zionoteのホームページを見ていたらtX-USBを見つけた。
PCI接続のUSB2.0増設ポートだ。 コントローラーはNECのOHCI(Open Host Controller Interface)方式で、バスマスタ転送をサポートし、一般的なマザーボード付属のUHCIよりCPUに負荷がかからず安定したデータ伝送ができ、音質も良いと言われている。
また、ULJC(Ultra Low Jitter Clock)、ULNPS(Ultra Low Noise Power Supply)などの技術でジッターやノイズを軽減、電源入力コネクタにフィルターを付けバスパワー電源の安定化を図っている。
最近は、USBの受信側のクロック対策、ジッター対策ばかりに関心が集まっているが、送信側でも対策を講ずればより高い効果を期待できるはずだ。なぜもっと話題にならないのか不思議だが、気に入ったので速攻で購入した。
とにかく素晴らしいの一言につきる。UC-BSTでも効果は感じられたのであるが、tX-USBはこれを上回る圧倒的な安定感と音質の向上をもたらしてくれた。「Monitor01USD」は更に安定感を増し音質も向上している。
その効果を最も感じたのは「cPLAY」だ。「cPLAY」で音楽を再生している時に、部屋の蛍光灯を点けたり消したりすると、必ず一瞬電圧が低下し音が大きく揺ぐ。やはり電源の影響は無視できないものだと実感していたが、tX-USBを使ってからは、この揺らぎが全くなくなったことだ。
これには正直驚いた。あの不安定な「cPLAY」が、面倒なWindowsの設定は一切していないのに、ノイズもなく安定して再生している。
USB-DDCやUSB-DACなど受信側の技術ばかりに目が行きがちだが、灯台下暗し!まずは送信側を強化することが、USB伝送問題の第一歩ではないかと思う。なお、UC-BSTは、結構気に入っていたが、はずしてしまった。
現在の組み合わせ
tX-USB -> Monitor01USD -> RD-520
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