2015年5月28日木曜日

もう一つのタンデム

やなさんP2D基板からはDSD信号が出力される。これをDSD原理基板でアナログ変換していたが、タンデムのスレーブ基板に入力してみた。間にtomiiさんのアドオン基板(差動用)をはさんである。これは、もう一つのタンデムだ!


うーん。タンデム基板に負けない音質だ。



H27.7.4追記





音質と言葉

これまで何度もこれまでで最高の音だ!と発言してきた。しかし、音質を言葉で表現することは非常に難しい。その時は感動して最大限の賛辞の言葉を贈るが、次回が困る。

前回、最高と言ったのに、じゃあ今回は何なんだ? 前回、音の解像度が上がった、透明感が増した、深みと厚みが増した、空間感が素晴らしい、低域が力強い、切れがいい、と言った。じゃあ、今回はどこがどうよくなったのか?

大抵の賛辞の言葉は既に使い切ってしまった。同じ言葉を繰り返すようでは、何がなんだかわからない。ボキャブラリーも足りず、もはや言葉がない。

世の中には、抵抗やコンデンサの音、位相の捻じれ等を聴き分けられる耳が高度に訓練され発達した鋭敏な人たちがいる。そんな人達は、この音をどう感じるのだろう。そんな人達は一体どんな音を出しているのだろう、聴いているのだろう。 この人達からすると家の音など全然レベルの低いとんでもない駄音かもしれない。

感心するのはオーディオ雑誌の評論家達だ。彼らの凄いのは、毎回、違った言葉で最大の賛辞を書くことができる点だ。これは凄いことだ。でも冷静に読んでみると、実際の音質など全く伝わらないし、何を言っているのかさえわからない。しかし、一般の消費者はこの評価を元に当該機器を購入するのだ。恐ろしい職業だと思う。

で、何が言いたくてだらだら書いているんだ!とお叱りを受けそうなので、閑話休題、

今回の、「タンデム基板」に「やなさんリクロック基板」と「tomiiさんアドオン基板」を接続すると、ホップ・ステップ・ジャーーンプで音が数段駆け上がる。とにかく音が明確になり、低音がドンドン出て、切れもいい。今回はほんとうに凄い。

ということを陳腐な表現力のない言葉で書くしかないので、その言い訳をだらだらと・・・。

2015年5月24日日曜日

タンデム基板にアドオン基板を(2)

tomiiさんからアドオン基板(差動、タンデム基板用)が届いた。IN,OUTのコネクタをタンデム基板のOUTCLVのコネクタのオス・メスを合わせて差し込むだけ。簡単なはずなのに、最初取り付け場所を間違えてしまい泣く泣くやりなおした。間違えやすいのでよく確認しよう。やなさんP2D用に比べるとかなりシンプル。






タンデム基板だけでも十分だが、さやさんリクロック基板と組み合わせててんこ盛りにすると、より音が明確になり、デジタルファイルに入っている全ての信号がきっちりと再生されている感じがする。背景のノイズ感が更に静かになり、高域は美しく、中域はふくよかに、低域は力強く言うことなしだ。




2015年5月17日日曜日

ミラードアクロポリス方式

S氏のスピーカーの種明かし。

これは昭和56年の昔に、江川三郎さんがオーディオアクセサリーに紹介した「ミラード。アクロポリス」という方式なのだそうだ。

ウーハーが背中合わせで逆向きに取り付けられており、内部の位相は逆相となり打ち消し合い箱が振動しないのだ。


後はこうなっている。ドローンではない。
低域がとにかく太く力強い。ドラムの切れが良く早い。箱鳴りが全くなく、床の震動もない。不思議な感じだ。これほど低域が良いと、上に乗る中域も素晴らしい。ツイーターで高域を少し添えると更に美しくなる。



先日発売になった、ダイアソウルの「i」のウーハーも正にこの方式だ。
http://diasoul.co.jp/jp/

こんなのもある。
http://jp.techcrunch.com/2014/12/23/20141222devialet-phantom/

なぜか最近になって目につくようになってきた。



2015年5月15日金曜日

全部のせ

てんこもり全部のせだ。

岩のようにガッシリとした完璧な音になった。鈍った音は一切ない。あらゆる曲が、あらゆる音が、生き生きとして力強く鮮烈だ。楽曲の奥底に深く暗く埋もれていた全ての音に光が当たり、感動を連れて浮かび上がってきたようだ。行ったことのない高みにまた一歩近づいた感じがする。



RasPi B→やなさんリクロック基板→タンデムマスター基板→アドオン基板→タンデムスレーブ基板


2015年5月10日日曜日

タンデム基板にアドオン基板を

やなさんP2D用アドオン基板をタンデム基板に繋げてみた。アドオンはシングルエンドなので、出力が R、L しかないので、差動のタンデム基板につなげるには、アドオン基板が2枚必要になる。結線は下の図のとおり。

おおお、やなさんP2D以上に音が変わるではないか。
なし時に比べ、音の厚みと深みが更に増した。これは驚き。
タンデム基板は、やなさんP2Dに比べ、元々骨太だ。それが更に骨太になる。

S氏のニュー・スピーカーもエージングが進みかなり馴染んできたこともあり、後面解放並の空間感が出る。


できれば、タンデム基板とアドオン基板の接続端子が揃うと嬉しい。タンデム基板用の差動アドオン基板を作っていただければありがたい。


2015年5月4日月曜日

やなさんP2D用アドオン基板

やなさんP2D基板は、それだけでも素晴らしい音がするが、
tomiiさんのアドオン基板を接続すると、更にノイズ感が減り美しい音になる。
音の安定感も抜群で、聴いていて疲れない。

差動用も検討中とのこと。

tomiiのページ


やなさんのP2D基板もリニューアルされて再頒布されたので、今のうちにどうぞ。
http://yanasoft.jp/index.html