2013年1月9日水曜日

tag_cache をNASに置く

tag_cacheをCFやminiSDに置くと、Linuxをいろいろやっているうちにまた一からデータベースを更新(tag_cache)しなければならなく時がよくある。

そんなとき、tag_cacheをNASに置いておけば、OSに問題が発生して一からやり直しても再度作り直す必要がない。

以前、みみず工房の掲示板でyanさんに教わった方法を備忘録として整理しておきたい。



≪ tag_cache を nas 上に置く手順 ≫

1. /etc/fstab の変更

  変更前
   //192.168.11.4/share /music cifs username=,password=,uid=root,iocharset=utf8 0 0

  変更後
   //192.168.11.4/share /music cifs username=,password=,uid=mpd,iocharset=utf8 0 0

2. mkdir /music/mpd         ・・・ nas 上に tag_cache を置くディレクトリを作成する。mpdでなくてもなんでもOK

3. chown mpd /music/mpd   ・・・ mpd がそのディレクトリに書き込めるようにする。

4. mkdir /music/mpd/playlists    ・・・ playlists の置き場所を作る

5. chown mpd /music/mpd/playlists

6. /etc/mpd.conf  の変更

  変更前

     playlist_directory       "/var/lib/mpd/playlists"
     db_file                   "/var/lib/mpd/tag_cache"
     state_file                "/var/lib/mpd/state"


  変更後
     playlist_directory       "/music/mpd/playlists"
     db_file                   "/music/mpd/tag_cache"
     state_file                "/tmp/state"

     * state_file は頻繁に更新されるので /music 以外の所に置く

7. /etc/init.d/mpd restart    ・・・ tag_cache の作成が行われる
  /music/mpd/tag_cache ができる(まで待つ)。

8.変更前に使用の plailists tag_cache,state の削除
     cd /var/lib/mpd
      rmdir playlists
      rm tag_cache
      rm state

以上

2013年1月5日土曜日

DSD原理基板を試す!

BunpeiさんからDSD原理基板をお借りした。私も手元に持っているのだが、忙しくてまだそのままにしてある。


P2D基板と接続し、音出し。

音は、

鮮度が非常に高い。Cuboxからの厚く太い音をしっかりと再現している。なかなかいい。ここまでのレベルとは思わなかった。ただ、FN1242A Quadと比べると、滑らかや静けさや安定感でFN1242Aの方が上回る。それでも鮮度が高いのでDSD原理基板の方がいいと思う人もいるだろう。オペアンプの違いもある。

今後、更に研究がなされると化けるのは間違いない。今後に期待だ!!

わが家のメインシステム

昨年末からわが家のシステムの大改造をしてきた。このあたりでまとめておきたい。

1段目  左     Cubox
      真ん中  専用電源(Cubox)
      右     専用電源(UDA+P2D、FN1242A)

2段目  左     FireFaceUC
      右上   UDA+P2D
      右下   FN1242A Quad 

3段目  チャンデバ(BEHRINGER) ・・・・ ウーハー用


左上 UDA+P2D  左下 FN1242A Quad   右 両者の専用電源


4段目 左  LM3886・4パラ・パワーアンプ(1)
     右  LM3886・4パラ・パワーアンプ(2)(ウーハー用)

5段目 左 (1)専用電源   右 (2)専用電源


LM3886・4パラ・パワーアンプ(1)

(1)パワーアンプ専用電源


スピーカー

◎ ツイーター  後面解放:フィリップス・リボン・ツイーター
◎ フルレンジ 後面解放: ヤマハNS-570(JA-3504B)・・通称「ぽんせんべい」
◎ ウーハー  ライポール型: パイオニア「CS-616」の30cmウーハー


 








2013年1月3日木曜日

Cubox専用電源作成

Cuboxには5V2AのACアダプターがついて来る。これまでこれで聴いていたが、何となく騒がしいような落ち着かないような感じがするので、専用電源をつくることにした。

構想は3か月前からあったが、まったく手つかずで、昨日ようやく製作に取り掛かった。

使ったのは秋月の「実験室用精密級/定電圧安定化電源キット.Ver3」。秋月だからと馬鹿にしていたらどんでもなかった。なんとレギュレーターICLM723を使っているのだ。LM723はTPS7A4700にも負けないくらいのローノイズICレギュレーターだ。しかも、出力が最高30V、最大出力電流は10Aと十分なパワーがある。

Cuboxはパソコンなので電圧は5Vだが、電流は2Aも必要で、1AまでのTPS7A4700は使えない。そこでLM723のお出ましとなったのである。


おお! 騒がしさが消えて静かになった。

それにしてもCuboxの音はとても元気な音だ。前に前に出る音。音圧が高く厚みの音だ。専用電源にすることで、更に良くなった。

やっぱり電源だなあ。

2013年1月2日水曜日

パワーアンプ修理

取り敢えずヒートシンクをS氏の巨大ヒートシンクに交換した。前のケースをそのまま利用し、サイドをヒートシンク直結にしたので、天井が開いたままになった。取り敢えずこれで応急処置とする。

流石にこれだけの大きさになると、まったく熱くならない。触ってもほとんど熱を感じない。これなら大丈夫だろう。

これでようやく心置きなく音楽を聴くことができる。




2013年1月1日火曜日

2013年 元旦

新年明けましておめでとうございます
本年も引き続きよろしくお願いします


昨年はDSDに始まりDSDに終わった年だった。

なにせ、夢のようなPCMのリアルタイムDSD変換が実現したのだから。
といっても、私が頑張ったのではなく、エレアト田力さんが頑張ってくれたおかげだ。
ほんとうに感謝申し上げます。



とにかく、DSDはDSDで、PCMもDSDで、すなわち手元のすべての楽曲をDSDで聴けるようになったのだから素晴らしい。

PCMもDSDで聴くと音質がDSDになるのである。滑らかさが増して、PCMのとげとげしさやギザギザ感がなくなり、解像度が増し空間感が増すのである。

さて、年末のパワーアンプの再構築でノイズもなくなり素晴らしい音に変わったのだったが、、。

新年はDSD三昧だ!意気込んでいたところ、やはり不安は的中。ヒートシンクがチンチンなのである。こりゃ熱すぎる。ダメだこりゃ!である。


手元にS氏より頂いた巨大なヒートシンクがあったのだが、ケースを小さくしたかったので使わなかったのだった。

仕方がない。こうなったら多少大きくなってもS氏のヒートシンク(写真左右の巨大な銀のやつ)を使って基板ケースを作り直すしかない。あーあ、やっと終わったと思ったのに。



新年早々つまずいてしまった。こりゃ今年も思いやられるなあ。

2012年12月30日日曜日

パワーアンプの電源を分離!

LM3886/4パラ・パワーアンプのノイズが気になってしようがないので、いつか作り直したいと思っていた。

DACの電源分離が終わった後から、少しづつ作業を進めてきた。

まずは電源。

ノイズ源がよくわからないので、とりあえずすべて解体し再構築することにした。以前は、ケース内で直接配線していたが、今回は整流、平滑は基板上で配線した。

また、以前はイントレット無しで直接電源コードを内部に引いていたが、ノイズフィルター付きのイントレットにした。

更にノイズ対策として、平滑の後にEMIフィルターを入れた。

そして、コンデンサをエレナの15,000μF×4個から47,000μF×4個に変えた。





次は、アンプ基板部。

問題はヒートシンクだ。前は、ケースサイドボディーそのものが大型ヒートシンクだったが、今回は普通のケースなので、ヒートシンクを買ってきたのだが、なんとなく小さい気がする。もう少し大きめがよかったかも。



無事に、本日完成!とりあえず音出し。ノイズは???!!!


電源を入れる。おおいきなり音が出てきた。今回もミスなしで一発で成功!

そして、ノイズは!   ・・・・・・・ 全くない!!  

音質は?   ・・・・・・・・ より音がクリアになった感じ!! 解像度が増している! 無音時の透明感が違う!! 音に格段の余裕が出てような気がする。

これは大成功だった。年内に間に合うか心配だったがなんとか間に合った。これで年末年始はゆっくりと音楽をきくことができる。 ふう。