2010年11月30日火曜日

ラステーム USBアイソレート・コンディショナー・ハブ「AUI-12」

先日、コムファディオで見たUSBアイソレーターが12月1日に発売される。USBアイソレート・コンディショナー・ハブ「AUI-12」という名前だ。
単なるアイソレーターではなく、常温偏差±1.0ppmのTCXO(温度補償型水晶発振器)を搭載し、PC側のクロックを正確なクロックに補正し、ジッターを低減することで高音質化を図っているようだ。さらに、上流と下流を絶縁することでノイズを遮断し、さらに最大2Aの電源を供給している。

実際に、コムファディオのでたらめな音質が見違えるように改善したことは間違いなく、音質的には相当効果があることは間違いない。価格は68,250円だが、20万円のルビジウム・クロックを買うよりはかなり安い。

ただし、USB Audio Class 2.0のHigh-Speed規格に対応しておらず、対応サンプリング周波数は96kHzまでと、24bit/192kHzはサポートしていないのは、極めて残念だ。さらに、「High-Speedで動作する機器には対応していません。」と書いてあるので対応機種に制限がある可能性がある。

2010年11月25日木曜日

ONKYO 32bit/192kHz対応アシンクモードUSB-DAC「DAC-1000」を発売!

ONKYOは音響メーカでは早くからPCオーディオや高音質楽曲の配信など積極的に対応してきたが、本格的なDACやDDCは出していなかった。これまでは「SE-200PCI-LTD」などのPCIカードをメインとしてきたが、ついに12月24日にUSB入力32bit/192kHz対応のDAC「DAC-1000」を発売する。大手音響メーカーでは初で、待ちに待った感がある。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7万円前後。

USB入力で32bit/192kHz対応で、USB転送方式は、アイソクロナス方式のアシンクモードで、ジッターを極限まで抑えたとある。
DACでありながらデジタル出力(光)も用意されておりDDCとしても使える。同軸は24bit/192kHzまで、光は24bit/96kHzまで。
DACチップはバーブラウンの32bit/192kHz対応のD/Aコンバーター(PCM1795)をL/R各チャンネルに搭載している。

また、DIDRC(Dynamic IntermodulationDistortion Reduction Circuitry)回路によって、デジタル高周波による動的ノイズを抑制し、高周波帯域まで増幅性能に優れ、上下の対称性が良く、低歪率を達成している。
デジタル・アナログ回路の分離、アナログ回路にトロイダルトランス、デジタル回路にはEI型の専用トランスを採用するなど、電源部分にもしっかりと対応している。
価格も手頃で、かなりの高音質が期待できるのではないかと思う。

J.R.Media.Center の 3D Albums は凄い!

J.R.Media.Centerの再生ファイルの選択方法はいろいろあるが、3D Albums は凄い!
Albumのイメージ画像が画面にずらっと表示され、マウスを右に移動させれば右に左に移動させれば左に進む。スクロールボタンで拡大・縮小される。
再生しようとAlbum画像をクリックすると、Albumの画像が3D的に反転し裏画面が現れ楽曲リストが表示されている。もちろん3曲目をクリックすると3曲目を再生してくれる。




2010年11月24日水曜日

最近頑張っている!ラステーム

先日ラステームからついにUSB入力で192kHz/24bit対応のUSBデジタルアンプ「RUA220」が発売された。



ラステームは、RD-520以降、矢継ぎ早にヘッドホンアンプ「RDH20」、D/Aコンバータ「UDAC192」を出したが、RDH20はヘッドホンアンプが付いたDDCで、UDAC192は、へヘッドホンアンプの付かないDACだ。いずれも、USB入力は192Khz/24bitには対応していない。

残念な思いでいたら、先日ついに「RUA220」が発売された。USB入力192kHz/24bit対応は画期的だ! 小さくともラステームらしく音質は高音質だが、出力がスピーカーしかなくDACやDDCとしては使えないこと、電源がACアダプターであることが少し残念だ。

ただし、ヘッドホンジャックが付き、有機ELの液晶もつき、サンプリングレートやボリューム値、レベルメーターなどの各種情報が表示され、デジタルアンプとしては、価格的にも十分であろう。今日コムファディオで視聴したが、なかなかの高音質だった。

ところで、コムファディオの音が非常に良くなったので、どうかしたのか聞いてみたら、なんと、自社開発のUSBアイソレーターを繋げているのだという。まだ未発表の製品で12月に中には発売するとか。見ると、USBの入力×1と出力×2で、普通のUSBケーブルでも音質が非常に良くなるとのことであった。値段次第だが果たしていくらで発売するのだろう。楽しみだ。

2010年11月19日金曜日

アコースティック・リバイブに挑戦! USBケーブル改造?

アコースティック・リバイブのUSBケーブルが大人気で、ひらめいた。
信号線とバスパワー線を2本に分けるなら、そもそもバスパワーに頼らないデバイスであればバスパワー線なんか必要ないのでは?ということで、早速、家にあった安物のUSBケーブルのバスパワー線を切断してみようと考えた。

USBは、赤(バスパワー)、黒(GRD)、緑(D+)、白(D-)、ドレインワイヤ(シールド)となっている。バスパワーを切るなら赤い線だ。

ビニールの外側を切り取り

赤い線(バスパワー線)だけを切断した

音がでるか心配だったが、何の問題もなく普通にでた。特段、レベルが下がったということもない。

現在使用中のUSBケーブルはワイヤーワールドのウルトラバイオレットだ。これと比べてみたがかなり善戦している。しかし、やはりウルトラバイオレットの方がいい。一つ一つの音がどれも美しい。

うーん。でも結構頑張っている感じがする。『ウルトラバイオレットのバスパワーを切ったらどうなるんだろう』と悪魔の囁きが聴こえたような気がしたがきっと空耳だろう。



2010年11月15日月曜日

コルグ「AudioGate v2.1」でDSDを聴いた!

本日ダウンロード開始です。
http://www.korguser.net/audiogate/jp/download.html





DSD音源として、PCオーディオfan2の付録の「この素晴らしき世界」(マティアス・ランディウス・トリオ)とOTOTOYからダウンロードした『 TO NA RI(DSD+mp3 Ver.) / 原田郁子+高木正勝 』を聴いてみました。
「この素晴らしき世界」は、透明感があり高音が伸びて全体に美しいと感じます。「TO NA RI」は、録音のせいなのか、録音現場にいるような生々しい感じがします。いずれも非常に高音質です。

残念ながらSACDディスクは読み込むことも再生することもできませんでしたが、WAV、BWF、AIFF、DSDIFF、DSF、WSD、FLAC、WMA、WMA Professional、WMA Lossless、AAC、Apple Lossless、MP3の多種類のファイルを再生可能で、再生ソフトとしても非常に高音質です。

2010年11月13日土曜日

FireFaceUC電源 PA-6の電源ケーブル交換 音が激変!

FireFaceUCの電源をYAMAHAの「PA-6」に変え、さらに電源ケーブルを交換したのですが、これがほんとうに驚きです。音がほんとうに変わりました。プラシーボでしょうか。
FireFaceUCを導入した時や再生ソフトを変えた以上の変化です。やっぱり電源は大事なんでしょうね。実感しました。

JRMCのリッピング機能は凄い!

JRMCは名前が書きにくいし、なんだかピンとこない。でもよくできたソフトだと思う。最近Foobar2000から本格的に移行しようと、いろいろ機能を確認しているが、リッピング機能が凄い。

リッピングソフトでは、何度もリトライし正確なリッピングをしてくれることで有名な「Exact Audio Copy」があるが、JRMCのリッピング機能もなかなかのものだ。

コピーモードとして「普通モード」「保護モード」「アナログモード」の3種類が用意されており選択可能だ。「保護モード」を使えば、多少の傷があっても、何度もリトライを繰り返し正確な読み取りを行ってくれる。これがあればもはや「Exact Audio Copy」は不要だ。また、アナログモードも面白い。



  • 保護モード」:デフォルトのモード。メディアの損傷が激しい場合や、コンピュータがビジーな場合、他のモードの半分以下の低速で何度も読み取りを行い、データの正確性を確保する。
  • 普通モード」:最速のモード。最速でリッピングしたい時、保護モードでなくても安全と思われる場合に使用する。
  • アナログモード」:CD-ROMドライブが相当古く、どのモードを使ってもリッピングできない場合は、アナログモードを選ぶ。最も低速で、リッピングには再生するのと同じ時間がかかる。ただし、アナログモードは、CD-ROMドライブがサウンドカードに接続し、コンピュータでオーディオCDを聞くことができる場合のみ使用可能。


また、保存するホルダーとファイル名を、以下のように指定できる。リッピングすると、自動的に、この設定にしたがった階層構造となって保存される。細かいがこの機能はほんとうに重宝する。ただし、これができるのは、私が知る限りFoobar2000のみで、何気にJRMCでできるのには驚いた。

フォルダールール:[Genrue]¥[Artist]¥[Album]
ファイルルール:[Track #]-[Name]


2010年11月11日木曜日

FireFaceUC電源 PA-6の電源ケーブル交換に成功!

FireFaceUCの付属電源をYAMAHAのキーボード用電源PA-6に変更し、さらに電源ケーブルも交換しようとしたのですが、PA-6のいじりねじを開けられず諦めていたのですが、jun-1さんからDTC-27という特殊ドライバーで開くとのコメントをいただき、早速、取り寄せました。
なんと、あれだけ苦労したのが嘘のように、DTC-27ががっちりとねじ山を捉え、小気味良くくるくる回るではありませんか。そして軽々と4本のねじを外し、ついに箱を開けることができました。感激です。

電源の中です。

電源ケーブルは、コンセント側は、ベルデン シールド電源ケーブル19364にマリンコ電源プラグ 5266BL、FireFace側は、オヤイデHWS-20にマルシンDCプラグφ2.1(長)MP-136を使いました。 

完成です。

DTC-27の先端の形状です。 

いじりねじのねじ山の形状です。 

DTC-27の勇姿です。


電源ケーブルとトランスのケーブルを繋ぐのに使いました。


肝心の音質の変化ですが、明らかに変わりました。音全体に厚みが増した感じがします。録音の質の悪い楽曲を聴くと音が痩せて聴こえていたのが、どっしりと安定感をもち、滑らかさも増しているような気がします。声につやが出たような気もします。確実に聴いて気持ちよさが増しました。

電源ケーブル変えて大正解です。情報をいただいたjun-1さんほんとうにありがとうございました。

USB転送方式ってなんだ?

昨今は、マザーボード付属のオンボードサウンドやPCIスロットに差し込むサウンドボードではなく、USBからの音声出力が主流になっている。そして、その転送方式が話題に上るが、よくわからないのでまとめてみた。


●USBの転送方式
USBでは、PCを「ホスト(親機)」、DAC等のデバイスを「ターゲーット(子機)」と呼ぶ。USBの通信は、ホストがターゲットにポーリング(問い合わせ)を投げて、ターゲットがこれに答える形で行われる(半二重転送)。

その際、ターゲット側に「エンドポイント」というFIFOバッファメモリを用意し、ターゲット側のUSBコントローラーが、エンドポイントを通して、ホスト側からのポーリングや応答処理に対応するようになっている。

USBのホストとターゲット間のデータ転送は、基本的にこのエンドポイントを使ったホストとターゲット間のやり取りだけ。すべての通信はホストが制御しており、ターゲット側が勝手に通信を開始することはできない。

●4つの転送方式
USB転送方式には4種類がある。
①コントロール転送
②バルク転送
③インタラプト転送
④アイソクロナス転送

*Audio Device Document 1.0
http://www.usb.org/developers/devclass_docs/

◆①コントロール転送
コントロール転送は、ホットプラグ等の再コンフィグレーションに必要な情報のやりとりなど、デバイスの制御用に使われる転送方式。デバイスの接続時にデバイスを認識するために使用されるので、全てのUSBデバイスがサポートしなければならない。

◆②バルク転送
バルク転送は、リアルタイム性は重要でないが精度が重要となるプリンタ、スキャナ、大容量ストレージなどのアプリケーション向けの転送方式。時間の制約がない大量データを正確に伝えるのに適した非同期の転送方式。他の転送方式の空き時間をすべて使用でき、高信頼性のデータ転送が可能だが、タイムシェアリングの優先度が低く遅延が発生する。プリンタスキャナ、デジカメ、フラッシュメモリー、有線LAN、無線LAN等の画像入出力、ストレージ、ネットワーク系で使用される。データに誤りがあった場合やFIFOに空きがない場合は、再送される。

◆③インタラプト転送
インタラプト転送は、ホストまたはデバイスから定期的にデータを送る必要があるマウス、キーボード、ゲーム・パッドなどのデバイス向けの転送方式。少量のデータの転送に用いられる転送方式。ただし、インタラプトと言っても、デバイス側から自発的に転送が行われるのではなく、ホスト側からのポーリングで転送が行われる。
*REMのFireFaceUCでは、Windows用にこのインタラプト方式が使われている。RMEによる検証の中で、この方式がもっとも良かったとのことである。
●FireFaceUC USBテクノロジー
http://www.synthax.jp/usb-implementation.html

◆④アイソクロナス転送
アイソクロナス転送は、リアルタイム性重視の転送方式。一定時間あたりの最低データ転送量が保証されるので、データが途切れることなく転送される。動画や音声データのようなリアルタイム性を必要とするデータ転送に適している。ただし転送に失敗しても再送は行われない。「アイソクロナス」とは「同時性」「等時性」などといった意味である。
アイソクロナス転送は、さらに、クロックの使い方の違いで「シンクロナスモード」「アダプティブモード」と「アシンクロナスモード」に分類される。
*音声転送には、ほとんどこの方式が使われる。

④-1 同期モード
同期モードは、デバイス側がSOFと同期したクロックでサンプリングする。

④-2 アダプティブモード
ほとんどのUSB音楽転送に使われている方式。この方式では、PC側はデバイス側に向けて、常に同じ速度で決まった量の音楽データを送り続け、デバイス側はこれを受けるしかなく、再生に必要なクロックもPC側のクロックにデバイス側のPLL回路が周波数を変動させて合わせる必要に迫られる。この方式では、デバイス側が固定のクロックを使用することはできず、デバイス側の水晶発振器が大きくジッターを発生させることが問題になっている。

④-3 アシンクロナスモード
アダプティブ方式が、PC側が一方的にデータを転送してくるのに対し、アシンクロナス方式は、「フィードバック」と呼ばれる逆方向のエンドポイントを別途用意し、PC側にデータの増減をコントロールする返答を返すことで、デバイス側のエンドポイントが常に一定のデータ量に保たれるように制御する方式。これにより、PC側のクロックを使わず、デバイス側の固定クロックを使うことが可能となり、水晶発振器が発するジッターを少なく抑えることが可能となった。

ただし、制御プログラムの開発が難しく、ほとんど使われない方式だったが、元バーブラウンの技術者であるWavelength社社長のJ.Gordon Rankin氏がこの方式に注目しプログラムの開発に成功した。AyreはGordon氏とライセンス契約を交わしGordon氏のプログラムを使っている。ラトックやフェーズテックは独自開発。

●USBタイムシェアの優先順位
(優先順位が高いほど他に優先して転送ができる)
1 アイソクロナス転送
2 インタラプト転送
3 バルク転送、コントロール転送

●USBの規格と転送速度
USB1.1(ロースピード) 1.5Mbps
USB1.1(フルスピード) 12Mbps 標準ドライバー、24bit/96kHz
USB2.0(ハイスピード) 480Mbps 独自ドライバー、24bit/192kHz
USB3.0(スーパースピード)5Gbps

現在のオーディオ用の主流は、USB1.1(フルスピード)。独自に開発しなくても、USBインターフェースチップとOS標準のUSBドライバーで対応できるので、USB技術がないメーカーでも採用できる。ただし、24bit/96kHzまでしか転送できない。

しかし、最近は、意欲的で先端的なメーカーが、独自ドライバーを開発してUSB2.0に対応し、24bit/192kHzの転送を実現している。

2010年11月9日火曜日

JRMCで LINN RECORDの24bit/96kHz/【6ch】/Flacを聴く


JRMCで再生中の「Mozart Requiem」24bit/96kHz/【6ch】/Flac

LINN RECORD でダウンロードした 24bit/96kHz/【6ch】/Flac「Mozart Requiem」を、JRMCで【6ch】再生し、AVアンプで4chで聴いています。

Foobar2000だと、ASIOの出力設定(Anarog1->Front L,Anarog2->Front Rなど)が直ぐに消えてしまい、何度も設定し直さなければならず非常に面倒ですが、JRMCは、デバイスに「ASIO FireFace USB」を選択するだけで出力設定の必要がなく、操作がとても楽ちんで安心です。

私は、センターやサブウーハーの音は、TotalMixでフロント左右にミックスダウンして4chで聴いています。 JRMC(6ch) ⇒ FireFace (TotalMIx 6→4ch) ⇒ AVアンプ(4ch) です。あらかじめTotalMixで 6ch→4chミックダウンを設定してあるので、再生時は設定不要です。

24bit/96kHzの高音質な音楽が前後4つのスピーカーから聴こえてきます。古くて安いAVアンプですが、素晴らしい音がします。ほんとうに気持ちよく、一度聴くと止められなくなります。

OPTION
DEVICE
DSP
TotalMixFX

2010年11月8日月曜日

結局、J.R.M.C.にしました

$49.98でした。

これまで何があってもFoobar2000を使ってきましたが、ついに、試用を止めてJ.R.M.C.を正式に購入することにしました。Foobar2000は豊富なプラグインとカスタマイズで最高の再生環境を構築できるので使用を止めるわけではありませんが、今後のメインの再生はJ.R.M.C.になりそうです。

J.R.M.C.は、プラグインも少なく自分でカスタマイズもできませんが、iTunes並みに豊富な機能が最初から付いており、非常に操作がしやすく、そしてなんといっても高音質です。

最近どこかで、Foobar2000の開発者が「再生ソフトで音が良くなるわけがない」といっていることを聴きました。Foobar2000の高音質化は望むべくもないようです。これほどはっきりと再生ソフトで音が変わるのにどうして変わらないというのかわかりません。非常に残念です。

パスツリー構造が、アルバムアートで表示されとても使いやすい。

2010年11月7日日曜日

24bit/192kHzに対応したUSB DAC

前にも書いたが、オーディオ装置はそうそう買い換えるものじゃない。一度買ったら、云十年とまではいかなくても10年近くは使うつもりで買うのではないだろうか。

だとしたら、USB DACは24bit/192kHzに対応したものにしないと、1~2年後に後悔することになる。

24bit/192kHzと書いてあっても、SPDIF入力やDAC内部のアップサンプリングのことで、USB入力の対応レートのことはほとんど触れられていないのが現状だ。メーカーは対応できないので、触れられたくないし、意図的に隠しているといわれても仕方ない。

どんなに音質が良くても1年で役不足になる製品を買うことはない。唯一の入力の入り口である、DDCやDACが24bit/96kHzでは困るのだ。

現時点で、24bit/192kHz対応の「DDC」「DAC」「オーディオインターフェース」を調べてみたが、ほんとうに少ない。*USB入力のみに限定した


●USB Audio inferface ADC/DAC/DDC
RME「FireFace UC」 ¥150,000








●USB DDC
MUSILAND「Monitoe 01 USD」 $59 











M2TECH「Hiface」 ¥19,800










M2TECH 「hiFace Evo」 ¥50,000




















Audiophilleo「Audiophilleo1」 $895











●USB DAC

2010年11月6日土曜日

FireFace UCの電源

FireFaceUCの電源を、付属のACアダプターから、YAMAHAのキーボード用の電源PA-6に交換した。随分大きさが違う。付属のACアダプターはスイッチング電源でコンパクトだが、PA-6はトランス式で大きい。
FireFaceUC 付属の電源

YAMAHA PA-6
さらに、電源コードを変えるともっといい音がするらしいのだが、ネジが特殊な「いじり止めねじ」というもので、ねじ山が特殊な形状をしており、ねじ山に合った特殊なドライバーを使わないとあけられないようになっている。

今夜はエリア外さんや(有)前川商店Staffさんのブログによれば、ヘックスローブドライバーのT10サイズが適合するとのことだったが、残念ながら出荷時期やロットによってねじ山の形状が違うらしく、私のPA-6は開けることができなかった。ダメもとでYAMAHAに電話で聞いたが開けてはだめとのことで教えられないの一点張りだった。



電源ケーブルを変えると音質に相当の効果があるそうで、なんとしても開けたく、市内のホームセンターを幾つも回ったが、どのドライバーも適合しなかった。

今夜もエリア外さんや(有)前川商店Staffさんのブログが理想なのだが。(写真勝手に貼り付けてすみません。)
今夜はエリア外さん

(有)前川商店さん






SACDもマルチ録音!

FireFaceUCで、DVD-Aに続きSACDもマルチ録音してみた。

ユニバーサルプレーヤーから、SACDをマルチで再生し、FireFaceUCにアナログ6chで入力し、TotalMixで、センターとサブウーハーをフロントLとフロントRに半分づつミックスダウンし4chで出力し、AVアンプで4chで聴く。フロントの2chを、デジタルアンプや別のアナログアンプに出力することも可能だ。

さらに、これを、DEGICHECKで4ch録音し、4chのWAVファイルに書き出す。これで、SACDマルチのマルチ録音が完成だ。

SACDマルチの音をPCでマルチWAVを再生して聴くのだが、音質はほとんど劣化していない。むしろ、FireFaceUCを通した音の方がメリハリの利いて聴きやすい音になる感じがする。