2014年2月24日月曜日

テストモード PCMデュアルモノ

デュアルモノだと差動で出力されてくるのでGNDは不要。

しかも抵抗なしで音がでる!ううん?DSD信号がローパス無しで音が出る?

何故?!

トランス直結なのでトランスがDAC(LPF)の役割を果たしているとしか考えられない。
なんと万能な素子なんだろうトランスは!

非常にクリアで鮮烈で力強い音だ。ノイズもない。これは素晴らしい。

ただしハイレゾを再生すると、非常に小さいがザー・キュルキュルという音が出ている。

Lch
ZEROL → DSD_L
ZEROR → DSD_/L

Rch
ZEROL → DSD_R
ZEROR → DSD_/R


ノイズがどうしても気になるので、ZEROL,ZERORのGNDをコールド側に接続してみた。おおお、見後にノイズが消えた!ノイズなしの音は気持ちがいい!



FN1242Aの入出力まとめ

FN1242Aの入力と出力の接続をまとめた。
PCM/DSD共通でデュアルモノにする場合は、デュアルモノPCMとデュアルモノDSD1の接続となる。


2014年2月22日土曜日

テストモード

テストモードって本当にDSDが出力されるの?ほんとうにぶっ飛びサウンドなの?

そこでたくぼんさんと協力してPICを作ってみた。LPFは1.2kΩと400pの簡単なもの。
おおおお、本当にDSDが出てくる!

とても鮮烈な音。まさにDSDの音だ!素晴らしい!しばし呆然!

DSD_CLKは作れないのでタンデム接続はできていないが、FN1242Aテストモードは確認することができた。タンデムだともっと凄いかもしれない。DAC(LPF)を他のDACやDSD原理基板などいろいろ試したくなる。

いずれにしても半導体計測屋さんの基板の完成が待ち遠しい!これは期待できるぞ!!

2014年2月20日木曜日

今なぜFN1242Aなのか?

半導体計測屋さんのタンデム基板がかなりの盛り上がりを見せている。そもそも、今なぜFN1242Aが盛り上がっているのか、不思議に思われる方々も多いことだろう。

そもそもFN1242Aというチップは、内部で前段と後段に分かれていて、前段が「8倍オーバーサンプリング」+「フルーエンシー補完」+「ΔΣ変調」、後段が「3ビットDSD用のDAC&LPF」という構成になっている。

盛り上がっている理由というのは、最近になって、FN1242Aのテストモードを使えばチップの途中(ZEROL,ZEROR)からDSD信号を取り出せることが知られるようになってきたからなのである。

このテストモードを肝に、FN1242Aの前段からDSD信号を取り出し、別のFN1242AにDSD信号を入力して再生する「タンデム基板」を企画されたのが半導体計測屋さんだ。

ΔΣ変調というのは要するにPCMをDSDに変換する変調方式=いわゆるP2Dであり、FN1242Aの場合、テストモードでP2D変換されたDSD信号を後段のDACに入れる前に取り出せるのである。

FN1242Aに限らずΔΣ変調方式を採用しているDACは全て内部でPCMをDSDに変調しているので、これらも全てP2Dということができる。

ただし、FN1242Aは、フルーエンシーという技術でデータ補完した後の信号をDSDに変換しているところが他のDACと大きく違う。

ここで思うのは、FN1242Aの前段から出力されるDSD信号は、外だしせずにそのまま後段のDACに入れるのがノイズや音質的に一番安心ではないのかという点だ。 しかし、半導体計測屋さんは「タンデム基板」の方がぶっ飛びの音がすると言っている。

更に、この信号を別のLPFを通して聴いてみたいとの思いも募る。DSD再生可能なDACチップや独自のFIRフィルターなどを試してみるのも面白そうだ。

期待が膨らむ。

2014年2月11日火曜日

タンデム基板接続例

さて、接続例を考えてみたがこんな感じだろうか?(間違ってたらご指摘ください。)

PCM(シングル)の場合、マスター基板だけでタンデム接続ができてしまうので、スレーブ基板はなくてもいいかもしれない。

PCM(デュアル・モノ)、これが一番面白そうだ。マスター基板でデュアル・モノが可能だが、同時にスレーブでもデュアル・モノが可能となる。これを合わせれば、デュアルモノ×2ができる。

DSD(シングル)、FN1242Aは、DSDを入力するとフルーエンシーもΛ∑もスルーして、いきなりDAC部に入るので、マスター基板もそれぞれシングルを再生することになる。スレーブ基板は必要ないように思われる。


DSD(デュアルモノ)、これもマスター基板でデュアル・モノが可能だ。スレーブにも同じDSD信号が入るなら、これもデュアル・モノにして、デュアル・モノ×2ができるが。そうでなければスレーブ基板は不要となる。

2014年2月7日金曜日

2014年2月4日火曜日

PCMのデュアルモノ出力成功!

これまで、マイコンを使えなかったので、ファンクション設定の必要なPCMのデュアルモノを出力することができなかった。それが、半導体計測屋さんの「IIS24ビットモード救済兼PCMデュアルモノ化基板」を使って、ついにPCMのデュアルモノの出力できた。

感動だ!DSDでもそうなのだが、デュアルにすると音の透明さが増す。この透明さは、ノイズが一気に後退し出現したもので、驚くほど静かな世界だ。その分音の見通しが増し解像度が格段に向上した感じがする。うーんDSDもいいが、PCMのデュアルモノもいいね!



2014年2月2日日曜日

驚きのノイズカット:マイコンをアイソレート

半導体計測屋さんのマイコンをアイソレートする基板「IIS24ビットモード救済兼PCMデュアルモノ化基板」をいただいたので、さっそく試してみた。

表面 マイコン
裏面 Si8660BD
それが驚きなのである。

FN1242Aは出力インピーダンスが高いのでトランスを使って差動合成する場合、インピーダンスの調整が完全ではなく、ボリュームを上げるとノイズが気になったのだ。これはシングルだけの現象でデュアルでは全くノイズはない。

ところが、シングルにも関わらず、この基板を使うと完全にノイズが消えるのである。これは驚き!
トランスを使っていてインピーダンス調整に苦労している方には朗報かもしれない。
《H26.2.3追記 :と書いたものの、確かにマイコンはノイズ源なのだが、マイコン無しで出ていたノイズも消えるのは不思議で、何か他の原因があるのではないかと調査中。》

この基板、24bitが16bitにカットされないし、PCMのデュアルモノもできるので、マイコンプログラムできない者にとっては、非常にありがたい便利マイコンだ。半導体計測屋さんで頒布しているので試してみては!

半導体計測屋さんブログ 今更1242
http://zx900a.blogspot.jp/

2014年2月1日土曜日

豚のしっぽ

アメリカで”Pig Tale”というのだそうだ。オーディオ機器で、電源ケーブル直だしで取り換えできない場合、これを使えば高音質電源ケーブルなどを繋げて使うことができる便利グッズだ。

ただしこの「豚のしっぽ」はただものではない。写真下段は、電線はミルスペック(米国軍事規格)のテフロン被覆銀メッキ線で、ストレートで情報量が多い感じ。

また、上段は、オーディオではあまり使われない純素材の電線を使っているとのことで、上段のものよりも少し角がとれル感じだ。

音は電源の音を聴いているようなもの。電源線にも拘りたいが、自作が難しいオーディオマニアの方には最適かもしれない。

お申込みはこちら  

ファインメット®ワールド

http://tackbon.blog.jp/
上段 : テフロン被覆純●●●●線
下段 : テフロン被覆銀メッキ銅線(ミルスペック)