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2010年12月19日日曜日

DVD-Audioをリッピングする!

DVD-Audioについて、これまで、ユニバーサルプレーヤーで再生した音声をFireFaceUCで録音する方法と、Foobar2000で再生する方法を試してきた。

今後は、DVD-Audioをデジタル・リッピングしてみた。

ユニバーサルプレーヤーを使わずに、PCのファイルを選択するだけで再生できる。しかもデジタル・リッピングなのでDVD-Audioのディスクと全く同じ高音質。Foobar2000を使って気軽にDVD-Audioと同等のマルチチャンネルの高音質楽曲を楽しめる。

非常に便利であり、ぜひともお勧めしたい。


① Foobar2000でリッピング(convert)する

Foobar2000だけでできる。非常に簡単。お勧め。
リッピングする前に、DVD-Audioを再生できるようにしておく。
*参考 DVD-Audio をFoobar2000で聴く

File  -> Open -> DVD-Audioのドライブを選択する  

 AUDIO_TS フォルダーの中のAUDIO_TS.IFO を開く

DVD-Audio内の楽曲が全て表示される
ここでは96kHz/24bit/6chの7曲を選ぶ

Playlist の上で右クリックで CONVERT  ・・・ を選ぶ

Output Format で WAV FLAC などを選択する
Destination で 出力フォルダーなどを設定する
Cnvert ボタンを押すとリッピング(convert)開始

リッピング(convert)中
終わると出力フォルダーに96kHz/24bit/6chのWAVファイルが出来ている


② DVD Audio Extractor でリッピングする

Foobar2000を使わずにリッピングできる。
非常にシンプルでわかりやすく、しかも簡単にできる。
DVDAudioExplorerやDVDImageripperよりも簡単で使いやすい。
ただし、有料 $29.95。

購入サイト 試用期間は30日

ダウンロードファイルをインストールし
ディスクトップにできたアイコンをクリックすると起動する
試用ならRegister Later を押す

ディスクの入ったドライブを選ぶと画面に全楽曲が表示される
Title1 は MLP 96kHz/24bit/6ch
Title2 は LPCM 96kHz/24bit/2ch
Title3 は LPCM 44.1kHz/16bit/2ch
NEXT ボタンを押す

Output formatは以下の6通りある
「Qgg Volbis」「MP3」「PCM Wave」「FLAC」「Direct Stream Demux」「CD Imege and Cuesheet」
選んだタイトルの録音情報を元に Sample Rate  Channnels Bit per sampleを選ぶ
NEXT ボタンを押す

出力先を選ぶ
NEXT ボタンを押す

Start ボタンを押すとリッピングを開始する
終了すると、出力先にリッピングされたファイルができている



2010年12月18日土曜日

ついに原因判明!

しかし、納得いかない。「クリムゾン」が聴けてなぜ「Gaucho」が聴けないのか?

そこで、音楽や映像に関するソフトを一つ一つアンインストールしながら再生の可否を確認してみることにした。

PowerDVD Ultra9、DVD2ONE、PIXELA/StationTV、どれも関係なし。うーん。他にはJRMCがあるが、これはThinkPadでもインストールされていて問題なかったから関係ないと思うし。何か、他にないか探していると、、、

ふと気がついた。そういえばAnyDVDが常駐している。もしや!

即、終了させて、聴いてみると、なんということだ。音が出た!

犯人はAnyDVDだった!まさかAnyDVDとは思わなかった。でもよく考えて見れば、常駐してDVDを監視しているわけだから怪しいといえば一番怪しいソフトなわけで、真っ先に疑うべきだった。

それにしても、犯人がわかってよかった。これで、心置きなくDVD-AudioをFoobar2000で聴くことができる。あー疲れた。「Gaucho」でも聴こう!

なんとまた「Gaucho」がFoobar2000で再生できなくなった!

Windowsをクリーンインストールして、「Gaucho」が聴けたので、大量のアプリケーションソフトを再インストールし、大方の作業が終わりほぼ再インストール前の状態まで戻した。

そこで、ちゃんとDVD-AudioがFoobar2000で聴けるか確認してみた。「クリムゾン宮殿のキングクリムゾン」は当然OK、そして「Gaucho]。 むむむ、、、まさか! なんということだ!またも再生できなくなっている(涙) 

前と全く同じ症状だ。OS再インストールは一体なんだったんだろう。どっと疲れが出てきた。もうパソコンはこれだから疲れる。しばし休憩。

2010年12月17日金曜日

DVD-Audio Foobar2000で再生できない?

Foobar2000で、King Crimsonの「クリムゾン・キングの宮殿」(DVD-Audio)のマルチチャンネルを、気持ち良く聴いていた。

続けて、先日Amazonでぽちったスティーリー・ダンの「Gaucho」(DVD-Audio)が届いたので、早速再生してみる。

ところが大変な事態となった。なんとマルチチャンネルは全く音性が出力されず、2Chは全帯域で出力がピークで振り切れ「ガー」というノイズ音しか出てこないのだ。全身から血の気が引いた。

「クリムゾン・キングの宮殿」は再生できるのに「Gaucho」は再生できないなんてことがあるはずがない! なぜ音がでないのだ?

DVD-AudioにはCPPMというコピーコントロールがかかっているが、「クリムゾン・キングの宮殿」は解除できて「Gaucho」は解除できないということなのだろうか?

そこで、CPPMを解除したりDVD-Audioをリッピングしたりする各種ユーティリティソフトを使ってCPPMを解除してみた。

・まず「DVD Audio Extractor」は、DVD-AudioをWAVにリッピングできるソフトだが、読み込みは可能だが、WAVにリッピングしたファイルも、同じような症状で再生はできなかった。

・次に「DVD Audio Explorer」も、DVD-AudioをWAVにリッピングできるが、これも同様に再生はできなかった。

・最後に「DVDImageRipper」は、DVD-AudioをCPPMを解除してISOファイルにリッピングしてくれるが、できたISOファイルはやはり再生できなかった。

いずれのツールを使っても「Gaucho」を再生することはできなかったということは、CPPMの問題ではなく、単に、自作PCの問題という線が濃厚となってきた。

そこで、Foobar2000の再インストール、バージョンを古いものに変えたり、FireFaceUCのドライバーの再インストーなど、その他あれこれ散々やってみたが、全く状況は改善しない。残るはWindows7の再インストールしかないのか?

そこでOSを再インストールする前に、ノートパソコン(Lenovo ThinkPad X60)にFoobar2000とFireFaceUCの環境を構築し「Gaucho」を読み込んでみた。

すると、なんと、いとも簡単に再生するではないか!しかも、予想以上の高音質で!

ということは、間違いなく自作PCの問題だ。Windows7のどこかが壊れているのだろう。それを突き止めるのは素人では無理だし時間の無駄だ。すっきりWindows7を再インストールすることに決めた。

一応、NortonGhostでバックアップを取ってから、再インストールを開始。Windows7のインストールは以前のWindowsに比べて非常に高速だし、自作PCのシステムドライブはSSDなので、あっと言う間にクリーンインストールが終了。

急ぎ、Foobar2000とFireFaceUCの環境だけ構築し、早速「Gaucho」を再生してみると、何事もなくDVD-Audioのディスクから音声が再生された!

しかし何故「クリムゾン・キングの宮殿」は再生できて「Gaucho」は再生できなかったのか、その謎は分らずじまいだった。

しかし、これがPCだ。突然、意味不明のエラーが起きるのだ。そんな時は、ちまちま原因を究明してもほとんど時間の無駄に終わることが多い。大まかにやるべきことをやったら、潔く、バックアップをリストアするか、OSをクリーンインストールするのが原則だ。その為に、普段から、コマ目にバックアップを取ったり、データを別ドライブにしっかりと分離して保存しておくことが重要だ。

なお、久しぶりに自作PCをクリーンインストールし非常にすっきりしたので、余計なものはインストールせず、音楽再生を優先した環境にして見ようと思う。

2010年12月16日木曜日

DVD-Audio をFoobar2000で聴く

DVD-Audio をマルチチャンネルで再生するには、ユニバーサルプレーヤー、AVアンプ、5.1chサラウンドスピーカーなど、かなりの再生環境が必要になる。

また、これをパソコンで再生しようとしても、CPPMというコピーコントロールが仕込んであって、再生することはできない。当然、コピーやリッピングも不可能だ。

ところが、Foobar2000を使えば、DVD-Audioの再生はもちろんリッピングもコピーも可能になる。ユニバーサルプレーヤーがなくても、パソコンでDVD-Audioが再生できる。

これは、Foobar2000の「DVD-Audioプラグイン」で可能になる。ダウンロードして中の「foo_input_dvda.dll」と「SRCフォルダー」を、¥Foobar2000¥components¥にコピーするだけでOKだ。

マルチチャンネルで聴きたい場合は、さらに、ASIOプラグイン 「foo_out_asio.dll」を入れて、ASIOの設定画面で、Anarog1,2,3,4,5,6に
Lf,Rf,Cener,LFE,Ls,Rsを指定すればOKだ。

詳しくはシンタックス・ジャパンのスタッフ・ブログを参照
http://synthaxjapan.blogspot.com/2010/01/dvd-audio.html

DVD-Audio はどこへいく?

最近は、高音質楽曲の配信サイトが人気で、24biti/96Khzのハイレゾ楽曲が気軽にダウンロードできるが、その元祖ともいうべきはDVD-Audioだ。しかし、ユニバーサルプレーヤー、AVアンプ、6個のスピーカーなど、誰もが気軽に聴けるものではなく、大変な高音質であるにもかかわらず、全く普及せず、SACDとも市場を食い合いし、忘れ去られていった。

市場が縮小しもはや絶滅寸前のDVD-Audioであるが、媒体の希少価値により、有名アーチストのものが驚くべき高値で取引されている。まあ、これでひと儲けしてやろうという業者も多いだろうから仕方のないことであるが、

・Eagles「Hotel California」→ 中古17,860円
・Yes「Fragile」→ 新品14,273円、中古9,882円
・Emerson, Lake & Palmer「恐怖の頭脳改革」→ 中古12,372円
・Led Zeppelin「How the west was won」→ 新品21,974、中古12,000円

といった感じだ。まあいずれも超有名貴重盤だから手元に持っておきたいとは思うが、おいそいそれとポチることはできない。ただし、QUEEN「オペラ座の夜」などほぼ定価で売っているものもあるので、そういったものを探して今のうちに買っておいたらいいかもしれない。

先日、HDtracksで、スティーリー・ダンの「Gaucho」を発見した。FLAC/24bit/96kHz(2ch)で$17.98(約1,500円)とほんとに安い。一方、Amazonでは「Gaucho」のDVD-Audioを1,823円で買うことができる。こちらも5.1ch/24bit/96kHzだからお買い得だ。

ダウンロードするかAmazonでディスクを買うか迷うところだが、DVD-AudioやSACDなどの媒体が適正な価格で販売されているなら、媒体を買った方がいいかもしれない。ダウンロードはいつでもできるし価格も変わらないが、(更に円高が進めばもっと安くなる)、媒体は安いうちに買っておかないと値上がりするかもしれないからだ。

それにしても高値のDVD-audioの価値は、あくまでも希少な実物DISKの価値であって、中身の楽曲自体の価値ではないことは明らかだ。中身の価値はあくまでも定価であるはずだからだ。

多くの人が欲しがる稀少な「物」が値上がりするのが「市場原理」であるから、文句をいうつもりはない。

しかし、ここで思うのは、デジタル配信サイトの存在だ。サイトでダウンロードできるのは「物」ではなく、デジタルデータだ。どんなに沢山の人がダウンロードしても永久に品薄になったり廃盤になったりすることはなく、常に同じ価値でそこに存在する。良いか悪いかは別として、これは市場原理を根底から覆す危険性を孕んでいるような気がする。

HDtrockのような配信サイトが、DVD-Audioと同じ高音質のアルバムを1,500円でどんどん配信を始めたら、楽曲を聴きたい人は喜んでダウンロードする。

それでも、高値のDVD-Audio diskは、現物の稀少性から価格低下に見舞われることはないだろう。

2010年11月6日土曜日

キング・クリムゾンのDVD-AをFireFaceUCで4chミックスダウンで聴く!(2)


マルチチャンネルは5.1が主流だ。DVDもSACDも5.1chだ。しかし「人間の音声を真ん中のスピーカーから出して聴く必要があるのは、人間の声のせりふが重要な映画だ。大きな映画館では、左右からしか出ないと聴きづらい。」とある人が言っていた。

まさに、そのとおりで、音楽に人間の台詞はなく、ステレオ録音であれば、音声はしかるべき位置に定位する。それを無理やり、センタースピーカーで真ん中で出力させるのはむしろ不自然だ。また、サブウーハーはあってもいい。だが、低音の出る大きめのスピーカーならなくてもいいし、たいていの人はサブウーハーなんて持っていない。

4chで十分なのだ。ただし、センターとサブウーハーにもしっかりと音源が入っているので捨てるのは勿体ない。そこで、センターとサブウーハーの音をフロントの2chに半分づつミックスダウンして入れ込んでしまえば無駄にせずに済む。

そこで登場するのが、FireFaceUCだ。AUDIO BASIC誌の55号にもその使い方が詳しく紹介されている(山本耕司氏記事、好評連載中!)。

山本耕司氏の解説
AUDIO BASIC 56号

 まず、ユニバーサルプレーヤーからの出力6ch分を、FireFaceUCのアナログ入力につなぐ。また、FireFaceUCの出力から、AVアンプのアナログマルチチャンネル入力に、フロント左右2ch、サラウンド左右2chの4ch分をつなぐ。

FireFaceUC 
FireFaceUC 
そして、TotalMixというソフトウエア・ミキサーで、センターとサブウーハーの出力を、フロント左とフロント右のチャンネルに半分づつ分割して入れ込むのだ。その際は、パンという機能を使う。
これで、フロントからは元々のフロントの音とセンターとサブウーハーの音が出力される。サラウンドはそのままで、結局、5.1chが4chにミックスダウンして出力されるようになる。

さらに、そのまま、TotalMixの4ch出力でLoopbackというボタンを押すと、その出力がPCの再生ソフトに送り込まれる。それをDIGICHECKというソフトを使って、4chの音声をそのまま、マルチチャンネルPCMというWAVファイルに録音・書き出しができる。つまり、DVD-Aの5.1chの音声を、4chのWAVファイルにすることができるのだ。

「クリムゾン・キングの宮殿」の5.1ch録音のサンプルレートとビットは48kHz24bitだが、DEGICHECKの録音は96kHz24itにした。
DIGICHECK GrobalRecord
device と sample rate の選択
これは凄い機能だ。よほどの高級ソフトにしか付いていないマルチチャンネルPCMの作成が、いとも簡単にボタン一発でできてしまう。

FireFaceUCにはこうし洗練された高機能のソフトが付いている。高機能なFireFaceUCだが、これらのソフトを上手く使えば、FireFaceUCを使い倒せると思う。

AUDIO BASICの山本氏の使い方講座も見逃せない!

キング・クリムゾンのDVD-AをFireFaceUCで4chミックスダウンで聴く!(1)

いまさらなのだが、キング・クリムゾンのDVDーAが昨年発売されていた。40周年記念なのだという。えっもう40年?と思うが、1969年にデビューだから間違いなく昨年で40周年だ。

ギタリストのロバート・フィリップを中心に結成され、以後、メンバーチェンジと解散・再結成を繰り替えした。あのEL&Pのグレック・レイクもセカンドアルバムまで在籍していた。デビュー作は、いわずと知れた『クリムゾン・キングの宮殿』だ。プログレッシブ・ロックのカリスマ的アルバムで、ビートルズのアビーロードをヒットチャート1位から引きずり下ろしたと言われたほど当時絶賛された。


なにせ、クリムゾンは凄まじい。部屋で少しボリュームを上げるだけで、近所から苦情だ来ることは確実だ。これまでのロックがぶっ飛んだ。短い特徴のあるリフをギターで繰り返し、ソロのアドリブを繰り出す、レッドツェッペリンやディープパープルなどのいわゆるハードロックとは一線を画すものすごさだった。

そして、今は、DVD-Aだ。かつての2chのCDでは、各パートの空間を飛び交う音がミックスされてごちゃごちゃになりノイジーなところが、またよかったのかもしれないが、やはり、こうして5.1chを聴いてみると、それぞれの音がしっかりと分離されて空間を飛びノイジーではないのだ。

恐らく、クリムゾンが出したい音がしっかりと届いている感じだ。マルチチャンネルには合わないものも多いが、クリムゾンは正に水を得た魚のごとくマルチチャンネルにぴったりだ。クリムゾンこそマルチチャンネルで聴くべき音楽だ。

こうなったらレッドも買ってみよう。イエスやEL&Pはどうだろう。「展覧会の絵」や「こわれもの」をDVD-Aで聴けたらさぞかし凄いだろうに。と思って調べたら、「展覧会の絵」はDVD-Vedeoで、イエスも「こわれもの」が唯一DVD-A化されていた。

いずれにしても、どれも40年近く前の音源で、よほど保存状態が良くないと聴くに耐えないかもしれないが、このクリムゾンの音源はよほど保存状態が良かったのか素晴らしい。
これを聴けば、マルチチャンネルが恋しくなるのは必至だ。

前置きばかりになったが、次に、FireFaceUCで、5.1chを4chで聴く。