先日、ある場所で究極のPCM音の再生を聴いた。PCMのあらゆる音が完璧に再現されて全く破綻なく完璧に再生されていた。かっちりとした完璧な音だった。ルビジウムさえ不要だった。これほどの音は聴いたことがない。あまりに素晴らしすぎる音だった。PCオーディオの行き着く先はこの音だったのかと思わせるような、まだ見ぬ桃源郷の音。あまりに衝撃的だった。
機器構成は、フェーズメーションのHD-7D192からI2Sで出力、これをHDMIの2系統に分離し、フェデリックスのCAPRICE2台にそれぞれ入力、デュアルモノで繋いだものだ。やはりデュアルモノは凄い。
最近は、DSDばかり聴いていたが、このPCMの音はほんとうに素晴らしい。究極の音だ。PCオーディオの終着駅かと思ってしまう程だ。
CAPRICEは、ES9018を使っているからDSD出力も可能だ。もし同様にDSDが再生されたら究極のDSDの音になるのだろうか?
BaffaroⅢをデュアルモノで繋ぎDSD再生できれば、これも究極の音になるのだろうか?
うーん。これは、またまた面白くなってきたぞ。
初めまして。
返信削除時々拝見させていただいております。
CAPRICEのヂュアル使いについては、発売元のFIDELIXの中川氏が書いておられますが・・・
>HD-7D192からI2Sで出力、これをHDMIの2系統に分離し
とありますが、具体的にはどのようにされているのですか?
またCAPRICEが2台の画像がありますが、同じものではないように見えます。
匿名 さん
返信削除HD-7D192のI2S出力からなにやら怪しげなI2Sの線が出ていて、基板に接続。基板にはHDMI端子が2個ついていて、それぞれCAPRICEの入力へ。具体的にはわかりません。
写真はその現物ではありません。2台のCAPRICEはFIDELIXのホームページにある写真です。
はじめまして。
返信削除究極のPCM音の再生… 終着駅…
大変興味深い内容ですね。
私は未だCAPRICEは未聴なのですが、
例えば、LINNのKLIMAX DS(DS/1)や
WEISSのMEDEA、CH Precision等の価格がケタ違いのハイエンド機よりも更に上ということでしょうか?
キュべレイ さん
返信削除音質は、部品やケーブルなど様々な要因で変化しますから、絶対はないし、人それぞれ好きな音の傾向も違うので、価格がケタ違いのハイエンド機よりも更に上かどうかわわかりません。
ただ、「I2S、デュアルモノCAPRICE」が凄いのは、ルビジウムさえ不要の正確さを持って、デジタル音源のビット(サンプリング周波数×量子化ビット(毎秒))を、1ビットも欠落することなく音場という画用紙に再現しつくしていると感じられるところです。
デジタルの隠された秘密を、正確無比に、洗いざらい日の下に曝け出したような音です。
これまで聴いたデジタル音源の中では、全く聴いたこともない衝撃的な音です。
もちろん音質的にも、細部に至るまで一つの破たんもなく、あらゆる音(全てのビット)が、これ以上はないだろうと思われるような、力強くはっきりと美しく再生されていることが感じられます。録音され編集された通りの音が完璧に再現されていると感じます。これ以上ない極上の素晴らしい音です。
こんな機器は、他にはないと思います。デジタルもこれからはデュアルモノだと確信しました。
ただし、この音が好きかどうかは別です。
この音はまさにデジタルの音です。デジタルがサンプリング周波数と量子化ビットで作られていることを、再認識させられる音です。そして、あのPCMのデジタル的な音であることには変わりありません。
正直、DSDを聴いてからは、PCMの音は、強くて華やかで素晴らしく良い音なんだけど、どこか強調され作られた音と感じるようになりました。
私は、もっと自然な音が好きです。その点で、テープやDSDは最高だと思います(録音状態や音源によりますが)。
答えになっていませんが、CAPRICE(I2S、デュアルモノ)は、PCM好きの人には、文句なく、群を抜いた異次元の機器だと思います。
すみません、お返事が遅くなりました。
返信削除ご回答ありがとうございます。
CAPRICE(I2S、デュアルモノ)の音の感想が大変良くわかりました。
私の質問の仕方にも問題がありましたが、好みや環境が違うのは当たり前として、asoyaji さん自体、先に上げたような、ハイエンド機器も視聴をされて上でのご感想だったのかを知りたかったのです。
もしもそうであるのであれば、これは相当もの凄い音だと予想できますし、私自身すぐにでも購入したいと考えました。