2016年5月29日日曜日

DXIO768Kとデュカロン

DXIO768Kには、NDK NZ2520SD(45.158Mhz and 49.152Mhz)が付いているので、I2SoverUSBと同様に、デュカロンに付け替えてみた。

まずは、サンハヤトの低温半田を使って、DXIO768KからNZ2520SDを2個取り外す。小さくて狭いのでなかなか上手く外れない。チップコンデンサを1個巻き込んでしまう。

まずは、NZ2520SDを外した後のランドの#3と#2に、それぞれデュカロンのOUTPUT、GNDを半田付けする。これ終了。で、音出し。

ん? 変な音だ! ノイズ? 基盤をよく見ると、んんんん???!!!

あれっ、2つの水晶発振器のOUTPUT(#3)が繋がっている!こりゃだめだ。45MHzと49MHzのクロックが同時に入力されたため音がおかしかったのだ。

ということは、この基盤は水晶発振器の「STAND BY機能」を使って、45MHzと49MHzを使い分けているようだ。
I2SoverUSBの場合、二つの水晶発振器は完全に切り話されていて、「STAND BY機能」も使っていなかったので、何の問題もなくデュカロンに付け替えができたということのようだ。

デュカロンには「STAND BY機能」がないので、45MHzと49MHzを自動で切り替えることができず、手動で、45MHzと49MHzを繋ぎ代えるしかない。

仕方がないので45MHzだけ繋ぐことにした。44.1KHzと176.4KHzのPCMとDSDは聴けるので、96KHzと192KHzの時だけ49MHzに繋ぎ変えることで、なんとか凌ぐことにした。


音について。デュカロンにすると音が引き締まる!やっぱりデュカロンは素晴らしい。

なお、45MHzのクロックで96KHzと192KHzを再生すると、45回転のレコードを33回転で聴いた時のような感じになって、綺麗に音は出るが再生速度が遅くなる。

でも、なんだかのんびりとしていいかも。

5 件のコメント:

  1. アナログスイッチICを使えば自動切り替えは可能になると思うけどそうすると折角のデュカロンの出力が鈍ってしまうかも知れないし...その前にDXIO768KにはDXIO384Kに付いている入力信号をLED表示出来る出力が無いと45MHzと44.1KHz系の区別が出来ないですね。

    返信削除
    返信
    1. 匿名さん
      アナログスイッチICってあるんですね。安くて使えそうです。ただ、デュカロンの出力が鈍るが怖いですが、IC1個くらい通すのは仕方ないですよね。

      ところで、XMOSの端子を調べていたら、水晶発振器の#1とそれぞれ繋がっている端子を2つ見つけました。これがSTAN BY用の信号だと思います。これ使えませんかね。

      削除
  2. ご無沙汰です。横から失礼します(笑)使えると思います。その端子のどちらかがH(ハイ)になることで水晶発振子を選択しているはずなのでそれをデュカロンの出力切り替えに使えばOKだと思います。つい書き込んでしまった(笑)

    返信削除
  3. デュカロンの出力にスリーステートバッファ入れてスリーステートバッファのエネーブル端子をXMOSの水晶が乗ってたところのスタンバイ端子に接続すれば出来そうですね。

    返信削除
    返信
    1. X KUMAさん
      お久しぶりです。お元気ですか。最初からよく見てやればいいものを、相変わらずこんな状況です。スリーステートバッファ使えばできそうですね!ありがとうございます。
      是非ともJPLAYを試してみてください。ほんとうに素晴らしいです。
      またご連絡ください。

      削除