2015年9月25日金曜日

AK4490EQ


やなさんAK4495EQに続き、やなさんAK4490EQだ。部品点数が少ないのであっと今に半田付け終了。一発音出し成功。

さっそく繋いでみる。

AK4495とは随分と違った印象だ。解像度や滑らかさはAK4495の方か上かと思うが、AK4490の方が圧倒的に力強く、低音もよく出てくる。AK4495は、ノイズ感が全くなく奇麗な音なのだが、どこか掴みどころがなく輪郭のない音に感じる。その点、AK4490は非常にはっきりくっきりした音で自己主張が強い。これはいけるかも。

それにしても、どちらもデジタルフィルターや音質の選択肢があり過ぎて正直聴き比べ大変だ。

2015年9月23日水曜日

RasPiからMCLKが!


この夏、ほーりーさんのvolumioが話題となっていたらしいが全くノーチェックだった。
なんとこのvolumio改、MCLKを出力してくれるのだ。GPIO4(7pin)から出力されている。

更にいろいろ手が加えられている。これは凄い。
-------------------------------------
オリジナルのVolumio 1.55 と比較すると、こんな機能が入っています

1.MPD Version 0.19.9
2.Wave ファイル(RIFF形式)の ID タグが S-JIS でも正しく読める
3.Linux Kernel 3.18.10
4.GPIO4 Pin から I2S の MCLK を出力楽曲が
5.Arch Linux (RuneAudio の Linux) 由来の Kernel Config  ※ Raspberry PI 2 のみ対応
6.ジッターレス化対応
7.左詰24bit 出力対応
8.I2C 接続 LCさいせいD 対応
9.LCD に装置の IP アドレス表示

環境に応じて、[MENU]-[System] 画面から、I2S Driver を選択してから音楽を再生してください。設定を誤るとノイズが出ます。

Hifiberry-ASYNC : MCLKと、BCLKが調歩同期します。おそらくほとんどのDACチップで鳴るはず。サンプリングレートの正確さが失われますあ
Hifiberry-RialTime : Linux オリジナルと同様の動作。理論上ジッタが発生しますが、サンプリングレートは正確。DACチップによってはノイズまみれになるかもしれません
Hifiberry-JitterFree : 理論上発生するジッタを除去してますが、MCLKとBCLKの同期は保証できません。Hifiberry-ASYNC よりはサンプリングレートの正確性が保たれます。DACチップによってはノイズがでる可能性があります
Hifiberry-R2R(Left) : 左詰24bit 出力します。上野DACを接続するときに使います

---------------------------------------

リアルタイムカーネルにも対応しているようだし、ジッターも除去しているところが凄い。

例示されているのがLRCKで、内部クロックをPLLで分周して作る為、LRCKは元クロックの整数割にしかならない、つまり44.103kHz、44.099kHzにしかならないのを、volumioはパルス幅を短くすることで無理やり44.1kHzにしているらしい。しかも、それがジッターの原因となっているのだから、このパルス幅の調整を止める(=周波数は正確な44.1kHzにはならない)でことで、ジッターを除去するということらしい。その代わり、0.008%程、再生速度が速くなるらしい。

LCDにIPアドレスを表示する機能も使ってみたい。

というわけで、1545に繋いでみた。MCLKを作成する回路が不要なので、接続は非常に簡単。音は悪くない。夜中なので音量が出せないので、後日、よく聴いてみることにする。

それにしても凄い人がいるものだ。

ほーりーさんの日記
http://horliy.seri.gr.jp/mt/horliy-blog/2015/05/volumio155-1.html



追記

TDA1545AのフォーマットはRJ16である。
volumioのResampling を
disableにすると44.1kHzの楽曲は再生できるが、それ以外のサンプリングレートは再生できない。
24bitXXKHzだと全く再生できない。
16bitXXKHzと32bitXXKHzだと全て再生できる。
32bit192kHzに設定した。かなりいい感じだ。

I2S driverは、Hifiberry-ASYNCがやや明るい感じ。Hifiberry-JitterFreeはやや落ち着いた感じ。

2015年9月20日日曜日

最強DAC


今日は、友人が最強DACを担いで我が家に来てくれた。その概要は、SDtrans ES9018DAC DuCULoN SONY PremiumSDカード チョークインプット電源(4系統)。

我が家のFN1242Aタンデム・デュアルモノと比較試聴したのだが、とにかく驚愕の音だった。音がどっしりとしていて、超がつく程の安定感があり、高域、中域、低域と全体にバランス良くかなりの厚みがある、もちろん解像度は高く余韻も十分だ、滲みや歪や背景ノイズもなく非常に心地よい、まるでベンツのようなハイクラスの音なのだ。9018はもう少し線が細く繊細で少し引いたような音だと思っていたが、まるで違った。

一方の、1242Aタンデムは、中高域の伸びがよく、ボーカルのリアル感が凄くこれも悪くはないのだが、低域の厚みが足りない音だということがわかった。比べてみて初めて気がついたことで、とても貴重な体験となった。

追記
低域の厚みが足りないと書いたが、少しニュアンスが違うかもしれない。
最強DACは、高域から低域まで一貫してどっしりと太く厚いのである。これを聴いてしまうと、他のDACがどれも薄っぺらく感じてしまう。しかしこれらのDACも単独で聴いている限りはどれも素晴らしく感じるのである。これはDuCULoNとソニーSDカードの影響も大きいようだ。1242Aでこの厚みを出したいと思うが可能だろうか。

2015年9月9日水曜日

AK4495EQ


旭化成のAK4495EQ は最新のDACチップだ。旭化成がこのところ次々と最新DACを発売しており、どうしても聴いてみたかった。

そうした時に、タイミングよくやなさんがAK4495EQ DAC基板を頒布してくれた。さっそく取り寄せて半田付けした。一発で動いた(ほっ)。


デジタルフィルターの選択ができるのだが、緩やかな減衰特性(Slow Roll-off)と急峻な減衰特性(Sharp Roll-off)が5種類もある。これで音の感じが変わる。スーパースローフィルター というのがあり、ノーマルだとやや暗い感じがするが、オンにすると一気に明るい音に変わる。



奇麗で細い音だろうと思っていたら、はっきりとした強い音が出てきた驚いた。ノイズや歪を全く感じない非常に透明感のある音だ。解像度もかなり高い。PCMもDSDも違和感なく再生される。とにかく聴いていて気持ちがいい。これなかなかいけるかも。

設定を変えて違いを楽しんでみようとと思う。