2015年6月18日木曜日

デジタルはクロックが大事

最近は、ページビューがどんどん落ちてきて、昨日はとうとう1日1,000を切ってしまった。月間でも、ピーク時は9万ビューあったのが最近は4万ビューと激減だ。

これは、まず、投稿件数が少ない上に、内容がFN1242A関連(タンデム基板ややなさんP2D等)に偏っており(というかそれだけ)、ほとんどの人が入手できないDACのブログなど読んでも仕方ないのは当然のことだなあ。

まあ、素人のブログがそれほど人のお役に立つわけでもなく、これが本来の姿かな。まあ、あまり気にせずぼちぼち行こうか。


閑話休題、ここから本題。

昨年、今年とタンデム基板とやなさんP2Dに明け暮れたが、デジタルオーディオでは、ジッタークリーナーやリクロックで、音質が確実に向上することが分ってきた。

①やなさんリクロック基板+タンデム基板マスター+tomiiアドオン基板+タンデムスレーブ基板
②やなさんP2D基板+tomiiアドオン基板+タンデムスレーブ基板

今のところ①②は、これまでで最高の音質を実現している。

ただし、少しだけ気になるのは、ジッタークリーナーがロックするまでの間のノイズを完全に取り除くことができない点だ。どうしてもわずかにノイズが入ってしまう。これは音楽を流しっぱなしにして気持ちよくバックグランドで聴くにはちょっと気になる。まあ、それほど気にならないともいえるが。

ジッタークリーナーで、クロック(MCLK)をクリーニングして、そのクロックで信号をリクロックすることで、全ての信号からジッターが取り除かれ、音質が向上する。

しかし、よくよく考えてみると、そもそものクロック(MCLK)の精度が非常に高く位相ノイズなどが相当に低い場合、ジッタークリーナーは不要なのではないか。

少なくともジッタークリーナーより精度が高く位相ノイズが少ないクロック(MCLK)を使えばジッタークリーナーはなくてもいいかもしれない。

というのも、実は、今、ある非常に高精度かつ低位相ノイズのOCXOをお借りして試している。そして、このOCXOを使うと、ジッタークリーナーなし、リクロックなしで、これまでの我が家の音質を軽々と上回ってしまったのである。

H27.6.27追加
要するに凄いOCXOがあれば、シンプルなDDCやDACで、タンデムやP2Dを超えられるのだ。

ただし、こうしたOCXOは非常に高価なので、費用対効果で、どちらを選ぶかということになる。高価なOCXOを買えなくてもタンデムやP2Dで十分に高音質を狙える。 高価なOCXOを買えるならもっとシンプルで安価なシステムでもOkということになる。

デジタルはやはりクロックが大事ということのようだ。

でも、これって、デジタルオーディの基本だったはず。以前はよく話題になったが最近はあまり聞かなくなったような気がする。

今頃、巡り巡って元の基本に立ち戻ったということか。オーディオって極めているつもりでも堂々巡りをしているかもしれないと常に疑心暗鬼だが、今回はその通りかもしれない。やはり高性能クロックは凄い!

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