2019年11月4日月曜日

AK4499をオペアンプで試す


4499のIV変換と差動合成は、試験的にファインメットトランスTLT1545でやっています。4497より力強く十分に満足のいく音です。基板が大きのでトランスは外出ししました。

ただし、4499はオペアンプで最大の能力を発揮するのではないかとの思いもあり、それを確かめるべく、やなさんの「I/Vオペアンプ3基板」を製作しました。

まずは、オペアンプの選定です。4499のアナログ出力は、フルスケールで36.4mAppもあるので、普通のオペアンプは使えません。データシートでは、OPA1612、OPA1611を推奨しています。


しかし、このオペアンプ、DIPタイプが存在せずソケットを使うには変換基板を使う必要があります。

取り合えず、音出しを急ぐためにNJM2114DDとNJM5534Dを使ってみました。しかし、音は出たものの歪んでいて出力も低いです。やはりNJM2114DDとNJM5534Dでは役不足のようです。

そこで、急いでIV変換用のOPA1612をDIP変換基板に半田付けし、差動合成用には(OPA1611は秋月に売ってないので)、手元にあったOPA627BPを流用しました。


早速音出しをするとかなりの大音量で、音も歪むことなく素晴らしい音で鳴っています。やはりOPAアンプはOPA1612かと納得していると、OPA1612が発熱でチンチンになっていることに気が付きました。これ以上使用すると熱で破壊されそうです。直ぐに電源を落としました。十分な放熱を考える必要がありそうです。

まあ、それでもオペアンプの音を確認することができました。出力はトランスよりやや大きめで音質もトランスと同様に力強くかなり良いです。何せ数分聴いただけなのでエージングも全くできていませんが、トランスでも十分に4499の能力を発揮できていると感じました。



I-V Conversion Circuit

これまでのIV変換回路では、IV抵抗のフィードバックをオペアンプのーに戻すのが普通で、IOUTが電流出力ピンでした。しかし、4499の回路ではフィードバックをIOUTピンに戻して、64Ωの抵抗でOPINと接続しているようです。ということで電流出力ピンはOPINピンということのようです。
トランスIVでは、フィードバックは使わないので、OPINを片CH4本づつ束ねてトランスの+-入力に繋ぎます。

Differential Summing Circuit

オペアンプの差動合成回路です。トランスの場合は、DACのGNDをトランス出力のーに繋ぎます。



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