2011年2月23日水曜日

幸福感に浸れるNSスピーカーの音

ついに自作アンプ切替器もはずし、スピーカーケーブルをベルデンからWEに変えた。一段と音が澄んできたように思う。

ところで、NSスピーカーJA-3504Bの再生周波数帯域は60Hz~20000Hzで、最低共振周波数(fo)は60Hzだ。低音は十分に再生可能な仕様だ。

ただし、音の出方は、コーン型スピーカーとNSスピーカーとでははっきりと違う。コーン型スピーカーの低音は、ユニットが前後に振動しその振動が音圧となって「どんどん」と伝わってくる。ただ、音の鳴る範囲はユニットの大きさに限定されうるさくも感じる。一方のNSスピーカーの低音は、ユニットが「どんどん」振動したりユニットの音圧は全く感じないのだが、部屋の空間の中で、まさに生のウッドベースが鳴っているように感じるのだ。

余計なものを取り払う度に音が綺麗になっていく。そして敏感さも増していくように感じる。ケーブルを交換しても音の違いが分かるような敏感さだ。

それにしてもNSスピーカーは、ほんとうに楽曲が蘇り、目の前で演奏しているように感じる。あらゆる音が太く明確で美しくライブ感覚に溢れている。聴いていると飽きることがなくほんとうに幸福感に浸ることができる。


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