1 使用したハードウエア
・ XMOS USB Audio 2.0 Reference Design ファームウエア v1.1 など
・ FN1242デュアルモノDSD-DAC (自作、基板はMy any styleさん)
2 必要なプラグイン
foo_out_asio.dll ・・・・
ASIOProxyInstall .exe
foo_input_sacd-0.5.3-ASIOProxyInstall をダウンロード
http://sourceforge.net/projects/sacddecoder/files/foo_input_sacd/
・・・・・ASIOProxyInstall .exe 実行するだけでインストールされる(regsvr32 foo_dsd_asio.dllは不要)
foo_input_sacd.dll ・・・・・上記の中に入っている。
* foo_input_dsdiff.dll は削除しておく。これがあると、①のDSDネイティブ再生が非常に不安定になる。
3 ASIOドライバー
Thesycon ・・・・・・ビットパーフェクトなドライバーが必要
http://asoyaji.blogspot.jp/2012/04/asio_06.html
4 Deviceに foo_dsd_asio を選択
Configure Virtual ASIO Devices の Add New で foo_dsd_asio を選ぶ
ASIO Virtual Device Editor で、
Mapping が none になっていると音が出ないので、必ず Left Right を設定する。
Configure で使用する ASIOドライバーを選ぶ(次の画像)。
ここで
ASIO Driver に TUSBAudio ASIO Driver
DSD Playback Method に dcs Marker 0x05/0xFA を選ぶ
OUTPUT Device で ASIO:foo_dsd_asio を選択する
DSDファイルをネイティブ再生する方法
① DSD over USB 方式で、
再生ソフトで、DSDファイルをリアルタイムにWAVにパックするする方式。
Foobar2000では、DSDファイルをそのまま再生する。
Tools > SACD のASIO Driver Mode で DSD を選択する
DSDファイルを再生すると、一番下のステータスバーがDSD64 2822400Hzとなる。これでDSDがネイティブ再生されている。
② DSD-WAVパック・ファイルで、
事前に、DSDファイルをWAVパックにしておく。
Foobar2000では、(DSDがパックされた)WAVファイルを再生する。
使用するのは、YUKI-SANが開発された、以下のコンバーター。非常に使いやすく音も問題ない。
* DSD to PCM Converter Version 0.0.10 (2012.4.1)でDSDをWAVパック化
* YUKI-SAN (http://members3.jcom.home.ne.jp/yuki_san/ )
Tools > SACD の ASIO Driver Mode で PCMを選択する
DSD-WAVパックファイルを再生すると、一番下のステータスバーがPCM 176400Hzとなる。これでDSDがネイティブ再生されている。
お疲れ様です。これで一段落ですね。
返信削除そういえばElectrArtさんのUDA基板がちかじかdCS方式に対応した別のバージョンがでるようですね。
上記プラグインもDSD64/128共に問題なく動いたそうです・・・。
takoyaki さん
返信削除エレアトさんの要約
「Windows用のAudio class2.0用のデバイスドライバを添付する予定です
また、上記のclass2.0ドライバーはASIOをサポートしております
本年1月、以前に頒布させて頂いた方は、FPGAの書き換えが必要になりますので、基板を返送いただいてこちらで書き換えた後に再度お送りする方法で対応しようと考えております(手数料+送料+実費をお願いすることになります)。」
ということで、これは既存ユーザーもこの恩恵を受けられるということですから大変ありがたいことです。しかもDSD128もOKですから嬉しい限りです。
別バージョンのdcs方式版は、Macで使える? 録音機能がより素晴らしくなったの違いでしょうか?
asoyajiさん
返信削除いえいえ、ぜんぜん内容違います。dCS対応版は現行の基板とは別物の位置づけです。
その文章は2つに分かれていて前半は上記の通り、後半のdCS対応版はこれまでのUDAとは別物として記載があります。
takoyakiさん
返信削除4月4日の(長文)を、5日の続きと思って続けて読んでいたので勘違いしました。
5日の記事は、4日の続いてもう一つのお知らせに出てくるdcs対応基板を使っての話だったんですね。
既存の基板のFPGA書き換えでできるものと思ったのものですから。
dcs方式の良い点は、ハードウエアの改良が不要で、ファームウエアやFPGA書き換えだけで対応可能になるという点だったので残念です。
そうなると、UDA基板でdcs方式DSDネイティブを聴くには新規版が必要ということですか。
そうなるとXMOSとの選択になりますが、新UDA基板は欲しいですね。
UDA基板の設計方針と体力の問題なので、そこは尊重するしか・・・。
返信削除dCS対応版はfoobarプラグインも使えますし、WAV偽装DSD(パックしたもの)もDSD64/128両方とも使えるそうです。
となると必然的に現行UDAではだめな24/354.2もいけるわけで・・・。
録音機能は現行ので良いので、再生専用にdCS対応版がほしくなりますね。
takoyakiさん
返信削除時々コメントがスパムになってしまっています。手動で解除しているのですが、このGoogleの仕様なのですみません。
そうですね、特にDSD128が使えるのがいいですね。
ありゃ、dCS方式というかDoP(DSD over PCM) open standard v1.1が発表になりました。
返信削除DSD128の実装方式が2つに分裂してしまいましたね。
ソフトウェアやハードウェアを作っている人は、追いかけるのが大変だ・・・。
takoyakiさん
返信削除まあ黎明期の生みの苦しみとでもいいましょうか。
どんどん進んでいることが実感できて楽しいです。
今後は、dcs方式ではなくて、DoPというべきなんでしょうね。
Foobar2000でネイティブ再生が出来ていて羨ましい限りです。昨日MYTEK DIGITALのSTEREO192 DACを購入しUSB2.0のドライバーをインストールして動かそうとしています。PCMは問題無く動いていますが、DSDの音が出ません。状態は、DSDファイルを再生すると、一番下のステータスバーがDSD64 2822400Hzとなり、カウンターも進んでいるのですが、音が出ないという状態です。どなたかアドバイス頂けると、とても有難いです。よろしくお願いいたします。トンマ
返信削除匿名さん
返信削除MYTEK DIGITAL STEREO192こそDoP再生の最先端をいっているDACですから、音が出ないというのは不思議です。
F00bar2000のドライバーも設定もうまくいっているようですが、MYTEK DIGITAL STEREO192はちゃんとロックしていますか?
MYTEK DIGITAL STEREO192のクロック発振器が壊れていてロックせず取り換えたらロックしたという記事を読んだことがあります。
返信、どうもありがとうございます。DSD再生の時に、Foobar2000のスペアナ表示が振れていないので、DSDプレーヤーは動いているけれども、音声出力が何らかの原因で出ないのではないかと思っています。PCM再生の時は、スペアナは振れて音も出るので、MYTEK側の問題では無いのでは考えています。
返信削除匿名さん
返信削除Foobar2000のスペアナは、DSD再生時は全く振れません。Foobar2000のステイタスバーに DSD64|5654kbps|2822400|sterao|1:20/3:36
のように表示されているならFoobar200は再生できていると思いますが。経過時間も進んでいるんですよね。
ドライバーが上手くインストールされてないのでしようか?
ASIOのmappinngはちゃんとLeft Rightになっていますか?
DSD Playback Method は dcs Marker 0x05/0xFA を選ぶのですが、Mytekの場合は、独自のマーカーを選ぶのかもしれません。
asoyajiさん、有難うございます。
返信削除はい、DSD64|5654kbps|2822400|sterao|1:20/3:36
のように表示されて経過時間も進んでいます。
ただ、ASIOProxyInstall .exe を実行した後、Preferenceの中のOutputの
下に、Asio Virtual Devicesが現れていません。なので、asoyajiさんが指摘された
ASIOのmappingを確認する事ができません。
これは、ドライバーがインストールされていないという事かもしれませんね。
ASIOProxyInstall .exe を実行する事以外に何か操作する必要は、ありますでしょうか?
よろしく御願い致します。
asoyajiさん、無事動きました。お騒がせし、申し訳ありませんでした。ASIOとWASAPIのプラグインソフトが、うまくインストールできていなかったようです。今は、DSDとPCMの音の違いに聞き入っています。
返信削除いつも大変参考になる記事をありがとうございます。
返信削除おかげさまで大変勉強になります。
こちらの記事やほかの方の記事に刺激されていろいろ試しております。
私もこのページにある方法でfoobar2000でDSDを再生させることができました。
まずは2L.noからダウンロードしたソースでDSDをダウンロードして176.4KHzのDSD 64Xで再生できました。私のところでは384KHz/24bitまでビットパーフェクトでUSBまたはSPDIFで再生できます。そこで352.8KHzのネイティブWAV(2Lの言うDXD-WAV)と比較するとネイティブのほうがやはり音質は上です。
次は352.8KHzでDSD 128Xでも比較してみようと思います。
現在の再生に使用している環境は以下のとおりです。
PC: Windows7 32bit Home Premium / ノートPC / Core2Duo T7250 / Mem 2.5GB / HDD : 内蔵750GB
再生: foobar2000.exe v1.1.9 でここにある方法です。
DAC: MSB Technology 社 Signature DAC-IV + USB I/F
イーディオ 飯田さん
返信削除月日の流れは速いものでこの記事を書いてからもう1年近く経つんですね。
1年前にようやくDopが出てDSDネイティブ再生が普通にできるようになり、今では、PCMをリアルタイムでDSDに変換して聴く時代になりました。
Signatureで聴くDSDネイティブはさぞや素晴らしいことでしょう。
asoyajiさん、はじめまして。
返信削除safariと申します。
最近SACDやDSDに興味を持ちましてこちらのサイトを見たりGoogleで色々調べたりしているのですが、よく分からないこと・確認したいことがあるので質問させて下さい
DSDにはdff、dsf、dstという三つのファイル形式があってPCMで例えるとdffはwav、dsfはaiff、dstはflacというような認識で合っているでしょうか?
dffファイルとdstファイルはどちらも拡張子は同じでdffであると認識していますが合っていますか?
SACDから抽出したDSDファイルはアルバム一枚が一つのファイルになっているのでしょうか?
それともトラックごとにファイルが分かれているのでしょうか?
前者だとすると、トラックごとにファイルを分割したい場合どのソフトを使えば良いのでしょうか?
dff、dsf、dstはflacやmp3のようにタグ付け可能でしょうか?
dffからdsfの変換はAudioGateを使えばできるのは分かったのですが、dffからdstに変換するソフトというのはあるのでしょうか?
safariさん
削除こんにちは
DSDのフォーマットは統一されておらず、プロが使うDIFF、ソニーが使うDSF、ほとんど使われていないWSDがあります。wav,aiffのようなものですね。
更に、圧縮フォーマットとしてDSTがあります。これは、SACDに記録するときにクラシックのような時間の長い楽曲などがこの形式で圧縮されています。ですからFLACですね。
DSTをDIFFやDSFに解凍することはAUDIOGATEなどを使えばできますが、その逆はソフトが
みあたりません(最近は調べてないのであるかもしれませんが)。
DSDのフォーマットがいい加減でタグ付けしてくれるソフトはないように思います。
SACDからの抽出は、ISO、個別ファイルどちらも可能ですが、今は、違法です。
asoyajiさん、こんにちは。
削除お返事ありがとうございます。
疑問が解消され助かりました。感謝致します。