ぽんせんべい以来の後面開放スピーカーが復活した。
「さわふじ DP-12G」という30年ほど前に販売されていた平面型フルレンジスピーカーユニットだが、師匠のS氏がネットで発見し送ってくれた。
後方にも音が出るので後面開放型ユニットとしても使うことができる。昨夜、出張のついでに我が家でセッティングも手伝ってもらった。チャンデバの修理が終わったばかりで後面開放の音を聴くにはちょうど良かった。
ウーハー用スピーカーの上にDP-12Gを乗せて、部屋の前後の真ん中、左右の壁際に、かなりの内振りで配置する。
前後の位置調整(位相合わせ)、左右の音量調整、上下の音量調整、スピーカー全体の位置の調整など、繰り返す。
最適な設定が決まると、スピーカーユニットからの音は消え、音像がピタリとスピーカーの向こう側、部屋の正面奥に立上り、部屋の奥側に音の空間が広がる。
この不思議な音像空間は、後面開放を聴いたことのない人には想像もできないだろう。
ヤマハのポンせんべいの時は、低域を出すのが上手くいかず苦労したが、DP-12Gは筐体が小さいのでウーハーの上に置くことができ、ウーハーの低域とのつながりも自然だ。
部屋の後ろに音像ができるので、狭い部屋でも空間を大きく使うことができる。狭いうちにはピッタリのスピーカーだ。ただし、部屋が広いと後方にもっとダイナミックな音像空間の広がりを体験することができる。
尚、今のツイーター用パワーアンプがLM3886シングルなので、この際、LM38864パラ
を新たに作ることにした。
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