2011年9月4日日曜日

UDAPlayerとDSDIFF

先日、DSDIFFファイルが再生できない件について、制作者の中田氏に問い合わせしたところ、ご丁寧な返信をいただいたので、中田氏のお許しもあるので、参考の為に原文を掲載します。(これは9月1日時点でのUDAplayerの公開情報です。)

「ご指摘のとおり、UDAPlayerでは再生できないDSDIFFファイルが存在します。原因は、UDAPlayerがDSDIFFファイルのフォーマットを調べる場合、規格書『Direct Stream Digital Interchange File Format DSDIFF Version 1.5』を参考にしていて、この規格書に書かれていない形式のタグを見つけた場合エラーにしているからです。

実際には、規格書自身に『将来タグが追加される可能性があるから、知らないタグを見つけた場合は無視せよ』という意味の記述があるので、UDAPlayerの方が間違っているのです。

修正方法も判っていて1時間ほど作業すれば対応できるのですが、このところ忙しくてなかなか手が回りません。修正版のUDAPlayerを公開するまで、もう少しお待ちください。公開するまでは、お手数ですがAudiGateを使用してフォーマット変換していただけないでしょうか。

なお、圧縮されたDSDIFFフォーマット(通称DSTフォーマット)には、まだ対応できていません。こちらは、サンプルのファイルを入手した上でかなりの作業時間を確保しないと対応できないと思います。

さらに、DSDフォーマットのファイルを連続再生したときに、再生音がおかしくなることがあるという情報もいただいております。こちらは再現方法を探しているところです。

今後もバグ等を発見されました折に、ご連絡いただけると助かります。」



中田さん。ありがとうございます。

こんなに素晴らしいソフトを作っていただいて感謝しております。

修正版の公開が楽しみですが、今のところAydioGateで凌いでいますから、急ぎません。ごゆっくりやってください。

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