まずは、ラグ端子板に部品をはんだ付けし、①B電源基板、②ヒーター電源基板、③真空管回路基板を製作する。
次に、床板の上に基板やトランス等を置き配置を決める。決まったら固定穴の位置に印をつける。
前面、後面パネルへも同様。(インレット、サーキットプロテクター、RCA端子など)。
ソケットの位置に印をつけ、穴をあける。
穴が開いたら今度は丁度いい長さに切り出す。金切鋸で地道に切っていく。
出来上がり。
次に、サーキットプロテクターの取り付け穴を開ける。ドリルで穴を開けて、繋げていく。
穴が開いたら、ドリルを斜めに入れて、穴と穴の間の部分を削る。
後は、やすりで綺麗に揃える。最初は粗目でぐいぐい削り、仕上げは細目で。
まあまあ綺麗に仕上がった。
サーキットプロテクターが綺麗に収まる。
穴と穴の間は、ニッパーで切るやり方もあるが、ドリルを斜めにして削ると簡単に切れる。
ケースを組み上げ、トランスをボルトで、基板をM3ネジで床板に固定。最後に配線をして完成!
午後に届いた2段目カソード抵抗51kΩを半田付けして、完全に完成。
真空管を外した状態で電圧を測り、問題ないことを確認し音出し。
一発で音出し成功! 今回は、配線ミスもなかったようだ。
うーん。いい音!大満足。
やはり電圧増幅はリニアで周波数特性の良さが生かせる真空管がいい.。これが半導体プリだとネガティブフィードバックが必須で音質劣化につながる。音質劣化をさせないために高価な部品や技術を使うのだろうが、それなら最初からプリは真空管でいいのではないかと思う。
ただし、パワーアンプになると、真空管の出力インピーダンスが高いので、インピーダンスの低いスピーカーを鳴らすには、トランスを使ってインピーダンスを下げる必要がある。
これが低域の弱さや逆起電力の制動性の弱さにつながる。その点半導体アンプはインピーダンスが低く逆起電力の制動性も高い。よって真空管では出にくい低音がゴリゴリ出てくる。
ということで、コストパフォーマンス的には、プリアンプを真空管に、パワーアンプを半導体として、組み合合わせるのがいいと思う。
しかし、蛇の道は蛇。凄い真空管パワーアンプもあるから軽々しいことは言えない。この当たりが、オーディオの伏魔殿的なところだ。
はじめまして
返信削除きまちと申します。
電源周りの自作を計画中で、asoyaji さんのHPを参考にさせてもらっています。すいません。とても綺麗な作りでつい^_^
写真にあるプロテクターを僕も使いたいのですが、メーカーと型番を教えていただけないでしょうか。
きまちさん
削除サーキットプロテクターは、これです。
ヒューズが必要なくなるので配線がすっきりします。
私はアムトランスで買いましたが、他でも買えると思います。
http://www.amtrans.jp/SHOP/93273/list.html
日幸電機製作所というメーカーの製品です。
削除http://www.nikko-el.co.jp/rn_products/products_003.html
asoyaji さん
返信削除すぐにレスできず、すいません。
自作の上で、配線がシンプルなのは大事ですね。間違いもわかりやすいですし^_^
ありがとうございました!