2013年7月1日月曜日

さらにシンプルに FN1242A基板(6)

今日の写真と昨日の写真の違いを見つけてください。


正解 : 電源基板(DVDD用)が1枚減った。

iinoさんの情報で、FN1242AはDSD再生ならDVDD電源は不要とのこと。さっそく外してみる。
おお!なくても全く同じ音がでているぞ。これでさらにシンプルになった。

なお、AVDDを5.0Vから5.4Vに上げてみた。すると、音に厚みと力強さが加わり、安定感と透明感が増している。ノイズ感も全くない。データシートでは最大5.5Vとなってるのでまあいいだろう。

高価な部品を使わなくとも、抵抗の大きさを変えたり電圧を変えることでこんなにも音が変わることを知った。これぞシンプル イズ ベスト!

5 件のコメント:

  1. asoyajiさん

    ご無沙汰しています。
    FN1242仕様書によると、DINなどのディジタル入力は絶対最大定格が-0.2 ~ DVDD + 0.3と規定されています。
    絶対最大定格とは、この範囲を守らない使い方をすると、動作は保障されないし、破壊する可能性もあるという意味です。
    DVDDが無くてもLSI内部回り込みなどの電圧でディジタル部も動作するのかもしれませんが、安全のためには省略しないほうが良いと思います。

    私の仕様書読み間違い、あるいは本LSIに関して特別な情報をお持ちでしたらこの限りではありませんので、その場合は無視してください。

    返信削除
  2. Phoeniciaさん

    こちらこそお久しぶりです。
    これまでご迷惑をかけながらわけもわからず突っ走ってきましたが、ようやく元に戻って一つ一つ音を確かめながら一からやり直しているような状況です。

    DSD再生だけだとDVDDはいらないようですが、ご指摘の通り安全の為にあった方がいいですね。了解です。わざわざありがとうございました。

    最近はどうされているのですか。

    返信削除
  3. Phoeniciaさん

    たまたま見つけただけなので仰るとおり危険性があるかもしれません。

    私の想像ですがPCMだとワードクロックからのタイミング変換ロジックから
    1bitに変換しているのに対して
    DSDの場合は既に1bitなのフルーエンシローパスフィルターだけが動くのだと思います。

    ノイズという観点からだけ見るとDVDDがないメリットは大きいでしょう。
    近日中にDVDDがある時と無い時のノイズ量を測定してみたいと思います。
    デジタルオーディオ全盛ですが、アナログ部分の完成度が低いとジッターいくら減らしたところで
    レコードに負けてしまいます。

    返信削除
  4. asoyajiさん

    音響系はお休みして映像系を楽しんでいました。
    そろそろ音響系に戻ろうかな。

    rtm_iinoさん

    市販機器を設計するのではないので、より満足できる結果になるのなら何でも有りかとは思います。

    返信削除
  5. Phoeniciaさん
    さすがに守備範囲が広いですね。
    もうやりつくした感があったところに、また、いろいろ動きが出てきています。是非とも戻ってきてください。

    お陰様で私も少しずつ進歩していますが、無知と無謀さは変わっていません。よろしくお願いします。

    返信削除