!!こんなに音が激変するなんて、しかもこんな小さな筐体なのに!!!二人でにんまりうなずいた。もうJSPウーハーには戻れないぞ!!!

S氏もこれにはかなり満足したようだ。S氏のライポールは試作なので、今後、ダブルを1つの箱で自作することを決意した

私は、これを家に持って帰り、後ろ髪を引かれながらも、ポンせんべいスピーカーからJSPウーハーを外し、ライポール・ウーハーを取り付けた。


音出しをしてみた。うーん。音の繋がりが格段に良くなってすっきりした感じだ。ただし、これまでは、低音が全て前面に出てきていたので、何やら低音の音量が小さい感じがしてしまう。だがよく聴いてみると低音はしっかりと出ている。

エージングが必要なのだろう。最低3~4日は鳴らしてみる必要がありそうだ。明日はバイアンプを試してみる。


ところでこいつはどうしたものか。後面開放でないだけで、低域もよく出るし反応も早く見た目もなかなかのものだ。S氏に引き取ってもらおうかな。

2011年6月23日木曜日

ライポール・ウーハー!

スピーカーは以下の三つに分類されるそうだ。
●モノポールスピーカー:一つの方向に音を出す -> 一般的なスピーカー
●ダイポールスピーカー:二つの方向に音を出す
●トライポールスピーカー:三つの方向に音を出す

ところで下の写真は「ライポールスピーカー」というバッフル板を折り曲げて、前後に音を放射するスピーカーだ。
http://lautsprecher-shop.de/hifi/index_en.htm?/hifi/ripol_en.htm



Yamahaのポンせんべいは後面開放型スピーカーで、音場がスピーカーの後方に形成されるのだが、ウーハーが後面開放でなく前面に出るもののため、低域だけが前面に出てくる感じで繋がりが良くないところが課題だった。要は、後面開放のウーハーがあればいいのだが。

それが、このライポール! 前後に低域を出している。すわっ!ということで、さっそくS氏が30cmウーハーユニットを使って試作品を製作した。

その音が凄いのだ。普通は低域を出すには大容量の箱が必要だが、ライポールはほとんど共鳴箱のないコンパクトなつくりであるにもかかわらず、強烈な低音が放出されるのだ。しかも後方にも放出されているので、後方の音場が見事に繋がっている。しかも30cmウーハーの音で太く余裕がある。

これは、まさに激変で、JSP方式ウーハーを圧倒的に上回っている。これは、つくるしかない! ということで、今度の土日で製作することにした。


2011年6月18日土曜日

ALIX3D2 の電源を自作!(ほんとの最終)

コンデンサを大量に調達した。これで、電源に再挑戦(ほんとうに最後)だ。

完成!今週は何度電源を作り直したことか(苦笑)。後ろに見えるのがALIX3D2。電源の1/4くらいの大きさ。その上が、XMOS、これも小さい。


スイッチをLED内蔵の頑丈なものに取り替え。コンデンサを、4700μF×2 コイルと抵抗1Ωを挟んで 4700μF×4 と大量に使用。これで、透明感がぐっと増した。音に安定感があり非常にいい感じだ。がんばった甲斐があったかな。シンさんありがとうございました。疲れたので今夜はこれで。


追加(6/21) 部品リスト

アルミケース(タカチ)
LED付きスイッチ(TL-22 165V6A AC / LED3.5V20mA)
LED用抵抗(金属皮膜3W/400Ω)
ACインレット
ヒューズボックス
ヒューズ
DCプラグ
ゴム足(両面テープ付)

トロイダルトランス(RSコンポーネンツ 入力2×115vac,出力2×9vac)
ブリッジダイオード
トロイダルコイル 
抵抗(1Ω)
フィルムコンデンサ(0.1μF)
電解コンデンサ(4700μF×6)

2011年6月16日木曜日

ALIX3D2 の電源を自作!(最終)

いろいろあったが、ALIXの電源がついに完成した。

まずは、トランスを出力の小さいもの(入力2×115vac,出力2×9vac)に変えた。また、ALIX内部にはDC-DCコンバーターが内蔵されており、三端子レギュレーター基盤は不要とのことでこれも外した。出力は10.6Vと、1号機、2号機の18Vに比べると随分落としたが、電圧降下による発熱が一切無くなり、箱の中もすっきりした。ほんのりと暖かかったALIXも平温だ。

三端子レギュレーターを外したせいか音はいい。ベースはVoyageMPDの太くて綺麗な音であるが、より澄み切った音になった。

ALIXの電源は、これで十分だろう。と思ったら、シンさんがALIX専用電源を自作していた。流石に素人の初仕事とは部品の選び方から違う。シンさんのコンデンサを見るとうちの電源があまりに寒々しく見える。

シンさんの電源 http://blog.naver.com/manishin/40131633058

きっと来週あたりシンさんの電源に近づいている気がする。

でもご安心を!

何だ!まだやるのか!下手な電源なんか見たくもない!もういい加減にしろ!というお叱りの言葉が聞こえてきそうなので、電源の話はもう止めにしておきます(笑)。

2011年6月12日日曜日

ALIX3D2 の電源を自作!(4)

電源をもう一台作った。2号機だ。今回は、三端子レギュレーターにLM350(3A)を使った安定化電源だ。最大20Vまでとした。1号機では発熱対策で苦労したので、今回は、ヒートシンクを使わなくてもいいように、三端子レギュレーターを底板に直付けした。そのせいか、温度は29度(室温28度)と驚くほど低温でほとんど発熱していない。これはいい!!ケースも一回り小さいものにした。

下は1号機と2号機です。


うーん。2号機いいです。ケースもコンパクトだし、なにより発熱がほとんどない。1号機の定電圧基盤は、ヤフオクで買った「LM2596S-ADJ スイッチングレギュレーター電源基板 1.5~26V 2A」。ナショナルセミコンダクターのLM2596S-ADJを使った基盤で、ピーク2Aまで可能だ。2号機は、秋月電子の「大容量出力可変安定化電源キット LM350T使用 最大3A」だ。LM350の方が発熱が少ないのだろうか。回路はほとんどチップのデータシートどおり。

前者は基盤が組んであったが、後者はパーツが入っていて自分ではんだ付けしなければならなかった。はんだ付け後、予想通り、可変抵抗が全く効かず、壊したか!と思ったが、S氏に見てもらうと問題は即解決。基盤の抵抗がグランドに落ちていなかったのだ。基盤の設計がそうなっており、自分でリード線でグランドに落とす必要があったのだ。しかし説明書には何も書いていない。よく見ると詳しい説明は省きますと書いてある。そんなものなのだ。自作の道は険しい(泣笑)。

トランスを使ったリニア電源は、非常に構造が簡単だ。ACをトランスに入れ18Vに降圧し、ブリッジダイオードで全波整流しDCに、電解コンデンサで平滑、ボリューム付き三端子レギュレータで出力を調整する。これだけだ。

今回は、初めての自作で苦労したが勉強にもなった。1号機の三端子の発熱で、熱対策の重要性を実感した。他にもいろいろあるが、実効値とピークについてもその重要性を実感した。

交流を整流・平滑すると交流のピーク値が直流の電圧となる。このところをよく認識しておかないと、出力電圧の計算が狂い電圧降下を大きくせざるを得なくなり発熱で苦しむ。

RSコンポーネンツのトランスはさらに115V入力なので、100V入力の場合は出力が100/115=0.87となってしまうので注意が必要だ。

例えば使用したトランスは115V -> 18V出力。これは実効値で、ピークは、18V×1.41×0.87=22V となる。これを三端子レギュレーターで18Vに落として使う。ALIXの消費電力は6W。18Vで電流は0.33A。4Vの降圧で損失電力は4V×0.33A=1.32Wとなる。このくらいなら発熱はほとんどなかった。10V降圧で100度近くになったことを考えるとこのあたりの匙加減は非常に重要だ。

それと、三端子レギュレーターの仕組みが面白かった。出力とグランドの間に抵抗Rと可変抵抗VRを入れて、その間に三端子のADJを繋ぐと、RとVRの値で出力電圧が決まる。その関係は、

出力V=1.25×(1+VR/R)

例えば、最大20V出力とすると、20V=1.25×(1+VR/R)

->  VR=15R

の関係が成り立つ。1kΩの抵抗Rを使うなら可変抵抗VRは15kΩとなる。R67ΩならVR1kΩだ。これで、ボリュームのつまみを回すと1.25V~20Vまで出力電圧を変化させることができる。

消費電力については、トランスは2.22AまでOK、三端子レギュレーターも3AまでOKなので、最大20V,2Aで40WあたりまでOKだが、実際には18V,0.33Aの6Wで使用しているので余裕だ。

簡単な回路で非常に安く電源ができてしまう。これはやめられなくなった。トランスが2千円、三端子基盤が500円、ブリッジダイオード、スイッチ、LED、抵抗、ヒューズ、ACインレット他で1千円、ケース1千円で、合計4,500円程度だ。

これでALIXの音が激変した。やっぱり電源はオーディオの基本だ。


自作の感想

第一に、部品の購入が難しいかった。例えば、抵抗XXΩといっても1/2W、1/4W、1W、5W 10Wとある。どの部分にどのくらいのものが必要なのかを事前に考えておかないと買うことができない。1号機でセメント抵抗を使う意味が初めて分かった。使ったセメント抵抗は5Wだったがそれでも70度ほど発熱したので10Wにした方が良かったのかもしれない。

第二に、はんだ付けが難しかった。例えば、トランスの出力側の線がエナメルで被覆してあり全くはんだが付かない。これはカッターでエナメルを削り落とさなければならないのだった。また、はんだ小手の加減が分らず長時間かかって団子になったり焼け焦げたりした。これはもう少し練習と慣れが必要だ(痛感)。電源だから特にきれいなはんだ付けが重要!!

第三に、やっぱり道具が大事ということだ。はんだ付けの際に、部品が動いて2本の手ではどうにもならず上手くはんだ付けができないことが度々あった。S氏が使っている部品を固定する万力のような道具を使うと、安定して非常に奇麗にはんだ付けができる。必需品と感じた。

ケースの加工で、どこに穴を空けるか線を引くとき、金属の定規が役に立つ。また、金属には鉛筆など線を引けないが紙テープを張ると奇麗に引ける。これも必需品だ。

実際の加工も、電気ドリルとリーマーは持ってるので、薄いアルミの箱ぐらいなら何とかなる。しかし、厚めの金属板に穴を空けたりネジ穴を掘ったりするのは、手動では傾いたり曲がったりで無理がある。やはりドリルを固定する器具が必要だ。ただし高価だし置き場所も困る。

いやはや兎に角いろいろ失敗したが、本当に勉強になった。この調子で、今度はパワーアンプも作れそうな気がしてきた。

パワーアンプも基本は電源部にアンプ基盤を付けるだけ。今時のアンプは簡単なんだなぁ。アンプ基盤もオペアンプの周りにデータシートどおりに幾つかの抵抗やコンデンサをはんだ付けするだけの簡単なもの。LM3886の基盤はいろいろあるのでこれを使えばお手軽だ。ただし、パラル(基盤を左右CH毎に複数つなげる)場合は、全ての抵抗の値を厳密に揃える必要があるのでこれがちょっと大変かな。

思い切って、LM3886/4パラのパワーアンプを作ってみようかな。(師匠S氏からまだまだ早い!とダメだしされそうだけど(笑))。 結局、後始末はS氏が・・・・・・。

2011年6月11日土曜日

ALIX3D2 の電源を自作!(3)

RSコンポーネントからトロイダルトランスが届いたので、早速トランスを交換した。


電圧 100V - トランス - 17.56V - ブリッジダイオード -  22.7V - 安定化電源 - 18.0V
電位差 4.7V (損失 4.7V×(6w/18V)=1.56W)

温度 三端子レギュレーター 32度 (室温28度)

電位差4.7Vで三端子の温度が32度になっている。今度はほぼ計算どおりだ。セメント抵抗は必要ないので外した。

三端子レギュレーターは小さなアルミ板を通して基盤直付けで全く熱対策になっていない。チップの上面に銅のヒートシンクを乗せて温度を計ると39度となった。さらに大きいアルミ・ヒートシンクを銅のヒートシンクと底板のアルミ6m厚版に密着させてみると、なんと32度まで落ちた。やはりヒートシンクは大き目のものが良い。


これでようやく電源が完成した。電源の作り方もよく分かったのでまた自作しようと思うが、ケースの穴あけなど加工工作が一番の難関だ。

肝心の音だが、深夜なのでまた明日以降に比較しよう。

2011年6月9日木曜日

ALIX3D2 の電源を自作!(2)

ALIX3D2は7V~20Vで稼働し消費電力は6W程度だ。先日作った電源は出力18Vとしたので電流は0.33A程度。

トランスの出力がAC20V(ピーク28V)で、三端子で10Vも落としたので3.3Wが熱となって、びっくりするほどの高温となった。

データシートでこの三端子が3A、125℃までOKとなっていたので、このくらいなら問題ないと思ったのが間違いだった。

ノイさんのアドバイスで、10Ωの抵抗を入れたが、抵抗にも対熱性があり、電源で使う抵抗は普通の抵抗ではだめということも知った。セメント抵抗という5Wや10Wの熱にも耐えるものがあるのだ。ただし、10Ω5Wのセメント抵抗も70度近い熱を発した。

しかし、発熱はできるだけ抑えるに越したことはない。熱を抑えるには、三端子の降圧をできるだけ小さくすることが肝心で、ここを押さえてトランスの出力を逆算するのがトランス設計の基本なんだということがなんとなくわかった。初めにトランスありきで、あとは三端子で好きなように落とせばいいではだめだったのだ。

18V出力するとして、電位差を2V程度に抑えれば消費電力も0.66W程度になるから、さすがに発熱はほとんど問題なくなるだろう。ブリッジで2.4V落ちるとしてトランス出力はピーク22V、実効値で16V程度とする。

やはりあれこれやるよりトランスを変えるのが最もスマートだ。RSコンポーネントで以下のトロイダルトランスを注文した。
・VA定格 80
・入力電圧 2 x 115Vac
・出力電圧 2 x 18Vac (18*100/115=15.6V)
・出力電流 2.222A


これで上手くいくだろう(と思うのだが)、まあ初めての自作電源で今回は勉強になった。

2011年6月4日土曜日

ALIX3D2 の電源を自作!

ALIX3D2の電源は7~20Vが入り、いろいろ選べるので悩むところだ。エネループを使っている人も多いと思うし、12V程のACアダプターを使っている人も多いと思う。

FireFace用のACアダプターを使っていたのだが、どうも何か違う感じがする。ちょうどS氏がAC20V OUTのトランスが、たった500円で売ってたから多めに買ったというので1つ分けてもらってDC18Voutの電源を作ってみた。


部品の配線や半田づよりも、やっかいなのはケースの加工だ。うすいアルミケースの底に6mm厚のアルミ板を敷いてスペーサーの穴を空ける。スイッチ、ヒューズ、LED、インレット、DCプラグの穴を空ける。簡単なようだが、それなりの工具がないと綺麗に仕上がらない。S氏のオーディオルームには、ほとんどの工具が揃っているので大抵の自作なら困らない。


音だが。まるで違う。力強くがっしりとなり艶も戻った感じだ。これは正解だ。

PCオーディオは、いろいろチューニングすべきところは多いが、第一番は電源だと思う。電源で音は変わる。効果も大きい。この電源には大満足だ。


6/8 追加
ノイさんのアドバイスで発熱対策をしました。三端子レギュレーターにヒートシンクを付け、ブリッジダイオードと基盤の間にセメントコンデンサ5W10Ωをいれ、電解コンデンサー2200μFも出力から入力側に移動しました。

これで、三端子レギュレーターの温度は40度程に落ちました。やれやれです。
ノイさんありがとうございました。

2011年5月4日水曜日

PC電源にコンデンサを追加!

PCは最終的にはデータのエラー補正や再読込が行われてバイナリーが一致するので、PC内部がどんなにノイズで汚れていようとも、レイテンシーは発生するかもしれないが、1が0に0が1に変わるわけが無い。ジッターは問題だが、それはPCの外部へのSPDIFやUSB転送でのことだと思っている。

しかし、再生ソフトが違うと音は変わるし、Music to Go!さんのブログでは、コンパイラが違うと音が変わるらしい。PC内部の様々な要素で音が変わることは否定しようが無い。


S氏が、PC電源にコンデンサーを積んだ基盤を接続したというので、聴いてみると確かに音が激変していた。雑身が綺麗に取れて音の解像度が増し非常に澄んだ美しい音になっている。

余りにも、変化が凄いので、自分でも直ぐにマルツに走り、ありあわせのコンデンサを買ってきて早速基盤を作ってみた。基盤の構造は簡単で、PC内部のあまった電源プラグに、コンデンサを並列に接続した基盤を接続して、PC電源を平滑するだけだ。部品代は3千円程。


PC電源には、12V(黄色)とGND(黒)、5V(赤)とGND(黒)の4本の線が出ている。12Vには5個28,800μFのコンデンサ、5Vには6個28,200μFのコンデンサを並列で接続した。


変化だが、まず、パソコンがスーッと立ち上がる。FANが静かに滑らかに回転している。パソコンがとにかく余裕を持って動く。ソフトの起動もスムーズだ。これだけでも凄い効果だ。


次に、音楽を聴いてみた。

おお!

まずは、音が澄んでいる。雑身が綺麗に取れた感じだ。やや堅めで高音が美しいWindowsの音が、まろやかに奥行きが出て低音も太く豊かになった。

おお!

こんなに変わるとは!!

VoyageMPDに負けない音になったかも!!!


これは凄い。こんな簡単に、こんなに音が変わることなんて滅多にない。しかもこんなに安く!

2011年4月21日木曜日

自作 後面開放SP(ぽんせんべい)+ウーハーの再作成(2)

横浜ベイサイドネットで注文したネットワーク・パーツが届いた。

コイルは、ウーハー(ローパス)用で、クロスオーバー周波数を130HZ(6db/oct)あたりにしたいのでインダクタンス4.7mHのものを使う。

コイルで重要なのはDCR(直流抵抗)。0.1Ωでダンピングファクターが半分になるらしく音質への影響も大きい。DCRはなるべく小さなものが良い。

コイルには、下図のようにコアコイル、空芯コイル、銅箔コイルがある。
・コアは、大音量入力で歪が発生する場合もあるようだが、巻き線が短くDRCが非常に小さく価格も安い。
・空芯は、歪が無くて音がいいと評判だが、巻き線が長くなりDCR(直流抵抗)も高くなる。線を太くしDCRを小さくしたものは価格が高い。
・銅箔は、DCRも比較的小さく音質もいいが、まさに高級オーディオグレードで非常に高価。

鉄心コイル     空芯コイル    銅箔コイル
Jantzen                  Jantzen              DIY.AUDIO
¥2,910                 ¥3,310          ¥16,980
(インダクタンス4.7μFのコイル)   

コイルはインダクタンスが大きくなるほど高価だ。クロスオーバー周波数を低くするには、インダクタンスの大きなコイルが必要になり、コスト負担も大きくなる。結局、Jantzenの P-コアコイル(15AWG)4.7mH を選んだ。


このコイルは「Permite75」というJantzenが独自に開発したコアを使っており、驚異的な低ヒシテリシスを持ち、磁気飽和が起こりにくく、DCRも0.26Ωと非常に低く、15AWGというゲージで、耐入力400Wという性能を有する。重量も590gでどっしりとしている。

コンデンサは、5kHzあたりをハイパスしたいので、容量は4.7μFとした。ただし、フィルムコンデンサも材質による価格差が凄く、Jantzenの最高グレードの silver の価格は、standard の13倍もする! silver はいずれ使ってみたいが、今回はとりあえず安価な standard を選んだ。


standard ¥640      superior ¥4,100      silver ¥8,100
(Jantzen フィルムコンデンサ 4.7μF)

早速、取り付け。


ツイーターは、S氏が新潟のSP01.JPで見つけた後面開放(?)タイプのリボンツイーター。メーカーはフィリップスと書いていあるが、イアホンやヘッドホンのあのフィリップスだろうか?


後面に穴があいていて、音が前だけでなく後方にも広がるので、後面開放型のJA-3504Bとは相性が良く音が自然な感じで繋がるはず。


ネットワークを配線して完成!全体はこんな感じ。


後ろから見ると、こんな感じ。


そして音出し。正直感動した。低域が加わったことで中域や高域の音に厚みが増し、音質が一気に数段階向上している。堅いゴムの木が音をしっかりとグリップして歪みのない透明感のある美しい音を出してくれている。

低域は、低域の音そのものも大事だが、高域、中域の音を補完して音全体に厚みを加えより豊かにし音のリアル感を一層増してくれる。低域はそうした意味で非常に重要で、今回はその効果をはっきりと感じることができた。これはウーハーを自作した甲斐があったというものだ。

ツイーターも後面型にしたので、高域も後方に広がりYamaha JA-3504Bとのつながりがより自然でスムーズになっている。

心配した歪みも全くなく、各ユニットの繋がりも問題ないようだ。レンジも広く、太く豊かでリアル感も増している。何とも美しい音で大いに満足だ。ただし、これはあくまでS氏のオーディオルームでの視聴であって、我が家でここまで鳴らすことは難しいかも。

残るは、フェルトで後面の振動を抑えること、そして、再びサランネット作成だ。これは次回。