電源をつくるのに時間が掛かったが、FN1242A基板でようやくDSD音出しに成功した。最初は、音が出ず雑音まみれで途方にくれたが、結線ミスがわかり無事に音が出た。
My Any StyleさんのFN1242A基板は、PCM出力用として販売しているが、友人がこの基板でDSD出力できることを発見しこの基板をDSD-DACとして使っている。
FPGAなどでプログラミングしてPCMとDSDを自動的に切り替えできるようにしてくれれば、両方だせるのだが、そうはなっていないので、結線によってどちらかしかでない。
まあ、PCMは、VoyageMPD+XMOSで聴くので、この基盤はDSDに特化することにする。
電源は、トランスを2個使い、1個はセンタータップつきのトロイダルトランスで、My Any Atyleさんの+-15V電源基板を使って、FN1242Aのオペアンプに供給。
もう一つのトランスは、東栄変成器の6Vを二つ出せるもの。これに+5V電源基板を2つ繋いで、エレアトUDA基板とFN1242Aの5V入力に接続。
これだけ電源に力を入れたのだからいい音が出て欲しい。
DAC基板は、使う部品によって音がコロコロ変わるそうだ。マニアはいい音と言われているかなり高い部品を使っているようだ。
例えば、抵抗は、1本10円程度だが、ビジェイの金属箔抵抗はなんとZ201で3,000円、VSRで1,000円もする。1~2本なら何とかなっても、15本となるととても手が出ない。コンデンサも高いものが目白押しだ。
まあ、少しづつ音を聴きながら交換して自分にあった音を探すのがマニアらしい。当然、部品を変えるときは、半田を取らなきゃならないが、これについては、シュッ太郎という力強い見方がいる。
今後、高い部品も少しづつ買い揃えながら音質の変化を楽しみたい。
音出し成功おめでとうございます。
返信削除当方もこのDAC ICがDSDモードを持っていることは承知していましたが、実際に動作させたのを見たのは初めてです。これでDSD DACの選択肢が増えますね。
それと電源の件ですが、アナログ部のみならずデジタル部への電源供給でも音が確かに変わります。当方がアナログ電源に拘っているのもそういう点があるためですが、難点は基板のサイズが比較的大きいという点でしょうか。
ところで、当方もDSD-DAC基板が完成しましたのでこれからテストを行おうと思いますが、その前に難関の基板コネクターの製作が待っています(^^;