2017年9月3日日曜日

スピーカー調整(4)ベルウッドさん

ファイルウェブで人気の日誌を書かれているベルウッドさんがわが家に来られた。ボーカル、ロック、ジャズ、クラシックの楽曲を一通り聞いていただいた後、音の調整をしていただいた。

第1は、スピーカーの位置を微妙に調整。

第2は、左右の音量バランスが合っていないとのご指摘。右がやや強かったようで、少し右のアンプボリュームを落とす。これで左右バランスがぴったりと合った。

第3は、ツイーターの位相がおかしいとのご指摘。逆相にしてみたらどうかとのことでやってみる。いや+ーは間違えてないと思いながら、両ツイーターを逆相で繋ぐと、なんと高域と中域の音がぴったりと合い、艶のある美しい高音がでてきた。これには驚いた。これまで+とーを間違えてきたのだろうか。 いやそんなこと。


第4に、周波数特性が10kHz以下に盛り上がりがあり、10KHzあたりで下がっているとのご指摘。確かに、そのあたりにきつく感じるところがあった。しかし具体的な周波数までわかるとは!昨夜、真空管プリを入れたとき測定した周波数特性図が以下の図。正にご指摘の通り。これには本当にびっくりした。
この理由はわかっている。チャンデバのオペアンプのツイーター用ハイパスの周波数を昨日4KHzにしていたからだ。そこで、これを7KHzに戻すときついところがなくなり落ち着いた。

第5に、USBケーブルにノイズが乗っているとのご指摘。そして、バッグから取り出したのが、特殊なカーボンを貼り付けた銀箔。これをUSBの入力近くのケーブルに巻き付けた。

なんと、これで音に纏わりついていた雑味が取れて一気に見通しの良いすっきりとした音になった。なんだこれ!これほどの変化はフィルターやアイソレーターでも感じたことなかった。

このUSBケーブルがダメってことなのか。USBアイソレーターもついているのに。
そこで、USBケーブルを(長らくしまい込んであった)アコリバ電源分離ケーブルに代えてみた。ああ、全然こっちがいい。しかもアイソレーターなしだ。これは迂闊だった。最近、このあたりのチェックを全く怠っていた。

以上5つの指摘はどれもドンピシャで音が瞬く間に改善された。スピーカーやPCを捏ね繰り回したあとだったので、非常にありがたかった。それにしても、ベルウッドさんの耳は凄い。今日は、本当にありがとうございました。

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