2016年9月28日水曜日

マザーボードのノイズ3

くだらない話題を続けてしまったが、ようやくメインPCのノイズを軽減することができた。

メインPCのマザーボードのBIOSで、使わない機能・よくわからない機能を disable しまくると8割方ノイズが消え、JCATのUSBカード経由でUSBを繋ぐと9割方ノイズが消えた。

BIOS見直しは基本中の基本。今頃やってるの?と突っ込まれそうだが、これまでBIOSを触らなくてもノイズを感じなかったので、まさかこれでノイズが消えるとは思いもよらなかった。ただし1割ほどはノイズが残っており、再生するとなんとなくノイジーな感じは残る。

これでJPLAYシングルとデュアルの音質の比較ができるようになった。

早速、聴き比べてみると、

わが家のシステムでは、メインPCのシングルより、デュアルモードの方が格段に音質がいいことがわかった。やはりAudioPCのVivoの静音性能が功を奏しているのだと思われる。

メインPCに本格的な静音PCを使えば違うのだろうが、もうこれで打ち止めにしようと思う。

今後は、迷うことなくJPLAYデュアルで行くことにした。


システム接続の比較く

シングル
メインPC -(USBケーブル) → JCAT USBアイソレーター -(USBケーブル)→ 自作USBフィルター -(USBケーブル) → 自作USB-DAC

デュアル
メインPC -(LANケーブル) → VivoMini -(USBケーブル)→ JCAT USBアイソレーター -(USBケーブル) → 自作USBフィルター -(USBケーブル) → 自作USB-DAC


* いろいろアドバイスをいただいたりご心配くださった皆様、ほんとうにありがとうございました。
お声をかけていただいただけでありがたく心より感謝申し上げます。

マザーボードのノイズ2

狭いディスクの上にディスプレイを2台も置けないので、1台のディスプレイで、HDMI切替器を使い2台のPCを便利に切り替えて使っている。
1番がノイズ探求用に使っているバラックPC、 3番がメインPC、
右端はアウトプット(ディスプレイに接続)

USB端子のノイズには、HDMIが関係していることが分かったので、今度は、バラックPCを(切替器を通さず)直にディスプレイを繋いでみた。すると、驚いたことに、あれほど手に負えなかったノイズが大幅に減少したではないか!完全にではなく8割方減った感じだが。

ノイズ源はHDMI切替器だった!

そこで、切替器からメインPCを外しバラックPCのみにしてみると、ノイズが大きく減少する。再度、メインPCを繋ぐとノイズが大きくなる。なるほど、メインPCのノイズが切替器を通してバラックPCに侵入しているのだ。

この切替器は、各HDMI回線がポート毎に完全に切り離されているのではなく、一部が接続されているためそこからノイズが伝わって来るのだろう。ポート毎に回線が完全に切り離されている切替器があればこの問題は解決しそうだ。でもそんな切替器あるのかな。

更に、バラックPCにJCATのUSBカードを刺し込み、ここからUSBを接続すると更に1割ほどノイズが減少する。これも確実に効果があった。なお、内部電源と外部電源で比較したが、ノイズの観点からはそれほど違いはなかった。

残る1割のノイズは、ボリュームを半分以上回さないと聴こえないので実用上は問題ないかもしれない。それでも気にはなるが。


なお、AudioPCで使っているASUSのVivoMiniUN42は、ボリュームをほぼ全開近くまで上げないとノイズは感じない。Vivoの静音性が如何に優れているかということになる。静音性など全く気にせずに、値段と大きさで購入したVivoだが、偶然にも凄いものを選んでいたのだ。

バラックPCのノイズ源は、メインPCからHDMIを伝わってくるノイズが原因だったが、それじゃあメインPCのノイズ源はどうなるのか?となるが、どんなにメインPCのUSB端子からノイズが出ようが、JPLAYデュアルモードを使い、AudioPC=Vivoで再生している限り、ノイズは全くないのだから、もうこれで十分だ。

もうこれ以上やりたくないなあと思っていたら面白いものを見つけた。GIGABYTEのマザーボードに搭載されているオーディオ用のUSB端子「USB DAC-UP」だ。

オーディオ用に安定した低ノイズの信号を供給する特別なUSB端子ということで、これが本当なら、メインPCのASROCKZ170を交換してでも是非とも使ってみたいが、メインPCでJCATのUSBカードのノイズ低減効果は1割ほどだったので、これもどうなんだろうと疑心暗鬼になる。


しかも、このDAC-UPを搭載しているのは、ゲーム専用のマザーボードばかりで、私には必要のない機能がこれでもかと投入されている。むむむ。どうしたものか。


考えているうちに、オンボード機能がノイズ源の場合もあることを思い出した。そういえば、HDMIに掛るグラフィック機能はCPU内臓の機能だ。グラフィックボードを使ってHDMI出力すればノイズが減るかも!

2016年9月26日月曜日

マザーボードのノイズ


未練がましく先日逝ってしまったマザーボードを引っ張り出してきて、バラックで電源、CPU、CPUクーラー(ファン付き)、メモリ、ディスプレイを接続して電源を入れてみた。

CPUファンが動き出す。ディスプレイにBIOSに進む際の画面が現れる。しかし、前回通り、マウスもキーボードも効かないのでBIOSの画面に進めない。やはりだめかと思いながら、前回は動揺して余裕がなかった為、気が付かなかったことを試してみる。

まずは、マウスとキーボードを、PS/2と一体になったUSB端子から、通常のUSB端子に変えてみると、なんと、マウスとキーボードが動作し、BIOSの画面に入ることができたではないか。

しかし、これも僅かな時間だけのことで、マウスやキーボードを操作していると、突然フリーズする。やはりBIOSがいかれているのだろう。

CMOSクリアで再起動を繰り返しながら、なんとかBIOSが正常に動いている間に、BIOSの更新をしようと思い、急いで別のPCで最新のBIOSをダウンロードし、USBにコピーし、BIOS上にあるINSTANT FLASHでBIOSを更新してみた。

更新中、フリーズしないことを祈りながら、なんとか無事に更新が完了した。

電源を入れなおすと、BIOSが安定し、どんなに操作してもフリーズすることはなくなった。思わずガッツポーズ!ただし、やはりPS/2のUSB端子はうんともすんとも言わない。この端子は完全に死んだようだ。

思わぬことだった。これでASROCKZ77マザーボードが復活した。

そこで、バラックのままマザーボードのノイズの実験をしてみることにした。

まずは、そのまま、USB端子にDACからのUSBケーブルをつないでみる。大きなノイズが出ている。この段階でノイズが出ているということは、HDDやケースファンが原因ではないということだ。

次に、CPUクーラー(ファン付き)を取はずし、大型CPUクーラー(ファン外し)を取付けて、繋いでみる。全くノイズは変わらない。これで、CPUファンはノイズに関係ないことがわかる。

更に、ディスプレイを繋ぐHDMIケーブルを抜いてみる。驚いた。これは効果ありだ。気になるノイズが少しは残っているが大幅に減少した。効果は大きい。しかし、メインPC=ControlPCであり、ディスプレイなしでは使えないので、運用上HDMIを外すのは無理がある。

小さいノイズだが気にはなる。考えられるのは、マザーボード自身かCPUかメモリか電源だ。これは交換してみるしかなく、実験はここで終了。

一般に言われている、ファンやストレージはあまり関係なく、HDMIが大きなノイズを出していることもわかった。

2016年9月24日土曜日

MinimServerが起動エラーになる

このところのWindows10の更新とInsider Previewのせいなのか、MinimServerが起動しない。Javaがどうのこうのと言っているので、Javaを再インストールしてみたがダメだ。MinimServerを再インストールしてもダメだった。

困った。


(その後どうなtったか?)

JAVAとMinimServerを古いバージョンにしたり最新バージョンにしたりと、何度アンインストールと再インストールを繰り返してみたが、全くダメ。

やむなく、Windowsの更新とInsider Previewをアンインストールしたが、それでもダメ。

次に、直近でMinimServerを使ったJRIVERとUPPLAYをアンインストールしたがダメ。

もうやることは全てやった。なぜダメなのか?全くわからない。

途方にくれる。

もうこうなったら、先日バックアップしたシステムディスクを復元するしかないか。

と思いつつ、Startupの中を確認しようと、ツリーを掘り下げていた時、

C:\Users\papa\AppData\Roaming の中に、Minimserver があるのを発見。

なんだこれは?と中を覗いてみると、ん?こんなところにminimserver.configがある。中を見ると、設定内容が書き込まれている。おお、これっぽいなあ。



取り合えずリネームして、Minimserverを起動すると、おおおお!、何もなかったように起動したではないか!しかも、新たにminimserver.config ファイルができている。





という訳でようやく原因が判明した。JAVAでも、Windows10の更新やInsiderPreviewのせいではなかった。

Minimserverの起動で問題が起きたときは、

C:\Users\papa\AppData\Roaming\MinimServer\data

の中の minimserver.config を削除して、再起動すれば解決するということだった。


やれやれ。まったく人騒がせだ。これ程重要なconfigファイルがなんでこんなところにあるんだ。

無事起動したことを確認し、MinimserverとJAVAを最新のものに再インストールしたが、問題なく起動した。



来た! Insider Preview

今朝、Windowsの更新を覗いてみると、おお、来てる!Insider Previewだ!


再起動して更新完了。Windows10のバージョン情報は以下のとおり。


早速、ドライバーをインストールしていないUSB-DAC基板をつなげ見る。おお、出てる。デジタルオーディオインターフェース「USB Audio 2.0」と表示されているのがそうだ。

JRIVERでも確認

Foobar2000でも確認

JPLAYでも確認

ASIOではないので、マイクロソフトのWASAPIで表示される。しかも、どのソフトでもKSでは表示されない。JPLAYでも同様だ。

とりあえずつないだ基板なのでアンプには繋いでないが、再生ボタンを押すと、楽曲が進み無事に再生されている様子。



2016年9月23日金曜日

ついにWin10でAudioClass2.0に対応

藤本健のDigital Audio Laboratory
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dal/1018318.html

で、Windows10がついに「C」に対応したとの情報が書かれていた。
まだ、通常のユーザーへの対応はないが、開発者向けのInsider Previewで入手できるとのこと。

これはすごい。以前、 Vista が WASAPI に対応したとき以上の衝撃だ。

これまで何度も「USB Audio Class 2.0」に対応するとの噂が流れては、肩透かしを喰らってきた身とすれば、俄かには信じがたいことだが、Insider Previewで実際に入手して試すこともできたとのことだから、今度こそは本当のようだ。

これが実現すれば、Windwosユーザーもようやくドライバーとオサラバできる。ようやくだ。

ただただPCとUSBケーブルでつなぐだけで音がでるのだ。MacやUNIXでは随分前に対応しており、いつも面倒で悔しい思いをしてきた。

というわけで、早速、Insider Preview を受け取れるように準備をしたが、なかなかやってやってこないなあ。



まずは、Windows10のアップデートをする。Anniversary Update という相当大がかりなアップデートでかなり時間がかかった。

開始をして、サインインしてと結構面倒。

ようやう受取準備の画面になったがなかなかやってこない。いつくるのだろう。


LANボード交換

JPLAY用のLANアダプターは、オンボードのインテルI219Vを使っていたが、これをインテルGigabitCT EXPI9301CT に交換してみた。


オンボードからPCIEへの変更だが、これが予想以上の結果となった。

安定感が増した上に、音が一層滑らかになったのだ。明らかにいいと感じる。これは驚きだ。

オンボードの方が安定感も音質もいいに決まっていると決めつけていたのが間違いだった。


2016年9月21日水曜日

Upplay


DACとアンプのハードウエア製作に時間がかかり、しばらくソフトウエアはご無沙汰していたが、ようやくハードも一段落し、このところJPLAYのSettingsやシングル、デュアルなどの検証をしていた。

そういえばと、ふと Upplay を思い出し久し振りに使ってみたところ、すっきりと生々しくなかなかいい! そういえばJPLAYのI氏にそう言われて紹介してもらったような気がする。

いいね! Upplay !

ちょっとキラキラした感じで、KAZOOの方が落ち着いた感じ。


2016年9月16日金曜日

ローノイズPC

先般、突然PCが逝かれて、マザーボードもCPUもメモリも最新のもの(Asrock Z170 Extreme4、Corei7 6700K、DDR4 32GB)に交換した。

その後しばらく、このPCに直接USBを繋ぐことがなかったので、気づかなかったのだが、先日JPLAYシングルを試そうとして、メインPCに直接USBケーブルを刺した途端、ノイズが出てくることに気が付いた。

JCATのUSBアイソレータ―も、自作USBフィルターも、全くこのノイズに対処できない。

そこで、ZionoteのPCI用の「tx-USB」を、玄人志向のPCI-PCIE変換ボードでPCIEスロットに無理やり取り付けてみたが駄目だった。

更に、アコースティック・リバイブの信号線と電源線を分離したUSBケーブルを使ってみてもダメ、電源線だけをノイズのほとんど出ないVivoのUSB端子から取ってみても症状は全く変わらなかった。

要するに、電源線にPCからのノイズが乗っているのではなく、ケーブルに浮遊ノイズが入り込んで来ているのでもなく、信号そのものにノイズが乗っていると思われ、外部でいくらノイズ対策をしても何にも変わらないということのようだ。USBアイソレータ―が効かないのもそのためだ。

外部での対処は万策尽きた。結局、根本的にPC内部でUSB信号にノイズが乗らないようにするしかない。

PC歴35年、PC自作歴20年の私であるが、これまで、オーディオPCにはあまり関心がなかったのは、昔、ノイズの出るPCIのサウンドカードから、初めてUSB-DAC(チャイナのMUSIKANDだった)に変えた時に、全くノイズがなくて感動し、それ以後も、PCのノイズに悩まされることがなかったので、必要性を感じなかったからだ。つい先日まで使っていたPCもほとんどノイズがなかった。

最近、AudioPC用に買ったASUS VivoMini UN42も、ほんとうに静かでUSBからのノイズもほとんど出てこないので、これを使う手もあるが、himaさんが使っている吉田苑のオーディオPCや、ラデマルさんの自作PCオーディオなどを見ると、やはり本格的なオーディオ専用PCが必要かなあとも思う。

それにしても、オーディ用PCはどうやってノイズを抑えているのだろう。

ATX電源か?

CPUやケースのファンか?

CPUやマザーボードそのものか?

ノイズのないVivoを見ると、電源は外付けのACアダプターで、CPUFANも薄くて小さいものが1つ筐体の中に入っている。CPUは省電力タイプのCeleron2957Uだ(Corei7 6700Kは強力すぎる?)。

できればその発生源を突き止めることができれば、その部品をローノイズのものに交換すればいいので簡単だ。だが、それが難しい。

いろいろオーディオ用PCを見てみると、

① CPUファンをファンレスにする。ただしその分強力なヒートパイプやヒートシンクが必要になる。水冷やペルチェもある。

② CPUをできる限り省電力タイプにする。ただし、CPUが原因なら、マザーボードでCPU由来のノイズを抑えることができるのか?

③ ケースは放熱性の高いアルミにし、ケースファンは付けない。

④ 電源をファンレス・ローノイズタイプを選ぶ。

⑤ ツワモノはATX電源をリニアで自作する。

⑥ マザーボードをローノイズのものにする。

対策は大体このくらいか。

①②③④は簡単にできるだろう。

ただし⑤は難易度が高い。PS-ONやPOWER-OK回路を作る必要がある上に、電圧降下しないよう十分な電力を供給できる電源にする必要がある。なにせ、PCは電流喰いなので10Aは必要だろう。それだけの電流を扱うには、リニアで作れば相当大掛かりになるので、普通は小さくて簡単にできるスイッチング電源を使うのが当たり前だ。難易度は高いがそこをリニアにすればノイズだけではく音質もよくなるかもしれない。

⑥はそもそも本当にローノイズのマザーボードなどあるのか。あるならどう探せばいいのか。表向きの宣伝文句ではわからない。何せ今のASROCKのマザーボードはそうした意味で最高のスペックだ。ノイズが出るのはロット差か個体差が原因ということも考えられる。

これだけの対策をやれば確実にノイズは解消されるかどうかは不明で、結果オーライだ。ぐだぐだ言わずやってみるしかないかな。

今週末に、ラデマルさんが自作オーディオPCを持って行くと言うので、それでノイズが出なければ真剣に検討してみようかと思う。


尚、このノイズは、USBケーブルの端子を覆っている金属部分が、PC側のUSB端子を覆っている金属部分に触れた瞬間に出てくる。ということは、信号線同士がまだ繋がってない状態でノイズが出ているということになる。

USB端子を覆っている金属部分は、信号とも電源とも絶縁されているが、ケーブルのシールド線と接続されているはずだ。このシールド線をノイズが伝ってくるとなれば、本末転倒の話になるが。

恐らくノイズは信号にも乗り、シールドにも伝ってくるのであろう。端子とシールド線と絶縁するために、ケーブル側の金属部分を薄いテープなどで絶縁して繋いでみたらどうなるだろう。


2016年9月6日火曜日

NEW MY SYSTEM

長くバラックで試行してきた「USB-DAC」をケースに入れて以来、矢継ぎ早に「真空管プリアンプ」、「パワーアンプ」を新たに制作しなおしてケーシングした。
そして、天地がひっくり返るほど音が激変した。

1.USB-DAC
まず、一番手の「USB-DAC」だが、驚くほどの高音質を引き出してくれた。DXIO768、AK4495デュアルモノDAC、ライントランスTLT-1010の組み合わせだが、高域から低域まで(中域も痩せることなく)素晴らしい周波数特性で、明るく豊かで極上の高音質が出力される。特に低域が凄く、10cmフルレンジだけでも低音がドンドン出てくるのには唖然とさせられる。

最新のXMOSチップ、AK4495SEQ、8つの独立電源、ライントランスTLT-1010、42KHz、45KHzの2つのデュカロンがうまく組み合わさりこれほどの高音質になっているのだろう。なお、1010は差動合成、IV変換を受け持っている。

2.TVC(既存)
DACの出力はTVC(ライントランス1595とオートトランスは寺本製、ケースから全て自作)で受ける。 ライントランス1595を通ることで力強さと艶が出てくる。このあたりは豊かで高音質な1010と艶のある1595の組み合わせの妙を楽しむ。尚、TVCがプリアンプのセレクターとボリュームを受け持つ。

3.12AU7・2段・真空管プリアンプ

TVCの出力を真空管アンプに入力する。真空管の持つ優れた周波数特性を存分に生かし、音質を劣化させることなく電圧を増幅し信号をパワーアンプに引き渡す。ボリュームとセレクターを外すことで更に音質劣化を抑えている。

プリアンプの役割は上流のアナログ信号を如何に劣化させることなく電圧増幅してパワーアンプに伝えるかであろう。真空管はちゃんと設計すれば周波数特性が良くリニアな電圧増幅をしてくれる。回路もシンプルで部品点数も少なく音質劣化を極力抑えることができる。

また、真空管を取り換えることによって音の印象が変わるので、真空管を交換して音の違いを楽しむこともオーディオの楽しみの一つだ。今は、スロバキアのJJのゴールドピンを使っているが、チャイナのフルミュージックもなかなか元気があって良い。

4.LM3886・8パラモノ・パワーアンプ
最後に、LM3886の8パラ・モノ・パワーアンプ2台だ。これまで、片チャン6パラ×2のステレオパワーアンプを使っていたが、8パラに変えて、まるで次元の違う凄みさえ感じる音になった。

S氏が8パラが凄いというので、そこまで必要かなと思いながらどうせケーシングするならと思い切って8パラモノに挑戦したのだった。いやあ6パラと8パラでこれほど違うとは驚きだ。6パラの方は是非とも8パラにされることをお勧めする。

DACが出力する素晴らしい周波数特性の中低域を、パワーアンプが更に力強さと厚みを加えている感じだ。低域がより厚くゴリゴリとした音になり、この低域に支えられた中高域が深く豊かに広がり、ボーカルや弦楽器、ピアノがまさにリアルな迫力で迫ってくる。キンキンする感じやノイズ感が全くなく、静かでとにかく気持ちが良い。ほんとうに気持ちがいいのだ。

以前、ダウンロードして大したこととないと思っていたDSD楽曲を改めて聴いみて、あまりの素晴らしさ愕然とした。実はリアルで迫力のある素晴らしい演奏だったのだ。古い44.1KHzの楽曲もほんとうに素晴らしく蘇るので、寝られない日々が続く。

基板は、6パラ基板1枚から、シングル基板を8枚パラで接続し、トロイダルトランスを300VA2台から500VA2台に替え、コンデンサもKMETの33,000μFを片側4個(+電源で2個、-電源で2個)づつ使用した。

ただし、LM3886は発熱が凄く、8個も使うと大きめのヒートシンクでもあちあちになるので、巨大なヒートシンクでないと放熱が間に合わないという問題が生じる。タカチにもヒートシンク付きケースがあるのだがサイズが小さく使えない為、ヒートシンクとケースをどうするか最大の悩みだったのだ。

それがなんと、今年になって、タカチが従来より大きいサイズのヒートシンク付ケースを新発売してくれたのだ。なんというタイミングだろう。おかげで、8パラモノをピッタリとケースに収めることができた。

5.現在のオーディオラックの様子
ということで我が家の手作りラックもこのとおり。ほとんどバラック状態であった機器がどれも綺麗なケースに収まり見た目も多少はよくなった。そして、音質が激変した。数百万円する機器にも負けないのでは(と勝手に思っているだけですが)。

6.スピーカー
できればスピーカーをもっと高級なものにすればと思われるかもしれないが(確かにそうなのだが)、実は、こんな小さなスピーカーでも物凄い音がするのだ。これは金沢のS氏の自作だ。黒いフルレンジは上から下まで驚くほど豊かな音を鳴らしてくれるし、(不思議なことだが)低音も十分満足いく音が出てくる。

ここではっきり分かったことは、小口径スピーカーであっても上流でちゃんと低域をだしてやれば、(パワーアンプやスピーカで無理に低域を作りこまなくとも)低域は出るということだ。

確かに、パワーアンプで低域をより強力にすることができるが、上流がしょぼければ無理やり作ったような不自然な低域になりかねない。

時々、パワーアンプやスピーカーは物凄い超高級品をそろえているが、DACやトランスポーターがしょぼい為に、全体が不自然なゴリゴリ音になってしまっている店を見かける。上流が悪いと下段は必然的に不自然な音になると言うことだ。

幸い我が家では上流が良くなったので、下段のS式ミラードアクロポリスは、楽曲に録音されているままの自然なゴリゴリ低音を気持ちよく出してくれる。これも30cmウーハーなどではなく16cmの小口径スピーカーなので驚かされる。

まるでどこかのジャズ喫茶みたいだ。狭い我が家ではこれで十分だな。

2016年9月4日日曜日

LM3886 8パラ・パワーアンプ・モノ×2 完成!


配線終了。
恐る恐る電源を入れる。何も起こらない。よかった問題ないようだ。テスターで電圧を測る。+36Vとー36がちゃんと出ている。これで問題なく音も出るだろう。
よかった。一発で音が出た!
これまでの6パラステレオパワーアンプをどけて、8パラモノパワーアンプ2台に代える。

落ち着いて聴いてみる。

なんだこれは!

聴いていて非常に気持ちいいのだ。ほんとうに気持ちいい。安定感と静けさが格段にアップしたようだ。

更に、音に深みと厚みが増し、左右の分離が良くなったことで空間感や定位が更に良くなっている。

6パラ → 8パラモノ×2 そこまでしなくてもと思ったが、そこまでして初めて知る世界があった。

これはほんと凄い。気持ちいい。寝られなくなった(困った)。