2019年12月26日木曜日

ゴア線LANケーブル

ゴア線LANケーブル試作品(100BASE-T)
ゴア線USBケーブルがとても好評の中、ゴア線LANケーブルを販売してほしいとの要望もいろいろ頂いております。

これまでゴア線LANケーブルを作らなかった理由は、1000BASE-Tで8本の線を使うからです。これはUSBケーブルの倍で、単純に価格も倍になります。あまりに高価になりすぎるので見合わせていました。

しかし、音楽用なら100BASE-Tでも全く問題なく使用できるはずです。線数も1000BASE-Tの半分の4本で済み、これならUSBケーブルレベルの価格で提供できそうです。

ノイズ的にも100BASE-Tの方が1000BASE-Tより優れています。

実際に試聴してみると、ゴア線らしく付帯音がとれて非常にすっきりとした感じです。ここでもゴア線効果が発揮されています。ただし、1000BASE-Tは高域がきつく感じ、100BASE-Tの方がバランスも良く落ちついた感じとなります。

写真の試作ケーブルは、テレガートナーのMFP8コネクター(RJ45)を使い、ゴア線4本を2本づつツイストペアにし、それぞれシールド組編みチューブに通し、化粧用組み網で全体を保護しています。結線は100BASE-Tです。

もう少し試聴を重ねて来年早々には製品化を目指したいと思います。




Daphileがバージョンアップ

Daphileがバージョンアップしていました。

アップデートは簡単です。
Setthingsの SystemFirmware のStatusでバージョンをチェックしてしてアップデートボタンを押すだけです。

以前よりしっかりとした音になったように感じます。

このところ飛び抜けた感のある「Audirvana」ばかり使っていましたが、新しいウDaphileもなかなか良いです。フォルダービューがあるので本当に使いやすいです。

2019年12月4日水曜日

NASーPC直結

何かとネットワークは面倒なものです。一度設定したらあまり触ることもありませんが、音質的にネットワークは非常に重要です。当方では、上記図のようなネットワークで音質向上を図っています。

上記図で、オーディオ再生には、AudioPC、NAS、DACがメインプレーヤーです。ここで、AudioPCとNASの間のLANは、オーディオ専用の別のネットワークにしています。

NASの楽曲管理やPCの管理などでは、通常の192.168.0のネットワークを使い、オーディオ用には別に192.168.2のネットワークを使います。機器はLANポートが2つあるNASとPCを使います。

それぞれのLANポート1は、通常のネットワークに繋ぎルーターのDHCPからIPアドレスを自動で取得します。LANポート2は、オーディオ専用ネットワークに使用し、それぞれIPアドレスを手動で入力(固定)します。

これでオーディオ用ネットワークと通常のネットワークを分離することができるので音質的にはかなり有利となります。

そして最も重要なのが、AudioPCとNASをLANケーブルで直結することです。間にHUBを介さないのでこれも音質的には相当の効果があります。

このLANケーブルにゴア線を使えば更に音質は向上することでしょう。