先日、さみず音響さんに遊びに行った際、SDplayer (SDtrans384 with Bufallo III DAC)を試聴させてもらった。上段に SDtrans384 と Bufallo III と 差動合成用の特別なIV変換トランス、下段には、チョークインプット電源が仕込んである。
9018の音は、美しいが硬くて冷たくて少し引いたような音、1242とは正反対の音、という印象だったのだが、これを聴いてその印象は吹き飛んだ。まったく冷たさや引いた感じがない、はっきりした解像度の高い非常にバランスの良い音であったことに驚いた。
このもの凄いDACは、さみず音響で買うことができる。
さみず音響
http://samizuacoustics.com/%E8%A3%BD%E4%BD%9C%E4%BE%8B/
さて、驚いたのはそれだけではない、ここで使われている特別仕様のES9018用 IVトランスが、ES9018の8チャンネル出力を同時に差動合成してくれる優れものなのだ。
さみず音響
http://samizuacoustics.com/%E6%A5%B5%E5%B0%91%E9%87%8F%E7%94%9F%E7%94%A3%E5%93%81/
片チャン・4チャンネル・スレテオを1個のトランスでIV変換かつ差動合成してくれる。それはオペアンプを使った回路とは比べ物にならないくらい凄い音だ。ES9018をこのトランスで聴けば、ES9018の本当の音を聴くことができるのではないかと思う。
ただし、基板上に8チャンネル出力がある必要がある。BaffaroⅢを持っておられる方、他にも8チャンネル出力があるDACをお持ちであれば是非とも一度試してみることをお勧めする。
オペアンプと比較されるとは・・・・(笑)
返信削除一年ほど前ですが、試作品段階の評価をしているときに、ちょうどこのトランスの試作品ができたときに、No bandwidthのテストに合わせて4para合成からシングルまでの評価をしていました。
この構成ですと、ES9018Sの音については、シングル→パラにするに従ってノイズ感は減っていきますが、ブレと言った点ではシングルの方がよかったです。ただ、磁気合成ではない方法でない配線をパラ接続した場合と比較するとほとんどブレは感じない程度です。ここでいう片側4チャンネルのうち3チャンネル分を使わないアンバランス出力のことです。
音の暖かみと言った点では、トランスよりもSDTrans384の電源によるところが大きいと感じました。写真ではトランスの二次側に抵抗がついていませんが、シングル→4パラ合成になるにつれて、最適抵抗値を調整する必要がありますね。
このトランスの本当の良さが発揮されるには、やはり電源関係の整備も合わせて行う必要があると感じました。
誤解があるといけませんので追記を。
返信削除さみず音響さんのこのSDTrans384とBuffallo IIiは理想的なファインメット電源で駆動されています。
この組み合わせのDACとトランスを検討する場合は、電源も合わせて検討するととんでもない、音質改善を見込むことができます。
なるほど、こんなのあったんですね。これを入力に使うとTVCも楽に作れるかもしれませんね。
返信削除あるんですね。
削除これは特注なのでご興味があればファインメットワールドにお問い合わせください。
要望があれば製作して頂けると思います。