2014年8月7日木曜日

タンデム基板(11)

ジッタークリーナーの調整

BWSELを高精細にすると、うまくロックしないので、ポテンションメーターで調整する。


最初はノイズの塊で全く音が聴こえなくても、ポテンションメーターを回すと、ラジオのチューニングが合った時のように、突然澄み切った音が聴こえてくる場所が見つかる。これがロックした状態だ。

しかし、サンプリングレート毎にロックする場所が異なる為、全てのサンプリングレートでロックする場所を探す必要がある。

まずは、192KHzの曲を再生しポテンションメーターでロックする場所を探す。次に、96KHzでまたロックする場所を探す。それぞれロックする場所が異なるが、再び192KHzを再生しロック場所を探す。次に、48KHzのロック場所を探す。何度か192KHzや96KHzで繰り返す。これでハイレゾ関係は全てロックする場所が見つかる。最後に44.1kHzだが、ハイレゾで見つけたロック場所では、ノイズが出る可能性が高い。その時は、プレーヤーソフトのPLAY、STOPを何度か繰り替えす。そのうちにしっかりとロックする。

これでうまくいかなければ、諦めずに根気強く、上手くいくまでこれを繰り返す。何度かやれば必ず全てのサンプリングレートでロックする場所が見つかる。

ただし、ハイレゾは、ロックするまでに多少時間が掛かる為、サンプリングレートの異なる曲に切替をする際に、「ギューン」とか「バチバチ」などのノイズが入る。

ロックすると素晴らしく澄んだ美しい音になる。これはやめられない!


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