2012年1月10日火曜日

FN1242A-DAC(15) デュアルモノに成功!

なんと諦めていたデュアルモノに成功した。全くノイズのない素晴らしい音が出ている。

原因は、私の知識不足で、74AC04の使っていない足の入力端子をGNDに接続していないことだった。こんなことはICを使う上では常識なんでしょうね。知らずに、またも一人でバタバタ騒いでしまった。お恥ずかしい限りだ。

ご指摘いただいたPhoenicia さんのお陰です。ほんとうにありがとうございました。

何度も諦めかけては皆さんの励ましでなんとかデュアルモノに成功しました。MyAnyStyleさんはじめ皆様にお礼とお詫びを申し上げます。



19 件のコメント:

  1. asoyajiさん

    上手くいって何よりでした。

    知らなかったというのは何も恥ずべきことではありません。
    誰でも最初は知らない訳ですし、少しずつ知識を増やせば大丈夫です。
    失敗は大事な経験です。

    返信削除
  2. デュアルになると出力が2倍になります。
    I/Vのゲイン設定にもよりますが
    大きな音で歪むようでしたら
    帰還抵抗を小さくしてみてください。
    (本来なら半分の値です)
    オペアンプのドライブ能力次第ですが
    あまり小さくすると過負荷になります。

    返信削除
  3. ノイさん
    >帰還抵抗を小さくしてみてください。

    実は気になっていたんです。
    出力が倍になるので抵抗も倍にしなければならないのかと思っていたんですが、
    そうじゃなくて半分にしなきゃいけないんですね。

    22kΩなので11kΩ~15kΩ当たりでしょうか。

    帰還抵抗はビジェイの高いやつを使ってるので交換を躊躇してたんです。
    (2倍の抵抗に)交換しなくて良かったです。

    貴重な情報ありがとうございました。

    返信削除
  4. PCM1794など電流出力タイプだとパラ接続した個数分出力電流は大きくなりますが、FN1242Aは電圧出力なのでデュアルなど多パラにしても出力電圧値は同じですからアナログ段を変更する必要はありません。

    返信削除
  5. Phoeniciaさん

    ありがとうございます。

    電圧出力タイプの場合、出力電圧値は同じということですが、電流はやっぱり倍になっていて何か影響を及ぼすことはないのでしょうか?

    現状の音は、ちょっときついかなという感じはありますが、音量が倍になった感じはありません。

    返信削除
  6. イメージとしては電池を並列接続するのと同じですから、外部抵抗に流れる電流は同じです。
    後段アナログ回路は、電流出力タイプのDAC ICではI/V(電流電圧変換)が必要になりますが、電圧出力タイプでは必要ありません。
    尚、DAC出力合成についてはもう少し変更してみる価値のありそうな箇所はあります。
    接続ミス(ハンダ付けブリッジや誤配線)をするとFN1242にダメージを与える可能性もありますので、ご提案しようかどうか躊躇しています。

    返信削除
  7. Phoeniciaさん
    なるほど電池の並列接続のイメージですね。よくわかりました。
    是非、DAC合成の接続方法を教えてください。
    自己責任でやりますので。

    返信削除
  8. それでは

    少々長くなります。

    <準備>
     DSD_CLKはUDA出力を反転させたものに一旦変更して下さい。
     74AC04の1回路を充てれば良いでしょう。
    これはFN1242仕様書上はクロックを反転させるほうが正解だと思われるので、技術的興味半分の念のための確認です。ノイズが出たりした場合は元に戻して下さい。

    <出力接続変更>
    パターンBでお使いの現配線は多分下記の通りではないでしょうか。
    OUTLP -- R4 -+- R8
           |
    OUTRM -- R2 -+

    OUTLM -- R3 -+- R7
           |
    OUTRP -- R1 -+

    これを下記の様に変更します。
    OUTLP -- 100Ω -+- R4 -- R8
            |
    OUTRM -- 100Ω -+

    OUTLM -- 100Ω -+- R3 -- R7
            |
    OUTRP -- 100Ω -+

    100Ωは念のための安全対策です。正常動作を確認できたらもっと小さくするかショートしても多分大丈夫です。
    以上でパラ接続効果がよりはっきりすると考えています。

    疑問等がある場合は進めずにご質問下さい。
    壊してしまっては元も子もありません。

    返信削除
  9. あれ

    縦線がズレて表示されますね。

    一旦テキストエディタに下記をコピペして見てください。
    OUTLP -- R4 -+- R8
           |
    OUTRM -- R2 -+

    OUTLM -- R3 -+- R7
           |
    OUTRP -- R1 -+

    これを下記の様に変更します。
    OUTLP -- 100Ω -+- R4 -- R8
            |
    OUTRM -- 100Ω -+

    OUTLM -- 100Ω -+- R3 -- R7
            |
    OUTRP -- 100Ω -+

    返信削除
  10. Phoeniciaさん

    早速ありがとうございます。

    要するに、R1,R2をパスするということですね。

    返信削除
  11. はい
    その通りです。

    後、音質に影響あるものとしてはアナログ部のローパスフィルタ特性でしょうね。
    NETを検索すると色々あります。
    例えばElectrArtさんの下記解説などです。
    http://fpga.cool.coocan.jp/wordpress/index.php/2010/06/19/dsd%E3%81%AE%E5%B8%AF%E5%9F%9F%E5%A4%96%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%82%BA/

    残念ながら私にはこの部分を突き詰めて考える力がありません

    返信削除
  12. Phoeniciaさん
    なんとかやれそうです。
    100オームの抵抗がないので日曜日あたりにでも試してみます。

    アナログ部のローパスフィルター特性については流石についていけそうもありません。

    ありがとうございました。また楽しみが増えました。

    返信削除
  13. Phoeniciaさん

    謝らなければなりません。

    実は、昨日から右の方が出力が少し大きいことが気になっていました。
    オペアンプのせいかと思っていたんですが、左右変えても変化がなく、いろいろ触っていると何と74AC04からの左DACへのDSD_L出力が外れているではありませんか・

    要するに、これまで、左は1CH足りない状態だったのです。それで左の出力が足りなかったのです。

    ところが、外れていたDSD_L出力を半田付けすると、なんとまたもやノイズが出て元に戻ってしまったんです。これには流石にがっくりしました。

    しかし、PhoeniciaさんのDSD_CLKは反転しなければならないと仰っていたことを思い出して、やってみたところ、なんと完全にノイズのない綺麗な音が出てきました。

    やはりDSD_CLKは、Phoeniciaさんのおっしゃったとおり反転しなければならなかったんです。それが私のミスでいかにも上手くいったように思い込んでいたんです。
    せっかくアドバイスをいただきながらほんとうに申し訳有りませんでした。

    でもこれで間違いなく本当のデュアルモノのようです
    まったくノイズも揺らぎもない安定した音が出ています。

    なんとも情けない限りですが、お詫びと感謝を申し上げます。

    返信削除
  14. Phoeniciaさん
    何がなんだか分からなくなってきました。
    今まで完全にノイズが消えて素晴らしい音が出てたんですが、ちょっと線を触ったことで再びノイズが出始めてとうとう止らなくなりました。どうにもなりません。
    なぜそうなるのかさっぱりです。お当て上げです。

    各線をそれぞれ左右上下動かすたびにノイズの度合いが変わります。
    少ないと思ってももう少しと思い動かすと余計に酷くなるといった具合です。

    先ほどの完璧なノイズのない音はなんだったのか。

    落ちては上がり落ちては上がりで疲れました(笑)。

    返信削除
  15. なかなか大変ですね。

    線を動かして状態が変わるのでしたら、先ず疑うのはハンダ付け不良です。
    一見付いているように見えてイモハンダは十分ありえます。

    それでもダメならAC04の交換ですね。
    ハンダ付け不良が9割以上と言ったところでしょうか。

    返信削除
  16. 出先から帰って来ました。

    失礼ながら、どうしても埒があかないなら直しましょうか。

    返信削除
  17. Phoeniciaさん

    完全に解決しました。

    もう本当に直してもらおうと思いましたが、もう一度、74AC04のノイズ対策を調べてみようとネットを見ていたら未使用端子はプルアップしておくと書いてあったので、

    未使用端子のGND接続に加え10kオームのプルアップ抵抗値(ネットで勉強しました)を付けたところ嘘のようにあの盛大なノイズが消えました(涙)。しかも、もう何処を触っても一切ノイズはでません。完全に安定しています。

    恐らく明日はまたノイズが出るなんてことはないでしょう。もう小躍りしたくなりました。昨日はほぼ徹夜、今日も一日この為だけに費やしたのですから(笑)。

    なーんだ。たったこれだけのことだったのですね。また一つ勉強しました。

    Phoeniciaさん。
    今度こそ間違いなく成功です。気にしていただいていろいろアドバイスもいただき改めてお礼を言います。毎度のことなんですが、ほんとうにお騒がせしました。ありがとうございました。

    返信削除
  18. 解決してよかったですね。

    と素直に言い切れない部分もあったりします。
    74系CMOS ICは未使用入力をGND或いはVCCに直接接続し、未使用出力はオープンとして、10年以上各種回路で利用してきて誤動作にあったことはないんです。
    勿論10k経由でプルアップしろとかプルダウンしろとかDACチップなどは細かく指定があったりします

    今回なぜ10kを付けて改善したかが引っかかります。
    04なら14pinと7pinの電源間には0.1uF程度のセラミックコンデンサはつけてありますか。
    ロジックICは動作に伴って急峻に電流変動しますから、このコンデンサがついていなければ電源電圧が振られてノイズ元となり得ます。
    画像を見る限りではフィルムコンらしきものが部品面にありますね。
    多分セラミックコンは裏面で両pin間に直接接続してあると思っていますが。
    他の原因が考えづらく。

    返信削除
  19. Phoeniciaさん

    遅くにすみません。

    そうなんですか。10年以上こうしたことが無かったということなら今回の件は不審ですね。

    ただ結果的に正常に動いています。
    74系の10Kについてはこちらに書いて有りました。
    http://www9.plala.or.jp/fsson/NewHP_elc/usef/usef_cmos.html

    >14pinと7pinの電源間には0.1uF程度のセラミックコンデンサはつけてありますか。

    最初、WIMAのフィルムコン0.1μFをつけてましたが、東芝だったかのページに、74系は10μFの電解コンデンサを付けると書いてあったので、それに変えました。

    ただし、今は、電解コンを止めて積層セラミック0.1uFに付け替えています。

    返信削除