2011年6月23日木曜日

ライポール・ウーハー!

スピーカーは以下の三つに分類されるそうだ。
●モノポールスピーカー:一つの方向に音を出す -> 一般的なスピーカー
●ダイポールスピーカー:二つの方向に音を出す
●トライポールスピーカー:三つの方向に音を出す

ところで下の写真は「ライポールスピーカー」というバッフル板を折り曲げて、前後に音を放射するスピーカーだ。
http://lautsprecher-shop.de/hifi/index_en.htm?/hifi/ripol_en.htm



Yamahaのポンせんべいは後面開放型スピーカーで、音場がスピーカーの後方に形成されるのだが、ウーハーが後面開放でなく前面に出るもののため、低域だけが前面に出てくる感じで繋がりが良くないところが課題だった。要は、後面開放のウーハーがあればいいのだが。

それが、このライポール! 前後に低域を出している。すわっ!ということで、さっそくS氏が30cmウーハーユニットを使って試作品を製作した。

その音が凄いのだ。普通は低域を出すには大容量の箱が必要だが、ライポールはほとんど共鳴箱のないコンパクトなつくりであるにもかかわらず、強烈な低音が放出されるのだ。しかも後方にも放出されているので、後方の音場が見事に繋がっている。しかも30cmウーハーの音で太く余裕がある。

これは、まさに激変で、JSP方式ウーハーを圧倒的に上回っている。これは、つくるしかない! ということで、今度の土日で製作することにした。


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