2011年6月26日日曜日

ライポール・ウーハー! 自作!

ついにライポール・ウーハーを自作した。ユニットは、本来は「RiPol RBS 512」がベストななのだが「not available」と入手不可能なので、S氏が目を付けたパイオニアの「CS-616」の30cmウーハーをヤフオクで落札しておいた。

箱に使う木材は、いつものラバーウッドだ。非常に硬くしならず見た目も美しい。例によってS氏の作業場と道具を借りて作業をした。

ウーハーユニット パイオニア「CS-616」の30cmウーハー
http://audio-heritage.jp/PIONEER-EXCLUSIVE/speaker/cs-616.html
スピーカーボックスの木材
ラバーウッド(1枚4200mm×500mm×25mmをカット)
・385× 385× 4枚
・385× 155× 4枚
・385× 335× 2枚
・385× 120× 2枚
・385× 110× 2枚

製作風景








完成!!!

さっそくS氏のオーディオルームで、ダブルで聴いてみた。左は、先日S氏が試作で作成したもの。右が今日私が作成したもの。ライポールは、大きな部屋で大音量で聞く場合は、片CHダブルを推奨している。



試作ウーハーだけでもかなり良かったのだが、ダブルになるとさらに中域、高域に力強さと太さが加わり音全体が激変しているのがはっきり分かる。

音場が更に広がり、美しいボーカルが後方やや高い位置から降り注いでくる感じだったものが、真ん中より少し上に降りてきて、低域を含めた定位が驚くほどはっきりしている。

ライポール・ウーハー恐るべし!!!!こんなに音が激変するなんて、しかもこんな小さな筐体なのに!!!二人でにんまりうなずいた。もうJSPウーハーには戻れないぞ!!!

S氏もこれにはかなり満足したようだ。S氏のライポールは試作なので、今後、ダブルを1つの箱で自作することを決意した

私は、これを家に持って帰り、後ろ髪を引かれながらも、ポンせんべいスピーカーからJSPウーハーを外し、ライポール・ウーハーを取り付けた。


音出しをしてみた。うーん。音の繋がりが格段に良くなってすっきりした感じだ。ただし、これまでは、低音が全て前面に出てきていたので、何やら低音の音量が小さい感じがしてしまう。だがよく聴いてみると低音はしっかりと出ている。

エージングが必要なのだろう。最低3~4日は鳴らしてみる必要がありそうだ。明日はバイアンプを試してみる。


ところでこいつはどうしたものか。後面開放でないだけで、低域もよく出るし反応も早く見た目もなかなかのものだ。S氏に引き取ってもらおうかな。

1 件のコメント:

  1. アイソバリックで検索し、当サイトに流れ着きました。
    制作風景の写真の2枚目のルーター加工は、ウーハーの磁石の逃げのための加工なのでしょうか?
    英文の物とは、隙間の寸法や磁石の逃げの部分が違っているようですが、問題はないのでしょうか?

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