2017年3月27日月曜日

驚愕のファインメット電源フィルター

これはさみず音響製のパワーラインフィルターだ。パワーラインフィルターは、電源ラインに繋いて、電源のノイズを取り除き安定させるコイルで、 ファインメットコアを使っている。現在、4Aのタップを2つ使っていたが、特別に6A用のフィルターを取り寄せ使ってみた。従来は、1つのコアに2線を巻いていたが、今回は、1つのコアに1線のモノラル仕様だ。
一応、木製の箱に入れてみた。コンセントやプラグはどちらもパナソニック製、電源コードはVVF1.6mm、これでも十分に素晴らしい音だ。(あまりに普通すぎるとのご意見もあるので少しはオーディオっぽいものに取り換えよう。)なお、VVFケーブルは建物の宅内配線に広く使われている電線で、600V、15A、単線2芯、固すぎず使いやすい。壁コンセントから木箱までならこれで十分だ。

従来の4Aタップ(4コンセント)に変えて驚いた。音がまるで変わったのだ。これほど音が変わることなんて滅多にない!

実は、JPLAYトリプルで、DeskMini+VivoMiniに変更して、音が太く重心がしっかりとしたので気に入っていたのだが、時折、気の抜けたような箇所が耳につく。なんだろうこれはと、もやもやしていたところだったのだ。

それがこのフィルターに変えた途端に、全音域で明らかに音が改善された。太く重心のある音はそのままに、バランスが良くなりこれまでの気に入らない箇所が全く消え去った。非常に聴きやすく音楽を聴くのが楽しいと思う音に変わった。

電源フィルター6Aの効果がこんなにあるとは正直思ってもいなかった。パワーアンプをマルチで使っているので、モノラル2台、ステレオ2台のパワーアンプは、4Aでは荷が重かったのだろう。消費電流が規格を超えても電気的には全く問題ないが、フィルターの効果は落ちる。6Aにすることで、消費電流が規格内に落ち着きフィルターの効果が発揮されたのだろう。

それにしても、久し振りに電源の重要さを再認識させられた。良い音を聴きたければ、やはり電源とGND処理を避けて通ることはできないようだ。

なお、このフィルターは、他のオーディオメーカーの出している高価なクリーン電源などとは次元の違うものだ。恐らく比較にもならないと思う。ファインメットコアの威力は、DACの出力ライントランス、電源トランス、チョークなど様々なところで、明らかな違いを確認することができる。電源フィルターにおいても、ファインメットコアが遺憾なくその実力を発揮している。

値段は安くはないがコストパフォーマンスは最高であり、オーディオマニアの方で電源を良くしたいと思われるなら、このファインメットコアの電源フィルターを自信を持ってお勧めする。

なお、最新の12Aがまた凄いとのこと。ぜひともお試しあれ!

さみず音響 ファインメットワールド/パワーラインフィルター
https://samizuacoustics.com/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89/

3 件のコメント:

  1. 勘違いがあるといけませんので、補足させてください。
    7A-4は4Aでなく7Aまでで、4口あるという事なんです。
    よろしくね。

    返信削除
  2. うちのでんげんはこんなかんじです。よくみると・・・(笑)
    http://tackbon.ldblog.jp/archives/52404460.html

    返信削除
    返信
    1. 投資額が半端じゃないですね。凄い。

      削除