2017年4月26日水曜日

ΔΣ変調DACの仕組み

ΔΣ変調DACとは、簡単に言えば、
(1)まずは、入力されたデジタル信号(PCM)のノイズを除去し、
(2)次にこれを1ビット信号(PDM=DSD)に変換し、
(3)最後にLPFに通してアナログ信号に変換する。
入力信号がDSDであれば、(1)(2)をスルーして(3)のLPFのみ通してアナログ信号に変換する。

(*ここに記載した内容は、自分の備忘録であり、間違っているかもしれないのでご注意願います。)

(1)ノイズの除去
PCMのノイズ除去には、オーバーバーサンプリングと補完フィルターが使われる。

折り返し雑音
デジタル信号のサンプリング周波数の1/2の周波数をナイキスト周波数という。信号を標本化する際、ナイキスト周波数を超える周波成分は、折り返し(エイリアシング)という現象を起こし、サンプリング周波数の整数倍の周波数で、再生しても元の信号に戻らない折り返し雑音(エイリアス=偽信号)となって現れる。

折り返し雑音の除去
折り返し雑音を除去(アンチエイリアシング)するには、ローパスフィルター(LPF)を使ってナイキスト周波数を超える高周波成分(=折り返し雑音)を除去すればいいのだが、そのままだと元信号の周波数と折り返し雑音の周波数間の間隔が狭い為、傾斜がかなり急峻な高精度のLPFでないと使えないという問題が出てくる。

オーバーサンプリング
そこで、オーバーサンプリング手法を使って元信号のサンプリング周波数を十分に高くしてやると、元信号のサンプリング周波数と折り返し雑音のサンプリング周波数との間隔が大きく広がり、傾斜の緩い簡易なLPFでも十分に折り返し雑音を除去できるようになる。

オーバーサンプリングとは、元信号(例えば44.1KHz、16bitの信号)に、目的の周波数に応じた値0の信号を追加(補完)することを言う。オーバーサンプリングの周波数が高いほど(倍率が高いほど)アンチエイリアシングの精度は増す。実際にはナイキスト周波数(サンプリング周波数の1/2)の160倍(3.528MHz)以上である。

補完フィルター
オーバーサンプリングされた信号には、補完データをサンプリングした際の量子化ノイズのエイリアシングが残っており、LPFでこれを除去する。この時使われるLPFを補完フィルター(Interpolation FIlter)またはアンチエイリアシングフィルターという。

(2)PDM変換
実際には1ビット(DSD)ではなくマルチビット(3~5bit)のPDM信号に変換される。

PDM(パルス密度変調)
PDMは、アナログ信号の振幅をパルスの粗密(出現率)で表すものでパルス密度変調と呼ばれている。PDMはパルス波=デジタル信号であるが、同時に、パルスの粗密でアナログ信号の振幅を表すアナログ成分も内包している。よってPDMにLPFをかけるだけでアナログ信号を取り出すことができるのである。

ΔΣ変調器
ノイズ除去後の信号は、いよいよΔΣ変調器に通されてPDMに変換される。ΔΣ変調器は、加算器、積分器、量子化器、量子化誤差の帰還回路からなり、積分した信号を量子化器で1ビットもしくはマルチビットのPDMに変換する。ここで、量子化誤差を加算器に帰還させると、補完フィルターで除去しきれなかった、広い帯域に一様に分布している量子化ノイズを、高周波帯域に集めることができる。これをノイズシェーピングという。

(3)アナログ変換
アナログ平滑フィルター(RCF)
ノイズシェーピングされたPDM信号を、LPF=アナログ平滑フィルター(RCA)に通せば、高周波帯域のノイズが除去され、アナログ電圧として出力される。

以上がΔΣ変調DACがデジタル信号をアナログ信号に変換する仕組みである。

2017年4月21日金曜日

ES9038PRO設定

やなさんのES9038DM DACの設定についての備忘録。(未確定)

Input Select(入力選択画面)
  SPDIF    :SPDIF入力(SPDIFコネクタ)(初期値)
  PCM    :PCM入力(INコネクタ)
  DSD    :DSD入力(INコネクタ)
  PCM/DSD Auto :PCMとDSDを自動判定(INコネクタ)

Setting Select(設定選択画面)
  SPDIF :SPDIF設定
  PCM :PCM設定
  DSD :DSD設定

Status(ステータス画面)
 ①ES9038PROのステータスを16進表示
  a0:入力有、アンロック
  a9:入力有、ロック(正常時)
  aa:未入力、アンロック
 ②DPLLのサンプルレート数値を16進表示
  この値の変化が少ないほど安定して再生されている
  ※同期モードの時は、DPLLが使われないので値は更新されない
 ③DACのロックと入力有無の状態を表示
  UM:アンロック、入力無
  U :アンロック、入力有
  L :ロック、入力有(正常時)

PCM Input Format(PCMの入力フォーマット設定画面)
  16bit R-Just :16ビット後詰め
  24bit R-Just :24ビット後詰め
  32bit R-Just :32ビット後詰め
  16bit L-Just :16ビット前詰め
  24bit L-Just :24ビット前詰め
  32bit L-Just :32ビット前詰め
  16bit I2S :16ビットI2S
  24bit I2S :24ビットI2S
  32bit I2S :32ビットI2S(初期値)

De-emphasis Select(ディエンファシス周波数設定画面)
  32K :32KHz
  44.1K :44.1KHz
  48K :48KHz
  SPDIF Auto :自動判定(初期値)
  Deemph Bypass :ディエンファシスしない

FIR Filter(FIRフィルタ設定画面)
  Fast Roll-off :fast roll-off, linear phase
  Slow Roll-off :slow roll-off, linear phase
  Fast Minimum :fast roll-off, minmum phase(初期値)
  Slow Minimum :slow roll-off, minmum phase
  Apodizi Fast :apodizing, fast roll-off, linear phase
  Hybrid Fast :hybrid, fast roll-off, minmum phase
  Brickwall :brikwall
  OSF Bypass :OSF(オーバーサンプリング)しない

IIR Filter BandwidthIIR(フィルタの通過帯域設定画面)
  47.44K :47.44KHz(初期値)
  50K :50KHz
  60K :60KHz
  70K :70KHz

DoP Transcoder(PCMのDoPデータ変換の設定画面)
  Disable :DoPデータ変換は無効(初期値)
  Enable :DoPデータ変換は有効

DSD L/R Select(入力DSDの左右CH設定画面)
  DSD-L :LRCK/DSDLとSDATA/DSDRの組み合わせ(初期値)
  DSD-R :LRCK/DSDRとSDATA/DSDLの組み合わせ

Clock Gear(マスタークロックの調整画面)
  MCLK=XIN :マスタークロックと同じ
  MCLK=XIN/2 :マスタークロックの二分の一
  MCLK=XIN/4 :マスタークロックの四分の一
  MCLK=XIN/8 :マスタークロックの八分の一
  MCLK=Auto :サンプリング周波数を判断して自動的に調節(初期値)

Noize Dither(ノイズディザーの設定画面)
  Enable :ディザー有効(初期値)
  Disable :ディザー無効

THD Compensation(THD補正ロジックの設定画面)
  Enable :THD補正ロジック有効(初期値)
  Disable :THD補正ロジック無効

Jitter Eliminator(ジッター除去回路とDPLL回路の設定画面)
  Enable :ジッター除去回路とDPLL回路有効(初期値)
  Disable :ジッター除去回路とDPLL回路無効

PCM/SPDIF DPLL BW(PCM/SPDIFのDPLLのバンド幅設定画面)
  OFF :DPLLを使わない
  DPLL1~15 :数字が小さい程、バンド幅が小さくなります。(初期値はDPLL5)

DSD DPLL BW(DSDのDPLLのバンド幅設定画面)
  OFF :DPLLを使わない
  DPLL1~15 :数字が小さい程、バンド幅が小さくなります。(初期値はDPLL10)

Sync Mode(同期モードの設定画面)
  Normal Mode :非同期モード(DPLLを使ってロックします)(初期値)
  Sync mode :同期モード(DPLLを使わずMCLKに同期した外部クロックを使用)
 
Lock Speed(DPLLのロック速度の設定画面)
  16384(D) :FIRエッジ数16384(初期値)
  8192 :FIRエッジ数8192
  5461 :FIRエッジ数5461
  4096 :FIRエッジ数4096
  3276 :FIRエッジ数3276
  2730 :FIRエッジ数2730
  2340 :FIRエッジ数2340
  2048 :FIRエッジ数2048
  1820 :FIRエッジ数1820
  1638 :FIRエッジ数1638
  1489 :FIRエッジ数1489
  1365 :FIRエッジ数1365
  1260 :FIRエッジ数1260
  1170 :FIRエッジ数1170
  1092 :FIRエッジ数1092
  1024 :FIRエッジ数1024

Clock Select(マスタークロックの設定画面)
  100MHz Clock :基板上のクロック発振器から100MHzを出力(初期値)
  BCLK x n :BCLK(64fs固定)をn逓倍して90.3168MHz/98.304MHzを生成
  SCLK x 4 :SCLK(22.5792MHz/24.576MHz)を4逓倍し90.3168MHz/98.304MHzを生成
  SCLK x 2 :SCLK(45.1584MHz/49.152MHz)を2逓倍し90.3168MHz/98.304MHzを生成

JC Bandwidth(ジッタークリーナーの設定画面)
  Lowest :Lowest
  Low :Low
  Medium :Medium
  Medium-High :Medium-High
  High :High
  Bypass :ジッタークリーナーを使わない(初期値)

Volume Select(音量制御モードの設定画面)
  Encoder Volume :ロータリーエンコーダ及びリモコンで音量制御(初期値)
  Manual Volume1 :手動ボリュームで音量制御(直線変化)
  Manual Volume2 :手動ボリュームで音量制御(対数変化A)
  Manual Volume3 :手動ボリュームで音量制御(対数変化B)
  Fixed Volume :最大音量に固定

Output Select(出力チャネル数の設定画面)
  1-CH :1チャネル(L-OUT/R-OUTの1、2ピンのみ1/2出力)
  2-CH :2チャネル(L-OUT/R-OUTの1、2ピンのみ出力)
  4-CH :4チャネル(L-OUT/R-OUTの1、2、3,4ピンのみ出力)
  8-CH(All) :8チャネル全て(初期値)

Gain Callibration(ゲインキャリブレーションの設定画面)
  Always :常に自動調整(初期値)
  Only Once:起動時に1度だけ自動調整
  No Adjust :自動調整は行わない

Automute Set(自動ミュートの設定画面)
  No Mute :何もしない
  Mute :出力をミュートする(初期値)
  Out-GND :出力端子をグランドに落とす
  Mute+Out-GND :出力をミュートして、出力端子をグランドに落とす

Mute Auto(Mute Autoの設定画面)
  Mute Invalid :MUTE信号を無視して、Mute制御は行わない(初期値)
  Mute Nor :MUTE信号(HIGH=Mute/LOW=No Mute)でDAC内部をミュート制御
  Mute Neg :MUTE信号(HIGH=No Mute/LOW=Mute)でDAC内部をミュート制御

2017年4月20日木曜日

ES9038PRO 音出し成功(2)

赤外線とリモコンで詳細の設定をしようとするも、なぜかリモコンが効かない。AK4497基板では問題なく使えるので壊れてはいない。周辺の半田付けをやり直すもだめだ。

やむなく、SELスイッチとP1-P6を使って設定を行った。
ようやく安定し、ノイズのない素晴らしい音が出ている。

AK4497と比べてどうか!興味のあるところだが、こうしたバラックの仮設状態で音質の評価をするのは不公平なので差し控える。エージングもあるので評価はもう少し後にしたい。

追記
マイコンを新しいバージョンに交換してもらったら、無事にリモコンが効くようになった。よかった。


2017年4月18日火曜日

ES9038PRO 音出し成功

やなさんのESS9038PRO DM DACの音出しにようやく成功した。

今回は、かなりハードルが高かった。

まず部品点数が多い。ICは方向を絶対に間違えずに、ランドのピンに上下左右ほんの数ミクロの違いもないよう完璧に配置して(ここが一番肝心、少しのずれも許さず完璧に合うまで何度でも繰り返す)、フラックスをたっぷり塗って半田付けしていく。

チップ抵抗、チップセラコンは、各値、容量のものがあちこちに分散していて、ランドの場所を探すのにかなり時間を要した。どれだけ探しても見当たらない場所もあり、何度も見直しようやくこんなところに!と言うことも度々あった。

数の少ない値・容量のものから順番に付けていき、いよいよ58個の0.1μ、28個の1μに取り掛かる。時間をかけて基板上の場所を探しひたすら半田付けをし、目がちょろちょろになりながらもなんとか最後の1個になったところで、衝撃的の事実が発覚!

なんと手元に0.1μが1個残り、基板上に0.1μのランドはもうない。代わりに1μのランドが1つ空いている。ああー、付け間違いだ!チップには文字も数字も書いてないので探しようがないと青ざめる。

それでも0.1μと1μのチップの色の僅かな違いを頼りに1個1個ルーペで確かめていく。ノートに番号を書き、確認済みを消していく。4分の3程進んだところでようやく付け間違えの1個を発見した。疲れた。これだけで1晩費やした。

部品を全て半田付けし終わり、最後の仕上げで、左右の差動アナログ出力4chの+、ーをそれぞれ1出力に纏めて、ライントランス1010に繋ぐ。結局+、-それぞれ8chの出力をすべて合成したので、出力電流は120mAにもなる。通常のオペアンプは使えないが、1010なら全く問題ないだろう。

このDACは電圧出力と電流出力の両方に対応しているとのことだが、どうやって切り替えるのかと思ったら、接続先のインピーダンスがローだと電流出力、ハイだと電圧出力となるらしい。9038は1CH当りの出力インピーダンスが202Ωで8CHすべてまとめると25Ωとかなり低くなる、1010のDCRは80Ωくらいだし、その先には真空管アンプがあり入力インピーダンスは100KΩだから、接続先の方がハイで電圧出力になるのだろう。

DDCと電源を繋ぎ、いざ、音出し!

・・・・ 全く音が出ない。

LCDが「I2C ERROR 1-W-2」及び「I2C ERROR R-R-2」を交互に繰り返し表示している。
マイコンとES9038PROとPCAL9539AとのI2C通信がうまくいっていないようだ。これがうまくいかないとMCLKがDACに入らず音がでないとのこと。この二つのICの半田付けをやり直す。

それでもエラーが消えない。音も出ない。オシロでI2S信号を追うと、9038の入力までは来ていることが確認できたので、やはりI2C通信関係だ。

制作マニュアルにある出力電圧のチェックをしてみると、右CHの2つのポイントで3.3Vが2.5Vとなっている。電圧が低くICが動作していないのかもしれない。そこで、関連のある電源ICの半田付けをやり直す。ついでに、全ての部品の半田付け状況を確認し半田の薄いところや怪しいところをやり直す。

これでどうだと電源を入れると、おお(感涙)音が出た!

相当慎重に半田付けしたのに、それでも問題個所があったということだ。内心、ICを壊したかもしれないと思っていたのでほっとした。まだまだ未熟と慢心を戒める。

しかし、音は出ていると言っても、左は綺麗な音だが右はザーというノイズまみれだ。
なんで右が?再度、半田付けの状況を確認するも問題個所は見当たらない。

そこで、右CHのあちこちを指で触ってみる。すると9038裏面GNDランドを指で強く推した時ノイズが消える。ピンセットを当ててもワニ口を当ててもノイズは消える。そのままワニ口を半田付けしようかと思ったが、ここが原因とは思えないので、再度他のGND回り調べる。

デジタル部と右アナログ部のベタGNDを繋ぐ一点架け橋のFB11に関係があるかもしれないと、取り付けてあったファインメットビーズを外し普通のフェライトビーズに代えてみると、

ビンゴ! なんとノイズが消えた!

しかし残念ながらモコモコという籠った音になり聴くに堪えない。

だが、ここに何か問題があることは間違いない。そこで、フェライトビーズも止めて半田ブリッジで直接繋いで見ると、なんとノイズが消えて綺麗な音が出てきたではないか。まさか、こんなところがノイズの原因だったとは!

何故この場所なのか?何故フェライトやファインメットビーズではダメなのかはよくわからないが、とにかく問題は解決した。

この間やなさんには何度も助けていただきました。ありがとうございました。

音出しに成功したので、やっと詳細な設定や音質の確認などに進める。


2017年4月9日日曜日

フォークソングとはんだ付け

この土日は桜が満開だというのに生憎の雨で、どこにも出かけず家で昔の懐かしいフォークソングを聴きながら、上記19枚の基板を半田付けした。

フォークソングは、昭和初期の戦後、高度経済成長時代を支えた演歌とは一線を画した新しい若者達の音楽で、シンガーソングライターといった天才的な若者たちがフォークギター片手にストレートに若者の愛や恋を歌った。どれもこれも、自分の青春時代の音楽であり懐かしい。歌詞の内容が意外にストレートだということに気づいたりして、時に涙を流しながら、はんだ付け三昧の2日間であった。

これでAsoyajiDAC3台分。上の緑がTPS7A4700電源基板、左の緑がLT3042電源基板、赤の上段がAK4497DM基板、下段がPCM9211 DAI基板。

2017年4月2日日曜日

チョークコイル(ノイズフィルター)

ノイズフィルターとして使われるチョークコイルだが、その仕組みを調べてみた。

2つの電流モード
まず、電流の流れかたには、ノーマルモードとコモンモードの2通りの流れ方がある。
ノーマルモード電流は、回路電流の流れ方(往路の信号線、帰路のGND線)であり、ノーマルモードノイズは、この回路電流に重畳して流れるノイズ電流である。
コモンモード電流は、回路電流とは関係なく、浮遊ノイズなどが、上下同じ方向に入り込んでくるノイズである。

ノーマルモード電流
(チョーク)コイルは、交流電流対して、周波数が高くなるほどインピーダンス(誘導リアクタンス)が大きくなり=抵抗力が働き、流れにくくなる。
要するに、直流(低周波電流)は流し、高周波は流しにくい性質を持っている。
音声信号は低周波であり、ノイズはほぼ高周波なので、コイルを使えば、音声信号は通し、ノイズだけをカットするフィルターを作ることができる。

ノーマルモード用チョークコイルは、1線巻きのチョークコイルであり、上記のとおり、低周波は通し、高周波をカットする。電源回路に使えば、商用電源は50Hzや60Hzの低周波であり、高周波のノイズ成分のみをカットしてくれる。

差動信号線の場合に限りディファレンシャルモードという。

コモンモード電流
コモンモード用チョークコイルは、2線巻きのチョークコイルで、コモンモードノイズに対しては、2線のリアクタンスが強め合う方向となり、ノイズは通さない。しかし、回路電流であるノーマルモード電流はそのまま通してくれる。



ノイズフィルター
除去したいノイズのモードの合わせて、チョークコイルのタイプを選択することになる。
ノーマルモードチョークコイルとコモンモードチョークコイルを両方組み合わせれば強力なノイズカットフィルターを作ることができる。


コイルの抵抗力であるインダクタンスは、①巻き線が作るコイルの断面積が大きいほど強く、②巻き線数が多いほど強く、③コアの透磁率が高いほど強い。要するにフィルターのノイズ除去能力はチョークコイルのインダクタンスの大きさに比例する。

さみず音響のファインメットコアのチョークコイルは、①②③とも通常のコイルを凌駕している。ファインメットの透磁率は非常に高くノイズフィルターには非常に適している。

日立金属の説明書より

特に、これほど大きなファインメットコアを使ったチョークコイルは、さみず音響でしか手に入らず、その効果は絶大で、電源ラインにも余裕で使える。一度試してみて欲しい。

さみず音響
https://samizuacoustics.com/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89/

2017年3月27日月曜日

驚愕のファインメット電源フィルター

これはさみず音響製のパワーラインフィルターだ。パワーラインフィルターは、電源ラインに繋いて、電源のノイズを取り除き安定させるコイルで、 ファインメットコアを使っている。現在、4Aのタップを2つ使っていたが、特別に6A用のフィルターを取り寄せ使ってみた。従来は、1つのコアに2線を巻いていたが、今回は、1つのコアに1線のモノラル仕様だ。
一応、木製の箱に入れてみた。コンセントやプラグはどちらもパナソニック製、電源コードはVVF1.6mm、これでも十分に素晴らしい音だ。(あまりに普通すぎるとのご意見もあるので少しはオーディオっぽいものに取り換えよう。)なお、VVFケーブルは建物の宅内配線に広く使われている電線で、600V、15A、単線2芯、固すぎず使いやすい。壁コンセントから木箱までならこれで十分だ。

従来の4Aタップ(4コンセント)に変えて驚いた。音がまるで変わったのだ。これほど音が変わることなんて滅多にない!

実は、JPLAYトリプルで、DeskMini+VivoMiniに変更して、音が太く重心がしっかりとしたので気に入っていたのだが、時折、気の抜けたような箇所が耳につく。なんだろうこれはと、もやもやしていたところだったのだ。

それがこのフィルターに変えた途端に、全音域で明らかに音が改善された。太く重心のある音はそのままに、バランスが良くなりこれまでの気に入らない箇所が全く消え去った。非常に聴きやすく音楽を聴くのが楽しいと思う音に変わった。

電源フィルター6Aの効果がこんなにあるとは正直思ってもいなかった。パワーアンプをマルチで使っているので、モノラル2台、ステレオ2台のパワーアンプは、4Aでは荷が重かったのだろう。消費電流が規格を超えても電気的には全く問題ないが、フィルターの効果は落ちる。6Aにすることで、消費電流が規格内に落ち着きフィルターの効果が発揮されたのだろう。

それにしても、久し振りに電源の重要さを再認識させられた。良い音を聴きたければ、やはり電源とGND処理を避けて通ることはできないようだ。

なお、このフィルターは、他のオーディオメーカーの出している高価なクリーン電源などとは次元の違うものだ。恐らく比較にもならないと思う。ファインメットコアの威力は、DACの出力ライントランス、電源トランス、チョークなど様々なところで、明らかな違いを確認することができる。電源フィルターにおいても、ファインメットコアが遺憾なくその実力を発揮している。

値段は安くはないがコストパフォーマンスは最高であり、オーディオマニアの方で電源を良くしたいと思われるなら、このファインメットコアの電源フィルターを自信を持ってお勧めする。

なお、最新の12Aがまた凄いとのこと。ぜひともお試しあれ!

さみず音響 ファインメットワールド/パワーラインフィルター
https://samizuacoustics.com/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89/

JPLAY用 NEW PC

himaさんのお勧めで、Asrockから発売された小さくて高性能のMiniPC「DeskMini 110」(写真右)をJPLAYに使ってみた。

小型ながら最新のスペックで、CPUはSoket1151でセレロンではなく、Coreiが使える。メモリは、DDR4-2133MHz SO-DIMMだ。また、Type 2280 M.2 スロットが付いており、M.2 (Type2280)SSDを起動ドライブに使える。うちのメインPCのZ97 Extreme6では、スロットがありながら起動ドライブとしては使えなかったので、これは朗報だ。実際にOSやソフトのインストールは超高速で瞬時に終わる。WindowsServerも5分かからずインストールが終了する。

DeskMiniを「ContorolPC」に、VivoMiniを「AudioPC」とし、JPLAYトリプルで聴いてみた。なんと、DeskMiniはWS2012RのGUIモードでAOでなくFPのみ。VivoMiniはWS2016RのこれもGUIモードでAOでなくFPのみ。これで、楽々、DACLink700で稼働する。これまで、苦心惨憺でcoreモードを追及してきたのは何だったのか!と愕然とする。

音は、BAT-Miniが艶のある中高域で、ややハイ上がりな感じであったが、こちらは、音が太く重心がしっかりと安定した感じだ。随分と印象が異なる。どちらが良いということはないが、やはり太く安定した音に惹かれる。

全てGUIモードだし、オプティマイザーにはインストールするだけのFPを使い複雑な設定が必要なAOも不要だ。よってJPLAYトリプル構築の手間が非常に楽になり、導入の壁がかなり低くなったと思う。

himaさん、DeskMiniのご紹介ありがとうございました。

2017年3月14日火曜日

アースループ対策

基本的にオーディオのアースはGNDだ。この電位を全ての機器間で0V(もしくは同一)に保つことが重要だ。しかし、このGNDアースの接続を間違えると、アースループができたり、外部から余計なノイズを引き込んだりと、本末転倒の事態になってしまうので注意が必要だ。
(以下は、自分なりに考察したアースの取り扱いについてまとめたものなので、間違いがあるかもしれませんので、取り扱いにはくれぐれもご注意ください。)


シャーシアースは入口と出口の2ヶ所でGNDを落とすとアースループができるので、入口の1か所のみとする。

また、ラインケーブルでGND同士が繋がっているのに、更に(GNDを落とした)シャーシ同士を接続してしまうとアースループができるので、シャーシ同士を接続してはいけない。

3P電源のアースは、外部ノイズを呼び寄せる上に、機器間で大きなアースループを作るので接続しないのが賢明だ。












DACの場合は、DAC基板がデジタル部とアナログ部に分かれていて、ベタアースも分割されている。通常、インダクタ(フェライトビーズなど)で1点接続している。せっかく分けたアースをシャーシで繋げてしまっては意味がないので、デジタルアースはシャーシにつながず、アナログアースのみをシャーシに繋ぐようにする。

USBケーブルの端子の金属部分はオスメスともGNDに落ちているので、これを繋ぐ際にケースに触れないよう絶縁し、アナログベタアースをケースに落とすようにする。

これで、後段のアンプなど全ての機器のケースがGND線で接続される。












大地アースについてだが、下図左のようにそれぞれの機器を全て大地アース接続点につないでしまうとアースループができて本末転倒となる。そこで、右図のようにどこか1点で大地アースと接続すればループはできない。


2017年3月7日火曜日

ようやく完成

AsoyajiDAC を3台と真空管プリアンプ1台をようやく完成させました。部品の調達に少し時間がかかり、また、ケースの加工で腱鞘炎になりました(笑)。これからは、ケースの加工は専門の業者さんにやってもらおうかと思います。

それにしても、素晴らしい音です。澄んだ高域から厚みと迫力のある低域までしっかりと出力してくれます。低域という土台がしっかりとしていることで中域、高域が益々充実し素晴らしい音に変わります。ボーカルの艶やふくよかさは低域があってこそです。高域が綺麗だという装置はいくらでもありますが、ここまでしっかりと低域を出してくれるDACはなかなかないと思います。




AK4497は素晴らしいDACチップです。個人的にはE●●9●3●を凌駕する音だと思いますし、LINNが採用したのも頷けます。

そして忘れてならないのはファインメットコアのライントランスTLT1010ssWJです。DACのアナログ出力からの音声信号をそのまま余計な回路やデバイスを通すことなくこのライントランスに入力しています。オペアンプ回路を使わないこのナチュラルで素晴らしい音は、DACが出している音です。これを高域から低域まで劣化させることなくそのままアンプに伝えるのがこの1010です。この素晴らしいトランスが新しいPCオーディオの世界を切り開きます。

真空管12AU7を使った真空管プリアンプです。2段電圧増幅で、後段はカソードフォロアでノイズを抑えています。DACと真空管プリアンプの間にTVCなどのボリュームを入れることを前提に、ボリュームを取り除き、DACからの音声信号を劣化させることなく電圧増幅しパワーアンプに送ります。

お問い合わせ:asoyaji@gmail.com

2017年2月24日金曜日

STPケーブル

LANケーブルには、STP(Shielded Twist Pair)と UTP(Unshielded Twisted Pair)がある。

これまでシールドのされたLANケーブルはあまり見かけなかったが、最近のCAT7のケーブルを見るとSTPケーブルだ。コネクタの部分(または一部)が金属になっており、コネクタを通してシールド線も機器同士で繋がれる。

CAT7は10Gbps伝送が可能なケーブルで、クロストークやノイズを抑えるために、中のツイスペアケーブルにシールドがされ、更に、ケーブル全体にもシールドがされている。いいことづくめで是非とも使ってみたいと思うが、

実は、このシールドがノイズの発生源となるのである。

というのは、ケーブルのシールドは、コネクタを通して各機器に設けられた接地点を通して、ケーブル内に発生した電位差によるノイズや浮遊ノイズ電流を、外部に逃がす為にある。よって当然に、シールドケーブルによって接続される機器側(スイッチやPCやNASのLANアダプター等)もアースに接地されている必要があるのだ。

しかし、機器側で接地対策が施されていないと、行き場を失ったノイズ電流が信号線に入り込みノイズとなって表れるという本末転倒な話となる。

要するに、CAT7のケーブルを使うなら、外部接地のついた機器は必須で、外部接地のない機器は、繋いではいけないのである。逆に言えば、外部接地のない機器を使うならCAT7等のSTPケーブルを使ってはいけないということになる。

とは言っても、通常、家庭では、CAT6やUTPケーブルや接地点のないスイッチを使ってもノイズはほとんど感じない。むしろ一部にCAT7やSTPケーブルを使うとノイズが出てくるので、使わないようにした方がいい。

ただし、先日ご紹介した日本テレガートナーのスイッチ(接地点あり)やケーブル(CAT7,STP)を使うと随分と音質が良くなるので、これを使う場合は、このスイッチ一つに全てのネットワークを繋ぎ、余計な機器は繋がず、スイッチの接地点を大地アースに繋げば良い。どうしても大きなノイズが発生するPCなどを繋がなければならない場合は、それだけUTPケーブルで繋げばノイズは遮断される。

というわけで、我が家ではCAT7のケーブルは使わないようにするか、コネクタとシールドを切断して使うことにした。

2017年2月13日月曜日

JPLAY トリプル - DACLink700Hz の設定

*ControlPCのUSB-LANアダプターはUSB端子に刺さっています。

ネットワーク図に従い、PC,NASをLANケーブルでつなぐ。ControlPCにはLANポートが2つ必要なのでUSB-LANアダプターを用意し増設する。AudioPCはUSBケーブルでDACと接続しておく。基本的なインストール方法は、JPLAY奮闘記を参照いただくとし、ここでは、DACLink700の為の設定を中心に書き留めておく。
http://asoyaji.blogspot.jp/2016/04/jplay.html


ControlPC、AudioPC共通

WinServer2012 GUIモードでインストール
「rufus」などを使ってUSBメモリにWindowsServer2012RのISOを書き込み、GUIモードでインストールする。

DACLink700に必要な追加設定等
1.以下のパッチをマイクロソフトのHPからダウンロードしインストールする。
Windows8.1-KB2961908-x64
Windows8.1-KB2966870-x64
Windows8.1-KB2975061-x64
Windows8.1-KB3021910-x64
Windows8.1-KB3172614-x64
Windows8.1-KB3197875-x64

2.デバイスマネージャーで「ディスクドライブ」の中のWindowsをインストールした「ストレージ」を選択し、「プロパティ」の「ポリシー」にある「デバイスの書き込みキャッシュを有効にする」のチェックを外す。

3.デバイスドライバーのインストール。付属のCD-ROMに入っている。チップセットとLANのドライバー以外はインストール不要。ドライバーなしのマークがついているデバイスはデバイスマネージャーで全て無効にしておく。

4.「ネットワークと共有センター」の「LANアダプターの設定変更」で、LANアダプターが表示されるので「プロパティ」で、
・QoSパケットスケジューラ
・インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)
この2つ以外のチェックを全て外す。

5.IPアドレスの設定
●ControlPC,AudioPC
「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」をダブルクリックし「プロパティ」で、「IPアドレスを自動的に取得する」のチェックを外し、「次のIPアドレスを使う」にチェックを入れ、ネットワーク図を参考にIPアドレスを打ち込む(以下は例)。
IPアドレス    192.168.3.2
サブネットマスク 255.255.255.0

●ControlPC
ControlPCにはもう一つUSB-LANのネットワークがあるので、これも上記同様に。
IPアドレス    192.168.11.XX *ControlPointやNASと同じネットワークにする
サブネットマスク 255.255.255.0

6.「Windowsファイヤーウォール」は全て無効にする。

7.Cドライブの「プロパティ」「全般」で、「このドライブ上のファイルに対し、プロパティだけでなくコンテンツにもインデックスを付ける」のチェックを外す。

COREモードへの移行
「自動ログオン」「電源オフ時に理由を聞いてこないようにする」設定が終わったら、coreモードに移行する。

(注意)coreモードに移行する前に必ず KernelStreamingのファイル、レジストリ情報を保存しておき、移行後に元に戻すことを忘れずに。
追記:coreモードに移行する前にAOをインストール・設定をすると、KernelStreamingのファイルやレジストリの事前の保存、移行後の戻しの必要がなくなるとのことです。

PowerShell で
Uninstall-WindowsFeature Server-Gui-Mgmt-Infra,Server-Gui-Shell -Restart

終わったら、JPLAYをインストール。


●ControlPC
・実際には使わないがJPLAYの設定に必要なのでUSBAudioDriverをインストールする。
・JPLAYSettingsで、必要な設定を行う(以下は例)。

Playing via                         kernelctreamingのdriver
Engine                               ULTRAstream
AudioPC                            192.168.3.1
Bitstreame                        Native (Best)
BitperfectVolume               OFF
Polanity                             Normal
DACLink                            700Hz
PC Buffer                           0.01sec
XtreamSize                       1000
Throttle                            ON
HibernateMode                  ON

●AudioPC
・Coreモードで削除された、KernelStreamingのファイル、レジストリ情報を元に戻す。
・USBAudioDriverをインストールし、バッファをミニマムレイテンシーに設定する。


最後に、AO(AudiophileOptimizerをインストール・設定する。

AOの設定

準備
AOをダウンロード・購入し setup.exe を実行する。
Press C to continue or E to exit
AudiophileOptimizer Successfully installed........

インストールが終わると、Cドライブに「AO」というホルダーができているので、
その中の audiophile_core.exe を実行する

Please enter your Activation-Key:
と聞いてくるので、「no」と入力する。

This is your Hardware-ID:01234
Please enter your Activation-Key:

とIDが表示され、再度Activation-Keyを聞いてくるので、

別のPCで、インターネットでAOのホームページに行き、DOWNROADのページを開き、購入時Paypalで使った自分の電子メールアドレを入力し「Login」ボタンを押すと、ダウンロードの下に、
You must activate AudiophileOptimizer using the self-service portal:https://www.highend-audiopc.com/activate
と出るので、このリンクを開くと、Activation-Keyが表示される。

このActivation-Keyを入力する。これらの情報は忘れないよう保存しておく。

設定
◆Press C to continue or E to exit 

◆If this your ControlPC , your AudioPC or your SinglePC ?
Presss C for your ControlPC , A for your AudioPC or S for your SinglePC ?
 ControlPC:C
 AudioPC :A

Do you want use express,advanced or ultimate mode ? 
E>xpress,<A>dvanced or <U>ltimate mode

Choose the Sound Signatures for your AudioPC. <1,2,3,4,X>

Choose Digital-Filter mode.<A,B,C,D,X>

Install Kernel-Streaming and MediaPlayer support ? <Y/N>
<Enable JRiver,Foobar2000,and many other Players>
 ControlPC:Y (必要)  ControlPC:N (不要)
 AudioPC :N (不要)  AudioPC :Y (必要)
*H29.2.22訂正、Y/Nが反対でした m(_ _)m

Do you want to enable or disable HPET ? <E/D>
<Recommendation : Enable HPET>

Do you want to enable or disable SEHOP ? <E/D> 不要)
<Recommendation : disable SEHOP>

Do you want to use WASAPI/MMCSS optimization ? <Y/N> (必要)
<Recommendation : use WASAPI/MMCSS optimization>

Do you want disable SCSI-Miniport drivers ? <Y/N> (不要)

Turn of display after hou many minutes ?
<A> Don't turn off display <useful for HDMI audio>
<B> Turn off diaplay after 1 minutes
<C> Turn off diaplay after 5 minutes
<D> Turn off diaplay after 15 minutes

Do you want to enable or disable USB optimization ? <E/D> (必要)
<Recommendation : USB optimization >

Do you want to disable Drivers and services ? <Y/N> (不要)

Do you want to disable Plug ans Play services ? <Y/N> (不要)

Do you want to disable network rerated services ? <Y/N>
<AudiopfileConfigurator,JRemote,Gizmo,JPLAY StreamerMode will stil work if you use a STATIC IP >
 ControlPC:N (必要)
 AudioPC :Y (不要)

Do you want to disable Windows Management Instrumentation ? <Y/N> (不要) 
<MYTEC STEREO192-DSD DAC,Audio Reserch DAC8, etc >

Do you want to defrug/TRIM your hard drive/SSD ? <Y/N> (必要)


この備忘録作成にあたり、himaさんやMFさんにお世話になりました。ありがとうございました。

http://community.phileweb.com/mypage/4421/

http://community.phileweb.com/mypage/4423/

以上




2017年2月12日日曜日

銅板のせ

LAVI - BAT-MINI を銅板に乗せてみた。うん、いいね。ソリッドな音に更に太く深みが増した感じだ。

それにしてもこのLIVAのBAT-MINI基板、こんな小さいのにDACLink700が安定して稼働している。音も申し分ない。

2017年2月10日金曜日

BAT-MINIでJPLAYトリプル


MFさんが「LIVA Mini PC Kit」でJPLAYトリプル、DACLink700を安定化稼働させているとのことで、我が家に持ち込んでいただき試聴させてもらった。これまで、DACLink700の音はハイ上がりであまり好きではなかったが、LIVAによるDACLink700はそうした感じがなくなかなか良い。これにM12を使うと更に良くなった。
http://community.phileweb.com/mypage/entry/4423/20170206/54685/

それなら、うちでもDACLink700をやってみようと思い、ケース無しバージョンの「LIVA BAT-MINIベアボーン」を購入した。LIVAが19,800円、BAT-MINIが13,800円なので2枚で12,000円もお得。そもそもLIVAのケースはプラスチックか樹脂なので、ノイズ防止効果はほとんど見込めず、ケース無にして後で金属ケースに入れようということで。

ECS BAT-MINI ベアボーン GPIO搭載 ファンレス完全無音設計の組み込み向けパソコン基板 BAT-MINI2G-32G-GPIO 【リンクス限定販売】


プロセッサー:Intel Celeron Processor N2807
グラフィックス:Intel HD Graphics
メモリ:DDR3L 2GB 1333MHz
ストレージ:eMMC 32GB

映像出力 1×HDMI(1920×1080@60Hz) 1×D-sub D-sub:(2056×1536@60Hz)
LANポート×1
USB2.0ポート×1、3.0ポート×1
*MiniPCは使っているデバイスも小型省エネタイプなので電源も5V入力。

これで無事にJPLAYトリプル、DACLink700で安定して音を出すことができた。

設定などの詳細は後日。

2017年2月9日木曜日

MFP8でLANケーブル作成

日本テレガートナーのRJ45コネクタ(MFP8)を使ってLANケーブルを作成した。

日本テレガートナーのRJ45コネクタ「MFP8」はここで購入できる。

LANケーブルは「ヴァイブルー」というドイツ製の切り売りを購入
VIABLUE EP-7S SILVER Cat.7A CABLE 単線

LANケーブルの被覆を5cm程剥き、シールドはケーブルに巻き付けておく、出てきた4組のツイストぺアケーブルの銀箔を剥し、色に合わせてペアごとに右のホルダーの色分けされた差込口に差し込み、プライヤーなどで上下を銜えて抑え込むと、ガチャッという音がして基板にしっかり密着する。はみ出したケーブルをニッパーでカット。
黒い保護材のようなプラスチックを外し、左のコネクターに差し込み、プライヤーなどで後部を押し込むと出来上がり。

https://www.youtube.com/watch?v=0DYipM5Gsyc

ケーブルは柔らかく引き回しも簡単そうだ。音質の確認はこれからぼちぼちと。

掛かった費用は締めて6,700円、完成品も売っている
(スリーブなし1mで8,856円なので手間を考えれば完成品を買った方が安いかも)
http://www.artmusic-store.com/shopdetail/000000005298/



2017年2月3日金曜日

最後の救世主 M12 Gold Switch


PCオーディオの世界でも、PC、LANアダプター、LANケーブル、NAS、HUB、ルーターなど多くのネットワーク関連機器が使われている。ただし、これらはオーディオ用ではなく、コンピューターや情報処理関連機器を流用しているのが実態だ。

PCをデュアル、トリプルにし、ネットワーク化することで音質が激変することがわかり、また、オプティマイザー等でOSの機能を極限まで絞り込み、また、DDCやDAC側にも高精度クロックを入れるなど、高音質化の為の様々な取り組みをやってきたが、言われてみれば、ネットワーク機器だけは、ぽっかりと残された最後の未開地だった。

イーサネットの速度はどんどん進化しているが、公表スペックと実際の速度が余りにかけ離れていて、家ではUSB3.0の方がイーサネットより実速度が速いなど、ネットワークへの信頼性に疑問があった。それで、NASを使うのはあまり積極的ではなかったのだが、最近止む無く使い始めたばかりだった。使っているHUBは昔から定評のあるアライドテレシスだ。

こうした中の昨年12月、産業用のネットワーク機器を製造する日本テレガートナーが、オーディオ用のHUB(Siwtch0)「M12 Gold Switch」を発売した。このごろは、オーディオ用のPC、NAS、LANケーブルなども見かけるようになってきたが、オーディオ用HUB(Siwtch)というのは、見たことがない。

「M12 Gold Switch」は、工場や鉄道などノイズによる誤動作が一切許されない過酷な環境で使われている産業用のHUBをオーディオ用に仕立てたもので、およそ我々が見慣れたHUBとはまるで違う。LANケーブルも太く固く曲がらず、端子の形も全く違う。

オーディオにはノイズは禁物だが、ここまでのノイズ対策を施した機器・ケーブルは見たことがない。しかも、過酷な産業現場で使われている正真正銘の本物で、これに比べると、従来の機器はまるで隙だらけのザルのように思えてくる。要するに、鉄壁のノイズ対策を施したHBUとケーブルなのだ。

その「M12 Gold Switch」とLANケーブルを、今回、日本テレガートナーさんからお借りすることができた。うちのアライドテレシスとどんな勝負になるか期待が高まる。

太くて硬いケーブルを3本「M12 Gold Switch」にネジ式で取り付け、JPLAYのControlPCとAudioPC、ControlPointPC、NASと繋ぐ。ケーブルの自由が利かないので方向が合わないと取り付けが結構大変で、なんとかかんとか繋ぐ。医療用のACアダプターで電源供給する。橙色のLEDが点滅する。

デュカロンを入れているので、家の音以上になるのは難しいだろう、せいぜい同等くらいかな、と思っていたのが、あっさりとその上を行かれてしまった。

まず、心地よいほど音が安定している。この安定感は半端じゃない。今まで安定していると思っていたのが、そうでなかった、もっと上があったのかと絶句してしまった。音が安定するということはこれほど心地良いものだったのか。

次に、音質が悪いと思っていた音源が、まるでそんなことあったの?と言う感じで、心地よく鳴っている。録音が悪い、オーバーサンプリングや編集で信号が劣化している、と思っていたのが、そうではなかったようだ。

耳に痛いトゲトゲしさ、荒れついた感じ、何かが足りないもっさりした感じ、こうした、過剰感、不足感があった楽曲が、過不足のない本来の音に見事に整えられて、まるでハイレゾのいい音源?と思う程だ。

また、解像度が更に増していて(これまでも十分に高いと思っていたが)、クラシック等の音源の多い楽曲や、ハードロックなど音が混濁している楽曲などで、音の混濁や不明感がなくなり、クッキリハッキリしている。音質が悪いと思っていたクラシックやハードロックの楽曲が心地よいのには驚かされる。

これまでは、ザルで音源を掬っていたのが、目の細かいメッシュで1つ残らず根こそぎ掬っているような感じ。全て掬って何もない底まで見えるようで恐ろしいくらい。上には上があるものだ。

全体的に、全ての楽曲のグレードが上がり、デジタルを極めた感がある。どんな楽曲、音源を聴いても録音時の作り手の思いが伝わってくるような、音楽の楽しさ、心地よさを感じる。

やはり、楽曲がネットワークを伝送される途中でノイズ、信号の揺れ、データの劣化などが確実に発生しており、今のネットワークには、まだまだ見直すべき問題があったということだろう。

そして「M12 Gold Switch」は、正に最後の未開拓の地を開拓する救世主であった。

素直に恐れいりました。この商品は本当に素晴らしいです。

恐らく、これを一度でも聴いてしまうと手放せなくなること間違いなしだ。
でも、簡単に買える価格ではなく罪な商品でもある。困った。
(M12 Gold Switch 税別32万、M12端子LANケーブル2.0メートル 二本付き)


なお、ケーブルがあまりに固すぎて、端子の方向が上手く合わないと捻ることもできず、引き回しには非常に難儀する。

3本のケーブルがまるで活け花のようにHUBに直立し、かつ、自由気ままに空間をまたいで、矢のようにPCに突き刺さっており、収まりが悪いと言うか、邪魔というか、何とかならないかと思うところだけが唯一不満な点だ。









2017年1月26日木曜日

高精度クロック

DuCULonを使っていて不思議に思うのは、全ての楽曲が良くなる訳ではなく、中には悪くなっていると感じる楽曲もあることだ。

この曲何かギスギスしているなあ、PCの再生環境やDACやインピーダンス調整がうまくいっていないのかもと思いつつ、別の楽曲を再生すると、驚くほど完璧な音が出てくるので、どうも問題は別にありそうだ。

結局、録音が悪いのだろう、ということで納得するのだが、何となく腑に落ちない。気になる。

というのは、DuCULonを使う前は、これほど良し悪しの差がなかったように思うからだ。

どうも、高精度のクロックを使うと、良い曲は更に良く、悪い曲は更に悪くなるのかもしれない。

解像度が甘くぼんやりとオブラートに包まれたような音に誤魔化されていたものが、高精度クロックにより、オブラートを剥され厳しい解像度に晒され、その粗っぽい正体が見えてしまったということなのかもしれない。

録音の古い新しいは関係ない。古い曲でも素晴らしく良くなるものが多い。新しい録音なのに、全然ダメというものもある。悪くなるものは、元々が何か丸まった感じで解像度の低いものが多い。

明らかに高精度クロックが楽曲に影響を与えていることは間違いなさそうだ。それでは、DuCULonのような高精度クロックを入れると、音質の差が更に際立ってしまうのは何故なのか。

高精度クロックとそうでないクロックの違いは、クロック・ジッターの違いだろう。理想的なクロック波形の1周期に対し、実際のクロック波形は前後に±Δtだけ時間的なズレが発生する。これがいわゆるジッターだ。

このジッターは、次の周期の立ち上がりに影響を与える。短ければ理想より早めに立ち上がり、長ければ遅く立ち上がる。

クロックは、オーケストラの指揮者のようなもので、指揮者のタクトが刻むテンポが早かったり遅かったりすると、音楽全体がおかしくなる。

アナログならワウフラッターのようなもので、何となく揺れている感じだろうが、デジタルの場合は、左右のchを区分するLRCKの立ち上がり、DATAの立ち上がり、それらのテンポを刻むBCKの立ち上がり、が影響される。当然に音質に影響がでるだろう。

しかし音質劣化の原因が、クロック・ジッターなら、高精度クロックを使えば、音質は改善され素晴らしい音になるはすだ。

しかし、そうなならず、音が悪くなる場合があるのは何故か。よくわからなくなるが、それは、音が悪くなっている訳ではないからなのだと思う。

上述したように、クロックの精度がより正確になることで、各信号の立ち上がりが正確になり、本来の(劣化した、または、粗い)音が出てきただけなのだと思う。

録音時の編集やその後のデータ変換を繰り返すことで、デジタルデータが劣化しているのだろう。

これは、自分なりに納得いく説明だが、あくまで自分の想像であって間違いかもしれない。

高精度クロックを入れることで、良くなる曲は驚くほど良くなるので、高精度クロックが安価に手に入れられるようになることを期待したい。

2017年1月21日土曜日

DuCuLon復活

昨年12月に突如、DACの音が出なくなり、中を見てみるとどうもDuCuLonあたりが怪しい。まさかDuCuLonが逝かれた?!急いでNDKさんに連絡し壊れていないか確認していただいた。親切な対応で、全く問題ないという確認をいただいた。NDKさんありがとうございました。

年末年始でもあり、依頼されていたDACの製作もあり、自分のDACは後回しにいていた。ようやく先日DACが完成し発送したので、DuCuLonに復活に取り掛かった。

配線が怪しかったので、チェックしていると、スリーステートバッファを使った45MHz、49MHz切替回路のケーブルの1本がハウジングの中で断線しているのを見つけた。ああ、これだったか!

回路のケーブルを全て新規に作り直して、DuCuLonを取り付け電源をいれる。そして再生すると、素晴らしい音が聴こえてきた。

ほんとうに久し振りに聴いてみるとやはり違う。一段と静かで解像度が非常に高い。音が引き締まっている。音楽が楽しい。

2017年1月19日木曜日

AsoyajiDAC 6号機

6号機が完成しました。
パネル前面はできる限りシンプルにということで、LCDやOLEDは取り付けていません。
入力は、USB、同軸、光の3系統、出力はアンバランス(RCA)、バランス(XLR)の2系統です。

AK4497DM基板に、DAI基板を加えて、SPDIF入力(同軸、光)を追加しました。

出力も、4497の差動信号を差動合成したアンバランス出力(RCA)に加え、差動のままのバランス出力(XLR)の2系統としました。

久しぶりに、マランツのCDプレーヤーと同軸及び光ケーブルを棚の底から引きずり出してきてCDを再生してみました。このDACを通すと、USBと遜色のない音が出てきて、しばらく気持ちよく聴き惚れてしまいました。CDプレーヤーもCDも捨てたもんじゃないかも。

このDACにご興味がある方はこちらへ。
asoyaji@gmail.com


2017年1月2日月曜日

AudiophileOptimizer(日本語訳)

AudiophileOptimizerのガイドの一部を(Googleの翻訳機能を使って)日本語に翻訳したのでブログに載せることにしました。

なにやら怪しい雰囲気の漂うサイトですが、このAOは驚くほど効果があります。
http://www.highend-audiopc.com/audiophile-optimizer

Installation

setup.exeをUSBスティックのルートディレクトリにコピーし、専用のオーディオマシンで実行することをお勧めします。

Windows 7またはWindows 8.xマシンでセットアップを実行しないでください。

Setup.exeは、システムドライブ(おそらくC:\)のフォルダ "AO"にAudiophileOptimizerパッケージ全体をインストールし、デスクトップにショートカットを作成し、AudiophileOptimizerとServiceToolに必要なスタートメニューエントリを追加します。




Activation

AudiophileOptimizerをアクティブにする前に、すべてのハードウェア(ネットワークカード、DAC、DDCなど)を接続し、オンにし、必要なドライバをすべて正しくインストールすることが非常に重要です。

ダイナミック(DHCP)IPアドレスまたはDHCP予約は、いかなる状況下でも使用しないでください。

静的(固定)IPアドレスを使用する必要があります。

BIOSまたはデバイスマネージャから不要なネットワークアダプタをすべて無効にしますが、少なくとも1つのアクティブLANアダプタを使用してください。

Audiophile Optimizerを有効にする前に、デバイスマネージャに黄色または赤の記号が付いた「不明なデバイス」があってはなりません。

黄色または赤の記号が付いた「不明なデバイス」がある場合、Hardware-IDを生成するメカニズムは期待どおりに機能せず、追加のアクティベーションキーが必要になります。

とにかく使用する予定のない黄色い記号の付いたデバイスは、安全に無効にすることができます。

初めてAudiophileOptimizerを実行すると、このマシンのアクティベーションキーがすでにあるかどうかを尋ねられます。

過去にこのマシンを既にアクティブ化している場合は、生成され、電子メールで送信されたアクティベーションキーを入力してください。

新しいマシンで初めてAudiophileOptimizerを有効にする場合は、”no”と入力します。



Activation Portal

以前にマシンを起動したことがない場合は、”no”と入力すると、ハードウェアIDが表示されます。

 アクティベーションセルフサービスポータルを開き、AudiophileOptimizerを注文した電子メール(PayPal)アドレスとHardware-IDを入力します。

重要:他のインターネット対応コンピュータを使用して、起動セルフサービスポータルを開くことができます。

実際の音楽サーバーでこれを行う必要はありません! この他のコンピュータでは、アクティベーションセルフサービスポータルにアクセスし、アクティベーションキーを生成するだけです。

アクティベーションキーを生成すると、アクティベーションキーと一致するハードウェアIDを含む確認メールも表示されます。

同じハードウェアを使用している限り、同じアクティベーションキーが同じマシンで動作するため、このEメールを削除しないでください。


Upgrading AudiophileOptimizer

AudiophileOptimizerの新しいバージョンがリリースされた場合は、現在のセットアップで新しいバージョンのsetup.exeを実行します。

Setup.exeは、コア、最小サーバー、およびGUIモードで実行できます。

setup.exeを実行する前にServiceToolでリセットする必要はありません。

setup.exeがAudiophileOptimizerの現在のバージョンをアップデートすると、自動的に最新のServiceToolが起動し、完全にリセットされます。

これは、新しいAOバージョンが期待どおりに動作するために重要です。

AO 2.10のアップグレードに関する注意事項:AO 1.40(またはそれ以前)をAO 2.10にアップグレードすると、セットアップによってServiceTool 2.10が起動し、完全にリセットされます。

以前のアクティベーションキーはすべて機能しなくなるため、完全にリセットする前に新しいアクティベーションキーが必要になります。

ServiceToolを閉じないでください:Activation-Portalに行き、新しいAO 2.10(またはそれ以降)互換のActivation-Keyを生成し、KeyでServiceToolを有効にします。これによりAOも有効になります。 これは仕様です。




Using AudiophileOptimizer  C

警告を読み同意し、続行したい場合は、”C”を押してください。


AudiophileOptimizerはシステムの準備中に、オペレーティングシステムのバージョンもチェックします。 サポートされているオペレーティングシステムでのみ実行されます。

サポートされているOSが検出されない場合、AudiophileOptimizerはシステムを変更することなく終了します。

 サポートされているオペレーティングシステムは次のとおりです。
- Windows Server 2012 Standard、Foundation&Datacenter Edition(EN、DE、FR)
- Windows Server 2012 R2 Standard、Essentials、Foundation&Datacenter Edition(EN、DE、FR)
- Windows 10(プロ、エンタープライズ、LTSB、K&N、ホーム、シングル言語版&評価版)

サポートされているオペレーティングシステムが検出されると、AudiophileOptimizerは最適化を開始します。

AudiophileOptimizerはサポートされていないプラットフォームでは起動しません。 上記のOSでのみ動作します。



Usage type

まず、現在AudiophileOptimizerを実行しているPCの使用タイプを定義する必要があります。

AudiophileOptimizerには、JPLAYサービスが実行されているかどうかをチェックする統合JPLAY-Detectorがあります。

JPLAYサービスが実行されていない場合は、SinglePCモードが自動的に選択されます。

JPLAYを使用する場合は、ControlPC、AudioPC、およびSinglePCモードのいずれかを選択できます。

使用タイプは1回のみ設定できます。

再度変更する場合は、ServiceToolを使用してリセットする必要があります。

使用タイプメニューを表示し、JPLAYを使用しない場合は、AOをパラメータ-ut(「ao -ut」と入力してEnterキーを押します)で起動します。



Express, Advanced & Ultimate Mode  U


Express mode を選択すると、AudiophileOptimizerは何も質問することなく実行されます。

自動的に Sound-Signature と Digital-Filter の設定が選択されます(開発フェーズの経験に基づいた、すべてのユーザーの約80%が最も好む設定です)。

Express modeでは、軽度に最適化され互換性の高い設定になりますが、最高のサウンドは得られません。

経験豊富なユーザーのために、Advanced mode にはいくつかのオプションと設定が用意されています。

それは、あなたがAOがしていることとしていないことを制御することができます。

Sound-Signature と Digital-Filterを使用してシステムを微調整することができます。

これにより、より多くのサービス/ドライバを使用停止や無効にしたり、その他の設定を可能にしたりすることができます。

Advanced mode は、上級者と経験豊富なユーザーにのみ推奨されます。

Ultimate modeは、あらゆるオプションと最高のパフォーマンスを提供します。

AOのあらゆる側面と音質を最大限に制御できます。

Ultimate modeは、経験の豊富なユーザーのためのモードです。

これには、一般的なWindowsシステム、TCP / IP、ネットワーク構成、AudiophileOptimizer自体に関する深い知識が含まれます。

AudiophileOptimizerの可能性を最大限に引き出すためには、システムがcore または minimal-server mode でなければならず、AOでUltimate mode を選択し、提供されるすべてのオプションを利用する必要があります。


Sound Signatures  

マシンの使用タイプを選択したら、4つの異なる Sound Signatures を選択できます。

自分のハードウェア、スピーカーまたはヘッドホンと最もよくマッチする Signatures を見つけてください。 どのSound Signaturesで始めていいかわからない場合は、Signature 4を使用します。

オプションXは、Windowsのデフォルト設定を表します。


StreamerModeでDualPC設定を実行すると、ControlPCとAudioPCの Sound Signatures を組み合わせることが可能で、全部で16種類の異なる組み合わせが可能です(Windowsのデフォルト設定を含めると25)。


Digital-Filter Mode  D

Sound Signatures を選択すると、Digital-Filter mode を選択できます。

使用するmodeがわからない場合は、mode Dから始めてください。耳に最適なモードを使用してください。

オプションXは、Windowsのデフォルト設定を表します。


Sound Signature または Digital-Filter mode を変更したい場合は、AudiophileOptimizerをもう一度実行してください。

AudiophileOptimizerの2回目の実行から、新しいSound Signature または Digital-Filter mode を選択し、”E”を押してAudiophileOptimizerを終了します。他のすべてのオプションを再度設定する必要はありません。

もう1つのオプションは、最初からやり直す”S”です。 再起動は必要ありません。



Best Practice

あなたの個人的な Sound Signature と Digital-Filter mode を最も簡単に見つけるには、曲の再生中に両方を変更するのが最善です。

最初に ”S”を選択すると、完璧な設定が見つかるまで、サウンドシグネチャとデジタルフィルタモードを何度も何度も変更することができます。

見つけたら”E”を選択して終了することができます。

音楽再生中にCtrl + Alt + Delキーを押すと、タスクマネージャが起動します。その後、AudiophileOptimizerを起動して Sound Signature と Digital-Filter mode を調整することができます。

情報:すべての Sound Signature と Digital-Filter mode は100%ビットパーフェクトであり、ソースを変更しません。

オペレーティングシステムが実行中のタスクと優先順位を処理する方法を、CPUの動作状態に関連して変更するだけです。

常にServiceTool&AudiophileOptimizerの最新バージョンを使用してください。


Installation of Kernel-Streaming and MediaPlayer Support Y

この機能は、主にServer CoreのKernel-Streamingアーキテクチャを再び有効にします。

それとは別に、Windows Server 2012 R2のcore、 minimal-server および GUI Mode で数え切れないほどのMediaPlayersを可能にします。

 
- core modeでKernel-Streamingを有効にする
- Minimal-Server ModeでTIDAL(2016)を有効にする
- Bug head Emperor / Infinity Bladeをcore modeで使用可能にする
- core modeでMMCSS(マルチメディアクラススケジューラ)を有効にする
- core modeでKernel-Streaming(x86およびx64)を有効にする
- core modeでJRiver Media CenterのKernel-Streamingサポートを有効にする
- core modeでJPLAYminiのKernel-Streamingサポートを有効にする
- core modeでJPLAYのKernel-Streamingサポートを有効にする
- core modeでFoobar2000を有効にする
- core modeでJRiver Media Center 20.0.16以降を有効にする
- core modeで他の多くのMedia Players and Streaming Clientsを有効にする


Roon Support

この機能は、Roon&Roon ServerがWindows Server 2012 R2上で動作するために必要なすべてのWindowsコンポーネントをインストールします。これにはGUIおよび最小限のサーバーモードが含まれます。

Roon、Windows ServerおよびAOの詳細はこちら:
-------------------------------------------------------------------------------
http://www.computeraudiophile.com/f28-highend-audiopc-sponsored/roonserver-and-windows-server- 2012-r2-minimal-server-mode-27426/
*RoonServer & Windows Server 2012 R2 in Minimal-Server Mode

私はついに昨夜Roonに "入る"ための時間がありました。 RoonとWindows Serverは過去に多少なりとも働いていましたが、それを稼働させるための全体的な経験はあまり便利ではありませんでした。 Windows Server 2012 R2でRoonまたはRoonServerを使用するには、以下の手順が必要でした。

- Windowsロール "Essentials Experience"を追加する(実際には標準版を本質的なエディションに変換する)
- 「Windows Server Essentials Media Pack」を追加します。

だから、私は最後の夜、この不便なステップをすべて取り除きました。はい、それは現在Minimal-Server Modeでも動作します。私はRoonServerにテストを集中させました。これは、Roon CoreをWindows Server 2012 R2(GUIまたは最小限のサーバーモードに関係なく)で動作させるために必要な手順です。

- Windows Server 2012 R2をインストールする
- AudiophileOptimizer 2.00をインストールする
- DACドライバをインストールする
- RoonServerをインストールする
- GUImode またはminimal-servermode に切り替え
- AudiophileOptimizerをAdvanced mode または Ultimate mode で実行する
- 「Kernel-StreamingとMediaPlayerのサポートをインストールする」にyesと答えます。
- "roonサポートを追加する"と答えてください
- 「ネットワーク関連サービスを無効にする」といいます
- Windows Management Instrumentation(WMI)を無効にしないでください。

お楽しみください、
フィル

OpenGL警告:Server 2012/2012 R2用のグラフィックカードドライバでOpenGLサポートが提供されていない場合(また、Roonを起動したときにOpenGLエラーが発生する)、AOは何もできません。 AOは、グラフィックカードドライバの機能を変更または拡張することはできません。

Roonの代わりにRoonServerを使用するか、サーバー2012/2012 R2用のOpenGL互換グラフィックカードドライバがない場合はWindows 10に切り替えてください。
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Registry Optimization  

Sound SignatureとDigital-Filterモードが設定されると、AudiophileOptimizerは、最高のオーディオ品質を実現するシステムに最適化するため、必要なすべてのレジストリへの変更を行います。

 ハードドライブの設定、ファイルシステムの最適化、メモリ管理、CPU管理、電源設定、TCP / IPチューニング、IRQ優先順位付け、不必要なまたは非生産的なウィンドウ機能の無効化、すべての視覚効果の無効化、システム設定の調整 最高のパフォーマンス、GUI、タスクバーとアイコンなどをカスタマイズできます。 このプロセス中に何百もの変更が発生します。



Enable or disable HPET  E

両方のオプションを試してください。 あなたのシステムでどんな音が良いかを使用してください。

デフォルトの推奨は、 Enable です。



Enable or disable SEHOP  D

両方のオプションを試してください。 あなたのシステムでどんな音が良いかを使用してください。

デフォルトでは、disable にすることをお勧めします。



WASAPI/MMCSS Optimization  N

現在のモードに関係なく、WASAPI / MMCSSの最適化を enable にすることを強くお勧めします。

core mode の場合、この機能は、core modeで、MMCSSを再び有効にします。



SCSI-MiniPort Drivers  N

このオプションを使用する場合は非常に注意してください。 IDEまたはSATAドライブがある場合にのみ使用し、それ以外はこのオプションを使用しないでください

SAS、SCSIまたはRAIDドライブを使用している場合は、どのような状況でも使用できます。

それでもやり続けるならば、システムは再び起動できないかもしれません!



Display Stand-By Behavior  

ディスプレイをスタンバイモードにする時間を数分後に選択するには、A〜Dのいずれかを選択します。
DACまたはDDCがHDMI経由で接続されている場合は、この機能を使用しないでください。



USB Optimization  E

USB最適化を有効にするには ”E”を、無効にするには ”D”を押します。 USB最適化をまったく使用したくない場合は、”D”を押してください。

 USB最適化を有効にすることを強くお勧めします(Dual-PC設定を実行する場合はControlPCでも可能ですが)。


USB最適化を使用するように選択すると、USB 3リンク電源管理が電源管理で表示され(Windowsのデフォルトはこのオプションを非表示にする)、自動的に無効になります。


Disabling Drivers & Services

多くの不要なWindowsサービスとドライバを無効にすることができます。

これらのサービスとドライバは、一般的なコンピュータのオーディオシナリオでは不要です。 「ドライバとサービス」を無効にすると、システムの全体的な音質に効果があります。


注意:問題が発生して作業が必要になった場合は、ServiceToolを実行して”A”を選択してフルリセットし、「Drivers and Services」を無効にすることなくAudiophileOptimizerを再度実行してください。

Plug & Play Service 

一部のDACでは、Plug&Playサービス(またはイベントログサービス)を実行する必要があります。

Plug&Playサービスを無効にした場合、デバイスのUSBポート(DACなど)をもう変更することはできません。

プラグアンドプレイサービスを再び有効にする場合は、コマンドプロンプトウィンドウに「sc config plugplay start = auto」と入力してマシンを再起動します。



Network related Services

これは決定すべき最も重要な設定の1つです。 特にAudioPCでは、すべてのネットワーク関連サービスを無効にすることが非常に重要です。 これは、全体的な音質の非常に良いステップアップになります。

ネットワーク関連のサービスを無効にすると、リモートデスクトップとWindowsリモート管理も自動的に無効になります。 たとえば、ControlPCのシナリオにもよりますが、すべてのネットワーク関連サービスを無効にすることも、いくつかの問題に対処することを意味します。

必要に応じて、ControlPC上でネットワーク関連のサービスを無効にしないことをお勧めします。 ネットワークドライブまたはNASを使用している場合は、これ以上接続することができなくなります。



Windows Management Instrumentation  Fidelizer Pro=N

Roon、Acourate Convolver、HQPlayer、Fidelizer Proなどの特定のアプリケーションでは、WMIサービスを実行する必要があります。

そのようなソフトウェアを使用する予定の場合は、この質問に「いいえ」と答えてください。 私たちのデフォルトの推奨は「はい」と言うことです。



USBPAL Drivers (RigiSystems)

RigiSystemsのUSBPALドライバ(Mytek STEREO192-DSD DACやAudio Research DAC8など)を使用するDACまたはDDCは、正常に動作するには特定のWindowsサービスを実行する必要があります。

このオプションを選択すると、AudiophileOptimizerはこれらのデバイスに必要なサービスを無効にしません。



Defragmentation

最終的に最適化が完了する直前に、ハードドライブのデフラグやSSDのトリムを求められます。 Microsoftのデフラグユーティリティは、ハードドライブまたはSSDかどうかを自動的に認識し、適切な処理を行います。少なくとも数ヶ月に一度これを行うべきです。



Short Names and Parameters

コマンドプロンプトでディレクトリを手動で変更し、 "audiophile_core.exe"と入力してAudiophileOptimizerを開始する代わりに、短い名前を利用できます。

つまり、 "ao"( "audiophile_core.exe"ではなく)と入力してEnterキーを押すだけで、AOを開始できます。

これはServiceToolでも有効です。単に "st"と入力してEnterキーを押します。

パス変数(setup.exeが作成した)のおかげで、ディレクトリをもう変更する必要はありません。 短縮名は、あなたがどこにいても、任意のディレクトリまたはパスで機能します。 この例は、コマンドプロンプトでAOを開始する方法を示しています。


AOとServiceToolはいくつかのパラメータを提供します。 これらのパラメータは、必要に応じて組み合わせることもできます。

Audiophileオプティマイザ:
AO -U   AOをultimate mode で開始する
AO -E   AOをexpress mode で開始する
AO -L   AO設定ログファイルを作成する
AO -UT JPLAYがインストールされていなくても使用タイプを選択することできる

ServiceTool:
ST -R    ServiceTool 経由で強制的にフルリセットする

次に、ultimate mode でAOを起動し、設定ログファイルを生成する例を示します。



Update Notification

システムがインターネットに接続されていて、新しいバージョンのAudiophileOptimizerが利用可能な場合、AudiophileOptimizer、ServiceTool、およびSetupはそれぞれ、新しいアップデートについて通知します。

私たちのダウンロードポータルに行き、AudiophileOpimizerの最新バージョンを入手し、このガイドに従ってインストールしてください。