2019年11月10日日曜日

2019年11月5日火曜日

ゴア線USBケーブルの価格表

ゴア線USBケーブルの価格表をアップしました。
http://www.asoyajiaudio.jp/

ゴア線USBケーブルの長さと価格
 60cm 20,000円(税込22,000円)(標準)
 75cm 22,000円(税込24,200円)
 90cm 23,000円(税込25,300円)
 150cm 26,000円(税込28,600円)
 200cm 30,000円(税込33,000円)

2019年11月4日月曜日

AK4499をオペアンプで試す


4499のIV変換と差動合成は、試験的にファインメットトランスTLT1545でやっています。4497より力強く十分に満足のいく音です。基板が大きのでトランスは外出ししました。

ただし、4499はオペアンプで最大の能力を発揮するのではないかとの思いもあり、それを確かめるべく、やなさんの「I/Vオペアンプ3基板」を製作しました。

まずは、オペアンプの選定です。4499のアナログ出力は、フルスケールで36.4mAppもあるので、普通のオペアンプは使えません。データシートでは、OPA1612、OPA1611を推奨しています。


しかし、このオペアンプ、DIPタイプが存在せずソケットを使うには変換基板を使う必要があります。

取り合えず、音出しを急ぐためにNJM2114DDとNJM5534Dを使ってみました。しかし、音は出たものの歪んでいて出力も低いです。やはりNJM2114DDとNJM5534Dでは役不足のようです。

そこで、急いでIV変換用のOPA1612をDIP変換基板に半田付けし、差動合成用には(OPA1611は秋月に売ってないので)、手元にあったOPA627BPを流用しました。


早速音出しをするとかなりの大音量で、音も歪むことなく素晴らしい音で鳴っています。やはりOPAアンプはOPA1612かと納得していると、OPA1612が発熱でチンチンになっていることに気が付きました。これ以上使用すると熱で破壊されそうです。直ぐに電源を落としました。十分な放熱を考える必要がありそうです。

まあ、それでもオペアンプの音を確認することができました。出力はトランスよりやや大きめで音質もトランスと同様に力強くかなり良いです。何せ数分聴いただけなのでエージングも全くできていませんが、トランスでも十分に4499の能力を発揮できていると感じました。



I-V Conversion Circuit

これまでのIV変換回路では、IV抵抗のフィードバックをオペアンプのーに戻すのが普通で、IOUTが電流出力ピンでした。しかし、4499の回路ではフィードバックをIOUTピンに戻して、64Ωの抵抗でOPINと接続しているようです。ということで電流出力ピンはOPINピンということのようです。
トランスIVでは、フィードバックは使わないので、OPINを片CH4本づつ束ねてトランスの+-入力に繋ぎます。

Differential Summing Circuit

オペアンプの差動合成回路です。トランスの場合は、DACのGNDをトランス出力のーに繋ぎます。



2019年10月19日土曜日

Minimal DAC-STDを推薦いただきました

suise

NetAudio vol36で、「ネットオーディオマスター」の「吉田苑」さんが、当方のMinimal DAC-STDを紹介していただきました。ありがとうございます。

是非とも吉田苑さんで、トランス出力DACの極上の音をお聴きください。


2019年10月10日木曜日

Audirvana

Audirvanaは、ずっと以前から知っていましたがMac専用ソフトというイメージが強く、なじみもなかったせいか、昨年、Windows版が出ても使用には至りませんでした。


先日、ケンリックサウンドの細井さんから今AudirvanaがWindowsで一番音が良いとお聞したので、早速購入して聴いてみました。比較したのは、TuneBrowser、HQplayer、JRIVER、です。

結論から言いますと、Audirvanaが最も好ましい音でした。バランスがとてもよく聴きやすいです。それに比べると、TuneBrowserは少しうるさい感じ、HQplayerは高域がキラキラした感じ、JRIVERは可もなく不可もなくといった感じで、Audirvanaが気に入ってしまいました。

しかし「Audirvanaお前もか!」

なんとフォルダービューがありません。楽曲を探すのに時間が掛かりすぎてへとへとになります。また多くの楽曲が探すことすらできません。これではストレスいっぱいです。

roonといいAudirvanaといい、何故、フルダービューを用意してくれないのか。これは、製作者の強いポリシーによるもので、あえて付けないのが正解のようです。

でもクラシックもロックも何もかも一緒くたに検索するなんてあまりにも辛いです。
使いたくても使えないそれがAudirvana!
残ーー念ーーー!(ギター侍)

と言いつつ何とかならないか考えてみたところ、NASの全曲をライブラリーに登録するから大変なことになるで、それを止めて、当面聴くだけの数十~百曲当たりの曲を入れておけば、良いのではないかと!

ということで、Audirvana は、当面のデモ曲のみ登録して聴く! が私の正解でした。


●クリックノイズがなくなる!
それと、オーディオデバイスの設定で、WASAPIを選び「Mute During sample rate change」をONにしておくと、DSD→PCMへのクリックノイズが無くなります。これも大変ありがたい機能です!




ガチンコ勝負

今回、当方Minimal DAC Duの評価をお願いしたら、ケンリックサウンドで使っているDDC+改造DACとのガチンコ勝負をしようと誘われました。

http://blog.kenricksound.com/2019/10/usbdakenrick-sound-ddc-dac-vs-asoyaji.html

ケンリックサウンドの細井社長さんには、以前からお世話になっていますが、何Hzのあたりの音が・・・、高域の何Hzが・・・、などHzレベルで音を判断される驚異の耳の持ち主でで、これほどの人が製作したDDC+改造DACですから、相当レベルの高いものです。

細井さんは、ホームページでも自撮り画像をYOUTUBEとして公開されておられますが、YOUTUBEであれほどの高音質を実現する機材も相当レベルの高いもので、今回はご自慢の録画録音機材を持ち込まれての収録でした。

セレクターで両DACを適時切り替えながらのリアルタイム比較勝負です。

かなり傾向の違うDAC同士で、当方の力強く温かみのある音と、先方のスッキリとまたふわったとした高域が特徴の音です。そのあたりを聴き比べてください。

YOUTUBE
https://www.youtube.com/watch?v=ngs6NqvLb04

細井様、ありがとうございました。


ベルウッドさん2

ベルウッドさんの訪問日誌は前編と後編で構成されていて、前編はDACを中心とした当方の音に付いて、後編はゴア線USBケーブルへの驚き」というタイトルでUSBケーブルについてです。

http://community.phileweb.com/mypage/entry/2408/20191008/


「背景がより静かに空気の透明感が増し、すーっと無音の闇が拡がり、そこから、実に生々しいリアルな楽音が立ち上がります。特に、オーグラインに換えてからの自慢でもあった響きの余韻の美しさや立ち下がりのクリアさという点でもゴア線が上回ってしまいます。クリアさやリアリティが増すといっても、ことさらシャープさを強調させることはなく、音の品位とか品格はそのままです。」

ということで、非常に気に入っていただき早速40cmでご注文をいただきました。




ベルウッドさん

ファイルウェブのベルウッドさんが、わが家を訪問されました。訪問日誌を書いていただきました。それにしてもベルウッドさんは物凄い勢いで日誌を書いておられます。なかなかこれほどの量を書くことは(もちろん質も伴って)誰にも真似できることではありません。ベルウッドさんに脱帽です。
http://community.phileweb.com/mypage/entry/2408/20191007/







2019年10月3日木曜日

ついにAK4499を聴いた


電源に4Vと6Vが必要なので、TPS7A4700電源基板を使い取り合えず商用電源で音出しです。一発で音が出でほっとしました。

音の印象は余裕があり力強いといったところでしょうか。今、4497が素晴らしく良いのでもう少し聴いてからにします。SNはバッテリー駆動の方が断然上のように感じます。


●4499の半田付けについて
今回のAK4499EQは、ピン数が128ピンと4497の64ピンの2倍もあり、半田付けが大変です。価格も4497の2倍はするので失敗は許されず、ミス無しで半田付けできたことは嬉しい限りです。

ピンが非常に柔らかいので、ほんの少し力を加えただけで、例えば鏝先でピンを少し押しただけでもピンが曲がります。ピンに90度に鏝先を当てて一列を上から下まで一気に鏝を滑らして半田付けする方法は、簡単で気持ちの良いものですが、このICに関しては危険です。

私も半田付けの経験は長く熟練の域にあると思っていますが、この柔らかく細いピンのICの半田付けは相当レベルが高いです。AK4499の半田付けの難しさは、この直ぐに曲がるピンを如何に曲げずに優しく半田付けするかが鍵なのです。

やなさんからもいろいろアドバイスをいただき参考にさせて頂きました。結局、元々自分がやっていた一番やりやすい方法でやりました。

私がいつも使っている鏝先はこれです。先の尖った円錐です。

半田付けの必須アイテムは、フラックスです。フラックスを使って半田を浸み込ませるイメージです。

ランドにフラックスを塗って少し粘り気が出たら、ランドの上にICを置き(絶対に方向を間違わないように)、4方のピンを寸分の狂いなく完全な位置合わせをします。根気よくです。

まずは、四隅のピンにのみ半田付けしICを固定します。

次に、ランドとピンにフラックスを海のように塗ります。

鏝に半田を乗せ、鏝先の斜面を使ってランドの方からピンに垂直に素早く左右に動かし半田を浸み込ませていきます。こて先を長く当てないように、スピード感を持って下に向かって何回か繰り返します。途中、何度か半田を継ぎ足します。とにかく、ピンを曲げないようにピンと90度方向には絶対に鏝を動かさないように気を付けます。本当に直ぐに曲がります。
大体、何か所かにブリッジができると思いますが、その時は、フラックスを海にして、鏝先の半田を完全に拭いてからブリッジに当てると、フラックスが余計な半田を洗い流してくれます。失敗したら、少し時間をおき冷やしてから、再度フラックスの海を作り、再挑戦します。必ず取れます。

半田吸い取り線は、熱が伝わりにくく、ピンが曲がったりランドが剥がれたりするのでなるべく使わない方が良いです。以前、吸い取り線で何度も痛い目に合いました。気を付けましょう。


もしピンが曲がったら、細いピンセットで真っ直ぐに修正します。半田付けされているのでフラックスを海にし、ピンセットで曲がったピンを押しながら、鏝先をピンに当てると、半田が溶けピンが動きます。ピンセットで優しく真っ直ぐに修正します。力を入れ過ぎるとピンが折れることがあるので要注意です。

最後に、ICのピンの上部とランドの先あたりを、テスターで全ピンについて導通テストします。これで導通確認できれば成功です。4499さえ半田付けできれば後は楽勝です。


●トランスIV変換
AK4499は電流出力ですが、当方では出力にトランスを使っているので、そのままトランスでIV変換もしてしまいます。IV変換用のオペアンプ回路は不要です。

●クリックノイズ改善
AK4497までは、DSDを停止してPCMを再生するとブチッというクリックノイズが出ていましたが、AK4499ではこれが改善されノイズが出ません。

これは朗報です。クリックノイズを消すためにMUTE回路を入れると音質劣化の要因になる為入れるのを躊躇してきたので本当に嬉しいです。ただし、DSD64からDSD128に切り替えると楽曲によってはノイズが出るものと出ないものがあるようです。

そもそもクリックノイズというのは、グリッチというDAC変換時に出力が異常に変化し信号が1に張り付く現象です(これが異常音=クリックノイズになります)。

性質上本来はDACチップの内部で処理すべきだと思っています。実際に、PCMに関するグリッチは完全にDACチップ側で対策がさ慣れておりクリックノイズは出ません。しかし、DADは、DACの前段の主要部分をスルーして、後段のLPFだけを通るので、グリッチ対策がなされていなかったのです。それを、今般ようやくDACチップ内部で対策が施されたようです。

各メーカーは、苦労して、DDCで入力コードの変更の時にミュート信号を出し、それを受けて信号をMUTEするというアナログチックな対応策を取ってきました。しかし、MUTE信号のパルスが7μSと非常に短く、リレーでは追いつかないのでトランジスタなどで回路を作ります。しかし、MUET時間をどのくらいにするかで、楽曲の頭が切れたりクリックノイズが出たりします。

2019年9月16日月曜日

電流って

電流の速さは30万Km/秒で、光速と同じ。

と思っていたら実はそうでもないらしい。

電磁波は、波なので光速で間違いないようだ。

ところが、導線を流れる電子の平均速度はというと、なんと0.1mm/秒程度らしい。光速どころかカタツムリなんだそうだ。導線の中には、原子核等の障害物が沢山あるのでこれほど遅くなるらしい。

でも電子の流れ=電流って相当な距離でも瞬時に伝わっているように感じるが。

そもそも電子の大きさはなんと0.1ナノメート(1億分の 1cm)なので、電子にしてみれば0.1mm/秒は速いといえるかもしれない。

導線の中には、莫大な数の電子があって、自由にあちこち飛び回っているらしいが、電圧が掛かると、電磁波が光速で導線を端から端まで飛んで、ギッシリ詰まった電子を一斉に同じ方向に向きを変えさせ、電子は牛歩のような速度で一斉に同じ方向に少しづつ進む。これが全体では光速まではいかないが相当の速さになるらしい。

なんだかわかったようなわからないような。

2019年9月9日月曜日

Harubaru邸訪問記

ファイルウェブコミュニティに、毎年マラソンオフ会をやられているHarubaruさん宅への訪問記が投稿されていました。Harubaruさんは、我がMinimal DAC Duのユーザー様で、B&Wの800D3を中心にこだわりのオーディオ機器を所有され常に最高の音を追求されています。ご友人のお二方が訪問記で一部ASOYAJI DACの感想も書いておられましたので勝手ながら引用させていただきました。


Harubaruさんの日記はこちらです。
http://community.phileweb.com/mypage/3111/

ベルウッドさんの「Harubaru邸訪問記」
http://community.phileweb.com/mypage/entry/2408/20190907/
「asoyajiDACは、トランスをさらに大きなものに換装してあるとか。以前のasoyajiDACは、トランスの味わいや旨味で聴かせるところがありましたが、反面、キレに不満がありました。これが一変していて、分解能が各段に向上し、その鮮明さはESOTERICの内部DACと一線を画します。それでいて、トランスの自然な高域減衰のピュアな滑らかさや聴きやすさはうまく残されているのです。趣味の良い格調の高いハイレゾという風格です。」

バグ太郎さんの日記「Harubaru邸訪問記」
http://community.phileweb.com/mypage/entry/4831/20190901/
「まずはSACDプレイヤー単体で、それからasoyajiDACとのセパレートでの聴き比べ。この時点で、情報量の差もさることながら、単体DACの音色の支配力にびっくり(後で伺ったところ、漆と和紙で職人が巻いたトランスという伝統工芸品のような作品だそうですね)。ついで、MFPCの4台構成の最新バージョンとasoyajiDACの組み合わせ。乾燥度が上がった晴天の真冬の早朝のような見通しのよさです。塵と水蒸気がなくなって、遠くの山の稜線がくっきりと、でも距離感を持って見えるよう。音として言えば。張り上げた声やバイオリンの擦れる音の高域が抵抗感なく伸びていきますし、低域もどこかに埋もれていたものがストレートに実在感を見せます。いやはや凄いですね。しかし、最初に聴かせていただいた一体型SACDプレイヤーだって世間水準で言えば、高級機のはずです。これでは余りに可哀想。」

お二方とも感想をありがとうございました。



2019年9月8日日曜日

ホームページトップのデザインを変更


ホームページトップのデザインを少し変更しました。
画像が数枚入れ変わるようにしました。
ブログの中にASOYAJI日誌をはじめました。




2019年9月7日土曜日

ホームページを作り直しました

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ホームページを作り直しました。

前回は、ネットや本を見てコピペで修正しながら作成したので、細かいところで意味が分からず、簡単に追加や修正ができないという最悪な状況でした。

そこで、今回は、1つ1つネットやHTML&CSS本で調べ理解しながら作業し、莫大な時間が掛かりましたが、内容は全て把握したうえで完成しました。これでようやく自由に追加修正ができます。

昔使っていたフレームが使われなくなり、流行りのcss grid を使って作りました。当初、トップのメニュー部分を固定する方法が分からず途方にくれましたが、数日かかって position: fixed; を使うことを知りました。fixedは使っちゃダメと書いてあるものもありましたが、特に問題ないので大丈夫でしょう。

ああ、目と肩と腰が疲れた!


2019年8月31日土曜日

吉田苑さんに


福岡の吉田苑さんにMinimal DAC-STD 10Sを置いていただきました。

竹田店長さんのコラムで評価もいただきました。当DACの特徴をよく表現していただいていると思います。

お近くの方は、是非とも、吉田苑さんに足を運んでその音を聴いてみてください。


以下は吉田苑竹田店長のコラムの内容です。

2019/08/30 ASOYAJI AUDIO Minimal DAC-STD 10S 定価 540,000円(税込) 

新しいオーディオメーカー ASOYAJI AUDIO さんの取扱いを開始しました。

ASOYAJI AUDIO は 「PCで音楽」という有名ブログ執筆者の方が、趣味が高じてメーカーを立ち上げたという異色のメーカです。メーカーと言っても、お一人で設計から製造まで全て行うガレージメーカーのイメージです。

大手メーカーの技術者さんが独立してメーカーを起こすことはありましたが、オーディオ業界とは異なる世界からの参入は珍しいです。

出発点が回路屋さんでは無いため、良いと言われるパーツを集めて一つの箱に収める手法がベースとなっており商品は高品質パーツの集合体となっております。そのため、どうしても高価になってしまうので残念です。

今回は ASOYAJI AUDIO さんの代表作である DAC を展示導入しました。

標準モデルはUSB入力のみで定価 507,600円(税込) オプションの同軸デジタル入力を付けると 540,000円(税込)となります。

このDACには大きく2つの特徴があります。

その一つはバッテリー駆動である事です。吉田苑でもおすすめしている電源装置に nichicon のバッテリー電源がありますが、昔の鉛バッテリーとは違い今のリチウムイオンバッテリーは音質が良く、オーディオへ積極的に組み込んで良いクオリティを持っています。

そしてもう一点が ASOYAJI AUDIO 最大の売りである ファインメットトランス による出力段(ライントランス)を備えることです。ライントランスを入れると、マイルドで耳当たりの良い音色になる場合が多いです。

バッテリー駆動のため、モバイルバッテリーを外部に接続します。
家庭用AC電源から完全に遮断する事が出来るため、昔からバッテリー駆動は理想の電源だと言われていましたが鉛バッテリーではエネルギー不足により線の細い力感に乏しい音になってしまいました。

しかし、技術の進歩により高性能なリチウムイオンバッテリーが安価に供給されるようになり、オーディオ用途にも十分使えるようになり、エネルギー再現性に優れた透明度の高い再生が可能となりました。

さらにガレージメーカーさんらしい拘りで、電源は アナログ1系統、デジタル2系統 に分けて接続します。
バッテリーを3個準備すれば、アナログ電源とDAC用電源、DDC用電源を別個に供給する事が出来るという考えただけでも音が良さそうな接続が可能です。

肝心の音質ですが、一聴して感じるのがバッテリー駆動ならではのS/N比の良さです。
静かで滑らか、穏やかな空間に音像が浮かび上がる感じはバッテリー駆動ならではの快感です。

そして、ファインメットライントランス特有の個性だと思われる、粘りを感じる優しい表現は女性ヴォーカルやクラシックをより魅力的に聴かせてくれます。

普段、吉田苑が目指しているストレートでダイレクトな表現とは違い、一歩引いた穏やかで優しい耳当たりの良い音色を奏でてくれるオーディオ機器だと思います。

2019年8月28日水曜日

Diretta


オリオスペックが発売したDiretta(PC2,USB-DAC,USBメモリ)は、以下のようなイメージです。PC1は別途用意する必要があります。


Direttaは「USBメモリ」で提供されます。PC2はUSBメモリとともにライセンスされたPCとなります。USBメモリを挿してUSBメモリから起動して使用します。PC2へのインストールは一切不要です。このPC2をUSB-DACに繋ぎます。USB-DACは通常USB-DACなら問題なく使えるようです。

もう一つ、PLAYERとしてのPC1が必要で、こちらはDiretta用のASIOドライバーをインストールできれば、これまで親しんできた様々な再生ソフトが使えます。

PC1とPC2をネットワークで接続します。PC1にLANportが1つだと上図1のようになりますが、LANportが2つあれば、上図2のようにネットワークを完全に分けることができて理想的です。1つをPC2と直結し、もう一つを従来のLANに接続します。無線ルーターやNASを繋げばより使いやすくできます。PC1とPC2の間はDirettaで伝送されます。

オリオスペックでは、PC1にJRMCを、タブレットでJREMOTEを使い再生をコントロールしています。

オリオスペックモデルでは、USBメモリでDirettaが提供されていますが、最終的には、Diretta基板がDACの中に入り、DACが直接ネットワークで接続されDirettaデータ伝送されるのが最終目標かと思います。

いずれにしてもオリオスペックさんの話では、Direttaはネットワークが非常に安定しており安心して使えるとのことでした。

Direttaについて
(資料を読んでの私の理解は以下の通りです。間違いがあるかもしれません。)

「電源に含まれる高周波ノイズはLPFで取り除くことができるが、低周波ノイズは取り除くことができない。しかし、データを短い期間で搬送し平均化することでこの低周波ノイズを抑制することができる。このデータ伝送技術がDirettaである。」

うーん。低周波ノイズですか。これまで聴いたことがありませんでした。オーディオの世界ではノイズと言えば高周波ノイズです。しかし、実は低周波ノイズも発生していて、それを伝送方式で抑制できる技術がDirettaということなのですね。

一般的に、低周波ノイズはAC商用電源に含まれているもので、低周波用のEMC対策技術も進んできており、低周波用フェライトコアや低周波除去シートなどいろいろ対策品もあるようですし、電源にバッテリーを使えばこの問題は発生しないのではないかとも推測します。

しかし、電源対策とは別に、伝送方式でこれを抑制できるという考えはこれまでになかったもので非常に面白いです。単に、低周波抑制に留まらず、オーディオデータのネットワーク伝送の様々な問題点を解決してくれる可能性も期待できます。

これをモジュール化してDACに内蔵すれば、DACがネットワーク対応になりUSB伝送も不要になります。

今後、ネットワーク技術はオーディオの中でも大きな比重を占めることは確実で、Direttaは、新しいネットワーク技術の中心になるかもしれません。今後も、Direttaの動きに注目していきたいと思います。





2019年8月18日日曜日

ゴア線USBケーブル「貸出試聴」始めます


ゴア線USBケーブルの販売の評判はよても良く販売も好調なのですが、やはり聴いてみないとわからないというお客様も多いと思います。

このところ、貸出試聴させてほしいという要望が増えています。個別にお貸ししていたのですが、皆さまとても良かったと評価をいただき購入していただきました。

やはり聴いてみないと分かりませんね。そこで、ゴア線USBケーブルの貸出試聴を正式にお受けすることにしました。

タイトルに「ゴア線USBケーブル試聴希望」と書いて下記アドレスにメールをください。
住所、名前、携帯番号などお書きください。

contact@asoyajiaudio.jp



お客様の感想は以下のとおりでした。
ありがとうございました。

先日、 JCAT USB femto カードを導入して劇的に改善したので、もう伸びしろがあまりないのではないかと思っていました。
付帯音が取れるという評判だったので高解像度のタイトな音質を想像していましたが、全く違っていました。
個々の音の質感が浮き上がってくるような感じでギターの音のキレが増す一方でヴァイオリンなどの弦は温かみが強まりとても心地よく聴けます。
デジタル系ケーブルでここまで差が出るものはないと思います。







2019年8月17日土曜日

Minimal DAC STD 貸出開始

Minimal DAC STDです。デュカロン版に隠れて影が薄いのですが、DACチップ原音を聴くことができるもう一つのファインメット・トランス出力DACです。コンパクトなボディですが、デュカロン版に負けない高音質です。

歪やノイズや位相の劣化がなく、長時間聴いても音量を上げても聴き疲れしません。ファインメット・トランスのこのアナログ感は他では味わえません。

ファインメット・トランスは、従来のオリエントコアトランスに比べて、特性も音質も遥かに凌駕するとても貴重なトランスです。現在、様々な条件が合致し奇跡的に製作されていますが、いつまでも入手できるかどうかは不明です。この機会に是非ともお求めください。

貸出試聴もお受けしていますので、まずは試聴してみてください。

詳細はこちら
http://www.asoyajiaudio.jp/post02.html







ゴア線USBケーブル組み網



ゴア線USBケーブルですが、シールド組み網を化粧用組み網で覆ってみました。少しは高級そうに見えるかな。

2019年8月16日金曜日

あらためてTuneBrowser押し

以前紹介した「TuneBrowser」ですが、かなりの高音質だと紹介しましたが、今日、あらためて聴いてみるとやはりいい音です。Daphileと同じく鮮烈で躍動感があるのですが、Daphileより解像度が高く滑らかです。こんなに良かったっけ?!


昨今、Daphile,LightMPD,UbuntuなどLinuxの逆襲のような様相を呈している中、Windows陣営で一矢報いた感があります。

いあや、それにしても本当に良い音です。Windowsのサービスも一切カットしていない通常ベースです。これに比べるとHQplayerは綺麗に纏まった音というイメージです。

今日は、何かが違うのでしょうか。




2019年8月13日火曜日

LM3886パワーアンプ

LM3886 をご存知ですか? 

LM3886は、National Semiconductor の半導体パワーアンプです。

負荷8Ωに対し35Vで50Wの連続平均出力、瞬間最大出力ピーク135Wの力を持ちます。
2.0μV ( 代表値 ) の低ノイズ・フロアで、92dB (min)以上の優れた SN 比を実現し、
定格負荷への定格出力で、オーディオ周波数の全域にわたって、 0.03%の非常に低い THD+N を示し、 IMD (SMTPE) は、 0.004%の優れた線形性を持っています。

高性能かつ高音質の半導体アンプで、Jeff Rowland のModel10Model12が有名です。LM3886を1ケース当たり片チャン6個づつパラレル接続し計12個を使用し、電源は別筐体でPFC(パファー・ファクター・コレクション)機能付き第二世代超高速スイッチング電源を使用しています。
Jeff Rowland Model10

日本でもFIDELIXがCERENATEを発売しています。こちらは片チャン1個づつ計2個を使用しています。電源はセリニティー・スイッチング電源です。

非常に良くできた半導体アンプなので、簡単なキットなども販売されています。しかし、それだけでは本当の能力を引き出すことはできません。

ASOYAJIオーディオでは、高出力電源とLM3886のパラレル化により、更なる高音質化を実現しています。電源には、高出力に対応し400VA~500VA当たりの高出力トロイダルアンプを使用します。

そして、LM3886、高音質化の最大の鍵となるのは、LM3886のパラレル接続です。

LM3886は1個でも十分に高音質なのですが、複数個パラレルで接続すると、音にどんどん深みが増しゆったりと余裕のある音になります。4パラあたりから確実にその違いがわかります。

ステレオ、モノラルで、ご予算に応じて何パラにするかを決めることができます。モノラルにすると左右のセパレートが非常に良くなります。

製作例:ステレオパワーアンプ(片チャンネル4パラ)
¥198,000円

製作例:モノラルパワーアンプ(片チャンネル8パラ)

¥198,000.(1台)

価格表
ステレオパワーアンプ
     LM3886 8個(4パラ×2) ¥198,000.
     LM388612個(6パラ×2) ¥248,000.
     LM388616個(8パラ×2) ¥298,000.

モノラルパワーアンプ        (1台)  (2台)
     LM3886 4個(4パラ) ¥148,000. ¥296,000.
     LM3886 6個(6パラ) ¥174,000. ¥348,000.
     LM3886 8個(8パラ) ¥198,000. ¥396,000.


お問合せ先
contact@asoyajiaudio.jp











2019年7月23日火曜日

ゴア線USBケーブル好評発売中



ゴア社の航空宇宙スペック線材を使ったUSBケーブルです。航空宇宙スペックの線材は非常に高価で、オーディオ用途として使っている例はほとんどないと思います。

電源線2本と信号線2本は、それぞれツイストペアで撚って、別々にシールド網を通しています。

ゴア社HPより
「特殊な絶縁材を使用したゴアのPTFEフックアップワイヤーは、極端な温度などの過酷な航空宇宙環境や困難な取り付けに耐え、安定した電気的・機械的性能を提供します。軽量小型で高い屈曲性を備えながら、厳格な民間航空機・防衛航空機規格に適合し、電源ケーブルとしても信号ケーブルとしても優れた耐久性を提供します。」

これをデジタル回線に使うと驚くほど付帯音が取れて必要な音だけがしっかりと出てきます。一聴して違いがわかります。音が痩せたり細ったりすることは一切ありません。力強い低域も良く出ます。というかこれが本来の音なのです。

これまでAsoyajiDACの内部デジタル回路の配線に使ってきましたが、USBケーブルに使っても大きな効果があることを多くの方に実証していただきました。見た目はシンプルですが音質は素晴らしいです。

是非ともお試しください。

ゴア線・USBケーブル
長さ 60cm 価格 2万円(消費税、送料別)

お申し込みは、
contact@asoyajiaudio.jp

迄メールをください。
レターパック360で発送します。
代金は、銀行振り込みでお願いします。

ゴア線USBケーブル
http://www.asoyajiaudio.jp/post05.html

言葉ではなかなかその効果を説明できないので、実際に使っていただいた方々の感想を再掲載します。

Aさん
このキックとベースが演奏すれば混濁感のないスッキリした立ち上がりの良さが際立ちました。しかも低域独自の派手さやいかにも低域っていうボア???っていう感じではなく、静かに静かにシックに響く品のある芯のあるベースラインです。
すごく全体の音を取らまえやすい・・・っていう感じです。
その他ボーカル・コーラスの上下、ギター、アコギ、シンセ、ストリング、ブラスセクション、パーカッションなど演奏に音楽性を感じずにおられません。
こんないい感じで鳴っていたか?信じ難い状況です。
しかも情報量の漏れはありません。

Bさん
視聴感想です。USBアイソレータとDCCの間の接続でAIMのUA3-R005との比較です。一聴してブログに書いてあるように音に付帯音ないのが誰が聞いてもわかる位なくなり、くっきり、明瞭になりリアリティが増します。背景がクリアというか、無の状態になり音の位置関係、特に前後感がよりはっきりしました。
ピアノやギターの余韻がどこまでも綺麗に見えます。4倍位高い銀線を使ったAIMに全てに圧勝です。すごいケーブルです。ありがとうございました。

Dさん
余計な付帯音のようなものがなくなって本来の音が聞こえるような感じで、音の響き、広がり、消え方などがよく聞き取れます。
電源のバッテリーの違いもよく分かります。
予想よりも音の違い方が大きく、これは相当なものではないかと思います。

Eさん
今までオ●●●●●●●トのUSB カーボンを、半年くらい愛用していました。
カーボンに替えたとき、すごく音質が冴えて澄んだ音になりましたし、デザイン的にもブラックでカーボンらしいかっこ良さ、それから理屈的な観点からも、とっても気に入っていました。
ですので私自身は、USBケーブルを今さら変えてみる必要性がなかったのです。それが、音響マニアの友人からこちらの宇宙レベル?のケーブルを紹介されて取り付けてみました。
曲の1フレーズどころか、1音だけで、はっきりと違いがわかりました!!
全然 違います。
ここのところ、PC オーディオより断然レコードの方が音質が良かったのでレコードしか聴かなくなっていましたが、PC オーディオが楽しめます♪
今までの音質が、澄んでいなかったのか?!と思うほど、クリアさ、リアルさ、立体的な音質、が増しました。
大好きで愛用していたUSB カーボンは、一瞬で不要になってしまいました。

Fさん
USBケーブ届きました。このナチュラルさは空前絶後ですね。まるでYVCを通した時のような感覚が、この短いケーブルで再現されます。

Gさん
確かに一聴して変化が分かります。音の切れが良くなったように感じ、色々聴いてみたくなり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

Hさん
早速聴かせて頂きましたが、ブログで仰っている通り「付帯音が取れる」ですね。評価軸がどうのこうのではなく、純化したように感じられます。他のusb ケーブルでは真のusb オーディオにならない…と言ってしまいたいぐらいです。

Iさん
視聴感想です。USBアイソレータとDCCの間の接続でAIMのUA3-R005との比較です。一聴してブログに書いてあるように音に付帯音ないのが誰が聞いてもわかる位なくなり、くっきり、明瞭になりリアリティが増します。背景がクリアというか、無の状態になり音の位置関係、特に前後感がよりはっきりしました。ピアノやギターの余韻がどこまでも綺麗に見えます。4倍位高い銀線を使ったAIMに全てに圧勝です。すごいケーブルです。ありがとうございました。
マックからUSBアイソレータまでのUSBケーブルも変えたくなりました。60センチ1本追加購入希望です。よろしくお願いします。

Jさん
具体的な感想というと、ASOYAJIさんが書かれているような事そのままになってし
まいそうですが、余計な付帯音のようなものがなくなって本来の音が聞こえるよ
うな感じで、音の響き、広がり、消え方などがよく聞き取れます。
電源のバッテリーの違いもよく分かります。
予想よりも音の違い方が大きく、これは相当なものではないかと思います。

Kさん
少々驚いてます。 Windows pcのHDDにリッピングしたデータを外付けHDDに転送するときにこのケーブルを使用。
そしてこのHDDをLinuxのオーディオpcにつなぐときも、このケーブルを使用しました。 以前ノイズに埋もれていた音が出現。
コンサートホールの中での音の広がりや消えゆく様がわかるようになりました。こんな音がCDに入っていたって、本当?という感じです。 感謝です。

Lさん
早速聴いてますが、情報量が豊かなせいかボーカルの実在感が相当高いです。
しかもクッキリしている割にキツさは皆無です。
こもり感のあるピアノ曲なんかでもあまり気にならなくなり、音楽に没頭できます。
有難うございました。

愛読者レポート(Minimal DAC STD)

NetAudio(音元出版)の愛読者モニターに当選された大阪の久留さんのレポートが、35号に掲載されました。



ベテラン評論家のレポートかと思うほどの渾身のレポートです。ありがたいお褒めの言葉もあり、また、問題点などもご指摘いただきました。

「無色透明、無味無臭、あるがままに音が流れていく」「静寂な空間や低音の響きは素晴らしいという一言に尽きる」という言葉に、Minimal DAC の特徴を良く感じていただけたなあと嬉しく思いました。

久留さん、ありがとうございました。


余計な話
ASOYAJIオーディオのDACはトランス出力DACです。DACチップの出力をそのままファインメットトランス経由で出力します。

一般的なDACは、トランスの代わりに、オペアンプ、抵抗、コンデンサが、何個も信号線に直列に入っているので、歪、残留ノイズ、鈍りなどで音声信号が大きく劣化します。

これを隠すため、やや強めで華やかな音に作られています。人間は、音量が大きい方が、華やかな方が、良い音と感じるのです。

こうしたDACの対極にあるのがAsoyajiDACです。華やかさはありませんが、一切の音作りをしていない落ち付いた音です。そして、これが本来の音なのです。大音量で聴いても心地よく、長時間聴いても耳疲れがしません。音楽を聴くためのDACなのです。



Daphileがコントロールポイントに


これはDaohileの画面ですが、先日ふと見ると、画面右下に「Choose Player」があるのに気が付きました。 中を見てみると、AudioDeviceで認識されたUSBインターフェース「DIYINHK USB Audio 2.0」の他に、「UpLightMPD」が見えます。これはレンダラーですね。


試しにDACに繋がるUSBケーブルを、LightMPDの入ったPC(AUP1)に差し替えて、レンダラーに「UpLightMPD」を指定してDaphileで再生してみると、AUP1(LightMPD)から音が出ました。

先日、Daphileをupnp対応のプラグインを有効にしたからですね。Daphileをメディアサーバーにするための設定でしたが、レンダラーも指定できる、つまり「コントロールポイント」にもなるのですね。これにはびっくり。

音は、LightMPDの音ですが、何となくDaphileっぽさが加味されていい感じです。



2019年7月15日月曜日

最近のPCオーディオ再生ソフト

今年に入り、様々なPCオーディオ再生ソフトの紹介をしてきました。このあたりで中間の取り纏めをしてみたいと思います。

Foobar2000(無料、Windows)
ネットワーク対応(サーバー、レンダラー)

初めて出会った本格的なオーディオ再生ソフトがFoobar2000です。プラグインを使うことで、様々な機能を追加できることに感激しました。音も良くリッピングでもできてまさにPCオーディオの創成期を支えた貴重なソフトです。

真っ先にDSDに対応したり、upnpネットワークオーディオに対応したりと、常に最先端の新しいプラグインが追加され、今でも古さを感じることはなく、最先端の再生ソフトであり続けています。無料でこれだけの機能は素晴らしいと思います。

VoyageMPD (無料、Linux)
MPDネットワーク対応
みみず工房のyoさんからLinuxの素晴らしさを教えていただき、VoyageMPDに夢中になりました。ネットワーク対応が基本で、MPDをAlix等のMiniPCで起動しておき、別のWindowsPCでgnomeなどのソフトを使って再生します。

yoさんがファイルを公開したり詳細な解説をしていただいたことでなんとか楽しむことができましたが、それでもLinuxの知識が必要で、SSHやViを使ったりと、素人には敷居が高いものでした。

音質的には、解像度が高く非常に綺麗な音ですが、なんとなく力強さが足りない感じでした。しかし、高音質の鍵は、簡潔なOSと簡素なPCとネットワークなのかもしれないと気づかせてくれたソフトでした。

JRMC (有料、Windows、Mac、Linux)
DLNAネットワーク対応(サーバー、レンダラー)
JRMCは、高音質なのですが、オーディオだけでなくビデオの再生など様々な機能がついたオールインワンソフトです。有料でかなりのテンポでアップデートされるのですが、何が変わったのかわからないアップデートが多く、また、高機能すぎて使わない機能も多く、もっとシンプルなものが欲しいと思わせるソフトです。再生ソフトとしてのGUIはあまり洗練されてはいませんが、DLNA機能をONにすれば、JRemoteを使ってタブレットから操作できるのでとても便利です。

LightMPD/upnpgw (無料、Linux)
upnpネットワーク対応(レンダラー)
Windows勢の攻勢にLinux勢も黙ってはいません。まずは、デジファイの音さんの「LightMPD」ですが、upnpgwバージョンでは、MPDでありながらUPNPネットワークオーディオに対応し、kinskyなどのコントロールポイントで操作することができるようになりました。

しかも、LinuxなのにLinuXの知識は不要で、全ての作業をWindowsPCで終わらせることができます。SDカードにイメージをインストールし、用意されたコンフィグ・ファイルの一部分を、自分の環境に合わせで変更するだけで使えるという画期的なソフトです。

音質は落ち着いた感じの綺麗で上品な音です。非常に高音質で、HQPlayerやJPLAYと引けを取りません。対応するPCも産業用PCのALIXやラズパイやCUBOXなど低価格のMINIPCが使えて非常に経済的です。

Daphile (無料、Linux)
ネットワーク対応(レンダラー、サーバー)
数年前からマニアの間では評判でしたが、今年になって俄然注目され始めたがLinuxベースのDaphileです。従来のソフトとはインストールや使い方がやや異なります。PCのストレージやUSBメモリにインストールしたらDaphileを起動します。設定や楽曲の再生などのコントロールは、別のPCのブラウザーから行います。(upnp化しなくても)デフォルトの設定で iPad の iPeng が使えるのも便利です。

そして、その音質は鮮烈で解像度が高く抜けるような爽快さがあり驚くほど高音質です。こんな音はかつて聴いたことがありません。これまでの高音質ソフトはとどちらかというと綺麗で滑らかで上品な音に仕上げているという印象がありますが、Daphileはそうした仕上げをしない鮮烈そのものの音で、高域も中域も低域も底の底から全て出し切っているという感じです。

とは言っても、決してとげとげしい音ではなく、聴いていて本当に気持ちの良い音です。古い音源を聴くと、昔レコードで聴いた時のような懐かしさを感じます。どのソフトより本物っぽい音で、いつまでも聴いていられる音です。私の好みもありますが、このソフトが現在最も高音質だと思います。

HQPlayer 3(4) Desktop+roon (有料、Windows,Mac,Linux)
roonでネットワーク対応
あの貧弱なGUIでどうしようもなかったHQPlayerが、roonと組んで復活を遂げました。上記はroonの画面ですが、先のHQplayerの画面と比べると天と地の違いがあります。

roon の斬新かつ先進的なユーザーインターフェースに、HQPlayerの高音質が加われば、もはや最強というべきでしょう。しかも、インストールや設定も簡単で、これまでPCオーディオを傍観しておられたハイエンドの方々にも好評のようです。

ただし、roonもHQPlayerも有料で、両方合わせるとそれなりの高額になり、導入のハードルは少し高いかなと思います。

音質は、LightMPDとよく似た綺麗で透明感のある落ち着いた音です。ただしHQplayer単独の方がいい音ですが、roon があってこそのHQPlayerなのでこの辺りは止む無しでしょう。

TuneBrowser(無料、有料もあり、Windows)
OpenHomeネットワーク対応(レンダラー)
知名度は高くないのですが、Windows勢で忘れてはならないのは、TuneBrowserです。Windowsにインストールするだけでほぼそのまま使える超簡単なインストールです。設定項目はかなりの数がありますが、ほぼデフォルトでOKです。

一見何の変哲もない普通の再生ソフトに見えますが、その音質は群を抜いています。Daphileと並ぶほどの高音質で、これにはびっくりです。私の好みの音です。

Windows10にインストールするだけで簡単に使えますし、OPENHOMEのネットワークオーディオに対応しているので、タブレットのコントロールポイント(fidataなど)からの操作でもできます。機能制限なしで無料で使えますが、楽曲が500曲を超える場合は有料版を使いましょう。

Ubuntu StudioPCオーディオ版(無料、Linux)
Audacious
最近は、Ubuntu StudioPCオーディオ版というのもあります。プロ仕様のJackを使わず直でALSAを使うようにカスタマイズしたものらしく、密かに人気です。これもUbuntu Studioをインストールしてしまえば、ほぼそのままAudaciousで再生が可能です。非常に簡単で、音もHQPlayerやLightMPDとよく似た素晴らしい音です。ただし、ネットワークには対応していないのでデスクトップオーディオとなります。