2012年5月5日土曜日

PCM→DSD変換計画(4)

変換作業は、HDDがあっという間に足りなくなり中断している。

それにしても、こんなことをしなくてもハードウエアでリアルタイムで PCM → DSD 変換をしてくれればいいのだが、

そんな機器がある?

実はある。

以下の2機種がそうだ。

どちらの機種も、入力された全てのPCM、DSDを、5.6MHzDSDに変換し再生する。これは凄い! これなら、わざわざこんなディスクを食いつぶし時間のかかる途方も無い作業をする必要は無い。ただしお値段が!

playback designs の MPD-3 DAC($6,500)

アンドレアス・コッチ氏の力作。NASPECでは、定価 ¥997,500-ちょっと高いなあ!

Meitner MA-1 DAC ($7,000) 
最近DoPに対応。日本の輸入代理店はないようだ。




わが国のメーカーを忘れてはいけない。
PCMをDSDにアップコンバートする機能がついている。D-07 07Xあたりは値段も手頃!!


 D-02  1,470,000円

D-05  630,000円

D-07 315,000円

D-07X 315,000円



11 件のコメント:

  1. 匿名さん
    そうでした。失礼しました。

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  2. JKです。

    asoyajiさんは、本ブログが故に最近不快な思いをされたのではないかと拝察いたしますが、
    これもパイオニアには付き物の、常なるトラブルとお割り切りいただき、
    ますますのご活躍・ご健筆を期待、祈念申し上げます。
    蔭ながら応援しております。

    さて、最近はDSD関連の動きが俄かに活発化し、嬉しい限りです。
    音の好みは人それぞれですから、DSDよりもPCMの方が好きと云うのも大いに結構なのですが、
    これまでのようにPCMしか選べない状況から、PCMもDSDも指向(嗜好)によって自由に選択できる時代が、早く来ることを願って止みません。
    (やはり、SACDのリッピング成功が、エポック・メイクであったろうと思います。)

    そんな中、最近ちょっと気になるのが、DSD256を試して(楽しんで)おられる方がいらっしゃることです。
    私の経験では、CDデータ(44.1/16)のAudioGateによる変換では、DSD64、DSD128と比例直線的に音質の改善(この言葉の当否はひとまず措きます)を見ましたが、
    元がDSD(DSD64)のファイルは、DSD128にアップサンプリングしても、あまり変化を感じられませんでした。
    現状、DSD256以上を再生できる環境をお持ちの方は、そんなにたくさんはおられないとは思いますが、今後のDSDの可能性として、アップサンプリングによる音質改善の可能性(特に元がDSDファイルの場合)は、どうなんでしょうか。(ファイル量の問題は別として)

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  3. JKさん

    ご心配いただきありがとうございます。
    大丈夫です。先方ともうまくやれそうです。


    DSD64 → DSD128

    それが、変わるんですよ。
    より緻密で滑らかな音になり、空間感も増します。


    PCM → DSD64,128

    これも、間違いなく変わります。
    ただし、音源による差があります。

    ハイレゾ音源は、非常にいいです。

    CD(44.1kHz)の場合、たまに、ボーカルで、遠くで歌っているような感じになるものがありますが、全般的によくなります。

    ギラつき、ザワつき、ヒズミ、破たん、粗さ、そういったものがなくなり、格段に聴きやすくなります。

    ただし、データ容量は半端じゃありません。1曲500MBが当たりまえです。これでは、とても実用にはなりません。

    DSD128でかなりの効果はありますが、DSD64でも十分に良いです。

    DSD256も相応の効果はあるものと思いますが、とても実用にはならないと思います。

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  4. asoyajiさん こんばんは

    ソフトの話しが出てきたのでここにコメントします。

    e-onkyoの Hiroshi Minami / Live at ARISTOHALL はお勧めです。
    PAなしの生音をワンポイントマイクでDSD5.6MHzで録音し、それをほぼ無編集でDSD2.8MHZにした物だそうです。
    ワンポイントマイクなので従来のピアノトリオとはバランスがかなり違いますが、音は恐ろしく生々しいです。こんなドラムの音は聞いたことありません。
    以前タイムマシーンレコードから出ていた同様なコンセプトで録音されたHoly Land(但しPCM 24/96)もすごかったのですが、こちらの方がホールがライブなためかより自然な感じがします。(雰囲気は似ています)

    配信の場合フォーマットは自由なのだから、DSD5.6MHZもだしてくれたらいいのですが。

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  5. yanさん

    それ持ってます。仰るように生々しく通常の雰囲気とは違います。
    昔、カセットで録音した音が驚くほど生々しかったことを思い出します。
    ワンポイント録音ってもっと見直されてもいいんですけどね。

    DSD5.6をDSTで圧縮すればダウンロードもやり易いんですが。

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  6. Bunpeiです。
    私の場合その実用的でないことを毎日やっています。ES9018 DACを同期マスタークロックで動かしてDSD256を再生するとDSD128の時に較べて一段階突き抜けた感があって、病みつきになっています。これはおそらくES9018特有の状況で必ずしも一般論ではないかもしれません。

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  7. Bunpeiさん

    DSD256の変換時間とファイル容量は相当なものと思いますが、そこまでやる価値有り!ということですね。

    PCM→DSDをリアルタイムで変換してくれるハードウエアが無いか探してるんですが、無いですね。

    誰か作ってくれないかなあ。

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  8. Bunpeiさん
    JKです。

    いろいろな所でお名前を見つけ(海外のforumでお見かけした時は、ビックリしました)、
    さしずめ、「DSD256の導師」と云った風情ですね。(笑)

    さて、今の自分には、DSD256の再生は遠くに輝く星、と云ったところですが、
    後学のため、何点かご教示いただければ、大変有難く存じます。
    一つは、再生に必要な要件・機器(トラポ、DDC/DAC、プレーヤーソフト、等)は、
    どのようなもので、現時点では、具体的にはどの機器・環境が該当するでしょうか?
    特に大手メーカー製の既存DACは、全て選外と云うことになるでしょうか?
    (AudioGateを使ったファイル作成の裏?技は、承知しております。)

    もう一つは、ファイル量の点です。
    Bunpeiさんや、asoyajiさんの言で、DSDのアップサンプリングによる高音質化が確実なものとして、実用に向けての最大の障壁がファイルの肥大化の問題でしょう。
    256倍は言うに及ばず、128倍でもファイルの大きさをもてあまし気味であり、
    DAC側での処理は措いて、ソースだけで考えた場合、
    解決策としての圧縮加工は、今後必須のものになろうかと思われますが、いかがお考えでしょうか。
    もう既に具体的な方策(民間レベルでのソフト等)が実現しつつあるのでしょうか。

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  9. JKさんへ

    Bunpeiです。
    コメントどうもありがとうございます。
    「DSD256の導師」というほどのものではありません。私もdiyForumの中でDSD256の存在を昨年の夏に知ったばかりの駆け出しです。

    ところで、現状で、1 bit Consortiumの研究・開発目的用などを除いて、DSD256の信号を出せるブレーヤは、私の知る範囲で中島千明さんのSDTrans384メモリーカードプレーヤーとカナダのexaSoundという小さな会社が出しているexaU2IというUSB->I2S,DSDのボードだけです。exaU2IはDSD512の再生にも対応していますし、48kHz系のDSDも大丈夫です。前者は先日の配布では44,000円でした。後者は確か430カナダドルくらいだっと記憶しています。どちらもDIY用のボード製品です。
    exaU2Iは高性能なのですが、良い音質を引き出すのは難しいです。やはりPCにグランドがつながっていますので。

    一方、プレーヤのDSD-raw信号を再生できるDACはESS TechnologyのES9018を使っていてI2S/DSDの入力の可能なものならば何でもよく、最近では自作ならば藤原さんのキットが一番お買い得ではないでしょうか?しかしプレーヤからの同期マスタクロック入力を使うことがお奨めです。
    プレーヤとDACを足しても電源とケースを除いて考えると十万円以内に納まります。

    私は、DSD256のソースというのは、あくまでも過渡的なものだと思っています。PCM 44.1kHz/16bitのソースからDSD256に変換して再生すると驚くばかりの音が出てきますので、重要なのは再生のしかたの良否だと思います。
    きっと近い将来、CDプレーヤやSACDプレーヤのDSD64信号から今までとは違うレベルの最高の音を出してくれるDACやD級アンプが登場すると信じています。その点でasoyajiさんのお考えに同感です。

    ところで、PCM->DSDの変換器は、最近の⊿∑方式のDACチップの中には必ず組み込まれている機能なわけですが、その内部のDSDの信号を外部に引き出して使えるようになっているチップというのはないものですね。

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  10. Bunpeiさん、
    JKです。

    ご教示有難うございました。
    頭の中が、だいぶ整理されてすっきりしてきました。

    なるほどね、録音や研究の現場でならいざ知らず、コンシューマーの再生においては、
    DSD256は(ことによるとDSD128も)、やはり「鬼っ子」であり、
    DSD64の再生を磨き上げることこそ王道である、ということでしょうか。

    ただ、一旦禁断の果実の味を知ってしまった方々には、
    それに背を向けることは、それはそれで大変なことであろうかとは思いますが。

    いずれにせよ、「Music TO GO!」の佐々木さんのブログを見ても、
    最近のDSD関連の動きの活発化・加速は、目を瞠るものがあり、
    ますます楽しくなってきました。
    当分は、DSDから離れられそうにありません。

    また色々と教えていただければ幸です。
    どうも有難うございました。

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