2015年6月14日日曜日

デジタルオシロ

ついにデジタルオシロがやってきた。


Hantek DSO 5202BMだ。帯域は200MHz、メモリ長は2M、素人が使う分には十分だろう。
ebayで428$(送料無料)だったが、円高の頃だったら日本円で2万円安く買えたはず。円安が恨めしいがそれでもこのスペックでこの価格は安い。

とにかく素人にありがたいのは、波形のAUTO SETがあって、自動的に画面上にちょうどいいように表示してくれる点だ。周波数や電圧などいろんな情報が表示されるが嬉しい。従来のアナログオシロだと、設定メモリから自分で計算しなければならなかった。

中国の青島のメーカーだが、最近はデジタルテスターなどもほとんど中国製に取って代わられている。業務用は別だろうが、素人用にはこれで十分だ。


元々、5062B(60MHz)がファームウエアの更新と簡単な改造で200MHzになると聞いたので、5062Bを探していたのだが、ebayを探していたら、5202Bがそれほど高くもなく売っているので、万が一改造に失敗するリスクを考えると、5202Bにした方がいいだろうと方針転換、どこで買おうか探していると、5202BMというのもある。何が違うのか見ると、メモリ長が5202Bが1MでBMが2Mの違いだった。波形表示にはメモリは大事だということなので、値段もそれほど違わないので、結局、ebayで一番安い業者で5202BMを買った。

それにしても販売業者は中国だ。無事に届くのかが心配。「箱が原型を留めない」「まるいボールのような段ボールが届く」「。平気で腰の高さから床に落とす」など悪い話ばかり聞く。しかし、何かあればebayとPaypalが何とかしてくれるはずと"えいやー"で買った。

送料無料だったが手続きの途中「金を出せばもっと早くていいのがありますぜ!」と言われたが、我慢し通常の送付でお願いする。6月4日に注文したが、1週間後の11日に配達された。予想に反し早かった。

箱も何とか原型を保っていた。オシロ本体もビニールに包まれて新品だ。付属の電源ケーブルは
穴の形状が合わず使えなかったが、200MHzのプローブが2本付いているのは嬉しい。

電源を入れて、プローブの調整をしてから、さっそく波形を見るも問題なく表示される。よかった。故障はしていないようだ。やっとほっとする。

小さいので机の上に置いて使うことにする。これならいつでも手軽に波形が見られる。ありがたい。








7 件のコメント:

  1. こんばんは、tomiiです。
    オシロスコープ、ご新調おめでとうございます。流石に中国からの輸入ですとドキドキしますね。
    また、面白い波形ネタ等ありましたら、記事にしていただけると嬉しいです。
    では、楽しみにしています。

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    1. どきどきしました。こちらこそいろいろ教えてください。

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  2. 良い買い物しましたねぇ。
    今どきのデジタルオシロなら、FFTが使えますからノイズ含めた信号特性一発で判ります。
    大陸品質の可能性有りますから、プローブは消耗品と割り切って、壊れたらペアで買うようにしましょう。
    異なるプローブ混ぜると良くないです。

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    1. FFTなんて機能があるんですね。一度使ってみたいです。
      プローブって消耗品なんですか!?壊れるってことですね。
      プローブって結構高いんですよね。

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    2. 私のブログの2014年9月5日の図とか、トランスの図とかが、FFT処理結果です。
      スペクトルアナライザモードとも言います。スペアナ機能って言えば早いか。
      多分、機能搭載してるとおもいますが、無かったら期待持たせてごめんなさいです。
      マニュアル読んでみましょう。

      先端折れるとか、内部配線切れるとか有りがちです。先端交換できるタイプもあります。

      プローブは帯域で価格が変わります。必用な帯域で選びましょう。
      キーサイト(大元はYHP)製は高根の花で手が出ません。

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  3. Suda です。

    Digital OSCとは、大変よい買い物をされましたね。
    これを使うと今まで見えなかった現象も解析出来て大変有難い機能であることが分かります。

    今までのアナログ(?)OSCでは、X-軸が時間軸でしか電圧、電流現象を観測できませんでしたが、これにFFT(高速フーリエ変換)をかけるとスペアナ・モードになります。
    このモードではX-軸が周波数軸となり、入力電圧、電流波形に含まれる様々な周波数成分の強度が測定できます。
    歪み解析などの測定では欠かせません。
    基本波、2次、3次、4・・・・ などの高調波が、強度に応じた一本ずつのスペクトルによって画面に表示して測定出来ますので、大変有難い機能です。
    この機能を使うといままでとは違ったオーディオ装置の解析ができるかもしれません。
    是非半導体計測屋さんの提案のFFT機能を是非使ってみてください。

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  4. FFTの機能は付いてるようです。こりゃあ、使ってみるしかありませんね。
    ただし、意味もよく分っていないので何をどうするのか勉強しなきゃなりません。
    横軸が周波数ということは、周波数特性なんかも見れそうですね。

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