ゴア線LANケーブル試作品(100BASE-T) |
これまでゴア線LANケーブルを作らなかった理由は、1000BASE-Tで8本の線を使うからです。これはUSBケーブルの倍で、単純に価格も倍になります。あまりに高価になりすぎるので見合わせていました。
しかし、音楽用なら100BASE-Tでも全く問題なく使用できるはずです。線数も1000BASE-Tの半分の4本で済み、これならUSBケーブルレベルの価格で提供できそうです。
ノイズ的にも100BASE-Tの方が1000BASE-Tより優れています。
実際に試聴してみると、ゴア線らしく付帯音がとれて非常にすっきりとした感じです。ここでもゴア線効果が発揮されています。ただし、1000BASE-Tは高域がきつく感じ、100BASE-Tの方がバランスも良く落ちついた感じとなります。
写真の試作ケーブルは、テレガートナーのMFP8コネクター(RJ45)を使い、ゴア線4本を2本づつツイストペアにし、それぞれシールド組編みチューブに通し、化粧用組み網で全体を保護しています。結線は100BASE-Tです。
もう少し試聴を重ねて来年早々には製品化を目指したいと思います。
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