2016年10月22日土曜日

Nutube(6)ノイズ解消!


負荷抵抗を300KΩから330KΩに変更、グリッドバイアス抵抗を470KΩから48KΩに変更、フィラメントの+と-に470μFを左右に取り付け、アースを一点にし、トランス2次側のGNDと接続、ついでに配線を全て取り除き再度やりなおした。

結果、ジーノイズもサーノイズも完全になくなり、嘘のように透き通った透明な音になった!解像度も高く力強さもありなかなか良い! 12AU7より温かみがあって聴きやすい。これいいかも!

*少しインピーダンスが合ってない感じがしたので、グリッドバイアス抵抗を使用ガイドのとおり10KΩに変えると、自然な感じとなった。


グリッドバイアス抵抗だが、コルグのHPの使用ガイドには、10~33KΩを推奨値としており、バイアスが+で最大30μAの電流が流れるのであまり大きな抵抗にするなと書いてある。

しかし、これだとこの真空管アンプの入力インピーダンスが10~33KΩと非常に小さくなってしまう。ガイドには高インピーダンスを繋ぐ場合は、前段にバッファを推奨と書いてある。

要するに、Nutubeは、入力インピーダンスが小さく、出力インピーダンスが大きい、オーディオ機器接続の原則の「ロー出しハイ受け=入力インピーダンスを高くし、出力インピーダンスを低くする」に完全に反する面倒な真空管なのだ。

とはいっても昨今のDACは出力がオペアンプだから出力インピーダンスは限りなく0に近く、次段の真空管アンプの入力イインピーダンスが10kΩと低くても全く問題ないのだろう。

うちでも10Kオームで問題なく受けることができたので問題なしとする。

これで回路はほぼ確定できた。

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